昨年あたりから騒がれているドコモの通信速度が遅くなっている問題ですが、ドコモの約束の期限である「2023年の夏」を過ぎましたが状況は改善されていないようです。
私も家の固定回線代わりにHome5Gを導入しており、改善するどころかどんどん悪化している状況です。
記者会見等では、主に都市部の問題であり、再開発によりアンテナの配置が適切でなくなったということを原因として釈明しておられましたが、都市部どころか地方どこに行っても速度が異様に遅く、原因が別にあることは明白かと思います。
スマホケータイジャーナリスト、石川温さんが分析した記事がおそらく答えの一つでしょう。
国内基地局メーカーの富士通やNECのルーターのスペックが低く、MIMOが機能しないために通信処理が遅くなっているのだと思われます。
それにしても、
・ドコモに嫌気がさして、他のキャリアに移行している報告をよく聞く
・コロナ5類移行し、巣ごもり需要は減っている
状況でも改善されないどころか悪化しているのは理解しがたい話ではあります。
一方で、ドコモ以外の3キャリアは大変快適に使用できています。都市部だと体感ではソフトバンクが圧倒的に安定して屋内でも高速通信が可能でした。
ドコモにはより根本的な原因を早く明示し、改善時期を明言していただきたいものです。