ドイツテレコム、オールテルのオーストリア携帯部門買収で合意
■ドイツテレコム、オールテルのオーストリア携帯部門買収で合意
欧州はMVNOの発展も含めて携帯電話の競争が一般に激しいと言われている。一晩にしてシェアを10%以上伸ばす(と同時に競合他社を一つ消す)というM&A戦略はやはり魅力的であり、今後競争激化の一途を辿るはずの日本市場においても、各事業者の選択肢の一つになるだろう。誰が飲み込み、誰が飲み込まれるのか。まずは2007年の1.7GHz帯(2社)、2GHz帯(1社)への新規参入が最初のトリガーになる。
欧州はMVNOの発展も含めて携帯電話の競争が一般に激しいと言われている。一晩にしてシェアを10%以上伸ばす(と同時に競合他社を一つ消す)というM&A戦略はやはり魅力的であり、今後競争激化の一途を辿るはずの日本市場においても、各事業者の選択肢の一つになるだろう。誰が飲み込み、誰が飲み込まれるのか。まずは2007年の1.7GHz帯(2社)、2GHz帯(1社)への新規参入が最初のトリガーになる。
30歳からの成長戦略
「32歳だけど、2年間のモラトリアムを考慮すればまだ間に合うよね」と自分に言い訳しつつ、何となく急いで購入。1日で読了。経営コンサルタントという肩書きはどうもインチキくさいと思ったのだが、実際これは素晴らしい本である。「MBAを取ること自体には意味がない」という部分には敢えて耳を塞ぎつつ、目から鱗のオンパレード。コンサルタントとしての経験談もさることながら、哲学や宗教、心理学、歴史にまで敢えてはまった筆者ならではの知見は圧巻である。自分は正に筆者の指摘する
・負け組編入恐怖症
・戦略不在症候群
・目標モデル喪失症
であると思う。現代の20~30代に広く見られる症状と言う。この悪循環を回避するために、最低限の「ビジネススキル」を身につけるのは大前提とした上で、
・差別化意識による「実力派天邪鬼」になること
・「アウトプット志向学習法」を心がけること
・「部分最適」ではなく常に「全体最適」を意識すること
・積極的に「弛緩」することで集中力を最大化すること
が必要と説く。BCGのPPMモデルを用いて「仕事PPM」を提示している点も面白い。限られた時間、体力という自分のリソースをどう配分すべきかという議論である。それから「一つのことを突き詰めてやれば、累積経験量に応じて効率が向上する」という経験曲線の原理も肝に銘じたい。元より転職、転職の繰り返しというのは自分の目標とするキャリアではない。
最後に筆者が「完全に負けた」と思ったと言う40代経営者の言葉を引用したい。いつかはこの境地へ!
「私は強いと思う。私は負けないと思う。なぜなら私は無欲だからだ。失うものがないからだ。こんな手ごわい相手はいないと思う」
・負け組編入恐怖症
・戦略不在症候群
・目標モデル喪失症
であると思う。現代の20~30代に広く見られる症状と言う。この悪循環を回避するために、最低限の「ビジネススキル」を身につけるのは大前提とした上で、
・差別化意識による「実力派天邪鬼」になること
・「アウトプット志向学習法」を心がけること
・「部分最適」ではなく常に「全体最適」を意識すること
・積極的に「弛緩」することで集中力を最大化すること
が必要と説く。BCGのPPMモデルを用いて「仕事PPM」を提示している点も面白い。限られた時間、体力という自分のリソースをどう配分すべきかという議論である。それから「一つのことを突き詰めてやれば、累積経験量に応じて効率が向上する」という経験曲線の原理も肝に銘じたい。元より転職、転職の繰り返しというのは自分の目標とするキャリアではない。
最後に筆者が「完全に負けた」と思ったと言う40代経営者の言葉を引用したい。いつかはこの境地へ!
「私は強いと思う。私は負けないと思う。なぜなら私は無欲だからだ。失うものがないからだ。こんな手ごわい相手はいないと思う」
ケータイ業界30兆円の行方
キャッチーなネーミング、タイムリーな内容につられて即購入。とても読み易い内容で1日で読了。2年間の米国在住で日本の通信市場については完全に浦島太郎になっていた僕が、ここ2ヶ月間ニュースを読み漁って理解した内容(モバイル市場)がほぼ網羅されている。五つのキーワードが、
・FMC
・MNP(モバイル番号ポータビリティ)
・新規参入(ソフトバンク、イーアクセス)
・新技術の台頭(WiMAX等)
・MVNO
だった点は、僕が自分のノートに図式化していたものと完全に同じだったので少し驚いた。要するに普通にニュースを追っていれば、これが業界の共通認識ということなのだろう。一見単なるニュースの貼り合わせという感じもするのだが、ここまで網羅的にカバーするのは相当大変だし、細かい製品仕様、技術仕様の話から、業界裏話的なものも含まれており、付加価値は高いと思う。自分としては、理解の再確認及び「へー、そうだったんだ」的な発見もあり、とても勉強になりました。
ちなみに30兆円というのは、
・携帯キャリアビジネス(8.5兆円)
・FMCを見越した既存の固定通信ビジネス(5兆円)
・おサイフケータイによる小口決済(6兆円)
・コンテンツビジネス(10兆円)
を総計したMAX値(筆者試算)であり、センセーショナルではあるけれど、現実的では全然ない。
・FMC
・MNP(モバイル番号ポータビリティ)
・新規参入(ソフトバンク、イーアクセス)
・新技術の台頭(WiMAX等)
・MVNO
だった点は、僕が自分のノートに図式化していたものと完全に同じだったので少し驚いた。要するに普通にニュースを追っていれば、これが業界の共通認識ということなのだろう。一見単なるニュースの貼り合わせという感じもするのだが、ここまで網羅的にカバーするのは相当大変だし、細かい製品仕様、技術仕様の話から、業界裏話的なものも含まれており、付加価値は高いと思う。自分としては、理解の再確認及び「へー、そうだったんだ」的な発見もあり、とても勉強になりました。
ちなみに30兆円というのは、
・携帯キャリアビジネス(8.5兆円)
・FMCを見越した既存の固定通信ビジネス(5兆円)
・おサイフケータイによる小口決済(6兆円)
・コンテンツビジネス(10兆円)
を総計したMAX値(筆者試算)であり、センセーショナルではあるけれど、現実的では全然ない。
注目を集める携帯電話用VoIPサービス
■注目を集める携帯電話用VoIPサービス--新分野に新興企業が挑戦
3G携帯の登場で、こうした「携帯でVoIP」という話題も必然的に多くなる。利用に耐えうる商用サービスの展開までにはもう少し時間がかかりそうだが、携帯電話キャリアは遅かれ早かれ打ち手を迫られることになる。前述のSkypeとVonageも携帯に注力する意向を示しており、脅威は今や現実のものとなっている。ボーダフォンがドイツで計画しているVoIPの締め出し は苦肉の策であるが、新興勢力やメディアの大きな反発を生むだろうし、単なる時間稼ぎにさえならないかもしれない。
3G携帯の登場で、こうした「携帯でVoIP」という話題も必然的に多くなる。利用に耐えうる商用サービスの展開までにはもう少し時間がかかりそうだが、携帯電話キャリアは遅かれ早かれ打ち手を迫られることになる。前述のSkypeとVonageも携帯に注力する意向を示しており、脅威は今や現実のものとなっている。ボーダフォンがドイツで計画しているVoIPの締め出し は苦肉の策であるが、新興勢力やメディアの大きな反発を生むだろうし、単なる時間稼ぎにさえならないかもしれない。
総務省、「電気通信サービスに係る内外価格差調査」の結果を発表
■総務省、「電気通信サービスに係る内外価格差調査」の結果を発表
世界主要6都市における「インターネット」「国内電話」「携帯電話」「国際電話」「専用線」の価格差調査結果が発表された。この結果を総務省は、
「我が国の通信料金はサービスの種類で違いはあるが、ブロードバンドでは欧米諸国と比較して安いほか、携帯電話でもメールやデータを多く使う人にとっては欧州諸国と比べ安価」
と総括している。これはまあ妥当な結果。注目すべきは参考資料としての「IP電話利用者数」。
「IP電話利用者数(電話番号付与数)は、日本が830万人であるのに対し、米国は 100万人、欧州はイギリス5万、ドイツ11万、フランス22万で、日本が群を抜いているようだ」
とのこと。米国滞在中は、VonageやSkype(重宝しました)の使い勝手で米国が先行しているイメージがあったのだが、Yahoo! BBフォンが火をつけたISP間の激しい競争で、利用者数では日本が大きく水をあけてトップに立っている。ただ総務省発表資料を見ても、830万人の内訳は残念ながら公開されていない。
世界主要6都市における「インターネット」「国内電話」「携帯電話」「国際電話」「専用線」の価格差調査結果が発表された。この結果を総務省は、
「我が国の通信料金はサービスの種類で違いはあるが、ブロードバンドでは欧米諸国と比較して安いほか、携帯電話でもメールやデータを多く使う人にとっては欧州諸国と比べ安価」
と総括している。これはまあ妥当な結果。注目すべきは参考資料としての「IP電話利用者数」。
「IP電話利用者数(電話番号付与数)は、日本が830万人であるのに対し、米国は 100万人、欧州はイギリス5万、ドイツ11万、フランス22万で、日本が群を抜いているようだ」
とのこと。米国滞在中は、VonageやSkype(重宝しました)の使い勝手で米国が先行しているイメージがあったのだが、Yahoo! BBフォンが火をつけたISP間の激しい競争で、利用者数では日本が大きく水をあけてトップに立っている。ただ総務省発表資料を見ても、830万人の内訳は残念ながら公開されていない。
NTTグループ内の公衆無線LAN基地局が統合
■NTTグループ内の公衆無線LAN基地局が統合。無線LAN倶楽部はサービス終了
NTTグループも漸く重い腰を上げて重複リソースの統合に動き出している。このニュースもこれまで何度も耳にしているが、いよいよ具体的な形が見えてきた。緩やかな提携ではあるが、東西地域会社とコムに加えてドコモが共同出資するという点はFMCに向けた大きな第一歩であると言える。遠心力が働く一方だったNTTグループだが、持株の中期経営戦略を軸にどこまで歩み寄れるのか。
NTTグループも漸く重い腰を上げて重複リソースの統合に動き出している。このニュースもこれまで何度も耳にしているが、いよいよ具体的な形が見えてきた。緩やかな提携ではあるが、東西地域会社とコムに加えてドコモが共同出資するという点はFMCに向けた大きな第一歩であると言える。遠心力が働く一方だったNTTグループだが、持株の中期経営戦略を軸にどこまで歩み寄れるのか。
ニフティ、ポッドキャストで企業プロモーション
■ニフティ、ポッドキャストで企業プロモーション--“音声”効果に期待
携帯で意味もなくウェブサイトを流し読みしたり、メールしたりというのも、長く苦痛な電車通勤(通学)からの現実逃避、または暇つぶしというメンタリティから来ていると思う。そのニッチな時間に毎朝iPodにドラッグ&ドロップしたラジオが入ってくる余地は十分にある。それが前向きな自己啓発であろうが、単なる暇つぶしであろうが。ということでこのポッドキャスティングのいろいろな試みをまずは歓迎したい(このニフティのコンテンツが良いかどうかは別にして)。とりあえず検索で引っ掛かった「語研の無料英会話 」を早速iTunesに登録してみた。
■ボーダフォン、「着うたフル」8月17日サービス開始
一方、着うたフルは携帯で全部完結しちゃえばいいじゃんという動き。携帯向けサービスにも当然ポッドキャスティングが入ってくる。MP3プレイヤーと携帯電話は、暇つぶしという「用事」をめぐる完全な代替製品である。携帯電話はどこまでDisrupterになれるだろうか。
携帯で意味もなくウェブサイトを流し読みしたり、メールしたりというのも、長く苦痛な電車通勤(通学)からの現実逃避、または暇つぶしというメンタリティから来ていると思う。そのニッチな時間に毎朝iPodにドラッグ&ドロップしたラジオが入ってくる余地は十分にある。それが前向きな自己啓発であろうが、単なる暇つぶしであろうが。ということでこのポッドキャスティングのいろいろな試みをまずは歓迎したい(このニフティのコンテンツが良いかどうかは別にして)。とりあえず検索で引っ掛かった「語研の無料英会話 」を早速iTunesに登録してみた。
■ボーダフォン、「着うたフル」8月17日サービス開始
一方、着うたフルは携帯で全部完結しちゃえばいいじゃんという動き。携帯向けサービスにも当然ポッドキャスティングが入ってくる。MP3プレイヤーと携帯電話は、暇つぶしという「用事」をめぐる完全な代替製品である。携帯電話はどこまでDisrupterになれるだろうか。
「電波不足への特効薬はWiMAXとPHSの組み合わせ」 - 野村総研の提言
■「電波不足への特効薬はWiMAXとPHSの組み合わせ」 - 野村総研の提言
WiMAXはまだ先の話という印象があったが、韓国、米国では2006年中にも商用サービスが開始される見込みと言う。PHSとWiMAXの融合という野村総研のアイデアは、既存設備、投資コストを有効活用できるという点で一つの選択肢になりそうだ。
無線LANと言えば、つい先日発表された、つくばエキスプレスでの公衆無線LANサービス 。同プロジェクトに参加したインテルの狙いはズバリ、WiMAX。自社のコアコンピタンスであるチップセットの補完財に惜しみなく投資するという同社の変わらぬ戦略には見習うべき点が多い。
WiMAXはまだ先の話という印象があったが、韓国、米国では2006年中にも商用サービスが開始される見込みと言う。PHSとWiMAXの融合という野村総研のアイデアは、既存設備、投資コストを有効活用できるという点で一つの選択肢になりそうだ。
無線LANと言えば、つい先日発表された、つくばエキスプレスでの公衆無線LANサービス 。同プロジェクトに参加したインテルの狙いはズバリ、WiMAX。自社のコアコンピタンスであるチップセットの補完財に惜しみなく投資するという同社の変わらぬ戦略には見習うべき点が多い。
ボーダフォン・モバイル・オフィス(VMO)
■企業規模にかかわらず最適化された「ボーダフォン・モバイル・オフィス(VMO)」
ボーダフォンは法人営業では中小規模に特化するという戦略を発表したばかりだが、このサービスがまさにその先兵になりそうだ。VMOの料金体系、ロケーションフリーという概念はシステム担当者や営業マンにとって非常に身軽で、利便性が高い。ドコモの牙城であった法人市場の一角をVMOで切り崩せるか。
ボーダフォンは法人営業では中小規模に特化するという戦略を発表したばかりだが、このサービスがまさにその先兵になりそうだ。VMOの料金体系、ロケーションフリーという概念はシステム担当者や営業マンにとって非常に身軽で、利便性が高い。ドコモの牙城であった法人市場の一角をVMOで切り崩せるか。
iTMS、4日で100万曲達成
■アップルの音楽配信、4日で100万曲達成
iTunesは米国の片田舎に住んでいたときにとても重宝していた。何と言ってもAmazonやNetflixと同様の検索性、品揃えの良さ、価格の安さ(1曲99セント)、入手のし易さ(一瞬でダウンロード)、iPodとの親和性等である。一方この日本版。早速試してみたものの、ソニー等の大手数社が楽曲提供を見送っている点、大半の値段が200円というのはいただけない(ので暫く使えそうもない)。
基本的にこの"On-Line Music Store"ではレーベルとユーザのWin-Winが成り立つと思っている。実際僕は、CDショップでは見かけても気に留めなかったであろう(またはお目にかかれなかったであろう)懐かしい楽曲を衝動買い的に購入していた。それはひとえに、上記米国型iTunesの良さから来るものである。何でも自前という頭の固いソニー、保守的な日本の音楽業界には時代の流れというものを感じ取ってほしい。
iTunesは米国の片田舎に住んでいたときにとても重宝していた。何と言ってもAmazonやNetflixと同様の検索性、品揃えの良さ、価格の安さ(1曲99セント)、入手のし易さ(一瞬でダウンロード)、iPodとの親和性等である。一方この日本版。早速試してみたものの、ソニー等の大手数社が楽曲提供を見送っている点、大半の値段が200円というのはいただけない(ので暫く使えそうもない)。
基本的にこの"On-Line Music Store"ではレーベルとユーザのWin-Winが成り立つと思っている。実際僕は、CDショップでは見かけても気に留めなかったであろう(またはお目にかかれなかったであろう)懐かしい楽曲を衝動買い的に購入していた。それはひとえに、上記米国型iTunesの良さから来るものである。何でも自前という頭の固いソニー、保守的な日本の音楽業界には時代の流れというものを感じ取ってほしい。

