当ブログにお立ち寄りくださいましてありがとうございます!
「はじめまして」の方は是非こちらの自己紹介をご覧ください⇒
 
 
お悩み相談にご応募下さった方の中から
今回はこちらのご相談についてお話しさせて頂きます。
 
 
Cさんからのご相談
 
 
いつも楽しくブログ拝見しています。
40代の自営業主婦です。
子供を産むたびに数キロずつ太り、気がつけば中年太りの体型。
服装も体型を隠す服になり、ノーメイクで外出する始末。

そうなったのが悲しくて、数年前から一念発起。
食べ物に気をつけて、身だしなみに気を配り、メイク教室に通ったりして、日々美しさへ近づく努力を、自分なりにしています。

ところが私がその話を友達にすると『結婚して子供もいるのに、今更でしょう』『無駄、無駄、歳に逆らってどうするの』等、あからさまに不快な態度で、
それ以来、友達とのキレイになりたい話題はご法度になってしまいました。
 
 
 

まさかそんな事を言われると思っていなかったので、本当にがっかりでした。

スカートを履く時(今まではほとんどパンツ)『またそう思われてるのかな』と勝手に考えてしまいます。
一緒に美しさを目指す友達が本当は欲しいのですが、田舎に住んでいるせいか美は二の次の方が多く、それは諦めました。
なのでせめて自分を諦める様にと勧めてくる友達と上手く折り合いを付けれたらと思っています。

モチベーションを上げるために、アキさんのブログを楽しみにしております。
ご回答いただけたら幸いです。
 
 
 
Akiの意見・アドバイス
 

ご相談、拝見させて頂きました。
 
食べ物に気をつけて、身だしなみに気を配り、メイク教室に通ったりして、日々美しさへ近づく努力を、自分なりにしています。
 
とても素晴らしい事だと思います。
もし自分が美しくなるために家計が火の車になってしまっていたり
家族を犠牲にしているような事があるなら「コラコラやめんか」と言うところですが
お話を伺った限りでは「自分が出来る範囲で無理なく努力している」という感じですし全く問題ないと思っています。
 

ところが私がその話を友達にすると『結婚して子供もいるのに、今更でしょう』『無駄、無駄、歳に逆らってどうするの』等、あからさまに不快な態度
 
 
「結婚して子供がいる女に美の努力は必要ない」
というのは日本人にありがちな固定観念のひとつですが、それもひと昔前までの話で
現在は日本でも欧米のように「いくつであろうと美しくいるための努力はした方がいい」というのが主流です。
 
もちろん「住んでいる地域によって」もしくは
「年代によって」は美や若さに対する関心度が違うという事はあるかもしれません。
極端な例を挙げると、東京に住んでいる20歳の女性と田舎に住んでいる80歳の女性では、
美に対する価値観というものが全く違っても何ら不思議ではないということです。
 
でも、「努力するかしないか」という観点から考えるとそういう事は一切関係ないと思うんです。
 
Cさんは田舎に住んでいて現在40代ということですが
Cさんが美や若さに対して興味を持っていたり
「自分なりに努力をして出来るだけ若く美しくいたい」と思ったり、
そのための努力をするのは何の問題もないことですし、
Cさんには自分がやりたい事をやる権利というものがあります。
 
田舎に住んでいるからとか、結婚しているからとか、
子供がいるからとか、何歳だからとか、そういった事など一切関係ありません。
 
では、どうしてCさんの友達はCさんの努力を頭ごなしに否定して、
Cさんの努力を阻止・妨害しようとするのか?というと答えは簡単。

『ひがみ・やっかみ・妬み・逆恨み』によるものです。
 
それと全く同じことがダイエットの世界でもよく起こるんですよ。

生徒さんから非常に多く寄せられる悩みの中に
「痩せてきたら一部の同僚や友人たちから非難されたり邪魔されるようになった」ということがあるんですが、少し例を挙げてみたいと思います。
 
例①
多くの人は「痩せて綺麗になった!」「凄く頑張ってるよね!」と言ってくれるのに、
ある人から「何か急に痩せたみたいだけど病気なの?」と言われたので「ダイエットしている」と言ったら
「ダイエットなんかやめなよ。やつれちゃってガン患者みたい。気持ち悪い」と言われた。
 
例②
「〇〇さんが痩せてキレイになってきた」と社内で注目されるようになったら
休憩時間に先輩社員と同期の同僚が「これ食べて」と毎日スイーツを持ってくるようになって食べ終わるまでその場から離れずにずっと見ている。
 
例③
近所のママ友から「ダイエットしてるんだって?」「もう結婚して子供もいるのにみっともない」
「子供が可哀そう」「そんな暇あったら子供と遊ぶべき」と毎日言われてウンザリする。
 

Cさんの努力を全力で全否定する友達と全く同じで
そこにあるのは『ひがみ・やっかみ・妬み・逆恨み』です。
 
「ひがみ・やっかみ・妬みは分かるけど“逆恨み”ってどういうこと?」と思われたかもしれませんが実は一番厄介で一番問題なのはこの『逆恨み』です。
 
自分以外の人が急に痩せてキレイになったりすると「ひがみ・やっかみ・妬み」から
どうにかしてその人が努力することを辞めさせようとするということは珍しくないのですが
『逆恨み』をする人の中にはこういう心理が働いているからです。
 

頑張って努力した結果、痩せてキレイになって周りから賛辞を浴びて嬉しそうにしている人を見ると、頑張ってもない自分・努力など何もしていない自分・痩せてもいないしキレイでもない自分が負けたような気がして惨めな気分になってくる。
  ↓
でもどうしてもそれを認めたくない。
認めてしまったら完全に負けたことになってしまうしこの女には絶対負けたくない。
  ↓
いつまでも若く美しくいるための努力をしない私が悪いんじゃない。
頑張ったり努力したりしない自分が悪いんじゃない。
もう〇歳のくせに、もう既婚者で子供もいるくせに、美容やダイエットなんかにうつつを抜かしているあの女がいけないんだ。
あの女がそんな余計なことをするからこうやって私が嫌な思いをさせられてるんだ。
  ↓
絶対にゆるせない!
今すぐやめさせてやる!
 
 
 
こんなところです。
 
そしてこの逆恨みがなぜ一番厄介で一番問題かというと、こういう心理状態になる人の場合限りなく『犯罪者脳』に近い脳をお持ちだからです。
 
要するに「自分がこんな生活しか出来ないのは自分を受け入れてくれない社会が悪い。だから誰でもいいから殺害してやろう」という犯罪者と全く同じ精神構造をしているということです。
 
そして、こういったタイプの人は「他人に指摘されても治らない」という事も付けくわえておきます。
 
 
スカートを履く時(今まではほとんどパンツ)『またそう思われてるのかな』と勝手に考えてしまいます。
 
ちょっと待ってくださいよ。マジすか?(苦笑)
そんなことまで気にしないといけない人を友達って言えるんですかね?
スカートが履きたいのなら堂々と履くべきです。
自分の自由と権利を自ら放棄するような事をしてしまったら最後です。
これから先、ずっと友達の機嫌を気にして生きて行かないといけなくなりますよ。
 
 
一緒に美しさを目指す友達が本当は欲しいのですが、田舎に住んでいるせいか美は二の次の方が多く、それは諦めました。
 
それは諦めて正解ではないでしょうか。
Cさんに自分がしたいことをする権利・したくない事をしない権利があるように、他の人にも同じ権利があるからです。
誘ってみる事はもちろん全然アリですが、もし相手が全く興味を持っていなかったり、嫌がる場合はそれ以上言わないのが大人としてのマナーであり常識です。
 

なのでせめて自分を諦める様にと勧めてくる友達と上手く折り合いを付けれたらと思っています。
 
ちょ、待てよ!!(笑)
どうしてそんな人と上手く折り合いをつけてまでお付き合いを続けないといけないんですか?
そんな人と折り合いをつけるということは、その人が「これはダメこれもダメ」「これはこうして」「こういう事はしないで」と言ったらその通りにするしかないという事になりますがCさんはそういう王様と奴隷のような友人関係を望んでいるんですか?
ってゆ~か、それってもはや友人関係ではないですよね?

Cさんってその人しかお友達がいないんでしょうか?
仮にその人しか友達がいなかたったとしても、そんな友達必要ないと思います。
百害あって一利なしです。
 
私にとって友達というのは、自分が思っている事や言いたい事が何でも言える人であり
思いやりの気持ちと感謝の気持ちを持って接する事ができる人であり
嬉しい時には共に喜び、悲しい時や辛い時には共に励まし合える人であり
いい刺激を与え合い、共に成長していける人のことです。
 
くだらない嫉妬やひがみで友達の努力を否定し非難し、友達の成長を阻止しようとする人など
私にとってはただの悪人であって傍に寄るのもゾッとします。
そんな人にずっとくっついていたら負のオーラに包まれて自分の人生が目茶苦茶になってしまう可能性大です。
 
誰と付き合うかによって人生が大きく変わってしまう事も少なくありませんので
『友達』ということについて、もう一度よく考えてみて頂きたいと思います。
 
 
最後に補足として書き加えさせて頂きますが
私は美容やダイエットやメイクやファッションなどに力を入れている人だけが
「女性としての努力を怠っていない人」「女性として素晴らしい人」とは思っていません。

毎日ほぼスッピンだろうが毎日木綿100%のワンピースだろうが
常に清潔感が漂いナチュラルな美しさが輝いている人も
素晴らしい女性だと思いますし
手作りにこだわっていて食べる物・飲む物から
身に付ける物・ケア用品など出来るだけ自分で作っている様な人に対しては
女性として素晴らしいと思うだけでなく、人間力の高い人だと尊敬しています。