離婚の話 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

私たち夫婦の話では、ありません。
私たち、6年目ですが、いまだにかなり、FRESH です(笑)



最近、驚いたニュースは、知らない間に知人が離婚していた事だった。
まぁ、知らない間に、というのも当然なほど、近しい間柄ではないんですが、家族同士で、今年の春に会ったばかり。
その時は、離婚しそうな雰囲気なんて、微塵も感じなかったのに。
むしろ、素敵な家族像として、私の目にはうつった。
子供たちは、よくしつけられているし、旦那さんもジェントルマン、奥さんも美人で優しくて、言うことない感じ。



それなのに、離婚・・・
しかも、子供も3人いて、一番下の子はまだ、3歳・・・
親と離れるには、幼すぎるよね。


このお母さんは多少の仕事も持っているし、3歳の子供を抱えては大変で、真ん中の子もまだまだ手がかかる小学校低学年。



しかしここで私が一番驚いたのは、毎月支払われる、養育費兼、生活費。
これがゆうに、日本でいうところの大企業の部長クラスだから、驚く。



もちろん、相手の稼ぎにもよるけれど、さすが収入高、物価高の国スイスといったところ。


ざっと見ても、

家賃 20〜25万円
保険 10万円


とこれだけで、30〜35万円になってしまうわけで、数字だけ聞けば驚くような金額をもらっていても、そんなに余裕はないのが現実。


しかも、この奥さんの場合、子供が成人するまでの間ということになるから、子供が手元を離れたら、自分でなんとかするしかない。

旦那さんの厚生年金などは、結婚期間に応じて分配されるにしても、10年そこらの分配額では、頼りにならないらしい。



この奥さん、元は外国人。
今はスイス国籍も手に入れて、スイス人になられたみたいですが、そもそも、自分の故郷に帰る発想はないようで。


帰ったところで、スイスの方が良い生活ができる、仕事もある、ということで、自分のお母さんに来てもらってる様子。



私なら、何とか旦那と交渉して、子供を連れてでも日本に帰りたいですけどね・・・

「何とか交渉して」というのは、スイス人との間に設けた子供は、例え、母親であっえも、父親の許可なしには、国外へ連れ出せない、離婚していたとしても・・・と聞いたことがあるからです。
これは、何とかの協定とか、名前がついていたと思いますが、きっと書かれている方がいらっしゃると思うので、私もまた、検索してみようかな。



とにかく、子供は父親に帰属するんでしょうかね?
へんなところ、お堅いスイス。
嫁がDV受けてて、逃げたかったら、どうするんでしょうね・・・



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この別れた夫婦に話を戻すと・・・
夫婦仲というのは、はたから見てる分には、まったく分からないものですね。


一見仲よさそうに見えていたし、しかも、大恋愛の末に結婚したお二人です。


最近、友人の役所結婚式に参加して来たばっかりですから、離婚というものが何だか、とても残念なものに思えてしまいます。
子供がまだ小さいだけに、余計です・・・




スイス国籍を取得しているとはいえ、完璧ではないドイツ語。
将来に不安をかかえたまま、外国で生きていかねばならない孤独・・・
生きるために、仕事も探さなければなりません。



想像するだけで、私には重すぎます。


ヨーロッパ間ではよくありますけど、働くためにスイスに来て、家族を養うために日々必死なんです、皆。


この彼女も、一気にそんなに状況に、陥ってしまうかもしれません。


今はただ、毎日のことに終われる日々。
子供たちが、すくすく育つことを、祈るばかりです。




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せっかく一緒になったのに、ね・・・
今までも何組か見てきたけど、原因はほんと、妻にあったり夫にあったり、いろいろです・・・