風邪とは無縁、スイス生活 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。


1ヶ月くらい前からかな。
人と会う約束をすると、立て続けにキャンセルの連絡が入って、その理由が「風邪」。
寒くなり始めてから、体調を崩す人が多いようだ。


病気はかかってしもたらしゃーないけども、それにしても風邪をひいている人が周りに多い印象。



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日本にいたころ、私は夏風邪をほぼ毎年ひいていた。とにかく、街中でガンガンにきいたクーラーと、35度超えの猛暑との温度差にやられていたのだと思う。 
だって、10度以上の差は当たり前にあるのが日本。


しかし、スイスに来てからは、一度も風邪をひいていない。

厳密には、熱を出して寝込んだことが一度だけある。
パートナーが外からウィルスをもらってきて先に寝込み、看病していたら私もやられた。
病院に行って抗生剤も出してもらったが、さすがに家の中に病人がいると、耐えられるほどの免疫力は私にはないらしい。


スイスでは、熱を伴う風邪を「グリッペ」と呼ぶ。しかし、熱=グリッペ=インフルエンザ、と飛びつくその構図はちょっと、おかしいと私は思っている。


インフルエンザなんて、子供時代でさえ一度もかかったことがないし、大人になってからもない。
それが、ストレスフリーの生活を送っているスイスでかかるはずがない。


てなわけで、インフルエンザではなく、ただの熱風邪だと、私は思っている。
インフルエンザなんて、そんなに簡単にかかってたまるかー!



後にも先にもその一度きりで、パートナーにも常々、手洗いとうがいを強要しているおかげか、2人揃って熱風邪にはかかっていない。
うがいの習慣がないスイス人に毎回言い続けるのはちょっと面倒臭かったが、諦めずに言い続けてよかった。



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私はスイスでは風邪知らずなのは何故か。
夏が終わる季節になるといつも思う。


家にクーラーがなく、温度差で体調を崩すことがないスイスの環境が功を奏しているのは明白。


街中のショッピングセンターや電車ではもちろんクーラーがかかっているが、日本のように極端な冷房ではなく、買い物するのが嫌になるほどの温度設定で、たまに人が多すぎるとむしろ不快に感じる温度。
外の方が涼しいなんてこともよくある。



そして、皆が体調を崩す冬は特に、ボイラーで常に家は暖かい。外から帰って来たら、むしろ暑い。
冬の自宅で「あっつ〜!!」などというセリフを吐くなんて、奇跡以外の何者でもない!




外に出るときは、もちろん完璧に防寒するから、モーマンタイ。
まだスイスの季節感に慣れていなかったり、スイスより温暖な土地から来た人は、防寒不足になりがちなので要注意。
私の友人たちもこれにあたる。

スイスの冬を舐めてはいけない。
現に、同じく寒い土地から来ている友人は、風邪でキャンセルという話にはなったことがない。
そして外から帰ってきたら、手洗いとうがい。


これで、スイスでは風邪とは無縁の生活だ。





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