ダライ・ラマ | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

先週、友人に誘われて、ダライ・ラマの講演イベントに行ってきた。


こんな風に、モニターが所々に
{A7FE8B18-0B40-4280-91E7-CBAA14FA8E9E}


安ければ遠すぎるし、近いと高いし・・・席のチョイスは友人にまかせていたところ、席は真ん中あたりのものが確保されていた。舞台は遠いが、遠すぎはしない距離だった。が、肉眼ではやはり遠かった。


ダライ・ラマとチベットについて、拙いながら、うすーく軽く説明すると、1949年に中華人民共和国が出来た時、圧倒的な武力でチベットを陥落。10年後の1959年、当時少年だったダライ・ラマは、インドへ亡命。

チベットはずっと独立国家であったが、中国に支配されてからはチベット自治区として、中国の一部となっている。言葉が完璧でないことや教育不足から、チベット人の中国での扱いは見るにも耐えかねるほど酷い。


ダライ・ラマをはじめ、チベット人はもちろん、チベットの独立を訴え続けているが、中国が領土を主張して譲らない。

その原因となっているのが、チベット自治区の下にある、ウランや鉱山などの豊かな資源だと言われている。(友人談)


興味があれば、いろいろ調べてみてほしいのだが、あのあたりで登山をする隊が、ダライ・ラマを目指してインドへ向かうチベット人を、中国軍が銃で打ち倒すのを目撃し、それをおさめた映像がネットのいろんなところで公開されている。強烈すぎて、何も言えない。まるで狩りでもするみたいに・・・


中国人にとってチベット人は、人ではないようだ。


    ----*----*----*----*----*----*----*----*


友人からこんなイベントがあると教えられた時、二つ返事ですぐに行くと決断は出来なかった。特段、チベットやダライ・ラマに興味が強くあるわけでもなく、そもそも私自身はそれほど熱心な仏教徒でもない。


盆と正月の他、人が亡くなった時くらいにしかお世話にならないし、普段、神社仏閣を訪ねるのも、別に信仰が深いからではない。


では何故行ったのかと言うと、宗教がどうではなく、瞑想には昔から興味があったから。日本に居る時には今でも、頻繁ではないが、お寺の公開瞑想に出かけたりしている。


神社仏閣の、あの早朝と閉門後の夕方の静かさは、何とも言えない。とても落ち着くし、大好きだ。朝露や、静けさと苔のグリーン、素晴らしい。
あれこそ、『和』。


個人的に思うのが、瞑想をする人間は、中身が非常によく出来ている。内省能力も高く、自己分析にも長けていて、自分にとって何が一番大事なのかを、きちんと理解している。

そんな人間を私は尊敬している。尊敬する相手が、瞑想をやっているのは、偶然ではないはずだ。


    ----*----*----*----*----*----*----*----*


ダライ・ラマの話はとても興味深かった。英語とドイツ語で同時通訳がなされ、私はそのスマホサイズの機器を購入 (チベット語分からんし、他に選択肢はないからね。)
もちろんドイツ語が分かっていたとしても、何が言いたいのか分からない内容もたくさんあった。


非暴力、
無償の慈悲、
無になること・・・


とにかくこういうのは、「魂」や「意識」という言葉がたくさん出てきて、曖昧で、何の話をしているのか分かりずらい。


人が普段、感じているもの、見ているものには意味はない。本質は目には見えないのだから。その次のステップとして、それならどうしたら良いのか。原因を深く知ることと、聡明であることが、我が身を知る手助けになるのだそうだ。


ブックレットをもらったから、時間がある時にじっくり読んでみようと思う。



にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村


    ----*----*----*----*----*----*----*----*


ふわふわ と もこもこ、どっちが好き?

▼10月20日の柴犬まるスタンプ

あなたも柴犬まるの質問に答えよう


→まるちゃんはみため、モコモコしてるから、モコモコの方が好きかな。