3,000円?いや、ひとつ600円。 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。


先日、パッションフルーツジャムを作った記事を書いたのだが、その他のジャム達も一緒に並べ、週末は両親と遅めの朝食を共にした。


最近の私のウルトラお気に入りグッズが、これだ。

ジャムスタンド
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ここに、いろんな種類のジャムを用意する。朝食で綺麗に並べた写真を撮りたかったけど食べるのに必死で忘れたので、また今度。

▪️義母の手作り、Twetschge ジャム
(スモモの仲間のフルーツで、スモモよりは小さくて形が楕円形。ケーキやジャムによく使われる。プルーンのことだと思う)

▪️義母の手作り、生姜オレンジジャム
これは義母がしょっちゅう作っているもので、常にストックにあるジャムのひとつ。オレンジマーマレードに似てるけど、それより圧倒的に美味い。バターパンZopf にクリームチーズと一緒に食べた時は悶絶級の美味さ。

▪️ワタスの手作り、ラズベリージャム
少し前にラズベリージャムも作ったのだが、これも本当に美味い。個人的に、ラズベリーだけを食べるのは酸っぱくて苦手なのだが、ジャムなら酸っぱさが消えて何にでも合う。

▪️ワタスの手作り、パッションフルーツジャム
これも美味い。バナナブレッドにつけて食べたら、激ウマだった。

▪️いちごとルバーブのジャム
スーパーで買ったものだが、大好きでよく買う、常に家にあるものの1つ。


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さてとさてと、これらのジャムを並べテーブルを準備したところへ、両親がやってきた。パンとチーズは持参するように伝えていたから、本当はどっちが呼ばれているのかよく分からない状態だったが、それもご愛嬌。ニヒヒ


何たって、バナナが7割方、真っ黒になりかけていたから、バナナブレッドを作って見たのだが、それで食べきれないから両親を呼ぼうという後付け招待であったことは秘密だ。ニヒヒ


バナナ2個でしっかり味付き
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さてさて、両親がやってきて、今シーズン一番のお気に入りであるジャムイーティングスタイルを披露したのだが (この時のワタスはきっとドヤ顔であったに違いない・・・)、すると義母が突然、


「パッションフルーツのジャム?!一体(パッションフルーツ)何個買ったの?!?!」


と外国人に相応しい顔つきオーバーリアクションをしてきたため、11個買ったと正直に言うと、


「それなら高かったでしょーっ!!30フランは最低してるわね?もったいない!!そんな高いジャム・・・。誰にもあげちゃだめ。私たちの為にも出す必要ない、あなた達だけで食べなさい!もったいないから、取っときなさい」


この一言で、目の前のオレンジ色の物体が、えらい高級なものに見えてきた・・・フルーツ買うのにいくらって、あんまり考えたことない。だって、Grundbedürfnisse (生活の基本需要) の1つやから。


私は思った。

”あんたたちに出さなきゃ、一体誰に出すというのか・・・え、怒ってる?それともあれ、味が気に入らないのか?”

と思い、「今朝は気分が悪いのか?」と聞いてみるがそんなことはなく、自分よりも先に子供のことに目がいく義母ならではの発想で、私たちの懐事情を心配してくれたようだ。



大変有難いが、


オッカサン、ワタスたち、パッションフルーツ11個くらいは、余裕で買えるYO!
ちなみに、18フランだった。


まぁ、18フランで160mlのWECKガラスキャニスターが 2.5個分できたから、そんなに高くないだろう。なんせ、パッションフルーツのジャムなど、近所のスーパーになんて売っとらんし、欲しけりゃ作るしかないんやさかい。

まぁ、本当に高級パッションフルーツがあるとしてそれでジャム作ったら、ジャムにしたら高くなってしまうけども。


そんなこなで、愉快な朝食は幕を閉じ、午後はまた、義母の家でご馳走になった。
ほんまにいつも、感謝してますゑ。



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