ドイツ映画「アンネの日記」 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。


週末、パートナーの友達が遊びに来るというので、私は一人、出かけることにしました。いや、別にその友達のことが嫌いとかではなくて(むしろ好きな方)、メンズ同士で好きにやってくれということで、女の私は退散することにしたんです。


一人でできる事と言えば、カフェで読書か映画、ってことで、映画を観ることに決めて、今上映中のものをチェック!CHECK!!


見つけたのが、アンネの日記と、リリーのすべて(邦題)。
昼間に見たかったので、アンネの日記に決定!



けど当日、急に、一人で出かけるのもなぁ…と思いはじめまして、義理の両親を誘ったのですが、義父には「その映画は悲しすぎる」からと断られ、一人で行くことを大変不憫に思った優しい義母が、一緒に来てくれることに。



うわぉ!WOW!! WOWWOW!!

嫁と姑のおデートだYO!!
食事デートはあるけど、映画デートは初だYO!!


私の義母は、なかなかの情報通なのである。日頃からいろんな人とコンタクトを取っているので、親戚のネタや、友人のアレコレ、私はぜーんぶ、耳に入ってくるんです。(別に聞いてはないけども?)、いろんな話をしてくれます。だから、退屈しません。


そんな義母との映画デート。


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先月、ひょんなことから、アウシュビッツ強制収容所やアンネ・フランクについてネットで調べていたので、この映画を見つけた時には、絶対観なきゃと思いました。


大人になって、日本の歴史を勉強したくなってきてまして(まだ取りかかってないけど…)、自分が今いるこのヨーロッパの歴史にも、興味が出てきてるこの頃です。



ナチス政権下でユダヤ人迫害が起きる中、身を隠す生活を余儀なくされた一人の少女による日記の映画化。1959年にも、アメリカで映画化されていたんですね、知らなかったです。



アンネの日記の著書は読んでないんですが、映像化されたものを見ると、当時の様子が本当によく分かりました。


列強と言われたドイツや日本。日本と聞けば、広島の原爆を知らない人はいません。それだけ、人々の心に深く刻まれた、戦争の終焉。けど、世界各国で実際に何が行われていたかまでを詳しく知る人は、あまりいないかもしれない。けど、知る必要、ある気がします。



この世界から、戦争、紛争、迫害、差別といったものをなくしたいと心から願ったそのアンネの願いは、80年以上が経った今でもこうして、生きて、後世へと語り継がれていくんですね。


アンネ・フランクのことを知らなかった無知な自分が恥ずかしいわ!

(ノ∀`;)