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pissin' against the wind

pissin' against the wind

最後の1本から24時間経過しはじめたちょうどその頃から

タバコのことしか考えられなくなり、

俺は髪をかきむしり唇を噛み、タバコの値上げを呪い、禁煙すると決めた俺自身を呪い、

泡を吹きながら苦しんだ。


・・・と、なりませんでした。

気付いたら21時をこえていた。

本当に拍子抜けしてしまう。


肉体的なニコチン禁断症状(と思われる)胸焼けは、

今日1日中続いている。

食道からみぞおち付近にやや熱を感じる。

暴飲暴食した翌日程度の胸焼けである。


こんな程度だから、誰だって我慢できます。

ニコチンガムなんて絶対に必要ない。

ニコチンを体に入れなければ、数分でニコチン依存状態を抜け出せる。

そのかわり、1本のタバコで依存状態に逆戻りさせてしまう。

恐ろしいスピード。

だから、わざわざガムで体内に入れることは意味がないどころか、

最悪の結果を招くだけであろう。


タバコ1本分のニコチンを我慢できれば禁煙は成功であり、

次の1本を吸おうとしない限り、禁煙は成功です。

俺は死ぬまで1本も吸わないことにしたので、死ぬまで禁煙状態。

こんな単純な屁理屈で、禁煙できてしまった。


タバコを吸えない睡眠中、ニコチン中毒症状で目が覚めることがないように、

ニコチンの中毒症状・体への影響力は軽いもの。

本当にびっくりするほど、ニコチンの体への影響力は低かった。

デブにとってのマヨネーズの方がよっぽど影響力が高いでしょうね。
昨日の21時が、最後のタバコ1本。

タバコを辞める前に恐れていた、寝覚めの一服への渇望はなかった。

吸う気持がまったく起こらなかった。


肉体的なニコチン中毒症状は、昨晩から起こっているようだ。

食道あたりが若干モヤモヤする。

酒の飲みすぎか、食べすぎた感覚。

昨日はウォッカを飲みすぎたので、そのせいだと思っていたが、

これはニコチンのせい。

正確には違うかもしれないが、そうしておく。


読むだけで絶対やめられる」

人より疑り深いし、性格もひねくれている俺なのに、

こうもあっさりと本に影響されるとは。


この本を手にしたのは2年ほど前だが、

昨日まで1度も開いたことはなかった。

それがよかったのかもしれない。

心から辞めようと思って、素直に読めた。


人から「読め、読んで禁煙しろ」とこの本を渡されていたら、

間違いなく失敗しただろう。

その時点で心理的な負荷がかかり、「辞めたい」という気持が本物でなくなる。

喫煙者は禁煙を始めない理由・言い訳を探しているのだ。

というより、本を読み始めないだろう。


自分の中から湧き上がった辞めたいという純粋な気持、

人から強制されず、自発・自立的な本物の俺の気持で辞められると思えた瞬間、

これで最後の1本にしよう、と思った。

そして、それ以来吸いたい衝動が消えている。
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー (ムックセレクト)/アレン・カー

¥945
Amazon.co.jp

読了。

著者のアレン・カー氏についてはググってください。

カー氏は肺ガンで死去。享年72歳。RIP

読みながらいちいち納得させられる。

元ヘヴィースモーカーの著者は、喫煙者のあらゆる言い訳を

見事にブロックしてくれた。

いちいち納得がいく。

辞めようと思ったときが1番の辞め時、だとは思っていた。

俺自身、過去13年1度も辞めようと思ったことはなかった。


「この本を読んでいる間は、まだ辞めなくていい」

お言葉に甘えて、吸う。

10/2 18.25 24本目(今日4本目、残り16本)


読む、また読む。

19.03 25本目

19.38 26本目


代替品に頼っているようではやめられない。

まったくその通り。

19.58 27本目


酒を飲む。

ウォッカをペプシネックスで割る。

飲みながらタバコを吸う。

読みすすめる。

20.11 28本目


「40章 さあ、最後の1本を吸おう」まで読んだ。

20.28 29本目

本を読みながら無意識につけた29本目では、最後の1本にできなかった。

著者の教えに従い、準備を整えることにする。


気晴らしにエロサイトを見る。

性癖の開示はしないが、変態だと自覚している。

もうすぐタバコとお別れか・・・と感傷的にならない。

それがこの本の効用である。

別にタバコを憎んでもいない。

辞めることをポジティブに捉えれば楽になるよ、と教えてくれたのだ。


21.00 30本目

これを最後の1本と決めた。

1服1服に集中。

チリチリと燃える巻紙。深く煙を吸い込む。

味、臭い、煙に集中した。

仰向けになり、目を閉じて深く吸った。

これで終わりにしよう。

残っていた10本を水に浸して、吸えないようにした。

吸殻も水に浸す。


毎日2箱、600円使っていた。

明日からはその分、本でも買うことにする。

ダイエットのためにジョギングをしているが、

きっと今より楽に走れるようになるだろう。

タバコを辞めたおかげで、かわいい彼女もできるかもしれない。

と、ポジティブに生きることにした。


最後の1本を吸った後、21.25からジョギングをした。

25分ほど走った。

重めのタバコ(12mg)をここ2日吸ったせいか、

途中で息切れをおこした。

3週間で肉体的な中毒症状はなくなるということだ。

3週間後は10月23日土曜日。

果たして俺は吸わないままでいるだろうか。

社会から隔絶した生活をしている人間なので、正直にブログに記録を残しておくことにする。