昨日の21時が、最後のタバコ1本。
タバコを辞める前に恐れていた、寝覚めの一服への渇望はなかった。
吸う気持がまったく起こらなかった。
肉体的なニコチン中毒症状は、昨晩から起こっているようだ。
食道あたりが若干モヤモヤする。
酒の飲みすぎか、食べすぎた感覚。
昨日はウォッカを飲みすぎたので、そのせいだと思っていたが、
これはニコチンのせい。
正確には違うかもしれないが、そうしておく。
「読むだけで絶対やめられる」
人より疑り深いし、性格もひねくれている俺なのに、
こうもあっさりと本に影響されるとは。
この本を手にしたのは2年ほど前だが、
昨日まで1度も開いたことはなかった。
それがよかったのかもしれない。
心から辞めようと思って、素直に読めた。
人から「読め、読んで禁煙しろ」とこの本を渡されていたら、
間違いなく失敗しただろう。
その時点で心理的な負荷がかかり、「辞めたい」という気持が本物でなくなる。
喫煙者は禁煙を始めない理由・言い訳を探しているのだ。
というより、本を読み始めないだろう。
自分の中から湧き上がった辞めたいという純粋な気持、
人から強制されず、自発・自立的な本物の俺の気持で辞められると思えた瞬間、
これで最後の1本にしよう、と思った。
そして、それ以来吸いたい衝動が消えている。