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デストロイ③

リヴェンジと息巻いて挑みながらも、やはり難しいここ管理釣り場KFのポンド・S湖。

前回よりは釣果は上がっているもののやはりパッタリと釣れない時間が長い。




そんな中。



「B」(爆釣)とは行かずとも、コンスタントに釣果を重ねる男、老眼・パックンが「Mr.コンスタンティン」と化したのだった。

こちらは確固たる攻略法を見つけられないまま、昼を過ぎ、ここ管理釣り場KFの特徴でもある、ストリームへと向かうことになる。

隠していても結果は歴然。
ここで釣果の差を知るためパックンに聞く。

25 対 15

ダブルスコアもあると思っていたので、少々安堵する。
しかしながら10差は大きい。

それでもわたくしは諦めてはいなかった。


何故ならわたくしは「ストリームの鬼」『感釣・座頭市』なのだから。



「『ストリームの申し子』と呼ばれたこの俺が…」



「……へえ。」




『決戦・FS』

パックン 37匹  

ぢゅんぢょヴィ 25匹




I am B-boy・・・


お寒いの釣果、薄い魚影。


「恐らく、このシーズンは放流してないんだね。」


と申し子だの、鬼だののらしからぬセリフを川面に投げつけ二時間弱でストリームから退散。

再びポンドに戻るも難攻不落の人工湖で追い抜けるはずもなく………。






この怨み…はらさでおくべきか………






翌日。


パックンからメール。




from:パックン
to :ぢゅんぢょヴィ
sub:呪いか?

今朝、目が覚めて……

気になる事があったので………。
恐る恐るバックを開けてみたら……


リ、リールか!?




が、ガイドにつける部品が折れている………




終わってロッドからリールを外した時、落として鈍い音がしたので嫌な予感がしたのだが(-_-メ)


今日、竿とリールを修理に出そうと思います(泣)

あんたの呪いは恐ろしや(汗)





呪術師になろうかな。

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デストロイ②

おにぎりの消費ピッチの上がらない「パックン」に

「何?せっかく作ってきたのに。」

と軽い逆ギレを挟むわたくしの攻撃に全てのおにぎりを嚥下するパックン。



「釣れなかったらおまえのせいだぞ……」


と「北の国から`84夏」で正吉と純にパンツを取り上げられた努くんのような眼差しを向ける。


しかしながら…である。


その前に折れて先っちょを失った竿 のせいになるんじゃあるまいか。


六時前に到着。
おそらく気温は5度程か。取りあえず用意した防寒着は全て着込んだ。

日の出はそろそろかという所だがこの暗さでは車内灯だけではセッティングは心許ないはずだ。


『RG』(老眼)

を患っているパックンの身には。



「ヘッドライト着けようか?」

「いいよっむかっ





馬鹿にしないでよ。

寒さのせいよ。

ちょっと待って、プレイバック。
今のノット結び…プレイバック、プレイバック。



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猛烈に時間のかかるover40、パックン。

こちらは早々と受付前の照明下に移動し準備完了なのだが、いらないと言ってしまった意地からか必死車内灯を頼りに糸を結ぶパックン。

しかも苛立っているのか、

「も、おぉぉぉぉ!」

「うきいぃぃぃー!」


と奇声を上げる始末。

もはや、年老いたモンキーの態は否めない。

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こちらと言えば、はやる気持ちはありつつもその姿を余裕で見つめるのだ。

そんな精神状態の差は釣りに現れる。






ファーストフィッシュは

「パックン」でした。




超ムカつくんですけど。
(あまりの激昂にJK語)

                               【つづく】

デストロイ①

『B』

皆さんは何を思うであろうか…。

もちのろん、「おっぱいのカップ」でも「『サッカーで頭でボールを扱うこと』の言葉に似た行為」(わからないん人はお姉さんに聞いてね)でも無い。

アングラーのみならずとも釣り人全てに忌み嫌われる言葉『ボウズ』の頭文字。

そして対決での『ビリッけつ』の『B』

はたまた夢にまで見た『爆釣』の『B』………。

これは『B』の汚名と称号と、漢(おとこ)のプライドを賭けた戦いの記録である。





【決戦・管理釣り場FS】


「アニソンぷらす」 (テレビ東京系列)の放送開始と共に起きた。
もちろん「アニソンぷらす」を観るためではない。


決戦の地「FS」に向かうために他ならない。

決戦の地「FS」。

前回は「管釣りのUSJ」などと言っていたが今は違う。

数々のポンド(池)を渡り歩き、少なからずともテクニックを磨いてきた二人にはリヴェンジの気持ちが強い場所。
前回ではポンドで苛められ、そのお返しとばかりにストリーム(川)で「B(爆釣)」。
今回はなんとしてでもポンドでの「B」達成と息巻いて向かうのだった。



「おにぎり握ってきたから。」

わたくしはライヴァルの「パックン」に優しくおにぎりの入った袋をお茶と一緒に差し出す。
昨日の敵は今日の友。

昔の友は今も友………俺とおまえと「大五郎」。



「おお!すいませんね。」

助手席に座ったパックンは早速おにぎりを広げます。


『梅干し』入れといたから!……ケケケっ!」

大きく咀嚼するパックンの口が固まったのは言うまでもない。



                                【つづく】

*釣りキチ五平のひとくちメモ*

「釣りの弁当に梅干しが入っていると釣れない」

釣り人の中で昔から言い伝えられるジンクス。
「菅原道真」の短歌が起源と言われるが、出どころも化学的根拠も定かではない。