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電車で一句


human being




おいおい、気合入れてけよ・・・・嫌いじゃないが。

宮崎あおいに聞いてみよう


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かける言葉が無いや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


そう、あの時だって・・・・・・。




わたくしの顔から全ての表情と血色を奪っていったもの…。

今度はベニヤで簡単に組み上げたような棚に様々な動物の「剥製」が並んでいるのですが、それらはだいぶ古く、保存の状態が良くないのかカラッカラに乾ききって「剥製」というかほぼ「ミイラ」……いや、ミイラの方が潤っているかも……もはや「乾物」の様なのです。

「うわわ!こりゃ、こりゃ。」

「パックン」(休み返上で出勤だ・・・とそれでも空いた時間に釣りを何とかやろうとする本物の釣りキチガ○、『釣りキチ三平タイトルホルダー』)はそれでも平気そうにそれらを見渡しています。わたくしと言えば既に声を失っており、出来ることなら引き返そうかとも考えました。
しかしながらせっかくの「デイト」中。お相手をおいて引き返すわけも行かずズルズルと歩み続けたのです。が、棚の奥、その二体を見た瞬間わたくしの体は硬直し、歩むことさえままならなくなりました。

もちろん写メなど撮る余裕もなく、いいえ。撮りたくもなく、絵で説明しようかとも思いましたが描いてる途中で発狂しかねませんので文章にします。



一体は「狸」です。

もちろん「剥製」です。そして「カラッカラ」です。狸と言えば傘に浴衣に杖に…良くお店の軒先で見るお決まりの格好です。ですが本体同様それらもしわっしわのボロッボロです。なのに何だかおどけた顔で舌(もちろん作り物)なんか出してこっち向いて・・・ギャアアアアアアアアァァ…………




す、すいません。



取り乱してしまって。



も、もう一体はですね、



「チンパンジー」です。

先程と同様、「剥製」で「乾物」です。両腕を挙げて入れ物(日本人形を納めるような)に渡された鉄棒を掴んでいます。そしてよれっよれのボロッボロの赤と白のボーダーシャツにオーバーオール(最近では「サロペット」?)そう、ちょうど「エマニエル坊や」の様な格好でニヤリと、そしてその横に「チンパンヂー」と汚い手書きの毛筆……い、…イヤアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァアァッァァァァァアァんdすdswjskd

宮崎あおいは許してやる



もおっ!!
みんなが可愛いと思ってると思ったら大間違いだからなっ!!!
リアルになればなるほど「目の命が宿って無いっぷり」が助長されるんだって!



あの時も………

入口に立つ張りぼての「シロクマ」が掲げる『パンダもいるよ!』の言葉とは裏腹に入ってすぐは「リサイクルショップ」の装いです。壁に「何年前だよ!」とつっこみたくなる大きさのラジカセが引っかけてあり「爆音」で地元ラジオを放送中です。そしてラジカセには貼り紙。


「監視カメラで見ている」と書いてあります。

どう見ても何処にも監視カメラらしきものは見当たらない上、盗んでしまいたくなるようなものも見当たりません。
よくあるステンレスの灰皿。何時製造されたのか全く定かではない、鉄腕アトムのパッケージの子供シャンプー。

「あはは!ジャケット千円で売ってるぜ!」

とつかみあげた「パックン」(釣りを教えてくれと頼まれた知り合いから「雨だったら中止って事で」とのメールを受け取り「なめとんのかっ!」と激昂する「怒りオヤジ」)は戻って来るなり、

「何か……ベトベトしまんのや………」

と笑顔を引きつらすのでした。

蛇行する施設内の順路には所狭しと事務机、ちゃぶ台、椅子、タンスなどがバラバラと置いてあり、手書きの値札が付いているのでした。

「野生の王国」とは何ぞや?と疑問で頭一杯になりかけた頃二人の前に、やはり値札の貼られた事務棚に大量の「トカゲの剥製」が並べられているではありませんか! トカゲと言ってもその辺ののっぱらをチョロチョロしている細かい奴とはサイズが違います。4、50センチほどの「世界のトカゲ」が名前は解りませんが10体以上並んでいます。

掴んでみると腹には「値札シール」が貼ってあるのでした。

「ぢゅんちゃん、一体どう?(笑)」

にこやかに笑いあう二人。

しかしながらその横に視線を転じた刹那、わたくしの表情は固まり、みるみるうちに血の気を失っていくのでした。

                                            <つづく>



それでもやめない「連載シリーズ」。
KYとでもKU(顔色伺わない)とでもWU(辻ちゃん加護ちゃん)とでも何でも言いたまえ。