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THOM BROWNE.NEW YORK 2015 SS @ steady study !!!




 三寒四温の今日この頃、皆様体調壊したりしていませんかぁ?今日はまた少し寒くなりましたねぇ。。。週末楽しんでますかぁ?街は沢山の人で溢れていましたねぇ~。。。


 えっと、本日東京コレクション最終日でございました。これまで参加する機会がなかったのですが、今回はいくつかのショーだけ足を運ばせて頂きましたよ。


  私がお邪魔したのは、mintdesigns(ミントデザインズ)、beautiful people(ビューティフル ピープル)、RESSCAMP(ドレスキャンプ)、今回スペシャルに日本でショーを行ったMarimekko(マリメッコ)、そして本日のJOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)。。。。 それぞれに、この壊滅的な東京のファッションを、少しでも盛り上げようと頑張っている素晴らしいブランド達です。



 機会がありましたら、こちらでUP出来ればと思っていますが。。。。。。宿題が溜まりに溜まっているので、、、、、、微妙。。。。。。


 んで、今回東コレ初参加でしたが、早速WWDのスナップ隊にパパラッチされています。こちらのサイトの一番下の左から二番目、悪人面でグリーンのパッチワークのスーツを着ておりますので、facebookをお持ちの方はポチッとイイね!をお願いします!!!!!


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  それでは今日から、ほんとただ今、本気でお世話になっている、東京の素晴らしいアタッシュ・ド・プレス、steady study(ステディ スタディ)の展示会の模様をリポートしたいと思います。数多くのブランドを扱うこちらのプレゼンテーションを何回かに別けてお伝えして行きますね。

 まず今日はTHOM BROWNE.NEW YORK(トム ブラウン ニューヨーク)。皆様お馴染みの唯一無二、独自の感性のブランドで、テーラリングを中心にした個性的な作品と、独特の世界観の演出のショーで、コレクションが発表される度世界中で話題沸騰ですよね???



 はい、前回PARISで見た2015-16 FW MEN'S COLLECTIONもビックリでございました。。。。。。。後ほどUP致しますので、しばしお待ち下さいませ。。。。。




 んで、早速無理くりWOMEN'Sを着ちゃいました。。。。ってか被っちゃいましたので、まずはこのチャーミングなヘッドピースの説明を致しましょうね。。。。。。。今回のトム ブラウン ニューヨークのコレクションでは、ここ数シーズン続いているイギリス人の奇才のハットデザイナー、スティーブン・ジョーンズとのコラボレーションで楽しいハットがランウェイを飾りました。ハットのモチーフになっているのは様々なミニチュアのジャケットやドレス、バッグ等でメチャメチャ面白かったですね。。。。


 因みにこちらはコレクションの冒頭に登場したアイテムで、ボウラーハットがスーツを着ているデザインです。シャツにタイまで細かく作られていて、見てるだけでも楽しいアイテムでしたね。でも、、、被るともっと楽しいです!!!


 トム ブラウン ニューヨークのWOMEN’Sはコレクションンサーキットの一番最初、本拠地であるN.Y.で発表されます。今回会場には特別なしつらえが登場しました。そこには綺麗に芝が刈られたガーデンが!!!!このブランドのシグネチャーでもあるトリコロールの花がラインのように敷き詰められ、なんとも楽しげです。

 そこに生身のモデル達によるアーティスティックな彫刻が並びます。大理石のように白く肌を塗ったモデル達は、花や蝶に飾られたなんとも華やかな作品を纏い、見事なタブロー・ヴィヴァン(活人画)を披露していましたね。。。。

 そんなスペシャルな空間。。。。。。。コレクションが始まると最初に登場するのは、このブランドのシアサッカーのショートスーツにボウラーバット、編みタイツまで履いた青年が芝刈り機と供にランウェイを闊歩します。


 さながらこの不思議な庭園の庭師なのでしょうかねぇぇぇ????



 さぁ、こんな楽しいロケーションで発表された今回のコレクション、、、、。ライウェイに登場する作品も、かつて見た事が無い程カラフルでハッピーです。

 奇才トム・ブラウンが2015 SS COLLECTIONの選んだテーマは『6人姉妹の一週間』。。。。。1週間の中から5日を取り上げ、長女から六女迄のその日の装いが鮮やかにランウェイに登場します。6人姉妹にはそれぞれ性格が現れ、曜日のテーマもそれぞれ個性的に楽しみます。

 1人目に登場するのはいつもグレーを貴重としたスタイル。2人目はプリンス・オブ・ウェールズで3人目は白をベースカラーしています。4人目はマルチカラーが大好物で5人目はツィード。そして6人目はフォーマルウエアを纏っています。。。



 既に、、、、、、相当オモロい事になってるでしょ???



 もちろん曜日でもそれぞれのテーマがありますので、それは作品を見ながら解説して行きましょうね。。。。。。


 一週間の始めに彼女達が纏うのはスーツ。トム・ブランウンが最も得意とすると言っても過言ではない、メンズライクなパンツスタイルの作品が登場します。BGMも実にユニーク、、、、。それぞれの曜日に六人姉妹が纏う、ユニフォームのように似通ったスタイルについての物語を、なんと女優のダイアン・キートンがナレーションする演出も素晴らしかったですね。。。


 こちらがファーストルックでございます。このブランドのシグネチャーとも言えるスキニーなスーツスタイルで、肩に羽織ったチェスターコート、インナーにはシュランクされたリトル ボーイ ジャケット、パンツと全てのアイテムに美しいフラワーモチーフがグレーのグラデーションで表現されています。

 この独特のボタニカルなモチーフはインターシャ(象嵌細工)と言いまして、本来ニットやファー等に用いられる事が多いです。実に熟練したテクニックが必要で、作り手側からすると死ぬ程面倒くさく、良くやったなと関心しますね(上から目線???)。。。しかもジャケットからパンツまでモチーフが見事に続いているでしょぉ????

 同じグレーのジャケットを羽織ったボウラーハットと、シグネチャーの『Mrs. Thom hand bag』には色とりどりのガーベラを飾り、編みタイツと顔に巻いたフィッシュネットがこのブランドのエキセントリックなムードをさり気なく漂わせていましたね。



 月曜日の6人目に登場するのはこんなこんなブラックフォーマルです。パイピングのディテールを布端に施した、チェスターコートとリトル ボーイ ジャケット、パンツはゆったりとしたテイパードで、ロールアップでクロップドしています。

 ですが、、、、何よりインパクト大なのが全面に大胆に施されたガーベラのモチーフではないでしょうか。。。いやぁ~。。。なんとも鮮明で華やかですねぇぇぇ~。。。。これはインディアン サテン ステッチというテクニックが使われていて、艶やかな花々が風に舞うように鏤められ、何とも美しかったですねぇぇ~~~。。。。

 洗いざらしのようなサラッとしたコットンシャツや、こちらはボウタイですが、ルックによってはわざと少し落としたタイのノット等、MEN’S COLLECTIONとリンクするディテールも見付けられて楽しかったですね。


 火曜日はカーディガンスタイルのジャケットに、クラシカルなシフトドレスをコーディネイトする日です。シルエットとしては実にエレガント。これまで超絶技巧なテクニックを用い、ドラマティックなドレスを数多く発表していたこのブランドにおいては、シルエットの面から見れば実に珍しい事なのかもしれませんね。。。

 往年の女優のようなエレガントフォルムの中に用いられるのは、、、、。もちろん裏切ってくれませんよぉぉぉ、なんともアバンギャルドなテクニックが満載でございます。。。。。

 こちらカーディガンに使われているのがカラフルな膨れ織りのプリンス・オブ・ウェールズ。モノトーンの太いライニングでアウトラインをしっかり取り、フォルムを強調させます。ドレスに使われているのもプリンス・オブ・ウェールズ。さらにカラフルなサテンのライニングがユニークです。

 それより何より、この羽根ですよね。。。。。。。。もう、、、さすがトム ブラウン ニューヨーク。。。。

 毛の根元の細かいフェザーを取り除いたストリップというフェザーを、一本一本、土台のビーズを施しその中に羽根を差し込んで刺繍することで、ボディから放射状に羽根が広がり実にユニークなルックに完成しています。


 。。。。。。。。ってか、座れませんけどね。。。。。。。。



 こちらもカーディガンジャケットとクラシカルなシフトドレスの火曜日です。ミラーのようにキラキラと輝く素材は、人生で初めて見た摩訶不思議なテクニカルファブリック。モチーフの一部はシースルーになっていたり、張りもあって、かなり個性的な素材でバラのジャカードも施してあります。

 アウトラインをリボンで取ったジャケットと同じテクニックのドレスのアンサンブルで、こうやってみるともの凄くフューチャリスティックですが、袖を通すとエレガントです。

 ヘッドドレスになっている、ターバンのようなアイテムは拡げてみると何ともビックリ!!!ミニチュアで仕立てられたジャケットなんです!!!これをクルクルと巻いてターバン風に仕上げているのもユニークでしたね。。。


 続いては、水曜日。。。。。。。。週の真ん中の少しお疲れモードに姉妹達は、リラックスしたニットを着る事にします。只のだらしないニットではつまらないので、ウーブン素材を取入れたツインニットをアンサンブルで楽しみます。

 スカートはメンズのヒップハングくらいにルーズな膝丈、さらにキモノスリーブがあしらわれ、50’Sのコクーンシルエット且つオーバーシルエットのコートを合わせます。


 決して『手抜いてるでしょ?』とは言わせませんよぉぉぉぉ~~~!!!

 ニットというコンセプトなのですが、いきなりこちらニットではございません。。。。。何だと思いますかぁ????ベルベットにも見えますよね?こちら、、、、、、ギリギリまで毛を刈り込んだシアードミンクでございます。。。。。さらにインターシャにより鮮やかなフラワーモチーフやストライプを作り出している究極にリュクスなルックです。。。。

 インターシャのテクニックはアップリケや表面効果と違って、ベースの素材自体をはぎ合わせるので、肌触りが驚く程滑らかです。しかもキリギリまで刈り込んだミンク。。。。。。


。。。ほんと、ありえない肌触りでございました。。。。。


 4人目のカラフル好きの彼女はニットのモチーフもこんなに大胆に楽しみます。2015 SS PARIS MEN’S COLLECTIONで登場したクローバーや蝶のモチーフが戯れる楽しげなモチーフは、様々な進化を経て今回こちらのルックに登場しました。

 まず、ツインニットには刺繍でなんとも華やかにに施されます。ネックや前立て、ヘムのブレードも同じ刺繍でしたね。

 同じモチーフを今度は驚く程拡大しスカートに用いていますが、実はこちらもインターシャ。。。。シャンタンやシルクの生地で模様の一つ一つを縫い合わせて仕上げています。。。。。しかもプリーツまで寄せています。。。。。

 肩からは羽織ったビッグシルエットのコートはなんとPVC。しかもその上に同じモチーフをカラフルなカラーでプリントしています。

 ほんと、、、、これでもか!というテンコ盛りのルックでしょぉぉぉ?????私、大好物です!!!!

 こちらのヘッドドレスもスティーブン氏の奇才っぷり満開でございます。。。。トムブラウンのシグネチャーのバッグ、『Mrs. Thom hand bag』がスケルトンになり頭に乗っかってます。。。。しかもミンクのキーホルダーまで施されています!!!!



 どんどん盛り上がって来たでしょぉぉぉ???続いては木曜日でございます。


 実にフェミニンな作品で綴られるこのチャプターのテーマは『ドレス』。トム ブラウン ニューヨークが得意とする卓越したテクニックで、フィットアンドフレアーのアワーグラスのシルエットを描き出します。


 今回ファブリックはバイアスで使用され、数多くのシームはパネル張りやデザインのアクセントとして取入れられ、ドレスのフレア感を強調する為にあえてボリュームを抑えたコートを着用してるのもユニークな所です。


 こちらはドレスというテーマをツイードで表現したルックになります。今回登場したツイードは気が遠くなる程手が込んでいます。シフォンのトリムが施されたチューブ状のコットン素材のファブリックと、メンズのネクタイを作る技法と同じ方法で作られたツイード素材が登場します。また、織り上げたツイードから一部の糸を取り出し、そこにグログランテープをはめ込んだ物等後加工も壮絶です。

 夏をイメージさせるこちらのルックにはコートとドレスにそれぞれ違う種類のツイードが用いられています。クローバーはビーズ刺繍のモチーフになってドレスの上に鏤められ、ハッドドレスにも大胆に施されていましたね。。。



 こちらはなんとも美しいグリーンのジャカードを用いたドレスで、織りでバラの花やエキセントリックな亀裂を表現し、モチーフの一部分にはスパンコールのエンブロイダリーがあしらわれています。


 甲冑を思わせるジャケットは同じパターンをミラーのような輝くファブリックで表現していて、上から羽織ったコートをラフカットに切り抜いたユニークなテクニックで仕上げられています。


 このチャプターのヘッドドレスはお解りのようにチュチュです。先ほどのツイードのルックでは爽やかなブルールのストローを使い美しく形出ししていて、こちらは恐らく金属を使ってシャープな印象に仕上げていましたね。。。。


 印象派の画家、エドガー・ドガが制作した踊り子の彫刻のようにも見えましたね。。。



 はい。ようやく最終日の金曜日に突入です。。。週の最後を締めくくるのはTシャツのようなネックのトップスとシフト型のスカートに、アイコンのクルーネックのシェルコートをコーディネイトして、60'Sの気分を感じるエレガントなスタイルです。


 先日お伝えしたカトリーヌ・ドヌーブの『昼顔』や、オードリー・ヘップバーンの『シャレード』って感じですかねぇぇぇ???ただしシルエットのみ。。。。。


 
 メンズのテイラードジャケットやプラケット・クロージャー等に見られる、パネルの構造をトップスとスカートに用い、コートとスカートをスーツ風に見立てたり、全て同じファブリックでゴージャスに仕上げているのも印象的でしたね。。。


 こちらはその中でも特にユニーク。右身頃のPVCの部分がトップスとスカート、左のグレーのコートを半分だけ羽織るというトリッキーなルックです。


 先に御紹介した写真のようなガーベラのモチーフをビーズ刺繍で表現し、PVCの部分にはさらにスケルトンのフラワーモチーフも施し実にドラマティックです。


 大きな画像で見えるかどうか微妙ですが、このブランドのジャケットに施される、裏側の処理にトリコロールのテープを用いるテクニックがあるのですが、その部分もエンブロイダリーで表現していて、ほんとにユーモアを感じましたね。。。。



 はい。ラストルックでございます。。。。。一応フォーマル仕様。。。。。。。


 こちらのルックは不思議なガーデンにやって来たパラダイスバードか、そこに咲く極彩色の秘密の花のように鮮やかな作品でしたね。トップスとスカートにレイボーカラーのシルキーな素材をプリーツを寄せて用い、このボリュームからすると相当な要尺だと思われます。。。。


 トップスのネックの内側にパールの刺繍を施しているのも、アクセサリーを着けているようで気が効いていましたね。。。


 羽織ったコートはなんとフェザー。。。。。極彩色の様々な大きさの羽根をびっしりとランダムに敷き詰め、この上ない楽しさを演出していましたね。


 ここでコーディネイトされるハットは、中世の女性達が被った尖り帽子のエナンを思わせる縦長のピースです。顔にかかる部分に二つ、サングラスのようにモチーフを施しているのもなんともユニークでしたね。。。。









 さて、トム ブラウン ニューヨークに関して、2015 SS Haute Coture期間にPARISで開催されたイベントのお話をさせて下さいね。


 本格的なコレクションのリポートはまだまだ先でございますが。。。。。


 1月の極寒のパリ、コレットで開催されたイベントは、このブランドの2015 SSのコレクションの作品、ウィンドーのディスプレイはブラックライトに照らされた2015 SS MEN'S COLLECTIONと、コレットを丸々トム ブラウン ニューヨークがジャックしたような楽しい会になりました。


 この夜飾られていたのはErik Madigan HeckによるNO PHOTOS PLEASEという新しくローインチされた雑誌での、このブランドの作品のビジュアル。。。。今回の独創的でドラマティックな作品がコンテポラリーアートのように解釈され美しかったですね。。。。


 オフィシャルサイトやfacebookで見る事が出来ますのでチェックしてみて下さいね。




 はい。トム ブラウン ニューヨークのクリエイティブなコレクションを作り上げる素晴らしいアーティスト達も集合です。


 真ん中はもちろんトム・ブラウン氏、左はコレクションの演出を手がけるエティエンヌ・ルッソ氏、右はトムのコレクションで個性的なヘッドピースをクリエイトしているスティーブン・ジョーンズ氏。。。。なんて豪華な3ショット!!!!


 キャンディーズの復活かと思った!!!!嘘でーす!!!








 さてさて、なんとも楽しくてそして爽快な印象すら与えてくれた、トム ブラウン ニューヨークの2015 SS、、、、皆様いかがでしたか???





 何度も口を酸っぱくして言いますが、トム・ブラウンはコレクションをファンタジーだと考えています。殆どのコレクションがリアルクローズばかりで、style.comをチェックする女性達も『これ、私着れる!』とか『これ、多分似合う!』とか、自分よがりな顧客目線のコレクションが横行する中、これだけ強く自身の世界観を打ち出すディレクターは今や皆無です。



 私は何がどうあれ、私はこのブランドが大好きです。大掛かりなセットやミステリアスで芝居じみた演出にも、もの凄いパワーを感じますし、メゾンの言う事ばかり聞いて、穏便に良い子ちゃんぶっているディレクターが多いこの御時世において、最初から賛否両論いろんな事を言われるのを解ってて、毎シーズン新しい世界にトライして行く姿は実に勇敢で、リスペクトに値しますね。。。




 ですが、今季、、、、、相変わらずブッ飛ばしてはいるのですが、そこに独特のクラシカルなエレガンスの香りがしましたね。展示会では同時にコマーシャルラインもいくつか見ましたが、実にフェミニンでファンシーなツイードのスーツ等、アバンギャルドとクラシックのバランスの良い作品が多いので、実際ショップに並んだアイテムを見るのも楽しみですねぇ。。。






 カラフルでハッピー。トム ブラウン ニューヨークの2015 SSでポックな淑女を楽しんでみてはいかがですか????






 2014-15 FW THOM BROWNE. NEW YORK WOMEN'Sの東京でのプレゼンテーションのリポートはこちからどうぞ。


 2015 SS THOM BROWNE. NEW YORK PARIS MEN'S COLLECTIONはこちらからどうぞ。



 
 
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Roger Vivier Exhibition『ICONS CONNECTID』@銀座松屋 !!




 はい。今日は2015 SS COLLECTIONのリポートは一旦お休みして、この週末にでも是非皆様に足を運んで頂きたい、現在開催中のイベントのご紹介をさせて下さいね。




  現在、松屋銀座の1F、スペース・オブ・ギンザにて、私も大好物のフランス代表するシューズ&アクセサリーブランド、Roger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)の回顧展が開催されています。数日前、こちらではオープニング レセプションが開催され、今話題の女優の米倉涼子さんが登壇され、華やかに幕が開きました。





 このエキシビジョンを取材しに行く数日前に、ロジェ ヴィヴィエのプレスルームから、2013年11月にPARIS Prêt-à-Porter COLLECTIONの期間中に開催された大回顧展、『Roger Vivier VIRGULE,etc.』のスペシャルなフォトブックが届きました。



 あざ~~~~~~っっっす!!!!!!!



 私は会場に向かうこの日の朝に封を開け、その時の感動を再度確認し、テンションMAXでお邪魔させて頂きましたよ。



 メゾンのアーカイブスも良く解る、Roger Vivierの回顧展『Roger Vivier VIRGULE,etc.』のリポートはこちらからどうぞ。




 ロジェ ヴィヴィエと言えば世界中の王侯貴族や女優、セレブリティーに愛され続けて来たブランド、その顧客にはイギリスのエリザベス女王、マレーネ・ディートリッヒ、エリザベス・テイラーを始めとする蒼々たる女性達が並びます。


 創業者のムッシュ ロジェ・ヴィヴィエはかつてクリスチャン ディオールのシューズを手がけていたキャリアも持ち、彼が手がけていた時代のシューズにはクリチャン ディオールとロジェ ヴィヴィエの二つの名前が入っています。ディオールの歴史の中でも、そんなアーティストは後にも先にも居ないそうです。。。。

 1965年に誕生したこのブランドのシグネチャーのバックルのパンプスは、あのファッションの歴史を塗り替えた、歴史的名作『モンドリアンルック』の足元を飾る為に、イヴ・サンローラン依頼を受けて生まれたシューズです。


 こちらのシューズも同じ1965年に制作されたバックルのパンプスです。シューズのボディとバックルまで同じポニースキンでまとめている、珍しく、そして実に洗練されたシューズでした。

 



 ロジェ ヴィヴィエの名前を不動のものにし、またこのメゾンのシューズを履いた事で、自身の名声を世界中に知らしめた女優と言えば、、、、、、やはり、カトリーヌ・ドヌーブではないでしょうか。。。。


 バックルのパンプスが誕生して二年後の1967年、これまたこのメゾンの歴史に残る映画『昼顔』にカトリーブ・ドヌーブは出演します。イブ・サンローランがクリエイトした、この上なく洗練されたスーツやドレスには、バックルのパンプスが見事に調和しています。


 こちらはその『昼顔』の再榮中の1コマ。『ベル ヴィヴィエ』を着用したカトリーヌ・ドヌーブは実に魅惑的ですねぇ。。。




 現在のアーティスティック ディレクター、ブルーノ・フリゾーニが手がけたバッグの中で、大ヒットアイテムの一つがこちらの『ミス ヴィヴ』。


 シグネチャーのバックルのパンプスからバックルのモチーフを取り入出し、なんともエレガントなハンドバッグに仕上げた作品です。


 このバッグを最初に手にしたのは元フランス大統領夫人のカーラ・ブルーニ・サルコジ。 バスティーユ襲撃を記念する式典でこのバッグを持って登場した姿は、世界中で話題になりましたね。


 この簡潔でエレガントなデザインのバッグは、毎シーズン見事にアップデートを繰り返します。どんなファブリックやどんなテクニックが用いられても、揺るがないエータナルなデザインには感動を覚え、新作が登場する度に必ず驚かされます。


 こちらは2010 SS Haute Cotureで発表された、『ミス ヴィヴ ココット ア ラ コック』という作品で、なんとも可愛らしいでしょ???ギュピールレースやパールをふんだんに使い、まるでロココ時代にタイムスリップしたかのような楽しい一品ですね。。。




 今回の展覧会では、最新の2015 SS COLLECTIONにも触れる事が出来ます。会場には、ムッシュ ロジェ・ヴィヴィエが制作した、美しいシューズをモチーフにした切り絵も飾られ、その下にあつらえたラグジュアリーなサロンで、ゆっくりとお買い物も出来るようになっています。


 こちら絶妙な艶やかなオレンジに染め上げた、エキゾティックスキンを用いてクリエイトされた『ミス ヴィヴ』とバックルのパンプスです。



 70'Sのムードや、今季のパラダイスの気分を表現した、楽しいピースも登場していましたね。


 ジオメトリックなプリントが何とも楽しいこちらのコレクションですが、シューズは『スティレット スフィア』という名前で、ヒールの根元に施されたゴールドの球体がなんともユニークです。


 バッグは『クラッチ スフィア』というアイテムで、こちらはスワロフスキーが施された球体のクロージャーがなんともラグジュアリーでしたね。。。




 こちらも『ミス ヴィブ』でございます。。。。ホント七変化でございましょう???


 先ほど御紹介した『スフィア』のコレクションに用いられていたジオメトリックパターンを、モノトーンのカラーパレットで、しかも何とも手の込んだエンブロイダリーで表現した実にリュクスなアイテムでございましたよ。


 実際に手に取ると、スパンコールとビューグルビーズでクリエイトされたエンブロダリーはコンテンポラリーでシック。そこにクリスタルを鏤めたバックルのモチーフと、ゴールドのチェーンがなんともラグジュアリーなムードをプラスしていましたね。。。。




 はい、この日はロジェ ヴィヴィエのテーマカラーでもある真っ赤のジャケットでお邪魔させて頂きました!!!!パテントですよ!!!気合い入ってるでしょ???


 このメンゾンのミューズ、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(左)とアーティスティック ディレクターのブルーノ・フリゾーニ(右)のポスターの横で、同じポーズで図々しく3ショットさせて頂きました。。。。






 ロジェ・ヴィヴィエというブランドのアイテムは、常に世界中の女子たちが欲しがっているので基本的に品薄で、同じデザインであってもマテリアルやカラー違いがもの凄い数あるので、見付けた時に買っておかないと、その後二度とお目にかかれないという事も多々あります。特に個性的なデザインや、シーズンのムードを色濃く表現する手の込んだピースは本当にレア。。。。。



 ですが、今回この展覧会の為にかなりのボリュームのアイテムが用意され、一同にその作品が見れるのは壮観です。。。この場所の高い吹き抜けが、なんだか、パリのボン・マルシェに思えたのは私だけではない筈です。




 いち早く春の気分を楽しみたいのなら、春の香りのするシューズを探しに出掛けてみてはいかがですか?貴女の脳内に綺麗を蓄積出来て、その綺麗な物に触れることも出来る展覧会『ロジェ ヴィヴィエーCONS CONNECTID』は3/24まで開催中です。





 是非、この週末にでも足を運んでみてはいかがですか????






 展覧会『ロジェ ヴィヴィエーICONS CONNECTID』
 会期:3/18(水)ー3/24(火) 10:00-20:00
 会場:松屋銀座 1F スペース・オブ・ギンザ
 






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BALMAIN 2015 SS !!!





 昨日に引き続き、今日もアタッシュ・ド・プレス、ブルーベルからのリポートをお伝えしますね。


 エッジィでスタリッシュなフランスのメゾン、BALMAIN(バルマン)もこちらで扱っているブランドでございまして、今日はそのお話をさせて下さいね。




 まず私が袖を通させて頂いたのはBALMAIN HOMME 2015 SSのアイテムです。トリコロールのカラーがスタイリッシュなこちらのライダースは、実はスウェット素材で作られています。ショルダーのキルティングやメタルパーツもレザーアイテムで使用されているものと同じで、実に手が込んでいます。


 スウェット素材なのでパーカー感覚でさりげなく楽しめますし、なにより軽い!そして、そして。。。。。もちろんお値段もレザーアイテムに比べるとグッとリーズナブルです。


 ずっとバルマン オムのライダースに挑戦したかった方々にとって、今季はチャンス到来でございますよぉ~。。。。




 バルマン オムの2015 SSは、70'Sのフランスの有名なアルペンスキーヤーや、スペインの国民的英雄のレーサー達が競技の場で見せるビビットでスピーディーなスタイルと、ステージを離れた彼らのデイリーウエアに見られるリラックスしたスタイルにインスパイヤされています。


 モノトーンにレッドやネイビー等同じみのパレットの中に、イエローやオレンジ等のビビットなカラーもアクセントになっていて、スポーツウエアにインスパイヤされたスウェット素材のバイカーパンツやイージーパンツ、トレーナーやパーカー等コンフォートなアイテムも充実していましたよぉぉぉ~。。。。
 

 BALMAIN HOMME 2015 SS PARIS MEN'S COLLECTIONはこちらからどうぞ。

 



 はい。それではWOMEN'S COLLECTIONのリポートをして参りましょうね。この日会場で見付けた、今すぐ買える2015 Pre Springからお伝えしましょうね。



 クリエイティブ ディレクターのOlivier Rousteing(オリヴィエ・ルスタン)はこのシーズン、アメリカ西海岸のL.A.への旅で発見した、様々な出来事からコレクションをクリエイトしています。PARISとはまるで違うスタンスでファッションを楽しむロコ達のスタイルに影響され、グラフィカルで自由な作品が特徴的です。


 キーアイテムとなるのが様々なアイテムに取入れられるポンチョ。ドレスのディテールやジャケット、またはポンチョ単体で登場し、マイクロミニのスカートやフルレングスのベルボトムとコーディネイトされ、トレンドの70'Sのムードを楽しみます。




 今回テーマの一つになっているのがアメリカ先住民の伝統的な手仕事の数々。。。。象牙や翡翠、ターコイズ等のカラーパレットのビーズが、メゾンの最高のテクニックによってエンブロダイーされ、ウエアを華やかに飾ります。ここでポイントなのが実にコンテンポラリーに取入れられている事で、スポーティーな印象すら受けましたね。。。


 
 こちら、バルマンではお馴染みのエンブロイダリーのパターンをそのままプリントで施したトップスです。コレクションで数多く登場する贅を尽くした手仕事のピースは、手間ひまがかかり金額も凄い事になるので、実際はパリのブティックでオートクチュールのように販売されています。


 日本では中々実際に目にする事のないアイテムのムードを、もっと気軽に楽しんでもらいたいというオリヴィエのホスピタリティーから生まれたこのアイテムは、毎シーズン登場して人気のアイテムです。


 
 ノースリーブのトップスにプリントされているので気兼ねなく楽しめますし、全部自社のアトリエで行った仕事を忠実にプリントに起こしているので、細部まで見事に再現されていてほんとに美しいピースですね。




 こちらも実にバルマンらしいジャケットでございまして、ダブルのフロントにゴールドのボタン、ピークドラペルがイケイケでございます。。。。はい、大好物です!!!!


 先住民の伝統的なパターンをイメージさせるこちらのピースも、コレクションではエンブロイダリーで表現されていましたね。しかも気が遠くなる程細かいビーズでびっしりと。。。


 流線的なプリントが体型をスキニーに見せてくれますし、パワーショルダーも以前に比べるとさりげなくなっていて素敵でしたねぇ。。。








 ここからはショー形式で発表された、2015 SS のリポートをお伝えさせて頂きますね。



 こちらのコレクションでオリヴィエ・ルスタンがテーマにしたのは、彼が幼少期に夢中になった90'Sの力強くセクシーなアイコン達をイメージソースにしています。折しも世界的には大スーパーモデルブーム。リンダ・エヴァンジェリスタやシンディー・クロフォート、クリスティー・ターリントンやナオミ・キャンベルがランウェイで活躍し、そのブリリアントなスマイルとボディに何億というお金が動いた時代。。。。


 アーティストではジャケット・ジャクソンが、フォトグラファーのPatirick Demarchelire(パトリック・ ディマルシュリエ)を起用し、手ブラのジャケット写真が話題になった、アルバム『janet』をリリースし、かたや最近日本人ヴォーガーayabanbiの起用で話題になっているマドンナは『EROTICA』をリリースし、サウンドと供にSteven Meisel(スティーブン・マイゼル)が撮影した写真集『SEX』が世界を震撼させました。




 ファッションと音楽とても密接で、圧倒的に美しいパワーウーマンが世界に愛された、素晴らしい時代です。




 彼女たちのパワフルなアティチュードは今季の全てを支配します。シルエットはピッタリ身体に貼り付くラインとオーバーシルエット。そのどちらもが力強いスクエアのシェイプで切り取られます。


 ショルダーは水平にサイドに張り出し、ハイウエストでギュッと絞り、額縁のようなボディラインを作ります。ボトムはフレアーパンツやタイトミニであくまでもスクエア。。。。これが実に新鮮でしたね。


 お得意のエンブロダリーは水平垂直のラインを意識し、シャープでグラフィカルです。バイカラーを多用しコントラストを出来る限り強くし、モノトーンに負けない血のようなレッドやビビットなイエロー、深海のようなブルーがコレクションをドラマティックに盛り上げます。


 


 はい。まだ大好物のネタなので話が長くなりそうですので、コレクションの解説に参りますね。。。


 まず、こちらがファーストルック。柔らかいシルクジャージのトップスはウエストまで胸元が開き、美しいV字ラインには潔いブラトップがインナーにコーディネイトされます。インナーのショートパンツが透けるくらい軽やかなプリーツのオーバーパンツを合わせ、なんともダイナミックなルックです。


 ゴールトのメタルパーツとホワイトのコンビネーションがインパクト大の、アートのようなアクセリーを飾り、着る人の魅力を最大限に引き出すようなアーティストやディーバ達が好みそうなルックです。



 ブラックのモデルちゃんのせいか、個人的にはSade Adu(シャーデー・アデュ)にも見えましたね。。。。





 こちらのパンツスーツも素晴らしいでしょ????メンズライクにかっちりと仕立て力強さを表現したルックですが、フロントの重なる部分とサイドのホールのバランス、ボトムに柔らかいフレアーパンツをコーディネイトする辺り、もの凄い女っぷりのアガるパンツスーツですね。。。


 ジャケットの上品なサテンと、パンツのマットなシルキーな素材の光沢のコントラストも美しく、う~~~ん、マドンナ姐御のエロティカ的ですねぇ~。。。。




 今シーズン、沢山のブランドのコレクションで登場した注目のイエローですが、このブランドに登場したイエロー程、ビビットでパワフルなこの色はなかったなぁ~。。。と私は感じましたね。
 

 まるでブラックとバトルを組むように用いられたこちらのルック、トップスはパテントレザーの細いコードを丁寧にジオメトリックに縫い止めた、実に手の込んだアイテムです。


 ミラーのように輝くパーツを使い、イエローXブラックのバックルがアクセントのハイウエストのベルトに、スカートはイエローにブラックをケージのようにプリントし、ヒップラインを露にするセクシーなシルエットでしたね。。。




 はい、私の推しメン(ってか何のメンバー???)、サーシャ嬢が着ているルックも素敵でございましたねぇぇぇ。。。


  ジャケットは今季の特徴でもある水平なショルダーに、そこから真っすぐ落ちる細いスリーブ。ウエストまでのダイナミックなVのフロントに、ヘムは長めでヒップをシャープに包み込みます。このジャケットですが、バイカラーの部分はカッティングにより切り替えられていて、ブレードのように見えるホワイトの部分はプリントではございません。。。


 丸みを帯びて流線形の女性のボディの上に真っすぐなラインを引く事は死ぬ程困難な作業で、今回ウエアに施されているパッキリとした垂直、水平のライン一つを取ってもアトリエのテクニックの高さが伺えます。


 パンツもまた実にリッチなアイテムです。フレアーパンツのサイドにマルチスタイプを配したファブリックで仕立て、その上に同色の細かいクリスタルをこれでもか!!!!とビッシリ刺繍しています。


 ステージコスチュームにスポーツアイテムを好んで取入れた、90'Sのジャネット・ジャクソンのムードが感じられて嬉しくなりましたね。。。
 



 今回フィーチャーされているジオメトリックなラインのディテールは、やはり素肌の上に直接乗るととんでもない程セクシーな訳で、そのアイディアをそのままアイテムに落とし込んだ作品も登場しましたね。いやぁ~、、、ほんとセクシー!!!!


 こちらのジャケットはスペンサー丈でコンパクトに仕立ててありますが、フロントや脇のクリアーな部分には、なんとPVCがはめ込んであります。難しいこのマテリアルを使用してこんなに端正に仕立てられた作品には中々お目にかかれない訳で、もの凄く美しく仕上がっていて感動しましたね。


 ブラトップとショーツ、やはりクリアーなPVCにブラックを飾ったブレスレットで、是非共フェティッシュに着こなして頂きたいですねぇぇぇ。。。。




 今回いくつか登場したこちらのジャケットも実にユニークでしたね。オーバーシルエットのノースリーブのデザインなんですが、ビッグシルエットにおいてもルスタンはスクエアに拘っているようです。


 日本の法被のようにスクエアなシルエットに、ヒップラインまでノッジが落ちた変形のテイラードカラー。明確にフレーミングするようにレッドでアウトラインを飾り、何とも個性的なアイテムです。


 インナーにはレザーのトップス、幅広いハイウエストのベルトにベルベットのフレアーパンツと、これはもう、赤と黒のカラーで表現された、ジャケット・ジャクソンの『If』のミュジッククリップの世界でございますねぇぇぇ。。。。。



 今回、アトリエのプライドを感じさせるエンブロイダリーの作品も、ダイナミックでミニマムなアイテムがメインでした。ケージをモチーフにした格子のパターンを複雑にアレンジして、現代アートのように魅力的に仕上げていましたね。


 これだけ厳格な直線のファブリックだったら機会で作った方が良いんじゃないの?なんて思う人もいるかも知れませんが、それを手仕事で表現するのがこのブランドの素晴らしいところなんですよ。。。。


 複雑に組み合わせれたスクエアのモチーフは実は精巧にシンメトリーになっていて、ホワイトとイエロー、ブラックのクリスタルのビジューが規則的に刺繍されています。シースルーになっている部分はチュールを重ね、着る人の肌の色によってパターンのカラーが変化するというユニークなピースです。


 ウィンドーペーンのパンツをコーディネイトして、パターンオンパターンのハイレベルなコーディネイトしたね。



 アイテムにぴったりと貼り付きボディラインを強調するアイテムが多かった中、紅一点で登場したこちらのマラブーのルックは美しかったですね。


 やっぱ羽根ものは相当テンション上がります!!!!


 クリアーなPVC、ブラックのパテントにゴールドのバックルのベルトで、キュッとウエストを絞め、スカートはスクエアなビジューを施したレザーのリボンをPVCに施して、ケージのパターンを描き出していましたね。


 ほんとセクシーなコーディネイトでしたねぇぇぇ。。。。




 コレクションのラストはモノトーンに、今回フィーチャーされていたレッド、イエロー、ブルーの全部のカラーをミックスさせたカラフルなピースがランウェイを飾ります。


 こちらはケージのモチーフを、細いレザーのテープを組み合わせ表現したミニドレスで、クリアーの部分のPVCの光沢も素敵でしたね。


 このモチーフは他にプリントやクリスタルのビジュー刺繍等でも表現されていて、ラストルックはなんとトップスに白いニットのノースリーブをコーディネイトしていて、90'Sのムードが最高でしたね。。。



 90'Sのブリリアントなスーパーモデルやディーバ達と並んで、今回オリヴィエ・ルスタンが注目したのが、今をときめくお騒がせファッションアイコンのRihanna(リアーナ)。


 前回の2014-15 FW COLLECTIONのバルマンのアフターパーティーでは、トランスペアレントのトップだけでセクシーな姿を露にして注目を浴び、2014 CFDAファッションアワードでファッションアイコン賞を授賞した際の、キラッキラのほぼ裸のドレスは世界中で話題になりましたよね?


 そんな彼女の大胆なスタイルからインスパイヤされたようなこちらのドレスも美しかったですね。。。実にミニマムなデザインで、クロスするネックとフレーミングしたアウトラインにはブラックのビーズを刺繍し、PVCで肌を少し覗かせ、中心の部分はブルーのビーズでびっしりと刺繍します。



 ダイナミックでアーティスティック、まさに現代のパワーウーマンを象徴するようなゴージャスなドレスでございましたね。。。。。



 ちなみにこちら、襟元のディテールが少し違う、ブルーの部分がイエローのバージョンもコレクションには登場していましたね。。。








 さぁて、これまで以上に潔くダイナミックなBALMAIN 2015 SS COLLECTIONいかがでしたか?


 オリヴィエ・ルスタンは先頃発売されたフランスが誇るゲイ雑誌『TÊTU(テツ)』のカバーで、その若い美しいヌードを披露し、『SEX NIGHT OUT』と題した同号のファッションページでは、最近のファッション誌では中々見なかったような、ムンムンするようなエロティックなファッション写真を披露し、大変話題になりました。



 これまで、あまりの若さでバルマンというフランスの老舗メゾンのクリイティブ ディレクターに就任し、日々勉強と努力を重ねて来た彼ですが。ここに来てクリエイションでもメンタル面でもどこか吹っ切れたような、一皮むけたような爽快な印象を私は受けましたね。。。。。


 90年代に自分の意志に従い力強く活動したミューズや現代のアイコン、リアーナを通して、オリヴィエは匿名化され不穏な動きをするSNSを始めとするネット社会へ警笛を鳴らしています。顔を黒塗りした画像や音声に規正のかかったビデオ、閉ざされたインスタグラムのアカウント等や匿名のヘイトスピーチ。。。。。個性を主張したいのか隠したいのか理解不能な行動があまりにも氾濫し、もはや秩序は崩壊しています。



 そんなこれからどんな大事件に発展するかも解らない暗雲立つ気配に対して、若く敏感なオリヴィエは、あれだけノンシャランと自らのボディを露に出来るリアーナの行動に勇気とイマジネーションを得たのです。



 そんな彼女達にリスペクトして今回、、、、明確なカラーや惜しげも無く肌を見せるデザイン、直線により飾られたデザインは、もっとクリアーに、もっと人間らしくライフスタイルを過して欲しいという、彼自身のメッセージが込められているのかもしれませんねぇぇぇ。。。


 




 とにもかくにも、美しい作品が並んだ今回。。。。。夏迄にダイエットしければならない嬉しい理由が、また一つ増えましたねぇぇぇ~。。。。。全てが不確定で社会や政治、未来や世界情勢すら不安を感じる今だからこそ、このバルマンを纏うのパワフルウーマン達が、世界には必要なのではないでしょうか。。。。。









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CHARLOTTE OLYMPIA、GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN !!!





 さて今日は、いつも大変お世話になっているアタッシュ・ド・プレス、ブルーベルにお邪魔して着たのでそのリポートをお伝えしましょうね。


 
 世界中から素敵なアイテムを日本に紹介している素晴らしいプレスルームですが、今日はこちらで扱っているシューズブランドのお話をさせてい下さいね。




 ほら。。。。。。スタイルってまず足元から作られるって言うじゃないですかぁぁ。。。。




 まずはイギリスのキュートでウィットに富んだシューズ&アクセサリーブランド、CHARLOTTE OLYMPIA(シャーロット オリン ピア)です。とにかく遊び心に溢れ、思わず笑みがこぼれてしまう作品を、大真面目にラグジュアリーにクリエイトしているのが実に楽しくて、以前パリコレ中に行われたプレゼンテーションにお邪魔させてもらいましたが、ハッピーな会場のデコレーションや、ウェルカムドリンク等のいろんなブースが出てまるでホーム パーティーのように楽しいイベントでしたね。



 まずは2015 CRUISE COLLECTIONからご紹介しましょうね。はい。オフィシャル ウェブ ショップ等で絶賛発売中です!!!!




 こちらのテーマは『DOWN MEXICO WAY』。情熱の国メキシコをフィーチャーし、個性豊かなカルチャーがシューズやバッグに楽しく姿を変えます。伝統的なメキシカンフォークソングが聞こえる華やかで盛大なフェイスティバルや、壮絶な人生を生きたメキシコを代表する美しい女流画家、フリーダ・カーロの世界や彼女を飾るカラフルな民族衣装。。。。


 ソノラ砂漠に高くそびえるサボテンや屋台で売られているカラフルのお土産まで様々なアイディア溢れる作品が並びました。




 では、早速コレクションを見て行きましょうね。まず、、、、、ご覧の通りライムです。。。。テキーラに入れるやつですね。。。。


 『PANDORA(パンドラ)』を始めとする、クリアーなクラッチバッグは既に大人気アイテムで、キュートなバッグ達は毎シーズン様々にアップデートされ、ていますが、こちらはそのノウハウを生かして制作されたその名も『Citrus Clutch(シトラス クラッチ)』。


 60'Sのレトロなムード漂うジオメトリックなデザインで、輪切りにしたライムを窓のように見立て、部分的にクリアーにしているのもユニークですね。しかもスワロフスキーの種まで施してあります。。。。


 ちなみにこちら、イエローのレモンバージョンもございますよぉぉぉ。。。。



 こちらもなんともキュートなアイテムです。フリーダ・カーロの身につけていたカラフルな民族衣装の要素も今回のコレクションでは必要不可欠で、手仕事の温もり溢れるムードに仕上げていたのもハートフルでしたね。


 左のシューズは『BOTANICA(ボタニカ)』というタイトルのサンダルで、フリーダが髪に飾った花のヘッドドレスを、足に鏤めたようなシューズです。シャーロットでは定番のプラットホームのフォルムと、フューシャピンクのストラップが実に可愛らしく、リトルブラックドレスにシューズだけカラフルなんてのもオシャレですねぇ~。。。。



 右は。。。。。。恐らく世界で一番高いタコス。名前は『TAQUERA(タケラ)』でスペイン語でタコス屋さんの意味のタケリアに由来しています。。。。。。タコスの形のクラッチバッグです。ラフィアで編み上げたパン生地にはビジューのつぶつぶまで刺繍され、間から覗くトマトやレタスには刺繍が施されたモチーフを用い、持つとちょっとヒラヒラするのも可愛かったですねぇ~。。。。。



 

 もう。。。。メキシコ大物産展炸裂でしょぉぉぉ???


 今回、コレクションのテイストとしてフェスティバルのムードが強く表現されていましたね。左のバッグ(ってか既にバッグに見えない。。。)は『Pinata(ピナータ)』というアイテムで、メキシコの子供のお祭りで使われるくす玉の事です。


 このお祭り、カラフルなガーランドやテープで飾ったくす玉の中に、お菓子を詰め高い木等にぶら下げます。そこに目隠しした子供達が集まって来て棒で叩き、中からお菓子が飛び出すというイベント。。。日本のスイカ割りに近い物がありますねぇ。。。くす玉は紙等で割れ易く作られていて、こちらのように動物の形や7つの突起の付いた星型の物もあるそうです。


 こちらはカラフルなラフィアのフリンジで作られていて、棒で叩いても割れません。。。



 右側のシューズは『HIBISCUS(ハイビスカス)』お得意のプラットホームシューズをベースに、ゴージャスなハイビスカスのエンブロイダリーが手仕事によって施されています。ヒールの高さは14.5cm。。。。。。履くと、色んな意味で、一気に世界が変わりますよ!!!




 こちらもメキシコのお祭りをテーマにしています。キリスト教の諸聖人の日でもある11月1,2日に行われる『The Day Of The Dead(死者の日)』もメキシコではとても大きなフェスティバルですね。。。


 亡くなった人へ思いを馳せて語り合うというこの日は、故人の遺影や十字架、花や食べ物で飾ったオフレンダと呼ばれる祭壇を作り、メキシコでは死者の花と言われるマリーゴールドも飾られ、街にはその香りが充満します。初日は子供の霊が、翌日は大人の霊が戻る日と言われ、お供え物がチョコレートからメスカル等のお酒に変わります。


 日本のお盆にも似た風習で、墓地等も派手に飾り、カボチャのデコレーションも登場するそうなのでハロウィーンのルーツとも言われていますが、しっぽり弔うというよりあざ笑うくらいのハッピーなテンションで行われます。

 
 フェスティバルの重要なモチーフとして登場するのがスカル。人々はスカルのメイキャップをしたり、砂糖で作られた骸骨のお菓子が祭壇に飾られます。そのスカルをイメージしてクリエイトされたのがこちらのクラッチ、『Dead Nice Pouch(デッド ナイス ポーチ)』。


 メキシコのハンドクラフトを感じさせるボタニカルなエンブロイダリーのセンターには、ミステリアルでどこかユーモアに溢れたスカルがインパクト大に鎮座しています。



 他にスカルモチーフは、このスカルがそのままクラッチになったアイテムや、ローファーのトップに華やかな刺繍で表現されたアイテム等も登場していて、カラフルでキュートなので女子にも取り入れ易いアイテムになっていますよぉぉぉ。。。










 続いては2015 SS COLLECTIONのリポートへと参りましょう。こいらでテーマにしているのはメキシコからグッと北上して、アメリカ西部へと向かいます。『IT HAPPEND OUT WEST』と題されたこのコレクションは映画『WAILD WAILD WEST』の世界をシューズやアクセサリーに表現しています。


 西部開拓時代のフロンティアスピリットに思いを馳せ、乾いた大地や当時の彼らの『足』でもあった馬とそのカルチャー、カウボーイ達の拳銃やカウボーイハットもコレクションを盛り上げる要素となります。


 お得意のマガジンバッグのピンナップガールはカウボーイやインディアンのコスプレになり、『あれ?何処かで見た事あるぞ!』ってくらいユーモアたっぷりに表現したアメリカの代表的なタバコのラベル風のバッグ、デニムやバンダナのファブリックを取入れたアイテム達は今季の70'Sのムードにもぴったりです。




 それではコレクションをリポートしましょうね。まずこちらはなんともユニークなチャンキーヒールが注目のサンダルです。描かれているのは荒馬を飼いならそうとしているカウボーイの躍動的な瞬間。左足でカウボーイの放ったロープが、右足の馬の首に今まさにかかるかな?!という情景です。


 アクティブなモチーフのヒールとバランスを取るようにフロントは実にクリーンに仕上げられています。砂漠の乾いた砂をイメージさせるサンドベージュのレザーでエレガントに仕上げられ、アンクルのリボンが一つだけさりげなく主張していましたね。。。




 ってか、そのまんまだろ!と突っ込みたくなるようなこちら、、、、『Panoramic』というコレクションで往年の西部劇の名作『真昼の決闘』等に登場しそうな、砂漠とモミュメントバレーのランドスケープが、色の褪せたようなレトロなムードで表現れています。


 フロントから見るとコンビシューズのようなクラシカルな印象なのもユニークで、全体を見ると景色が臨めるというアイディアも実にユニークです。


 こちらのプリントはウェッジのサンダルのソール部分に描かれていたり、人気のクラッチ『PANDORA(パンドラ)』でも登場していましたよぉ~。。。




 今回コレクションで気になるのはラフ(粗野)なムード。シャーロットが最も得意とする、キラキラとした可愛らしい作品というよりは、カラーを少し押さえ、かつてカウボーイ達の世界のワイルドで男らしいスタイルが沢山見られたのもユニークでしたね。


 遊び心に溢れた少しハンサムなコレクションというのも、このブランドにおいては実に新鮮でしたね。


 こらは『Giddy Up』というシューズで、馬を早く走らせる時に使うかけ声で、『(相手の話に)乗った!』とか『どけどけ!』とかの意味もあるそうです。


 ブラックスエードのボディのヒールの部分には馬の横顔がアップリケで施され、そこから続く手綱はメタリックのカーフスキンでシューズ全体に楽しく配されます。星のモチーフも施され、フロンティアスピリット溢れる作品でしたね。。。



 こちらのコレクションも素敵でしたね。ヘアカーフにプリントでポニースキンのパターンを表現したコレクションでワイルドなムードが素敵です。


 右は実にシャーロットらしい作品です。すっぽり甲を包む安定感のあるトップにアンクルストラップ。実に繊細なスティレッドヒールに、前からチラリと見えるプラットホームはゴールドです。マテリアルはワイルドですが、デザインがとにかくエレガントなので、バランスの良いアイテムでしたね。


 左は、、、、、馬でございます。。。。たてがみのフリンジやゴールドの手綱、瞳にはビジューが施されています。。。


 
 今季の少しワイルドなスタイルはブリーチデニムやダンガリーなんかとコーディネイトしてみてはいかがですか?出来るだけマニッシュなスタイルに、アクセサリだけフェミニンっていうのも、レベル高くて素敵だと思いますよぉぉぉ~。。。。






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 続いてはイタリアが誇るエッジィでラグジュアリーなアクセサリーブランド、GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN(ジュゼッペ・ゼノッティ・デザイン)のリポートをお伝えしましょう。


 セクシーラッパー、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージ)を始め、相変わらずのレッドカーペットではヘビロテのこのブランド、彫刻的なまでに美しいスティレットヒールと並んで、最近ではラグジュアリーなスニーカーがストリート系のアーティストや、世界中のファショニスタ達にも支持され人気を博しています。


 今シーズン、Mr ジュセッペ・ザノッティは自然へと目を向けています。太陽のゆらぎや水の波紋はアブストラクなメタルパーツとなって、ハイヒールやサンダルを飾り、南国の楽園のビーチをイメージさせる珊瑚や貝殻のモチーフが足元を飾ります。


 こちらはフラットなトングシューズです。左はマットなゴールドのシェルのモチーフが何とも夏らしいアイテムで、右はまるで海岸に流れ着いたシーグラスのような、イレギュラーなフォルムの翡翠色のビジューを繋いだアイテムで、縦のトングに数個配されたゴールドのスタッズが素敵ですね。


 いわゆるビーサン的なノリでデザインされたアイテムでございますが、こんなラグジュアリーなビーサンもなんとも素敵!!!!是非、今季沢山登場しているカラフルなヒッピードレスなんかにコーディネイトしてみて下さいね。。。
 



 個人的にハイヒール命の私からすると、これが出ないと納得出来ませんから。。。


 このブランドを代表する人生を変える程の美しいスティレットヒールですが、今季はこちらが素敵でしたね。。。。ヌードベージュの上に繊細なレースやマイクロスクリタルを細かく施したスタイルは、足にデコーレションだけを履いているようなアティチュードで、足長効果バツグンです。


 素材がソフトなのでコーディネイトもしやすいですし、このブランドでこういう柔らかいムードのアイテムは、かな~りレアでございますよぉぉぉ!!!



 こちらも一見ソフトなデザインに見えるシューズですが。。。そこは一筋縄では行きません。


 ウルトラハイヒールが多いこのブランドからすると、履き易いヒールの高さとアーモンドトウが実にエレガント。コンビのデザインになっていますが、右側のホワイトXネイビーのタイプでさえ、履くとグラフィカルで実にシャープなムードです。


 左のオレンジとヘアカーフにカムフラージュをプリントしたアイテムなんかは、かなりアグレッシブな印象で、もはや一般的なコンビのシューズの常識を覆しています。


 お仕事で一度使った事があるのですが、コンサバティブなスーツなんかにコーディネイトしても、ピリッとソリッドにしてくれて、オシャレ感がグンと上がります。ビジネス女子にはさりげなくモード感を楽しめる秀作だと思いますよぉぉぉ~。。。




 はい。注目のスニーカーも充実していましたよ。こちらは三段のレザーのフリンジとその間に施されたスタッズが、なんともエッジィなデザインでしたね。丁寧に仕上げられたバックルのパーツも個性的でインパクト大なアイテムでしたね。


 圧倒的な存在感を放つこのジュゼッペ ザノッティ デザインのスニーカーは実物を見ると、スニーカーとは思えない程実に丁寧に美しく仕上げてあります。スティレットシューズに用いられるようなゴージャスなメタルパーツが使われたり、細かいレザーワーク等ラグジュアリースニーカーの世界最高峰と言っても過言ではないでしょう。。。


 ゴールドの喜平のチェーンが付いたコレクションは、私もなんとか手にいれたい代物ですねぇぇぇ。。。。



 
 自然をモチーフにした作品の他に、ユニークなテーマのコレクションのこの日会場には並んでいました。


 ここ数シーズン好調な『Rock'n Roll』をテーマにしたコレクションで主にフラットなスリッポンやモカシン等で登場し、ラグジュアリーに楽しむストリートスタイルとして提案されています。

 
 左側の『KISS』はまさにその世界観を大胆に表現した作品で、ブラックスエードの闇の中からスワロフスキーで飾られた唇が覗く、官能的な作品です。


 右側はブルーのスエードがなんとも鮮やかなアイテムで、この種のモカシンに一般的に飾られるタッセルではなく、iphone等に使われる絵文字のような矢印のメタルパーツがなんともユニークでしたね。



 この華やかなコレクションはメンズコレクションでも楽しむ事が出来ます。メンズシューズでキラキラのスワロフスキーのアイテムなんて中々ないので、イタリア系セクシー艶男を目指す方はトライしてみてはいかがですか?





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 今回御紹介したブルーベルのようなアタッシュ・ド・プレスで取り扱う、世界に名だたるアクセサリーブランドの作品は実に個性的です。多くのトータルファッションを提案するビッグメゾンが、プロフェッショナルなシューズデザイナーをチームに入れて、魅力的なシューズを発表している中、アイテムに特化し、さらに世界中でシェアを拡げて行くには唯一無二の明確な個性がないと通用しません。




 シューズに特化したブランドにおいて履き心地が良いのは当然の事。今回御紹介したブランドも重力に反発するようなデザインでありながらも、履くと驚く程足にしっくり来ます。シューズは女性を幸せに運んでくれるに特別なアイテムですから、履きやすいとか、足が疲れないとかそういう最低限のレベルだけの理由では選んで欲しくないと私は思います。




 日本のメーカーさんももっと女子心をトキメかせる、最高のシンデレラの靴を目指してクリエションして下さいませ!!!!!有名な裏が赤のシューズのパクリばかりとかじゃなくて!!!





 新しいシューズを買うことは新しい人に出会うような物です。同じサイズやデザインであっても足馴染みはものによって微妙に違うし、ヒールが高いシューズには特別なヒールを履く為の筋肉を日頃から鍛えておかないと、いざという時颯爽とは歩けません。金額もデザインもレベルが上がれば上がる程、私達のやるべき義務の増える事も多いです。



 でも、、、、人生は一度きり、、、、出来るだけ自分をワクワクさせるシューズを履いてる日々が多いほうが絶対的に人生はハッピー。素敵なシューズは素敵な人生へ繋がるパスポートですからね。。。




 仕事や恋で上手く行ってない方、もしかしたら貴女のそのシューズに問題があるのかもしれませんよ。。。。。今一度、貴女のシューズライフを見直してみる事をオススメします!!!!







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TOD'S 2015 SS !!!





 随分とお知らせが遅くなってしまいましたが、まずは掲載誌情報から!!!



 現在発売中のWWD JAPAN マガジン 2015 SPRING号、いつもの如くファショニスタ100の1メンバーとしてコメントさせて頂いてます。今回は39番です。


 『My Favorite DESIGNERS』という特集で、私のアイドル、ティエイリー・ミュグレーのお話や、以前GUCCIにオーダーした名前入りのベルトなんかも取り上げて頂きました。


 山下智久さんXLOEWEのファッションページや、巻末にはレスリー・キーが撮る、私の大好きなデザイナーVIKTOR&ROLFの特集ページ等もありますので、是非チェックしてみた下さいね。



 WWDのウェブサイトへはこちらからどうぞ。







 では今日は、イタリアが誇るラグジュアリーなレザーアイテムが世界中で大人気のブランド、TOD'S(トッズ)の2015 SS COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。




 まずは会場で素敵なMEN'S COLLECTIONのバッグを見付けちゃいました!!!今季のトレンドでもある、スポーティーなムードにもマッチしそうなパーフォレーションのコレクションが気になりましたね。パーフォレーションが施してある分だけ、少し軽量なのも嬉しい所。。。。


 トートタイプがセンターのダブルのベルトがポイントの『トッズ スクリプトバッグ』です。『ドキュメント ホルダー』や、スクリプトバッグのポケットから顔を出しているホワイトの『ゴンミーニ』もパーファレーション仕様になっていましたよ。。。。



  男子も持てる、カゴバッグって感じですかねぇぇぇ。。。。にしちゃ、すげぇリッチ!!!!





 はい。それでは2015 SS WOMEN'S COLLECITONからリポートして参りましょう。。。。


 先頃発表された2015-16 FW MILAN COLLECTIONで、4回目のシーズンとなるクリエイティブ・ディレクターのAlessandra Facchinetti(アレキサンドラ・ ファキネッティ)ですが、彼女がこのブランドでクリエイトする、優しくてフェミニンな世界観は今やすっかり定着し、新しいトッズのスタイルと言っても過言ではありませんね。



 今回のテーマは『ITALIAN PRIVATE GREEN(イタリアン プライベート グリーン)』。。。


 例えばそこは優雅な邸宅のプライベート ガーデン。新緑の緑の庭園を抜けポーチに入ると、そこにはコンテンポラリーな彫刻が飾られてます。ポーチ白いアーチを通して見える、ガーデンのグリーンは燃えるように鮮やかで、ガラスを通して降り注ぐ日差しは日常を忘れてしまいそうなくらい、優しさと幸福に包まれています。。。。



 今回会場にはこの世界観を表現する為に、そのプライベート ガーデンがランウェイにそのまま用意されました。白い砂にはアレキサンドラが大好きなグレイッシュなピンクの大理石が敷かれ、グリーンの生垣とガーデンチェアがゲスト達をおもてなしします。



 もう、、、、、なんてロマンティック!!!!!!!!




 美しいランウェイに並ぶ作品は、トッズのアトリエが誇る卓越したテクニックとサルトリアルに磨き上げられ、実に洗練されたスポーティーなスタイルです。究極にコンフォートなデイリースタイルを提案しながらも、そこにはインパクトに溢れ、実にアーティスティックでしたね。


 
 シルエットは快適ながらもしっかりと安定しています。ジャケットは程よいAラインのシルエット。緩やかなボディラインはコンテンポラリーながらも実にソフトな印象です。今回いくつか登場している注目のライダースは、伝統的な馬具からインパイヤされ、ディテールまで実にユニークでしたね。


 バッグのように緻密に作られたスカートや、実に美しいシガレットパンツをコーディネイトして2015 SS を飾る美しいスタイルが完成します。。。。





 はい、またもや話が全然先に進まないムードムンムンでございますので、さっさとコレクションをリポートして参りましょう。。。。


 まず、こちらのイノセントなドレスが今回のファーストルックになります。爽やかなメッシュにフローラルモチーフが施されたスポーティーなドレスでございますが、、、、、こちら、、、、、ファーストルックから。。。。。レザーでございます。。。。。


  では、テクニックを解説しましょうね。一枚でカットした柔らかいレザーに、まずどの位置にフローラルモチーフが来るか厳密に決定し、袖ぐりやヘム、縫い代を残してパンチングでパーフォレーションを施します。フラワーモチーフにはグレイッシュなピンクやブラウンが象嵌細工ではめ込まれ、美しい陰影を描き出します。そして最後に組立ててドレスになるという。。。。。。


 これはやっぱり数々のレザーアイテムで培って来た、最高のテクニックがあるからこそのアイディアで、実にトッズらしくてユニークでしたね。。。。



 いやぁ~。。。。。ほんと、素晴らしい!!!!!!

 



 こちら今季の特徴的なパンツスーツのコレクションです。今季レザーの他に登場しているマテアルとしては、滑らかな肌触りの素材が特徴的で、シルキーな肌触りとコットンのテクスチャーを両面で楽しむアイテムも登場しています。


 左側のまろやかなイエローのスーツは張りのある質感が実に美しく、ポケットのディテールやその部分のみにステッチを施し、他の部分はつるりと仕上げるテクニックもオリジナリティに溢れています。


 右のスーツはレザーでございます。。。。レザの上から実に繊細に、先にご紹介したクロッカスの花のモチーフをぼかしのテクニックも織り交ぜながら、グラフィカルに表現していましたね。。。



 ちなみにクロッカスはヨーロッパでは春の到来を告げる花として愛されていて、ギリシア神話にはこの名前の美少年が登場します。花言葉は『青春の喜び』『元気』『切望』等々。。。。

 



 今季注目なのはやはりライダースジャケット。馬具の様々なディティールにインスパイヤされ様々なバリエーションで楽しく登場しました。


 まるでシャツのようにボディーにフィットするアイテムや、ラグジュアリーな馬具のフィニッシング施した物まで実に様々です。


 こちらのライダースも実に素敵でしょ?皆様のイメージするこのアイテムのワイルドな要素は一切ございません。まるでイサム・ノグチのデザインした家具や、ヘンリー・ムーアの彫刻のようにアーティスティックな印象でしたね。


 美しい丸みを襟やラペルで表現し、ラペルの内側は絶妙にカラーリングをベージュに変え、全体のアイボリーとの調和も実に美しかったです。開閉の為のドットボタンも表からレザーで包み込んで目立たないようにして、ツルんとしたムードがなんとも素敵ですね。


 コーディネイトしているベルトも実にユニークでしょ???ビーンズのようなフォルムのこのユニークなベルトは今回いくつかのルックで登場し、アーティスティックな香りを漂わせていましたね。




 穏やかな初夏の庭園に茂る木々の新芽をイメージしたような、プリントのアイテムも登場して実に爽やかでしたね。


 ホワイトベースにプリントされた生地は、シルキーでストレスフリーで、こちらのような都会的なパンツとコーディネイトして登場していて、上からシャツのように軽やかなボンバージャケットを羽織っています。


 他にこちらは上からベルトを合わせてドレスのようにも楽しめる、ショートコート等も登場していて、素敵でしたね。。。
 



 今回多くのルックで特徴的なのがポケットのディテールです。かなり大きなポケットが施され、ステッチや仕上げ方も実に独特でしたね。


 こちらはデニムのパンツスーツです。程よくウエストをシェイプするシルエット、襟ぐりにデザインのように取ったダーツ、ノーカラーからダブルに繋がる前立てが実にファミニンなジャケットには、かっちりしたシガレットパンツをコーディネイトします。


 こちらのポケット、、、、、、パイソンでございます。。。。。昨今のファッションではドレスにまでポケットを着ける程、大ポケットブームでございますが、ここまでフィーチャーされているのは中々ございませんねぇぇぇ~。。。。



 ミラーのようなボタンもキュートでした。





 こちらのグリーンのルックも素晴らしかったですね。コットンライクなナチュラルなレースのように見えますが、なんとファブリックにレーザーカットでモチーフを描いたアイテムになります。


 つまりファーストルックでレザーに施したテクニックを、コットンにも施しているという事です。。。。。


 普通、ファッションブランドのアトリエなら、外注でファブリックを作り、いかにそれを美味くアイテムに落とし込むかと考えるものですが、素材から全て自社工場で手がけているこのブランドだからこそ、こんな無謀とも言えるアイディアを実現出来るのでしょうねぇ。。。。



 もう、、、、、目から鱗。。。。。。。。




 ラストルックはこちらもクロッカスの象嵌細工が美しいライダースが登場します。右の胸元にアップリケで施されたモチーフが、襟やラペルのフォルムとリンクし、歩くと花が揺れているようなエレガントな印象でしたね。


 トレンドのガウチョパンツ、『Spilla(スピッラ)』のローファーとコーディネイトして、ラグジュアリーなアイテムをカジュアルに楽しんでいたのも、実に今季の気分でしたね。。。




 はいはい、ではここからお待ちかねの、アクセサリーのリポートをお伝えしましょうね。毎シーズン、トッスのレザーアクセサリーは楽しみしていらっしゃる方々は多いのではなでしょうか。。。。???


 まずはシューズです。先シーズンからウィメンズシューズに登場し、既にアイコンとしての呼び声も高い『Spilla(スピッラ)』。イタリア語でピンを意味する言葉が使われたこちらのコレクションは、文字通りディテールに安全ピンが用いられます。


 今季はさらにアップデートして『ゴンミーニ』やモカシンスタイルにも取入れられ、ピンのパーツの使い方も実に個性的でしたね。こちらのように一見安全ピンに見えないようにエレガントに用いられているのが、個人的にもオススメです。




 今シーズンはバッグにもウエアのテーマである『イタリアン プライベート グリーン』の世界観が見事に表現されます。花や草花のフォルムからインスパイヤされたデザインや、モチーフやディテールで植物を表現したりと、まるで小さな自然と一緒に都会での生活を送るようなナチュラルなムードに溢れています。


 可憐に咲くチューリップの花のようなこちらのバッグは、今季最も注目すべき『トッズ フラワーバッグ』です。トッズのレザーの柔らかくてしなやかな特性を最大限に生かし、遊び心溢れるデザインは皮膚にあたるあらゆる角を排除した優しさからの発想でもあります。


 流線形のカッティングで異素材ミックスやツートーンカラーを楽しめる、まさに『花』のようなアイテムでしたね。。。




 こちらは『トッズ ケープバッグ』です。乗馬用のサドルのシェイプと機能性からインスパイアされたバッグで、バッグ開口部の両サイドにマグネットが施されていて、バッグの端を折るだけでバッグを閉じる事が出来る優れものです。

 こちらは、ウエアにも登場したクロッカスのモチーフのパーフォレーションのバージョンで、クラシカルなフォルムが実にエレガントでしたね。

 他にパンツスーツでも登場したフローラルプリントのレザーや、コンテンポラリーな大胆なアップリケのバージョンもあり、実に春らしいアイテムですね。


 こちらもまた可愛らしいバッグでしたよぉ~。。。同じく乗馬からのイメージで誕生した『バケットバッグ』は馬勒(馬の頭につけるおもがい、くつわ、手綱の総称)から着想を得ていて、ナチュラルで流動的な全体のフォルムを、手綱でコントロースするかのように、ベルトや横向きのループのディテールがアクセントになっていましたね。


 こちらのかなり大きめのクリスタルのビジューは、シグネチャーのシューズ『ゴンミーニ』のソールをイメージしていて、もっと細かくビジューが施されたバージョンや、ミラーのボタンのようなパーツを、ドットに用いたアイテムなんかもありましたねぇぇぇ。。。




 

 さて、最後にMEN'S COLLECTIONのお話も少しさせて下さいね。


 先頃トッズのメンズ ウエア部門のクリエイティブ・ディレクターにANDREA INCONTRI(アンドレア・インコントリ)が就任される事が発表されました。今年1月に発表された2015-16 FWより本格的にクリエイションを行っていますが、このシーズンも監修として関わっているそうですね。


 リラックスしてコンフォート、ノンシャランとしながらもイタリア紳士のエレガンスは絶対に忘れないトッズのメンズコレクションは、さりげないラグジュアリーに溢れています。


 最高級のレザーやリッチなリネンで仕立てたジャケットに、遊び心溢れるジオメトリックなプリントのシャツをコーディネイトしたり、ジャケットの上にスエードのアウトドアベストを羽織ったりとアドベンチャーに満ちあふれています。


 
 こちらは今回のコレクションでフィーチャーされているブルーのルック達です。このまま袖を通すと、もの凄く格好良くなりそうでしょ?????



 私が抱えているのは『トッズ トートバッグ』のミディアムサイズです。最初にご紹介したスクリプトバッグもそうですが、トッズのトートバッグは実に上質で、使い易いアイテムが多いですねぇぇぇ。。。



 SSにぴったりなホワイトを試着させて頂きました!!!!!







 

 トッズは皆様ご存知のイタリアを代表するビッグブランドです。伝説的なシューズ『ゴンミーミ』を誕生させ、世界中の人々の足元を飾って来たこのブランドは、現在WOMNE'S部門にアレキサンドラ・ファキネッティ、MEN'S部門にアンドレア・インコントリを迎え、ウエアを通したトータルファッションという、新たなステージへ向けて進化を続けています。





 私が素晴らしいなと思う部分は、名だたるイタリアの多くのブランドが得意とする、ある種の物質的な『これでもか!!!』という、人にひけらかすようなラグジュアリーさが、このブランドのウエアには皆無という点です。


 目に見える物しか信じないイタリアンカルチャーの香りは、このブランドのウエアには一切無く、アティチュードは極めてナチュラルでリアル。着る人自身や身近な人だけに、そのアイテムどれだけリッチにクリエイトされているかが解るさりげないスタイルは、『お洒落し過ぎは大罪』のムードの強い日本のカルチャーにもピッタリで、丁寧で奥ゆかしい物作りの姿勢も、日本の職人魂にも通じるように感じるのは、私だけではない筈です。。。。





 SSシーズンは実にプライベートな秘密の花園がテーマです。女性の皆様には是非フラワーモチーフのアイテムにトライして頂きたいですねぇぇぇ。。。今季は花満開。どのブランドでも登場しているこのモチーフですが、ここまで奥ゆかしく清楚な取入れ方は他には無い!!!!!と、私は思いますよぉぉぉぉ。。。。







 TOD'S 2014-15 FW COLLECTION 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。



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3.1 Phillip Lim 2015 SS !!!





 今日は、私のワードローブ占めるブランドの中でも、1,2を競う程お世話になっている、3.1 Phillip Lim(スリー ワン フィリップ リム)の2015 SS COLLECTIONのリポートを伝えしましょうね。



 はい。お楽しみのフィッティングコーナーです。取りあえず着ます。。。しかもお買い物リストに、入るか入らないかの厳選なる審査も同時に行いますので、一人で真剣。。。。。



 2015 SS MEN'S COLLECTIONのテーマは『Street Prep(ストリート プレップ)』。これまでもテーマに取り入上げて来たストリートのやんちゃなムードや、プレッピーのポライトなムードをミックスさせ、そのでちらでもないオリジナリティ溢れる、エレガントな世界を作り上げました。


 パタンナーにテイラードが得意な優秀なスタッフが加わったそうなので、とにかくジャケットは美しかったですねぇ。。。。。あっ、この日はパリのプレゼンテーションでも袖を通させて頂いた、ウィンドーペーンの柔道ジャケット。。。。絶妙なパッチワークが素敵でしたね。。。



 これは、結構、欲しいです。。。。。。真剣に。。。。。。。。



 

 3.1 Phillip Lim 2015 SS PARIS MEN'S COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。

 





 では2015 SS WOMEN'S COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。


 まずプレスリリースにはカナダの詩人で小説家、日本ではシンガーソングライターとしてお馴染みの、Leonard Cohen(レナード・コーエン)のこんな言葉が記されています。




 『完璧な創り物は必要ない。

      全てのものには亀裂がある。だからこそ光が入ってくるんだ。

                  ― レナード・コーヘン』




 今季フィリップ・リムは少しセンシュアルなテーマを選びました。舞台はベットルーム。非常にプライベートで、官能的な雰囲気に満ちあふれたその空間の全てがコレクションの要素となります。


 カーテンの隙間から差し込む繊細な朝日、幾重にも重ねられたピロー、デコラティブなマッレスのキルティング。。。。起きたばかりのシーツの上にはまだ暖かさが残り、歪んだベットのくぼみや皺にはアンニュイなムードが漂います。。。。



 うーん。。。。。とってもセクシー。。。まるで官能小説のオープニングのようですわ!!!!




 なんですけど、実際的にファッションとしてこの曖昧なムードを落とし込んで行かなければなりませんよね?そこでフィリップの特異な才能が冴え渡ります。今回最もフューチャーされているのは、ラグジュアリーなホテルのベットカバーに使われるようなクロッケ織り(膨れ織り、マトラッセ)のシルキーなファブリック。クイル(羽根)やアラベスクの模様が表現されたファブリックは実にフェミニンです。


 風に揺れる予測不能は動きは複雑な有機的なカッティングと、そこをトリミングするシルク素材のコードで表現されます。殆どのルックがボディに寄添う自然なカーブを描き、アシンメトリーに仕立てられているのも斬新で、フィリップのカッティングの見事さと、センシュアルでプライベートなムードが見事にマッチしています。


 カラーパレッットはベットリネンのホワイトに始まり、ロマンティックなパウダーピンク。カナリアやマンゴーやグリーン、ネイビーそしてブラックへと移り変わって行きます。







 それではファーストルックからコレクションを見て行きましょうね。はい。こちらでございます。。。。。なんとも独創的でしょ?

 
 ベッドの上で一晩過した相手が、ピローやシーツ、ベットカバーに包まっているかのような、セクシーでプライベートなムードの作品です。


 トップスは実に衝動的。ボディーの上に生地を載せながら仕立ててしまったような予測不能な楽しさに溢れ、ベットカバーのキルティングをイメージさせるクロッケ織りのパネルや、シルキーなナイトウエアのようなパネル、シルク素材のパイピング等で風に揺れるカーテンのような無造作なムードをカッティングで見事に表現しています。


 流動的なトップスに対してパンツは、マトラッセを用いていますがセンタープレスをピシッとかけメンズライクなクロップドです。しっかりしたフォルムのボトムを合わせる事でフェミニンXマスキュリンの絶妙な匙加減を取っています。


 

 実にアヴァンギャルド!!!!でもフィリップお得意のフレンドリーなまとめ方で、エレガントなルックに素敵に仕上がっていましたね。。。。
 



 同じクロッケ織りのファブリックで仕立てれたこちらはジップブルゾンです。


 ラグランの切り替えやリブ使いがスポーティーで、今シーズンヘビロテ間違いなしの予感のするアイテムです。


 実に気が効いている所が、ウエストにシャーリングを施し、ドローストリングする事でまるでランジェリーのような繊細なギャザーが生まれる部分です。これはフェミンなスタイリングにも楽しめそうな、優秀なアイテムでしたね。




 毎シーズンコレクションに登場するレザーウエアですが、ブランドがスタートした頃より上質なレザーアイテムはとても人気がありますね。私もいくつか持っていますが、柔らかいテクスチャーと気心地の良さから毎シーズン必ずチェックします。


 きっとこのブランドのレザー目当てのファンも少なくない筈。。。。。


 こちらはお得意のライダースですが、今季のムードに合わせてフェミニンなムードです。軽やかなブラックレザーとネイビーのスエードをコンビで用い、胸元には穏やかなステッチ、ヘムはシャツカットのディテールで軽さを表現していましたね。


 こちらのルックのようにインナーにブラトップを着けて肌を覗かせると、セクシーにも楽しめるアイテムでしたね。



 最初の画像で私が着用していた柔道ジャケットのデザインは、今回WOMEN'Sでも登場します。


 日本大好きなフィリップですが彼自身は生粋のアメリカ人なので、ジャパンカルチャーの捉え方も実に独特で、こんなスタイリッシュなコンビネゾンになって登場していましたよ。ショルダーからのドレープと、襟からベルトに繋がるステッチの帯の使い方がユニークですね。


 このモチーフは他にアシンメトリーなドレスにもなって登場していましたので、チェックしてみて下さいね。




 クロッケ織りのファブリックは羽根の模様の他にも、トレリス(格子)のパターンでも登場します。ベットルームの窓から見えるバルコニーやガーデンの柵のイメージでしょうかねぇ???


 こちらはそのファブリックをやはり流線形のカッティングで切り替えたトップスで、ヌードベージュの部分は滑らかなスエードです。ネックに向かって幅の広がる個性的なレースアップのディテールがアクセントになっていて、ミントのクロップドパンツを合わせて、シャープな印象でしたね。


 こちらのトップス、ドレスのバージョンもショーでは登場していましたよぉぉぉぉ~。。。



 今回発表された作品はウエストをシェイプしたアイテムが多数見られ、テーマでもあるセンシュアルでフェニミンなムードをさりげなく演出していましたね。


 こちらのジャケットはデニムジャケットのようにカジュアルにステッチを効かせ、ノーカラーにフレンチスリーブのアイテムです。カジュアルなので取入れ易く、最近ビッグシルエットしか着てない方々にオススメします。


 パンツに用いられているのはトレリスモチーフを施したオーガンジーで、その上からエンブロイダリーで羽根のモチーフを表現した拘りのファブリック。。。。いやぁ~セクシーなアイテムでございますねぇぇぇ。。。




 こちらもまた実にユニークなカッティングのセットアップです。流動的なカッティングをブラックやナイトグリーンのファブリックで表現していて、シックな印象が素敵ですが、使われている素材は拘り抜いています。


 グリーンが玉虫のように光るブロッケードの部分には、ルレックスの糸が織り込まれていて、ブラックのシースルーの部分は、ベットルームに置かれているラタンの寝椅子をイメージさせるイントレチャートなようなモチーフになっています。


 ですが、この部分。。。。。立体的にプリーツを寄せる事で陰影を生み出した素材で、一枚の生地なんですねぇ。。。


 いやぁ~、これは実に個性的でユニークでしたねぇぇぇ。。。。




 コレクションにはカナリアのアイテムもいくつか登場して実に爽やかでしたね。最近のトレンドカラーでもあるのでチェックしている方々も多いと思いますが、独特のカラーパレットが素敵なこのブランドのイエローは、ソリットでスタイリッシュな印象です。


 コレクションでは先ほど御紹介したノーカラーのステッチのジャケットや、右側のようにドレスのパーツで取入れられたりしていましたね。


 どれもホワイトとコーディネイトされていて、イタリアのビーチリゾートにいるような気分にさせてくれましたね。


 是非、今シーズンはホワイトとコーディネイトして楽しんでみて下さい。レモンミルクみたいな感じで。。。。。って、どんな感じ?




 クロッケ織りのブロケードのモチーフとしても使われていた羽根のパターンは、ブラッシングのようなプリントでも登場し素敵でしたね。


 今シーズン、ソフトなムードのアイテムが多いので、ワイルドなイメージが良いアクセントになっていました。ブラックXホワイトで描かれたプリントには、部分的にイエローやマンゴーが施され、パンチも効いてましたね。


 パンツに使われているもの実にユニークな素材で、描かれているのは椅子の背もたれに藤細工で施されるトレリスのパターンで、部分的に剥げたようなグラフィックになっているもの気が効いていましたね。。。


 スケスケのパンツでございますが、自身のある方は是非どうぞ!!!!



 人気のバッグは今季、ウェアに合わせてこんなペールなカラーが!!!ベージュとシャイニーなゴールドのジオメトリックなペイントが特に気になりましたね。テーマがテーマなだけにシャイニーなゴールドが、ナイトウエアのサテンに見える気がしないでもないですが。。。。


 真ん中は人気のサッチェルバッグの『パシェリ』、左はシックなショルダータイプ、右の後ろの少し大きめなのはパシェリのリュックタイプで、立体的なテクスチャーが施されたカーフレザーが使われています。


 コレクションにはショルダートートとしても、サッチェルとしても楽しめる巾着タイプの丸っこいバッグも沢山登場していましたね。


 多分あっという間に、街で見かけるようになるんでしょうねぇぇぇ。。。。


 シューズは程良いヒールのアイテムが多く登場していましたね。ウエアにも用いられているシルク素材のループをディテールに使い、インテリアのような個性的なデザインが素敵でしたね。


 カラーブロックで表現した個性的なウェッジ等もあり、360℃景色の違う建築なデザインは、退屈になりがちなSSシーズンのスタイリングに、アクセントを着けてくれそうでしたよぉぉぉ~。。。







 いつもより少しセンシュアル。実にプライベートなムードでクリエイトされた、今シーズンのスリー ワン フィリップ リムの2015 SS COLLECTIONいかがでしたか?

 


 今シーズン、他の多くのブランドがエフォートレスでリラックスしたアイテムを発表している中、この構築的でアヴァンギャルドなスタイルは個人的にとても大好物ですね。一見着こなすのが難しそうに見えるアイテムも、試着するとビックリ!!!!襟やボディのカッティングや、部分的に覗く肌の具合も見ている以上にしっかり安定してます。




 今回、こういうデリケートなテーマを選んだフィリップは、相反するテーマとして『防御』というエッセンスもテーマにしています。センシュアルではかなげだからこそしっかりと服作りをし、安心して不安定を楽しむという実にハイレベルなテーマにも挑戦しています。





 そろそろ日本人女性も脇腹くらいサラリと出しても良いのではないでしょうかぁ???




 普段センシュアルやセクシーが足りない日本人女子達にも、サラリとモードに取入れる事が出来そうな3.1 Phillip Limの2015 SS COLLECTIONでした。。。。

 

 




 
 3.1 Phillip Lim 2014-15 FW WOMEN'S COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。


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DRIES VAN NOTTEN 2015 SS !!!






 今日は私も大好きなブランド、DRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)のリポートをお伝えさせて下さいね。




 このブランドのプレゼンテーションは足を運んで作品を間近に見ると、どうしても袖を通したくなります。。。。そして、どうしても欲しくなります。。。。。いかん、いかん。。。。。



 この日は2015 SS のMEN'S COLLECTIONから、柔わらかいファブリックのヌードベージュのジャケットに袖を通させて頂きましたよ。ほんとうっとりする程軽やかな着心地でございます。。。。



 2015 SS MNE'S COLLECTIONはドリス ヴァン ノッテンのコレクションをパリで見れるようになって、私個人的にも相当好きな作品が並びましたね。20世紀を代表するバレリーナ、英国ロイヤルバレエやパリ オペラ座で活躍したRudolf Nureyev(ルドルフ・ヌレエフ)と、コリオグラファーAnne Teresa De Keersmaeke(アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル)が主催する、ベルギーの世界的なダンスカンパニーRosas(ローザス)。。。。。


 二つの頭文字の『R』をキーワードにバレエダンサー達がリハーサルで見せる、リラックスしながらも最大限にボディを美しく見せるハイウエストのスウェットパンツやタックトップ、ヌレエフがリハーサルで纏ったようなエンブロイダリーのガウン、アウターの上にも下にも着るハーネスという新しいアテイム等、なんともセンシュアルで素晴らしいコレクションでしたね。。。。



 ちなみにこちらのジャケットには、同じファブリックのワイドなショートパンツに、バレエシューズをコーディネイトして、コレクションに登場していましたよ。




 DRIES VAN NOTTEN 2015 SS MEN'S COLLECTIONのパリでのリポートはこちらからどうぞ。 






 はい。それでは、2015 SS WOMEN'S COLLECTIONのリポートへと参りましょうね。



 今回のコレクションもドリス ヴァン ノッテンのアイディアノートをひっくり返したような、彼自身の脳内トリップへ出掛けるような、実に沢山の様々な要素が取り込まれます。



 ルネサンス初期の理念に戻ろうとする、博学なラファエル前派。
 仕事と手仕事への情熱。


 素足のまま、朝露に濡れた草原を歩く。
 真夏の夜のロマンスとミステリー。


 服を着る事のしきたりや習慣から放れ、ひとつひとつの服を愛好する。
 愛の戦士、崇高な自由の精神。。。。。。。




 このブランドがお好きな皆様からすると、プレスリリースに書かれたこの詩のような言葉で、今回のコレクションの全てがお解りになる事でしょう。。。




 まず、今回実に注目だったのがランウェイに敷かれた、朝露に濡れた草原のようなカーペットです。これはブエノスアイレスを拠点に活動するビジュアルアーティスト、Alexandra Kehayoglouにドリス・ヴァン・ノッテンが特別にオーダーしたそうで、4週間以上もかけて全て手織りで制作されたそうです。


 今回のショーの招待状にはこのカーペットをイメージさせる苔がクリアケースに入って届いたそうですよ。ちなみにこのカーペットの制作の過程はドリス ヴァン ノッテンのfacebook等で見る事が出来ます。。。かなり面白いです!!!!






 リリースにも登場するラファエル前派は、19世紀中頃、ビクトリア朝のイギリスに起こった芸術運動とそのグループの事を意味します。1848年ロイヤル・アカデミー付属美術学校の生徒だった、Dante Gabriel Rossetti(ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ)、William Holman Hunt(ウィリアム・ホルマン・ハント)、John Everett Millais(ジョン・エヴァレット・ミレー)の3人によって結成されます。


 産業革命が世界中で拡大し、もの凄いスピードで現代へと時代が進化して行くこの当時、大きな芸術運動としてはフランスを中心に発展した印象派です。印象派は新しいタッチ、新しい被写体を求め、画家達の精神を解放した芸術活動として有名ですが、こちらの芸術運動はむしろ中世からルネサンスへ回帰するという古典的な活動でした。


 ラファエル全派の正式名称は『Pre-Raphaelite Brotherhood』。『ラファエロ以前兄弟団』とでも訳するのが正しいのでしょうが、『兄弟団』というのは厳格な宗教家達が好んで使う秘密結社的な言葉で、19世紀初頭、ドイツ ロマン派の画家達によりキリスト教美術の精神性を取り戻そうとして起こった集団、『ナザレ派』から着ているとも言われています。


 都会の生活を楽しむ人々や、風景等を好んで描いた印象派からすると、こちらの絵画の主題は中世の伝説や文学。画風はルネサンスや北方美術にインスパイヤされた明暗の弱い明るい画面、華やかな色彩、綿密な描写表現等に特徴があります。


 実際彼らは、芸術性の違いや、モデルを巡るプライベートな問題で散り散りになってしまいますが、後に活躍するEdward Burne-Jones(エドワード・バーン=ジョーンズ)やWilliam Morris(ウィリアム・モリス)等に強く影響し、美術史上実に大きなムーブメントです。




 はい、美術史の授業はおしまい。ファッションのお話をしましょうね。今季ドリス・ヴァン・ノッテンはその古典的なスタイルの中に、『フェスティバル』という楽しい夏の情景をプラスします。結果作品は二面性を持つユニークなピース。。。伝統的なアラベスクのモチーフと、夏の夜の花火のようなカラフルさが一つのアイテムの中で見事に融合し、作品の多くはルレックスの糸が用いられ、妖精の粉のようにルックを輝かせます。


 ボタニカルなモチーフやアップデートされたトラディショナルなプリント、ジオメトリックなカラーブロックやストライプ。メンズのネクタイの柄やバンダナのプリントもコレクションに想定外の楽しさをもたらします。





 もう、言いたい事が死ぬ程いっぱい。。。。。。。。。なので、さっさとコレクションの解説に参りましょうね。




 まず、こちらは私のオ推しメン、ハンナ嬢がお召しのファーストルックです。17、18世紀の男性用の乗馬服をルーツとするルダンゴトのようなコートには、このブランドのテーラリングの美しさが冴え渡り、クラシカルなボタニカルなモチーフが、ルレックスの糸のブロケードで表現されています。


 インナーにはイカットをイメージさせる、エスニックなフローラルモチーフを施し、パンツには大胆なレインボーカラーのストライプ。。。。。何なんでしょうこのスタイリングのセンスの良さ!!!!



 クラシカルな美しさとオプティカルな楽しさをミックスした、型にはまらないオリジナリティーに溢れるスタイルから、ゲスト達はうっとりするような夏の夜の夢へと誘われます。。。。。


 



 今回注目だったアイテムの一つにレインボーのアイテムが沢山登場した事で、先ほど御紹介したパンツもそうですが、下品になりがちのこのマルチカラーを、実にシックでエレガントに仕上げていたのは見事でしたね。


 こちらは薄いシフォンを裂いてから糸をほつれされ、数cm単位で重ねてレインボーのカラーを描き出したアイテムで、絶妙なパレットやボーダーの幅等ディテールまで実に緻密に仕上げられていましたね。


 コレクションではこういうインパクト大なアイテムに、また別のトーンのレインボーカラーのアイテムやエスニックなムードのボタニカルプリント、ルレックスのブロケードのアイテム等をコーディネイトしていて、ほんとレベルが高く、洗練されていましたね。。。




 こちらはまた少し趣の違ったレインボーなんですが、とっても素敵でしょ? 


 ボディの上にファブリックを乗せピンで抑え、その軽やかな状態のままドレスに仕上げたような何ともエアリアルなドレスです。フロントで生地を縦地と横地で交互に用い、サイドの自然に流れるドレープでは、生地はバイアスなる為に柔らかいフォルムを描きます。


 歩く度にシフォンにプリントされた柔らかなレインボーのストライプが実に美しい動きを見せ、ドレッシーなのにノンシャランとしています。



 ほんと、この人天才。。。。。。。




 こちらのトップスもやはりレインボーからのインスピレーションで、バーン=ジョーンズが描いた絵画の中で、女神達が纏っている鎧のようでもありますね。


 ペールトーンのレインボーのスパンコールをびっしりと敷き詰め、モチーフもジオメトリックなパターンを描いています。パネル同士はドリス・ヴァン・ノッテンが好んで良く用いる、それぞれのパーツをパイピングでまとめ、間をハシゴレースで繋ぎ肌を覗かせます。クラシカルでありながらエスニック、そして実にコンテンポラリーなアイテムです。


 コレクションではこちらに、ジオメトリックなフラワーモチーフのシフォンのブラウスに、ルレックスが織り込まれたジグザグモチーフのブロケードのスカートをコーディネイトし、モチーフonモチーフonモチーフという斬新なスタイルを見せてくれていました。

 



 なんとも折衷なこちらのルックを実に美しゅうございましたねぇ~。


 トップスは万華鏡のようなカラフルなカラーで、デジタルにアップデートした草木のモチーフをシフォンにプリントしたブラウスで、ルレックスの糸が繊細に渡してあります。その上にはヨーロッパの宮殿などのインテリアにも見られるクラシカルなブロケードでブラトップを作りコーディネイトします。


 スカートはヒップのラインまで拡大したアラベスクのモチーフを用い、そこから柔らかいストライプのシフォンで花びらのような美しいフレアーを描き出します。


 もう、、、お見事でしょ?アイテム自体にも二つの要素を融合させ、さらにスタイリングでドラマティックに仕上げる。。。こうやって幾重にもエッセンスを重ねる事でドリス ヴァン ノッテンの世界は完成して行くんですねぇぇぇ。。。。。
 


 こちらのコートも実に美しかったですね。


 胸元からジオメトリックに解釈したウィリアム・モリスのような草木のパターン、そこから下は、何とも鮮やかなピート・モンドリアンの作品のようなビビットなカラーを、レトロムード漂うグラフィカルなパターンで表現しています。


 今回こちらのような、アイテムをまっ二つに別けるような表現が要所で見られましたが、その多くは実はファブリック自体から織り方を変えて制作した物が多く、ホントに驚きでしたね。。。。


 まず、ファブリックありきというドリス・ヴァン・ノッテン。毎シーズン気になる生地を手間ひまをかけて制作し、そこからアイディアを膨らませて行くというクリエイションを行うそうですが、このユニークなファブリックは、切り替えではないので、恐らく生地のロスもかなり多いはず。。。。。


 本当に贅沢なアイテムですねぇぇぇ。。。。。。。




  今回テクニックの一つとして注目だったのがほつれ。先に御紹介したシフォンを重ねたトップスや、パターンを織り上げたジャカードの模様の中、布端をラフカットしたりと様々なテクニックで、リラックスした気取らないムードを演出していましたね。


 こちらのインナーのニットにはリボンによるほつれのテクニックが施されています。ブラックのニットの上にはプリーツを寄せたサテンのリボンを一つ一つ手作業で止め着け、グラデーションしていく色合いと、緻密に計算されリボンの位置が実に美しい作品でしたね。


 スクエアのモチーフをデジタル加工してプリントしたコートと、複雑なピンストライプで仕立てたワイドパンツは実にマニッシュで、このブランドらしいフェミニンXマスキュリンのバランスが冴え渡る素敵なルックでしたね。。。




 こちらのコートに使われている、大輪の華をイメージさせるジャカードも繊細で素晴らしかったですね。


 シースルーのシルクの上で風に揺れるように表現されたモチーフは、ほつれのようなフリンジや、ブロケードの裏側のように糸を渡す事でボカしたような、油絵のようなタッチを生み出していましたね。


 レイヤーされたファブリックも大胆にホワイトとブラックで切り替え、ブラックの部分には輝くルレックスの糸まで織り込まれていましたよ。



 カラフルでオプティカルな作品が続く中、こんなブラックのシックなルックをさらりと出して来る辺りも、ほんとこの方ニクいです。。。


 一見ブラック一色に見えますが、アンダーにゴールド、ブラックにバーガンディーのイレギュラーなストライプのシルクを敷いて、その上にトップス部分は今季いくつか登場している、麻の葉をイメージさせる草花のモチーフをフリンジで描きだし、スカート部分にはビジューと繊細な糸で表現した、円のモチーフのレースが華やかに飾ります。


 こういうドレスを真夏のフォーマルシーンでサラリと着れる女性は、本当に素敵な大人の女性だと思いますね。。。




 ほんとにアートのようなルックです。。。。


 ゆったりとしたトップスには織りで立体感を表現した花のモチーフをあしらい、胸元の部分にはまた別のブルーのルレックスの生地を使い、アイテムをパッツリ二分する今季のスタイルが感じられます。


 パンツもまたルレックスのファブリックで、ブラッシングしたようなタッチが、カーペットの色とリンクするグリーンとブロンズで表現されていますね。。。


 こちら最後から2番目のルックでございましたが、ラストルックも実に素敵でございましたよ。是非オフィシャルのサイトで見れるムービーでチェックしてみて下さいね。




 今季ショーでは植物の枝や根を首に飾ったような、ゴールドの華奢ネックレスが登場して素敵でしたね。さらにアンバランスにジェットの大きなビジューをあしらったりと、実に女性らしいアイテムでした。


 こちらは会場で見付けた個人的に大好物なネックレスです。レインボーカラーのルレックスの糸で作り上げた沢山のタッセルと、イレギュラーにカットされたジェットのビジューが鏤められた美しいピースでした。


 エスニックで荘厳なムードですが、今季はさりげなくシャツの内側に付けたり、Tシャツなんかにコーディネイトするのも良いのかもしれませんね。




 はい。。。。。。もう、フィナーレは感動的でございましたよ。。。。アンコールで登場して来たモデル達はランウェイの先端迄行くと、おもむろに今回の為に制作されたグリーンのカーペットの上に寝転んだり、腰を下ろしたりします。


 ツィッター等でももの凄い数、世界中に発信されたこの画像を見た人は『アレ?今回のドリス・ヴァン・ノッテン、ショーじゃなくてプレゼンテーションだったの?』なんとおしっしゃる方も居たとか居ないとか。。。。


 このシーンを見て、感じたのは70'Sのウッドストック等のサマーフェスティバルのシーンです。日が暮れて間もなく、ヒッピー風のファッションに身を包んだ観客達が思い思いに次の出演者が出て来るのを待っている。。。。。今季トレンドの70'Sののムードをこの一瞬で感じてしまいましたね。。。。



 そしてまた、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの絵画に出て来る、神秘的な女性達が森の中の泉の側でなよやかに微睡んでいる姿にも見え、素晴らしいタブロー・ヴィバン(活人画)を見せて貰いましたね。。。。







 さて、最後にドリス ヴァン ノッテンに関して、いくつか素敵なお知らせがございます。


 まずは、昨年パリ装飾美術館で大成功を納めた素晴らしい展覧会『DRIES VAN NOTEN INSPIRATIONS(ドリス・ヴァン・ノッテン – インスピレーションズ)』が現在場所をドリス ヴァン ノッテンの本拠地でもあるアントワープに変え、MoMu-アントワープ モード博物館で開催されています。


 2015年 7/19までにアントワープに行かれる方がいらっしゃったら、是非足を運んでみて下さい。うっとりする程の優雅な時間を過ごす事が出来る事お墨付きでございますので、チェックしてみて下さいね。 




 『DRIES VAN NOTEN INSPIRATION』パリ装飾美術館で行われた際のリポートのVol,1はこちらからどうぞ。

 Vol,2はこちらからどうぞ。





 もう一つは2015 SS MEN'S COLLECTIONのインスピレーションにもなった、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルが主催する世界的なダンスカンパニーRosas(ローザス)が日本で来日公演を行います。


 しかも作品はドリス ヴァン ノッテンが衣装を手がけた1989年初演の『DRUMMING(ドラミング)』。日本来日は5年振りとなる世界最先端のローザスのコンテンポラリー ダンスと、ドリス ヴァン ノッテンの衣装の素晴らしい融合を是非体感してみて下さいね。


 東京芸術劇場で4/16~18までとたった3回の公演ですので、お見逃しなく!!!




 ローザス公演『ドラミング』の情報はこちらからどうぞ。






 DRIES VAN NOTTEN 2014-15 FWのリポートはこちらからどうぞ。


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Roberto Cavalli 2015 SS !!!

 




 さぁ、made in Italyのブランドが続いておりますが、本日もイタリアを代表するラグジュアリーブランド、Roberto Cavalli(ロベルト・カヴァリ)のリポートをお伝えさせて下さいね。




 この日プレゼンテーションが行われた、A.KA TOKYO PRESS ROOMでは、なにやら素敵なウェルカムドリンクのおもてなしがございまして、何とも嬉しい瞬間。


 ロベルト・カヴァリのスカーフなんぞ着用させて頂きまして、すっかり王様気分でございます!!!






 まずは現在ショップや、オフィシャルのオンラインショップで絶賛発売中のPRE SPRINGのCOLLECTIONからリポートして参りましょうね。



 いち早いバカンスの気分や、春から初夏へのワクワク感を告げるこのコレクションで、ロヴェルト・カヴァリは1970年代のフィレッツェを舞台にした2つの要素を融合させます。一つは自身のムードが旅や冒険に誘われ、自然や動物達の姿に魅了され美しさを発見した事、そしてもう一つはその当時ファッション界に登場して人気を博していたミューズVeruschka(ヴェルーシュカ)の存在です。


 
 Veruschka(ヴェルーシュカ)は1939年ドイツに生まれます。60年代からニューヨークに移り住み、写真家ヘルムート・ニュートンやイヴ・サンローランのミューズとしてVogueなどを始めとする数多くのファッション誌を飾ります。1698年サンローランが発表したサファリルックを機関銃を抱えてお召しになっているのは彼女です。


 ヴェルーシュカは実に特異な少女時代を過します。ドイツの有名な貴族の家庭に生まれ、彼女自身本名に『伯爵夫人』の称号を持ちますが、父親は彼女が幼少の頃ナチスのヒトラー暗殺事件の容疑者として処刑、母親もナチスに投獄され戦争後に家族が再会しますが、生活は悲惨を極めたそうです。


 ミューズとして沢山のデザイナー達から愛された彼女は、1966年にはミケランジェロ・アントニオーニ監督の『Blow up(欲望)』で自身の役を演じ、70年代に入るとボディペインティングのアーティストとしても活躍し成功を収めます。菜食主義者で飾らないライフスタイルが当時の若者達に絶大に支持され、おばぁちゃんになった現在はブルックリンで沢山の猫達と暮らしているそうです。




 コレクション全体に漂うのは70'Sの自由なムードです。そこにヴェルーシュカが放つロマンティックな魅力や、様々なエキゾティックな動物の美しさをプラスしたコレクションは実に軽やかで開放的です。



 では早速コレクションを見て行きましょうね。アニマルモチーフはこのブランドにおいてアイコンと言っても過言で無い程、これまで数多くの秀作を発表して来ましたが、今回登場したのはなんとアルマジロ。。。。そうです、あのクルっとなるやつです。


 アルマジロや亀等、固い甲羅を持つ動物からインスピレーションを受け、デジタルのフィルターをかけ、ボディーラインを美しく見せるような流線形のプリントに作り上げているのが何とも魅力的です。


 プリントはかなりアグレッシブですが、シンメトリーに配する事でシックなムードですし、襟にはスカラップを飾り、布端にはレースのブレートまで飾っているので実にフェミニンな印象です。


 ホワイトのジャケットなんかとコーディネイトして、夏らしいクールなモノトーンを楽しんでみても素敵ですね。。。



 フランスの伝統的なプリント、トワル・ド・ジュイのようなホワイトのベースに華やかなフューシャのプリントを施したこちらのドレスも素敵でしたね。


 ロベルト・カヴァリはアーティストとしても有名なだけに、ドレスにプリントも用いる際にも、そのまま取入れるという事はあまりしません。こちらのドレスもトワル・ド・ジュイに見えますが、モチーフはロココではなくギリシアの神々の姿が描かれ、ハウンドトゥースやギンガムチェックなども、パッチワークのように鏤められています。


 さらによ~く見ると、プリントの一部には立体的なコサージュをスパンコールのエンブロイダリーで作り出しています!!!!


 このプリントは、他にまるでビジューのようにアイレットを沢山施したアイテム等でも登場していましたよ。



 こちらのプリントも実に華やかで素敵でしたね。まさにジャングルのランドスケープを描いたような、オーキッド等の珍しい植物の中に、沢山のインコ達が遊ぶなんとも開放的なドレスです。ほんと間近で見てもプリントがアートのように綺麗!!!!メンズも出ません。。。。よねぇぇ。。。。。


 バカンスへ向かうラゲージの中には一枚入れておきたい、華やかなプリントのアイテムでしたね。







 ここからは2015 SSのメインコレクションのリポートをして参りましょうね。




 こちらのコレクションのテーマは『The Light Of Summer(夏の輝き)』。今季のカヴァリウーマンは都会の喧噪を離れ、潮風を感じる桟橋へ足を運びます。何処の地へ向かって出発して行く船は、太陽と潮風を感じさる開放的なビーチリゾートへの夢を呼び起こし、しばし都会の慌ただしさを忘れさせてくれます。。。。。なので今回、ウッドデッキを敷いた桟橋のようなランウェイなんですね。。。


 ランウェイに並んだ作品は極めてオプティカルです。都市とリゾートのどちらにも通用しそうな、カジュアルとフォーマルのバランスが実に見事で、ファイアーオレンジやセルリアンブルー、レーシンググリーンやサフランイエロー等のビビットなパレットが魅惑的に登場します。


 シルエットの中心は70'Sをイメージさせるエフォートレスなシフトスタイル。ロングアンドリーンのドレスはまるで縦長のキャンバスのように、ロベルト・カヴァリのアーティスティックな生地使いと、サイケディックな世界を浮かび上がらせます。またアクティブなミニスカートやショートパンツも必要不可欠なアイテムでしたね。


 リラックスしたムードの今回、作品の大半はドレスが絞め、数点だけ登場したジャケットは実にコンパクトでシャープです。同じくコンパクトなレーシングジャケットは光沢のあるクロコダイルやパイソンで飾られ、ラグジュアリーの極みでしたねぇ。。。。




 ほんと、クラクラする程リッチ!!!!!これぞ、まさしくイタリアンセレブの究極の遊び着ですよ。。。。。。





 では、早速コレクションをリポートして参りましょうね。ショーの前半を飾るのは70'Sのムードがたっぷり詰まった、楽園の鳥達のようなカラフルなドレスです。フローラルプリントやサイケデリックなマーブルモチーフ、レオパード等、このメゾンを象徴する様々なプリントをボーダー状に切り替え、サテンやグログランのリボンの風合いや、トランペアレントで肌を覗かせる部分も鏤めます。


 ファブリックが完成した時点で、一気にプリーツを寄せる事でプリントはさらにアブストラクトな印象になり、オプティカルアートのような楽しい動きを見せます。しかもプリーツですので着心地もゆったりしていて、実にコンフォート。。。。


 ドレスのディテールにはループとタッセル、その間にはビジューまで飾ったアクセントが施され、70'Sのムードを醸し出しながらも実にアーティスティックでコンテンポラリーな印象を受けましたね。。。。




 続いてコレクションは、ワイルドなエキゾティックスキンを取入れた、グラマラスなルックへと移ります。。。。これが、ホント。。。。ビビるくらいゴージャス。。。。。


 ジャケットはブラックと、クロームメッキのような光沢を放つ絶妙なカラーに染め上げたパイソンをふんだんに用い、切り替えのパイングの細い部分迄、、、パイソンでございます。


 インナーのホルターネックはトランスペアレントのパーツと組み合わせ、素肌に着ちゃってますし、パンツやクラッチ、ウェッジソールのトップの部分迄パイソン尽くしのあっぱれのルックですねぇ。。。


 パイソンを使ったルックは他にアマゾネスのようなミニドレスや、先にご紹介したヒッピー風のドレスを、パイソンとチュールでボーダー状に切り替え、プリーツまで寄せているなんともリュクスなドレスも登場していましたね。。。



 今季のロベルト・カヴァリでは、これまで見られなかった新しい世界観の作品が見れた事が、実に興味深かったですね。。。。


 これまでこのブランドとは皆無だった『カワイイ』という方向性の作品達でランウェイを飾り、ご本人は意識してかしてないか解りませんが、70'Sのフラワーチルドレンにインスパイヤされた作品は、結果日本人の目からすると、とても可愛らしい作品に仕上がっていましたね。。。これは新たなファンが増える予感がします。。。


 可愛いと言っても手のかけようはハンパないです。大胆なブラトップのドレスはいくつかのパーツでボーダー状に切り替え、間にシースルーを挟み込み、スカートには今季の代表的なテクニック、プリーツで軽やかさを出します。


 そして何と言ってもこの全体にふんだん施されたビジューのエンブロイダリー!!!!70'Sをイメージさせるボタニカルモチーフを、スワロフスキーやマットな光沢のビジューで繊細に表現し、砂糖菓子のようにロマンティックでしたね。。。


 こちらコマーシャルラインで、この手仕事をプリントに置き換えたアイテムなんかも登場しますよぉ~。。。。。


 ね?なんかスィートでしょ????


 コレクションでは真っ白だけで仕上げたイノセントなルックも登場しました。チュールやシルクシフォン、ギュピールレースを組み合わせたアイテムには、伝統的なイタリアの建築様式に用いられるレリーフ等のムードも感じさせますね。


 こちらはボウブラウスとミニスカートのセットアップですが、フルレングスのドレスやミリタリー調のポケットがあしらわれたパンツ等、アイテムは沢山登場していましたね。


 多くのアイテムの襟元にボウのデコレーションが施され、なんとも貴族的で美しゅうございましたね。



 今回、デニムも登場しましたね。デニムと言えどもこのブランドの事ですから、一筋縄では行きません!!!かなりウォッシュを重ね、スカイブルーまでトーンを落としたカラーで登場していましたが、Haute Cotureのような繊細さでダーメジ加工やパッチワークが施されています。


 こちらはそのダメージデニムと、ルレックスの織り込まれた膨れ織りのファブリックを組み合わせたセットアップで、ダメージの隙間からゴージャスなファブリックが覗くのも実にユニークでしたね。


 ラグジュアリーなダメージデニムは、先ほど御紹介したオールホワイトのアイテムとも相性バツグンなので、ロマンティックに楽しんでみるのも素敵かと思います。


 コレクションは後半に進むに連れて、このブランドが最も特異とする贅を尽くしたイブニングのシーンへと移って行きます。


 イブニングと言えども今シーズンのテーマはオプティカルでリラックス、全てのルックにウッドソールのウェッジィをコーディネイトして、実に軽やかなアティチュードです。


 こちらのドレス、一瞬『え?ロベルト・カヴァリ?』なんて思っちゃう程クリーンでシックでしょ?ブラックのシルクを斜めに大胆にあしらい、内側のブラとサイドから覗く脇の部部にだけ、ビューグル ビーズをこれでもかと刺繍しています。


 こういうデザインにしてもやはり生地扱いに優れていて、ホントに素晴らしいですね。。。




 こちらはコアなファンの方々が喜びそうな、なんともこのブランドらしいグラマラスなルックでございます。


 70'Sのヒッピーのムードも感じさせながら、そこに20’Sのデカダンなムードも漂わせた、実に美しいドレスですね。


 細かいスパンコールでレオパードを表現したパーツや、ビューグルビーズの上にスワロフスキーでモチーフを規則的に描いたパーツ、シースルーにビジューをドットで施したパーツ等を巧みにボーダー上に繋ぎ合わせたドレスで、一体どのくらいの時間がかかってるのか考えるだけでもクラクラしましたねぇぇぇ。。。


 イブニングのシーンでは、ミニドレスやパンツスタイルも数多く登場していたのも今回は実に楽しくて、こちらのようにクラブにも遊びにいけそうなアクティブなドレスも注目でしたね。


 ボディーの部分はスパンコールの上から、ブラックのイギリスレースを重ね、ヘムのフレアーの部分は鮮やかなオレンジで、フラワーモチーフのレースを重ねます。


 襟ぐりやヘム、センターにはまるでスポーツウエアのようなレザーのパイピングを施し、全体的にコンテンポラリーなムードに仕上げているのが素敵でしたね。。。



 ビーチサイドのパーティーで間違いなく主役になりそうな、ボリュームをたっぷりのドレスもコレクションの後半には登場し、フィナーレを華やかに締めくくります。


 今季注目のアニマルプリントはオセロット。アマゾン周辺が生息地のネコ科の動物で、その毛皮の美しさから乱獲され現在は絶滅危惧種です。


 こういう希少な動物の毛皮のモチーフを現在の最高の技術で再現するというのは、実に素晴らしいアイディアですね。着る人の意識も高くなりますし、ファッションが出来る最高の貢献だと、私は思います。


 セブラとのコンビネーションやアクセントにしたコバルトブルーのレース、ジオメトリックな複雑なカッティングと贅沢なディテールが鏤められたドレスです。







 『現実から逃避』という要素や70'Sのエッセンス等、今季のトレンドの満載のロベルト・カヴァリの2015 SS、皆様いかがでしたか?いつもコレクションを見ていて感じる事ですが、同じモチーフやテーマを扱いながらも、世界で評価されているブランドはそれぞれ全く違う解釈をして個性を発揮します。



 さながら70'Sのイージーでリラックスしたムードはこのブランドにおいては、サイケデリックでアーティスティック。卓越した技術を誇るアトリエのクラフツマンシップを感じさせる美しい手仕事で、驚く程繊細に表現されます。





 今回強く感じたのは、これまでバッグやアクセサリーに至迄、全てが全力投球だったロベルト・カヴァリですが、良い意味で『抜く』というテクニックが、コレクションを数倍フレッシュにしていたような気がします。


 現代のファッションに置いて、特に日本のファッションシーンにおいてはやり過ぎは大罪というムードが強く、シンプルな方向に行きがちで結果同じように無味無臭のアイテムばかりショップに並んでいる気がします。




 最高のラグジュワリーを熟知したブランドだからこそ、良く解る引き算のセンスを今回初めて見たような気がして、今後のこのブランドのクリエイションが益々気になりましたね。。。。






 ねぇ、次のシーズンはリラックスして楽しく過しましょ!!!もちろん最高級のね!!!


 



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BOTTEGA VENETA 215 SS !!!





 さて、今日はBOTTEGA VENETTA(ボッテガ・ヴェネタ)の2015 SSのリポートをお送りしますね!




 まずは現在開催中のイベントのお話から。いきなりですが、ショートヘアーにしてから益々美しさに磨きのかかったエディター&スタイリストのSHUN君と遭遇!あまりの美しさに思わず2ショットさせて頂きました!!!!


 この日全身ボッテガ・ヴェネタの私でしたが、何故だかルパン三世と言われましたね。。。。写真だと、タモさんみたいです。。。。




 銀座のボッテガヴェネタ3Fでは実にユニークなインスタレーションが開催されています。クリエイティブ・ディレクターのトーマスマイヤーにとって音楽はアートやファッションと同じく、彼の人生の中でとても重要な物です。今回さらに音楽から音へと目を向け、ボッテガ・ヴェネタのアトリエで生まれた様々な音を収集する作業からインスタレーションはスタートします。


 集められた音と合わせて、実際にボッテガ・ヴェネタの服を着て、ダンサーが動いた時に発生する衣擦れの音や、アクセサリーと布地が奏でる音等、日常の動きの中で消えて行く様々な音を組み合わせ、実に個性的なサウンドが生まれました。
 



 現在、ボッテガ・ヴェネタのサイトでは、このサウンドをBGMに、ダンサー達が2015 SSのコレクションを纏いダンスをするというユニークな映像を見る事が出来ます。この日の会場ではムービーと音楽を楽しむブースが作られたり、カメラの前で動くとその動きから映像が生まれ、やがてはダンサーの動きとシクロするという参加型のインスタレーションを楽しむ事が出来ましたよ。


 田中祐介氏(映像作家)、黒瀧節也氏 - Rhizomatiks(サウンドプロデューサー、ミュージシャン)、真鍋 大度氏- Rhizomatiks(メディアアーティスト、DJ、VJ、作曲家)等数多くの日本人とのコラボレーションにはボッテガ・ヴェネタ ジャパンのプレス達が一役買っているそうです。




 3/16(月)までの開催ですので銀座に行かれた際等、是非足を運んでエモーショナルな瞬間を楽しんでみて下さいね。



 

 インスタレーション『EMOTION OF SOUND』

 
 3/7(土)~3/16(月) 
 
 ボッテガ・ヴェネタ銀座
 東京都中央区銀座2-5-11
   銀座マロニエビル3F


『EMOTION F SOUND』のムービーや情報はこちらからどうぞ。






 では、その映像の中でもダンサー達が着用し、美しい世界を見せてくれている、2015SS コレククションのリポートをして行きたいと思います。まずは、Women'Sから。。。。

 

 今季、こういうコラボレーションが生まれる訳ですので、クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーは身体から生まれる様々な動きからインスピレーションを得て、コレクションをクリエイトしました。リラックスしたコンフォートさの中に、リッチで想定外の素材使いやテクニックを鏤め、ダンサー達の鍛錬されたボディの上で美しく輝くウエアのような美しさに溢れています。


 プロポーションは凛とした佇まいの縦長のシルエットです。スカート丈は膝下からフルレングスまでと長めで、アーティスティックな手仕事を施したディテールが、イレギュラーにカットされたフレアースカートの上に飾られ、ジゼルの中で妖精達が纏うクラシックチュチュをイメージさせます。


 ニットは実に手が込んでいます。何も着ていないかのような軽やかなカーディガンや、わざとハンドステッチでパッチワークを施したようなコート。リハーサルでダンサー達が着るようなボディラインを強調するトップスやレギンス、ショーツ等も躍動的でスポーティーです。




 それでは早速コレクションを見て行きましょうね。ねぇ?ノンシャランとして素敵でしょ???一見シンプルに見えますがこのブランドらしい様々なアイディアが詰まっています。


 まず軽やかなコートはスエード。縫い代を表に出す縫製で敢えてライナーを着けず、シワ加工を施す事で軽やかとカジュアルなムードを表現しています。はい。。。レザーとは思えない程軽かったです。。。。


 インナーのトップスは超軽量のダブルジャージーを使用したもので、キャップスリーブに襟元のスウェットシャツのディテール、そこにまるでウエストにもう一枚スウェットシャツを巻いたかのようなボウのディテールが施され、実にフェミニンなアイテムです。


 サマーコットンヤーン混紡のハイウエストのレギンスをコーディネイトして、リハーサルが終ったダンサーが、レッスン着の上にサラッとコートを引っ掛けて、ディナーに出掛けるような、そんなエモーショナルなムードが素敵ですねぇ~。。。





 はい、大のバレエ好きの私でごさいますので終始テンションアガりっぱですが、こちらもなんとも美しいドレスですね。


 今回フィーチャーされているのは、こちらのようなデニムや、シャツ生地等皆様お馴染みの素材に、独創的な手仕事を施すデザインが多く登場し、フォーマルとカジュアルのバランスをよりフレキシブルに楽しめるアイテムが多かったように思えます。


 一見、衝動的なまでに大らかにカッティングされたトップスとスカートは、緻密に計算され、美しいアワーグラスのシルエットを描きます。


 ウエストに施されているデコレーションも実にユニークです。メッシュやチュール、スクエアのシルバーのスパンコールを使って描かれたモチーフは、実にオリジナリティに溢れ、唯一無二の美しさを放っていましたね。。。



 シューズも毎シーズン大人気のボッテガ・ヴェネタですが、今季はこちらのような優しいイントレチャートのアイテムが気になりましたね。


 こちら実に柔らかいキッド レザーとストロー素材で編み上げたシューズで、緻密な格子模様とイントレチャートが実にエレガントですね。しっかりしたアンクルストラップとヒールも太めなので安定感も素晴らしく、夏でも涼しい素材とテクニックが注目でしたね。


 同じテクニックを用いたもののバレエシューズや、メンズライクなポートシューズ等、フラットタイプも充実していましたので、気になる方はチェックしてみて下さいね。



 ここ最近のボッテガ・ヴェネタでは、本当にこれが商品となって世界で売られるの?と思っちゃうくらい、人の手の温もりを感じさせるアーティスティックなドレスを数多く見付ける事が出来ます。どれも一点物のアートピースにしか見えない手の施しようで、まさにアトリエの熟練したテクニックの賜物ですね。。。


 こちらのドレスも美しかったですね。イレギュラーにプリーツを寄せたポプリンを用い、トップス部分はヌードベージュ、スカートのヘムの部分はベージュと大胆に斜めに切り替えます。切り替えの部分にはパンチングされメッシュのようなエコレザーや、ピンクゴールドのスパンコールのモチーフが華やかに飾られています。


 ねぇ?こんなドレス何処にもないでしょ?アヴァンギャルドなのに大袈裟じゃない、フェミニンなのに媚びてない、こういうドレスってこのブランド以外であまり見る事ないんですよねぇ。。。




 今回いくつかフルレングスのドレスが登場していて新鮮でしたね。コットン等のファブリックを使い、気取らないムードが美しく、フォーマルシーンへの新たな提案のようにでもありました。


 こちらのドレスはクリーンな縦長のシルエットに、フロントに施された手仕事がコンテンポラリーアートのようです。ピンタックを施したデコレーションにドローイングを施し、その上からスパンコールエンブロイダリーしたユニークなテクニックで、私の想像ですが、もしかしたらスパンコールの上からプレスをして、少し歪ませているような気がします。。。


 トレンチコートのベルトのようなディテールが施されたサッシュも気が効いていますし、ほんと芸が細かいですねぇ~。。。。。




 このブランドではジェリーもコレクションを構成する重要なアイテムで、毎シーズン手をかけ時間をかけた拘りの作品はコレクターズアイテムになるほどの人気です。


 今シーズンはこんなカジュアルにも楽しめる、アクアブルーのジュエリーが登場して実に爽やかでしたね。こちら数本のネックレスを重ね着けしているのですが、大きめのクリアーなスートンはキュービックジルコニアのチョーカーで、フェミニンなフラワーモチーフのアイテムは、オキシダイド シルバーの華奢な土台にターコイズ、クリソプレーズ、アクアマリンを鏤めて可愛らしく仕上げています。


 今季は他にアールヌーボー時代のムードを感じさせるヘアジュエリーやティアラ等も登場していて、コレクションではカジュアルなルックにコーディネイトしていたのもユニークでしたね。。。。






 はい。お待ちかねのバッグでございますよぉ~。。。。今季はウエアのカラーに合わせてネイビーのアイテムが注目でしたね。


 このブランドで人気の『リアルト』をさらにアップデートしたアイテムがこちらで、マットな質感のセームレザーと光沢のあるカプラ リキッド トリンミングのコントラストが実に美しいですね。


 同じデザインでもう少し小さなポシェットタイプや、大きめのサッチェルバッグ、クラッチ等も登場していますので、今年の夏はネイビーのバッグに是非挑戦してみて下さいね。。。







 はーい。続いてはお待ちかね、着捲り倒しのMEN'S COLLECTIONと参りま~~す。。。



 こちらでもトーマス・マイヤーが注目しているのは、動きから生まれるデザインやアクティブな要素、気取らないカジュアルな装いの中にも、フォーマルなエッセンスを忍ばせた美しい作品が並びました。


 コレクション全体を通して感じられるのはやはりダンサーのムード。リハーサルに臨む彼らの、最高にコンフォートなスタイルをスタイリッシュに表現し、ルーズなシルエットの中にもバツグンの匙加減でラグジュアリーなムードを感じさせてくれます。


 コレクションにはコンフォートなニットが数多く登場します。エトワール達がアトリエでレッスンする時に纏うような、襟ぐりの大きなカットソーや、ウエストをロールアップしたスウェットパンツはヘムまでもロールアップし、実にアクティブな印象です。


 レッスン着の上から羽織る、ニットやパーカ、ブルゾン等には第二の皮膚のような軽やかさと遊び心の効いた手仕事を施し、柔らかに仕上げられたフォーマルウエアのシャツの胸元を大きくはだけたり、素肌にジャケットを羽織ったりと着る人のボディをこの上なく美しく表現する作品に溢れています。




 いやぁ~~~~~~。。。。。大好物です。。。。。。クラクラします。。。。。



 
 早速リポートして参りましょう。まず私が袖を通させて頂いたのは、ほんと倒れる程薄くて柔らかなスエードのブルゾンです。一体どんなトリートメントを行うとこんなレザーが生まれるのかディテールまでガン見してしまいました。。。。


 アイスブルーのカラーが最高に上品で、襟を外し、エレガントに再解釈したライダースのデザインが男らしくて素敵でしたね。



 左のボディが着ているルック、とってもダンサーっぽいでしょ?ネックラインが大きく開いたカットソーには意図的にフリンジを作り、長年大切に着て来たような暖かいムードを作り出したカーディガンをコーディネイトしています。


 パンツはドロップクロッチ(股上の深い)のジョギングパンツで、足先へ向かってタイトにフィットする部分をくしゃくしゃっとブルゾンして楽しみ、フロントの開きも斜めで実に個性的です。




 今シーズン沢山登場しているニットですが、コンフォートという視点からすると最強のアイテムですよね?


 特に注目だったのが、様々なテクニックを用いて優しいムードに仕上げていていたアイテムで、オーディションの前や楽屋等でダンサー達が好んで着る、着心地の良い防寒用のカーディガンやスポーツウエアのように、私には感じられました。


 こちらのニットは最高級のドライウールを使った実に軽いアイテムで、胸元とフロントに継ぎ当てしたパッチワークのような個性的な編み込みモチーフが施されています。


 インナーのシャツはリネンで、ジオメトリックにデザインされたフラワーモチーフがさりげなくて、ワントーンでコーディネイトしちゃう所もホントにお洒落ですねぇぇぇ~~。




 ブランドが最も得意とするラグジュアリーなレザーアイテムも、毎シーズン大注目ですが、軽やかでアクティブなコンセプトはレザーアイテムにも見事に反映されています。


 こちら、サラ~っと着ちゃっていますが、レザーなんです。。。。。。紙のように軽くて薄くて、着た感じレザーを着ているというより、ナイロンのウィンドブレーカーを着ているような爽やかさなんです。。。


 この紙のような軽さと薄さのレザーのアイテムは他にショートパンツでも登場していてて、やっぱり驚くような着心地。。。。。


 是非、ショップでトライして、この感動を体験してみて下さい!!!!




 こちらのニットもオシャレでしたね。


 ピュアコットンで編まれたニットはネック廻りの編み込みが複雑で個性的です。独特のブルーのむら染めの具合もエレガントで、メンズではライトブルーのカラーで登場している今季のデニムとも相性バツグンです。


 コットンのムラ染めのニットは他にノースリーブ等でも登場していましたので、二の腕で自身のあるマッチョ男子の皆様方には、トライして頂きたいですねぇ~。。。



 シューズも今季は溜まらんのですよ。。。。こちらこんなヌードベージュのスエードを使い、柔らかく仕上げたシューズで、ダンスシューズのようなデザインが溜まりません。。。。。


 素足に履くと肌と同化して履いてないような軽やかになるんでしょうねぇ。。。え?私、ガン黒なんで白い靴履いてるように見えると思います。。。。


 他にはMEN'Sの最初でご紹介した、ネイビーとホワイトのルックが着用している、MEN'Sのバレエシューズのようなスリッポンもや、リバーカーフレザーを長時間洗浄する事で、使い込んだような独自のひだを表現した、タップシューズのようなアイテムもかなり気になりましたね。



 MEN'S COLLECTIONでもバッグは大注目でございますが、トートを脇に抱えたり、ショルダーバッグやバックパック等どれも大きめのバッグが印象的で、レッスン着にニットを羽織りリハーサルをハシゴするダンサー達が、シューズやウエアを入れるのに持つ大きめバッグをイメージさせ、実に見事な演出です。


 アクティブなウエアに合わせてバッグもフレッシュで若々しいデザインが印象的でしたね。こちらはイントレチャートが美しいトートタイプの『ブリュッセ』ですが、ボディ全体をホールドするように配されたハンドルがスポーティーな印象です。


 底のサイドの部分のしっかりホールドされていて耐久性も優れているので、小旅行やデイリーでもガシガシ使えそうな機能的なバッグでしたね。










 はい。もう、ダンサーとかテーマにされると溜まりませんねぇぇぇ~。。。。実に美しいコレクションでございました。




 バレエやダンスの世界はクリエイター達を感化する事が多く、名だたる著名なクリエイター達はこぞってダンスのコスチュームを制作し成功を収めています。またランウェイにダンサーやバレエの世界を持ち込むデザイナーも多く、ロマンティックなショーが見れるのも実に楽しいですね。



 今回、クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーは徹底的にダンサー達のデイリーのスタイルに注目しました。何気ない、皆と同じ物を着ているのにどうして彼らはもの凄く素敵に見えるのだろう。。。そんな疑問をクリエションの中で追求した結果、沢山のアイディアが詰まった作品が並びました。





 私的にはトーマスが行き着いた所は、夢に向かって一生懸命鍛錬する人達が発する、身なりすら気にしないピュアな美しさ。。。。。。のような気がしますが。。。。





 さて、どれだけこのブランドのウエアが優れているからといって、袖を通しただけではダンサーにはなれませんよ。日々のエクササイズはもちろんの事、着る時には是非姿勢に気を付けて下さい。上から糸で吊られたように背筋がピシッと伸びてるからこそ、エンブロダリーのドレスはヒラヒラと美しいスカートのラインを描く訳で、アンディオールで堂々とした胸元だからこそ、ネックの開いたカットソーをサラリと着こなせる訳です。






 是非、今日出来る事からトレイしてみて下さいね。。。。。あっ、もちろん自分もですから!!!明日からトレンニーグ頑張ります!!!!!




 

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EMILIO PUCCH 2015 SS !!!





 はい。3月に入りまして数日が過ぎましたたが皆様いかがお過ごしですか?



 私はフリーランスなので年に一度の確定申告にてんやわんやでございます。。。毎年、もう少し早くやっておけばと後悔の連続。。。。嗚呼、猫の手も借りたい状況でございます。。。。



 こう何年もフリーランスをやってますと、この時くらいしか一年を振り返る機会がないのです。基本日々の仕事は垂れ流しでございますので。。。お金の流れを見ながら、この時期大変だったなぁ~とか、この時期遊んでたなぁ~とか振り返るには良い機会で、新年度に向けて新たな目標も立つ訳です。。。。。。


 
 が、、、、早く解放されたい。。。。。。。。。。





 さて、今日は表参道のINTERSECT BY LEXUS-TOKYOで行われましたEMILIO PUCCI(エミリオ プッチ)2015 SS COLLECTIONのプレゼンテーションのリポートをお伝えしましょうね。



 当日会場には2015SS COLLECTIONの冒頭を飾る、華やかな刺繍のピース等が美しくディスプレイされていましたね。え?私、別に機嫌悪くないですから!!!!フリ!フリ!





 まずは、現在ショップやオフィシャルサイトを賑わせている2015 PRE SPRINGから御紹介しましょうね。



 スイムウエアーやリゾートウエアでも定評のあるこのブランドですが、いち早く春を告げるコレクションは、春を通り越して夏の日差しさえ感じさせてくれるワクワクするようなコレクションです。




 クリエイティブ ディレクターのPeter Dundas(ピーター・デュンダス)は今回、60'S~70'Sを意識した、開放的な海辺を感じさせるエミリオ プッチらしいコレクションを発表しました。フランスを代表する小悪魔女優、Brigitte Bardot(ブリジット・バルトー)や、プッチのドレスをスーツケースに詰めて、世界を飛び回った往年のジェットセッター達の華やかな装いをベースに、ネイビー達の爽やかで明確な要素もコレクションには取入れられます。


 シルエットはコンテンポラリーでスポーティーです。60'Sをイメージさせるシフト型のコートやドレス、軽やかなシルクシフォンのプリントのブラウスにはセンタープレス入りのハンサムなトラウザー、フリンジやクロシェが施されたリラックスしたニット、フルレングスのドレスはプールサイドのパーティーには欠かせないアイテムで、まさにリゾートへ向かう為にスーツケース詰められる、パーフェクトなワードローブのようです。

 
 カラーパレットは何とも鮮やかなパウダーカラー。華やかなブルー、レモンイエロー、ピンクやマンゴー等のまさに美味しそうなカラーが、ホワイトやブラック、ベージュ、ネイビーの上で美しく咲き乱れます。



 では、早速コレクションをチェックして行きましょう。まずファーストルックにはこんな可愛らしいコートドレスが登場しましたよ。まさに60'Sをイメージさせるこちらは、ボディのジオメトリックなカッティングとステッチと織り伏せ縫いのシームの処理がなんともレトロなムードです。マーチンゲールやポケットのディテール、ボタンまで実に精巧に仕上げられています。


 ルックではブラウンのブーツにインナーにタートルと、ドレスのようにコーディネイトしていましたが、ハンサムなトラウザー、インナーにはプリントのブラウスなんかとコーディネイトして、ヒッピー風に楽しんでみても良いのではないでしょうかぁ???

  


 今回メゾンのシグネチャーでもある様々なアーティスティックなプリントは、レースに施されたり、さらにアイレットを施したりと益々の進化を遂げていましたね。。。


 こちららは『Flower Power』というプリントでなんとも華やかなプリントですね。トレンドのスウェットシャツに落とし込んでいるのも取入れ易く、ファーストプッチとしてもオススメですね。ブルーのバージョンもございましたよ。


 他にも70年代に発表された『Zadig』プリントを、クールなグレーやブロンズの上にフューシャピンクやピンクで再解釈したアイテムなんかも登場していましたね。


 地中海沿岸の文化をルーツとするこのブランドらしく、ホワイトとブルーで描かれるコレクションも今回実に充実していました。ギリシアやクレタの建築や陶器に描かれるようなエキゾティックなモチーフが多用され、新たな魅力を発揮していましたね。


 何処と無くデルフト陶器やウェッジウッド等のムードもして、個人的にも大好きでしたね。。。ちなみにこちらはレザーのアップリケでモチーフが表現されています。真ん中の大きなモチーフの細かい所も、裾のジオメトリッリックなモチーフまでも。。。。。


 会場ではこのブルーとホワイトのモチーフに、さらにセイラーのムードを取り入れボーダーをプラスしたバージョンなんかも登場していましたね。より爽やかな印象で素敵でしたね。




 さて、ここからは2015 SSのメインコレクションをリポートしましょうね。


 より夏の日差しが強くなる開放的なシーズンに向けて、クリエイティブディレクターのピーター・デュンダスは何とも楽しいオプティカルな作品をクリエイトしました。ムードはなんとも70'S。当時のミュッジックポスター等に使われていたサイケデリックなアートをベースに、当時と現代の少女達が生み出す自由なグルーブが見事にシンクロしています。

 プロポーションは実にユニーク。ジャケットはロング&リーンなシルエットの中にエフォートレスな魅力を放っています。コーディネイトされるトラウザーは70'Sのベルボトムをイメージさせますが、ヘムのフレアーの分量がなんとも現代的です。

 レースように編まれた繊細なニット、エンブロイダリーが施されたゆったりとしたペザント、シャープなイメージのサロペットは一枚で着てしまう程の開放感に溢れています。

 カラーパレットも実に多彩。一つとして同じカラーのルックが見付けられない程バリエーションに富んでいます。モノトーンから、ミリタリーアミーグリーンやコニャックタンのシックなカラーから、マンゴー、ピーチ、青リンゴ、ケシの花の色と元気の出るようなビビットなカラーまで何とも楽しげです。



 では、早速コレクションを見て行きましょうね。まずファーストルックに登場するのがこちらのミニドレスです。ホワイトのレースの上からカラフルなシルク糸でポピーの華のエンブロイダリーを施し、さらにアイレットやミラーワーク等を施した実に手の込んだ作品です。


 エレガントなエンブロダリーに敢えてハートウォーミングなボタニカルモチーフを刺繍し、しかもこういうレースに刺繍のアイテムって、ベースのレースのパターンを拾いながら発展させて行く事が多いのですが、ベースの模様に関係なく大らかに衝動的に刺繍しているのも、実に今年っぽいです。


 かなりセクシーなドレスですが、カラーやファブリックは優しい印象ですので、是非、マイルドセクシーな感じに颯爽と着て頂きたいですね。



 こちらが今季の代表的なテイラードスタイルです。ねぇ?70'Sの気分でしょ?


 エミリオ・プッチがその名を世界に知らしめた最初の出来事は、元々高校時代オリンピックのスキー選手だった事に由来して、1947年、自身のオリジナルのスキーウエアをハーパース・バザーに掲載した事が発端です。


 この出来事はブランドの遺産でもあり、どんな場合においてもエミリオ プッチのウエアはコンフォートでスポーツ感覚に溢れています。おかげで飛行機旅行が贅沢の極みだった等より機内でのより快適なスタイルを求めるジェットセッター達から愛され続け、現在に至ります。


 パーティーの華にさえなってしまいそうなこちらの鮮やかなマンゴーカラーのスーツには、クロシェのニットをコーディネイトして、なんともリラックスムードに溢れています。


 今季テイラードは、しっかりとしたリネンやダブルステッチのシルク等、夏らしい素材でも登場していて注目でしたね。。。ちなみこちらものジャケットもリネン混紡です。



 華やかなプリントのアイテムと並んで、このブランドのシグネチャーとも言えるのが数々の手仕事による作品です。イタリアのサヴォアフェールを感じるラグジュアリーな作品の中には、mm単位で厳格にプリントを施す、他社ではあり得ない最高の技術を誇るエミリオ プッチの職人達のプライドが感じられます。


 今回登場したこちらのグラディエイター風のドレスも素晴らしかったですね。。。日本の古銭を思わせる丸いパーツを一つ一つレザーでくり抜き、縦横に配したレザーのリボンにアイレットで固定して行きます。ウエストやヘム、ドレスのフレームを飾るのは重厚なフリンジとイントレチャーとによるパーツで、まるで古代ローマ剣闘士をイメージさせる力強いルックですね。


 こちら、コレクションではジレもございましたよ。。。。


 こちらもなんともラグジュアリーなドレスです。ブラックのオーガンジーの上に所狭しと施されているのはなんとレザーのアップリケ。。。。。


 押さえたカラートーンとプリミティブなモチーフ、スタッズのデコレーションは、70'Sにトレンドになったレザーワークのジャケットをヒッピードレスに置き換えたユニークなアイテムです。


 着用しているJamie Bochert (ジェイミー・ボーチャート)嬢のラフなセクシーさにもピッタリマッチしていましたね。。。


 コレクション冒頭に登場した手仕事の温もりを感じさせるエンブロイダリーは、ミリタリーアーミーグリーンのアイテムでも登場していましたね。


 トップスはウォッシュドコットンシルクボイルを用いペザントに仕上げていますが、ペザントスタイルに良く見られるぼんやりしたムードは一切感じられず実にシャープです。


 襟元にV字のパーツを作り、それとコントラストを描くようにショルダーラインを落として肌を多めに見せ、可愛らしい刺繍のモチーフとスイート&ビターのバランスを見事に取っていますね。スカートは同色のシャープなアイテムをコーディネイトする事で、実にハンサムなルックに仕上げています。


 ペザントスタイルは本当に気を付けて下さいね。ギャザーを取ってボリュームもたっぷりなので、二の腕のお肉や腰回りが隠れると思って選んでらっしゃる方も多いようですが、ただただ膨張しているだけですからね!パフスリーブから覗く手首や、オフネックから覗く鎖骨が華奢だからこそ、可愛く見えるアイテムです!!!




 コレクション後半はなんとも夏らしい数多くのイブニング ドレス達がランウェイを飾ります。カジュアルとフォーマルのバランスが実に見事で、昼間に水着の上に羽織ってビーチサイドを楽しんだり、ナイトシーンにはパーティーにもモッテコイという実に良く出来たデザインです。


 ですが、素材はもちろん最高級のシルクシフォンでございますが。。。。


 左側のドレスはタイガープリントのような模様を持つオンシジウム等の蘭を、アブストラクトに解釈した『Orchid』というプリントが用いられています。フロントはミニ丈で左右に長く垂れる部分はスリーブとして楽しむ事も出来ますし、イレギュラーなヘム賭しても楽しめます。


 右側のドレスに用いられているのは『Wings』というプリントで、プッチらしいジオメトリックなモチーフの中に、星のモチーフ等も取入れられ、なんとも70'Sの気分を盛り上げてくれましたね。。。。




 今回、ミラノで発表されたコレクションでは、マイ・アイドル、Naomi Campbell(ナオミ・キャンベル)も登場してランウェイを盛り上げました。


 こちらのドレスも実にパラダイスムード溢れる作品で、シルクシフォンがふんだんに使われています。今回登場したプリントにはこちらのような『Tye-dye』と呼ばれるむら染も登場して、プッチのプリントの世界に新たな風を吹き込んでいましたね。


 たっぷりとボリュームをホールドするのは、クロームメッキにカボションカットされたマーブル模様のビジューを飾った、プラストロン(甲冑)風のネックレス。このディテールが実に気が効いていていました。他にいろいろとアクセサリーを着ける必要もないのも嬉しい限りですね。


 はい。こちらが今回のコレクションのラストルックとなります。こちらのドレスに使われているのは、アーカイブスの中からセレクトされた『Lance spearhead』というプリントで、新たに新しいカラーを加えてアップデートしたものです。


 やはりドレスのカラーをいくつか取り出したようなビジューのプラストロンが胸元を飾っていますね。今回このたっぷりとしたボリュームのドレスをカボションカットのビジューでまとめるテクニックがいくつか見られ、スリップドレスのストラップなんかでも登場していましたね。


 他に前半で登場したような、暖かみのあるエンブロダリーやクロシェの手仕事を施したブラトップで、ドレスをホールドしているデザインなんかも素敵でしたね。。。



 鮮やかなプリントで有名なエミリオ プッチではスカーフももちろん大人気。いつものコーディネイトにサラリと一枚取入れるだけで一気に華やかなになると評判です。当日会場ではこんなスカーフを見付けちゃいました。


 こちら、『Cities of the World』というリミテッドエディションのスカーフで、世界中の様々な都市をテーマにプリントを描いたもので、ローマ、パリ、ニューヨーク、香港、上海等世界の魅力的な街の状況を楽しいプリントで表現しています。


 こちらはフィレンツェ。ドゥオーモでもあるサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の前にある、ロレンツォ・ギベルディによる黄金の扉、『天国への門』でも有名なサン・ジョヴァンニ洗礼堂の姿をなんとも楽しいタッチで描いています。


 これは1957年に
侯爵エミリオ・プッチが愛するフェレンツェに宛てて書いたラブレターをモチーフにしていて、シルクツイル100%で肌触りも最高です。


 ちなみに一番最初の写真で私が身につけていいるのはパリ。アヴェニュー・モンテーニュのエリミオ プッチのブティックが描かれていてとっても素敵!!!!こちらはオフィシャルのオンラインストアでも購入出来ますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。




 また、この日会場ではこんなユニークなコレボラレーションも見る事が出来ましたよ。イギリスのラグジュアリースイムウエアブランド、ORLEBAR BROWN(オーリバー ブラウン)とのコラボにより、なんとも素敵なスイムスーツのカプセルコレクションが誕生しました。


 オーリバーブラウンで長年愛されて来たテイラードスイムスーツのデザインに、プッチの華やかなプリントを乗せ誕生したこのコレクションは、MEN'Sではミドル丈の『Bulldog』、ショート丈の『Setter』、Women'sでは『Whippet』があり、トップスのご用意もそれぞれございます。


 何よりも驚きなのが男子が着れるエミリオプッチのスイムウエアというのは初めての事で、クリエイティブ・ディレクターのピーター・デュンダスも自分用として大興奮してるそうです。


 是非、サーフィン等される方、鮮やかな発色はセキュリティー的にも安全ですし、何よりオシャレ!オーリバー ブラウンのオフィシャルサイトでは間もなくUPされると思いますので気になる方はチェックしてみて下さいね。。。



 ORLEBAR BROWNのサイトへはこちらからどうぞ。








 さて、今回もSSシーズンが待ち遠しくなくようなエミリオ プッチのコレクション、如何でしたか?





 今季のトレンドでもある、『自由気ままな逃避行の旅』とテーマはかつて60'S,
70'Sにこのブランドが世界中で注目された時代からブランドのアイデンティテーであり、どれだけラグジュアリーであっても常にそこにはコンフォートさやアクティブなムードは必要不可欠な要素でした。



 パリで数多くのデザイナー達が彫刻的なドレスを沢山発表する時代から、エミリオ プッチは常にアクティブさや活動性を追求し、ビーチサイドやスノーシーン等で数多くの女性達を魅力的に演出して来ました。



 このスタンス、創業者のエミリオ・プッチ氏自身が恐らくそうであったように、アドベンチャーを楽んで!というメッセージが込められているように思います。私も色々な国に行くので解るのですが、少ないラゲージでリゾート等に行く際、重くモードなスーツはトゥーマッチ。旅先で自由に行動するのを妨げない、それでいてオシャレな二役も三役もしてくれるバリュー感の高いアイテムが最終的にはトランクに鎮座します。



 新しい気分で新しい景色を、新しい環境の中で新しい人からも魅力的に見える服。。。。エミリオ プッチのワードローブにはまさにそんなヴァリュー感たっぷりの要素がとことん込められていますね。。。。







 さぁ~て、2015 SS、、、、。注目すべきは沢山の華のようなヒッピードレス達です。着心地も良くエレガント。自由なアドベンチャーにはモッテコイですし、恋のアドベンチャーにも威力を発揮しそうですね。。。。。。。





 既に夏のバカンスの予定がある方も無い方も、是非ショップ等でチェックしてみて下さいね。。。。。。。。









 2014-15 FW EMILIO PUCCIのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。


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