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Chloé 2015 SS !!!





 はい。今週はなんだかうすら寒くて、はっきりしないお天気が続いていますねぇぇぇ。


 東京では今週、いくつかのイベントが開催される予定でして、私、A型の計算マコちゃんなんで、着て行く服を事前にスタイリングしちゃのが習性なんですよ。。。うすうすのヒラヒラで行こうと思ってましたが、この微妙な気温と雨で計画ぶち壊しです。。。。。



 もう、、、、こうなったら小雨の降る中。。。。。。。全裸かしら。。。。。。。。嘘。。。




 はい。嫌な映像が浮かんだところで、気分を切り替えて今日も素敵なコレクションリポートをして行きたいと思いますよぉぉぉぉ~!!!!世界の女子達の憧れのメゾン、Chloé(クロエ)のリポートに参りたいと思います。



 この日はこんな素敵なフォトブースが用意されていましたよ。こちら会場で撮影した画像をインスタグラムにUPして#Chloe Girlsというハッシュタグを着けるイベントを行っていましたねぇ~。。。


 今やSNSの中心はインスタ。特にヴィジュアル中心のファッション界に関しては圧倒的な支持率ですよね?私もトレンドの波にグイグイ押されて開設する羽目になりそうです。。。。その時はこちらでもお知らせさせて頂きますので、フォローお願いしますね。



 ってか、これじゃぁ、、、Girlじゃねぇだろ!!!!




 今シーズンのクロエは数多くのコレクションサーキットの中でも特に評判が高く、トレンドの70'Sやボヘミアンを見事に具現化した、優等生のような素晴らしいコレクションを見せてくれました。



 クロエというメゾンにおいて、すっかり世界中の女子達の支持を手に入れ、益々クリエイエションに冴えが光るクリエイティブ・ディレクターのClare Waight Keller(クレア・ワイト・ケラー)は、いつものようにデザイナーブックにラフに綴るように、いつくかの印象的なキーワードをプレスリリースに並べています。




 モダンなフォークロア、物語を語るファブリック、マスキュリン、素肌の軽やかさに対する実用性、真正である精神、 情熱的かつ正直、そして他にはない個性。。。。。




 クロエが最も得意とするソフトでエフォートレスなアティチュードは、見事にランウェイの上で花開き、新しく解釈された70'Sやフォーキーなムードも、まさにトレンドのど真ん中って感じ。。。。。。。今季クロエを着ていれば、絶対にファショニスタ間違いなし!と言っても過言ではないでしょう。


 シルエットは実にリラックスしてます。数多く登場したボリュームたっぷりのヒッピードレスを始め、ブラウスやトップスにはギャザーやプリーツをたっぷり施し、ウエアの中でボディが解放されてしまうかのような快適さです。アクセントを着けるようにデニムやスエードなどハードなファブリックも登場しますが、どれもボディに付かず離れずの秀逸なフォルムでノーストレスでしたね。。。



 では、早速ファーストルックからご紹介しましょうね。なんとも可愛らしい真っ白なレースで仕立てられたミニドレスです。クロエでは良く登場する肉厚のギュピールレースを、複雑にパッチワークして作り上げたこちらのドレスにはレースと合わせ、楊柳の繊細なリネンが用いられています。


 個人的に注目だったのが、ドレスの中心を飾る、肌をチラ見せする部分のモチーフレースなんですが、これ、全部一体型なんです。。。つまり、このドレスを作るためだに編み上げられたパーツという事。。。。。ギャザーを寄せたスカートの部分も、一つ一つモチーフによって縫い止められ、恐ろしいまでの職人技をファーストルックから体感させて頂きましたねぇ。。。





 クリエイティブ ディレクターのクレア・ワイト・ケラーは大のデニムファンでも有名で、先日お伝えした若い層をターゲットにしたSeeByChloé(シーバイクロエ)では、もはやシグネチャーの一つとも呼べる程、数多くの秀作を発表しています。


 今回、こちらのコレクションで登場したデニムはボーイッシュでスポーティー。。。。。フェミニンなアイテムが多い中、強い存在感を放っていましたね。


 こちらのセットアップはウォッシュをかけたデニムを使用し、色合いも絶妙で美しかったですね。トップスは今季様々なマテリアルで登場している、ボーイッシュなシャツのデザインで、コンパクトなプロポーション、70'S風の横に広がるカラー、タックを寄せてパフスリーブのように見せたスリーブがレトロ風味でキュートです。


 スカートはセンターに開きを作り、ステッチを飾ったウエスト部分が特徴のAラインアイテムで、サイドの大きなフラップ付きポケットが個性的でしたね。


 他にウォッシュをかけていないパリッとしたデニムや、ニットにデニムウォッシュを施したアイテム等バリエーションも様々で、こちらのように全身でデニムを取入れるスタイルが、今季は気になりましたね。。。。



 湿度の多い日本の夏からすると究極に贅沢なお話なのですが、カラッとしたヨーロッパの夏、特に少し肌寒くなる夜のシーンには薄手のレザーのアイテムはとても重宝します。


 今季コレクションにいくつか登場したのは、こちらのようなパウダリーなムードのスエード。ドラジェのような柔らかいカラーリングがなんとも美しく、やはり上下でセットアップでコーディネイトしていましたね。


 こちらは襟元にティアドロップのホールを作り、ルーブで結ぶタイプのウエスタンなボーイフレンドシャツに、クロエのシグネチャーの一つでもある、メタルチェーンのディテールをベルトのようにあしらった、レイヤー風のミニスカートのセットアップです。


 スエードのマテリアルでは、他にピスタチオのようなカラーでビッグシルエットのシャツとショートパンツをコーディネイトしたり、褪せたようなテラコッタカラーのレザーを用いたシャツジャケット等も登場していましたねぇぇぇ。。。



 2015 PRE SPRING COLLECTIONには、実験的な様々なジャガードが登場しました。本来模様を描いた糸は裏側に処理するものですが、敢えて表に出して表面効果として楽しみ、そのテクニックをイヴニングに取入れたりと、実にアーティスティックでしたね。


 今季登場するのはテーマに合わせたフォーキーなムードのファブリック。こちらは『Folkloric』というジャカードで、ボタニカルなリーフモチーフをブラウンとホワイトで大胆に表現しています。部分的に表に糸端を出し、フリンジとして楽しむディテールもユニークです。


 ヘムにはまた違うパターンのジャカードを施し、胸元には繊細なギュピールレースで編み上げたパーツを飾り、こちらもブラウンとホワイトのバイカラー。。。。


 一見可愛らしいペザントのドレスのように見えますが、そこに込められているテクニックは計り知れないもの。。。これこそがクロエが目指す究極のラグジュアリー リアルクローズの世界で、今回、キーワードに登場していた物語を語るファブリックという事なんでしょうねぇ。。。




 はい。何と言っても今回のコレクションで登場した作品の中で、一番注目なのが今季数多くのブランドでも登場しているヒッピードレス。その中でもクロエの作品はホントに素晴らしかったですね。


 多くの作品がシルククレポンを使用し、薄く透き通ったファブリックを幾重にも重ね、彫刻のように美しいボリュームと陰影を作り出します。そしてそれが歩く度に風に揺れる様は。。。。。まさに女神か妖精のようでしたね。。。。


 薄く柔らかいコーンイエローの色合いが美しいこのドレスですが、胸元の絶妙なカーブが実にユニークでしょ?これだけの分量をキャミソールストラップだけで吊り、このラインをキープするのは地球の重力では不可能な事。。。。。こちらなんと胸の部分にワイヤーが内蔵されていてこのカーブをキープしているんです。。。どんなに動いても胸元のラインは絶対崩れません!!!!


 フェミニンでHaute Coutureのような作品の中に、サラリとハイテク疑技術を取入れる、、、恐るべしでございます!!!!



 先ほどのヒッピードレスの繊細な気分をブラウスで表現したこちらのルックも、実に繊細で素敵でしたね。。。


 ドレスにも用いられていたシルククレポンを使用したブラウスは、フラットなキモノスリーブの何のシームもないボディから、まるで湧き出るようにたっぷりとした分量のギャザーが斜めの大胆なシームから施されます。


 バカイラーのスカートは、ギュピールレースを幾重にも重ねてパターンを描き出したファブリックが用いられ素晴らしかったですね。。。今回のレースのモチーフには鳥のモチーフが多用されていて、こちらもそうでした。


 ちなみに、ファーストルックには孔雀のようなモチーフがレースになっていましたね。。。



 こんな絶妙なタバコブラウンのカラーでドレスを仕立ててしまう辺り。。。ほんとに洗練されていてため息が出てしまいます。


 撚りの強い糸を使い凹凸感を作り出したシルククレポンで仕立てたドレスは、襟元からスリーブ、胸元とかなり大胆にレースのデコレーションを施し、そこからギャザーでたっぷりと分量を入れ、パフスリーブと前後でスカート丈が違う遊び心溢れるヘムへと繋がります。


 ひとつ今回私が驚いたのが、これだけ分量を使うドレスなので、もちろん生地を何処かで剥がないといけないのですが、本来デザイナーは余計なカッティングを出来るだけ入れないでクリーンに仕立てたいもの。。。なのに、ローウエストの部分にまるでドローストリングを施すように、大胆にカッティングを入れているんです。。。。  


 こうする事によって軽快なコンテンポラリーさとカジュアルさが生まれ、ドレスなのに仰々しい感じになりません。服の構造やステッチ等のディテールに拘るクレア・ワイト・ケラーらしいディテールでしたね。。。



 コレクションのラストにはこんな60'Sのムードを感じさせるスイートなドレスが登場します。コンパクトに仕立てられたドレスに使われているのもギュピールレースで、なんとコットン。大胆なホールを施したモチーフが美しいレースと、ケープ風のディテールが印象的でしたね。。。


 ここで今回沢山登場しているギュピールレースについて説明しておきましょうね。


 元々は飾り紐の英語の(gimp)から作られた言葉で、17世紀にはレリーフのある全てのレース、特にベネチアレースの事をさしていましたが、その後ブリッド編み地(目の詰まったモチーフ間の繋ぎの部分の編み地)にデザインを施したレースの事を指すようになります。現在では機械で編まれるレース全般の事を総称して呼び、水に溶かすと溶ける特殊な繊維の上に機械でデザインを施し、出来上がった後に水に浸す事でレースとして仕上がります。


 チュールの上にモチーフを刺繍し、スパンコールを飾るというHaute Coture的なテクニックで作られるレースではなく、規則的なパターンで機械編みにも耐えれる、比較的太い糸で重厚に織られる物が多く、インテリアファブリック等に良く使われますね。


 リアルクローズという観点からクロエでは創業当初よりこのレースが使われて来ました。数多くの日常に気兼ねなく取入れられる丈夫なレースを発表して来たこのメゾンだからこそ、このメゾンでしか見られない機械編みレースの職人達のプライドを感じさせるような、もはやラグジュアリーとしか呼べないような素晴らしいレースの数々を見る事が出来て、毎回うっとりさせられますねぇぇぇ。。。。




 リラックスしたウエアにコーディネイトされていたシューズの殆どが、こちらのグラディエーターサンダルの『Foster』。繊細なループとストラップでまるで裸足のような開放感を感じさせ、スエードのマテリアルも足に柔らかく馴染みます。


 カラーも豊富で、完全なフラットと少しヒールのある物のご用意がございます。今季のボヘミニアンなムードを楽しみたい方々は、まず足元から初めてみるのも素敵ですね~。。。




 はいはいはい。。。。それでは皆様とっても気になるバッグのお話をさせて頂きますね。


 創業者のギャビー・アギヨンは言葉やアルファベットにとても拘った人で、デザインのモチーフ等にも沢山登場しています。創立60周年の記念に、そのアルファベットに拘った企画を幾つか行って来たクロエですが、現在発表されているバッグもAから順番に、人の名前を付けて新作が発表されています。


 Aから数えて6回目となる今回は『F』。その中でも注目なのがランウェイでも登場していたこちらの『Faye』です。前から見ると台形の形をしていて、蓋とそこに施されたメタルパーツのリング、サイドに繋がるチェーンがグラムロックや70'Sの気分を強く感じさせてくれます。


 こちらは植物性の原料でトリートメントを施した、ベジタルカーフスキンにクロコダイルの型押しを施したリッチなピースで実に美しかったですね。。。。


 こちらの『Faye』、蓋の部分にパイソンのプリントを施し、ボディーにカーフスキンを用いたコンビのアイテムもあって、また違ったエッジィなムードで素敵でしたね。。。



 こちらも今季の新作のバッグ、『Fedora』です。新しいスタイルのサッチェルバッグとして登場したこちらは、出来る限り剥ぎを少なくした丸っこい滑らかなボディと、レースアップを施した大きめのハンドルのバランスがなんとも可愛らしいですね。


 ストラップ付きですのでショルダーとしても使えますし、インポート物のサッチェルには珍しい小さ目のサイズ感も素敵ですね。。。


 こちらはなんとも筆舌し難いペトロールブルーのカーフスキンのスエードを用いたバージョンで、ダークブラウンのハンドルのレザーとのコントラストもオシャレでしたねぇぇぇ~。。。




 こちらのブログで御紹介させて頂いている、ラグジュアリーブランドのプレゼンテーションですが、会場にはこんな気の効いたスイーツのおもてなしなんかもございます。


 シーズンのテーマカラーや新作のバッグもモチーフにしたデザインで、一つ一つ手作りしたスイーツ達は、見た目も華やかなのは当然、そのお味もなんとも美味。。。



 プレスの皆さんやケータイリングのスタッフの皆さん、真剣に考えてのおもてなしにはいつも心がホッとしてしまいますね。。。。








 60年以上もパリで、ラグジュアリー リアルクローズを作り続けて来たこのメゾンは、創業者Gaby Aghion(ギャビー・アギョン)に始まり、CHANELやFENDIのデザイナーでもある、カール・ラガーフェルド、マルティーン・シットボン、ステラ・マッカートニー、フィービー・フィロー、そして現在のクレア・ワイト・ケラーと、その時代時代の女性達が心から求めるリアルクローズを提案して来ました。



 今季のコレクション全体に流れている、不穏な世界情勢や未来への不安感から逃れようとする『現実逃避』という気分は、常に女性達の必要な物をチャッチする事に長けているこのメゾンでは、こんなにも繊細で柔らかい作品で表現れ、その美しさはもはや感動的ででしたね。。。。





 本当に女性達が求める物は豊かで嫋やかなもの。。。。袖を通していて快適で、スタイルによって自身の行動を妨げられる事は決してなく、さりげない中にも凛としたしっかりとした意志を持ち、在り方として美しい、リスペクト出来る女性。。。。。





 おそらく、クレア・ワイト・ケラーがこれまでクロエで発表して来たコレクションの中で、一番優しくて、一番フェミニンなコレクション。。。。これぞクロエの真骨頂という作品で2015SS シーズンを軽やかに過してみて下さいね。。。。。。。
 






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VIKTOR&ROLF 2015 SS !!!


 もう、、、、、、。見ただけで、ほんと彼ららしい独創的なフォルムのアイテムでしょ???





 オランダのハウス、ヴィクター&ロルフは今回、PARISにあるオランダ大使館の歴史的なサロンでショーを発表しました。中央に大階段を備えるクラシカルなインテリアの中で発表された新作は、彼らのシグネチャーでもある想定外のシュールリアリスティックな作品達。。。BGMには様々なアーティスト達のバージョンによる『PHYSICAL』が流れ、なんとも楽しいムードです。


 オリビア・ニュートンジョン原曲の『PHYSICAL』が物語るように、今回のテーマはスポーツ。と言ってもその辺のリアルクローズ中心のブランドがやる事とは訳が違うのが、このハウス、、、、Haute Coutureのコレクションを行うこのハウスらしく、スポーツとクチュールという、全く相反するテーマを奇想天外に組み合わせます。



 一点一点がまさにユニークピース。。。。一つ一つじっくりとリポートして参りましょうね。



 まずは私と2ショットしているミニドレスにも見られる独創的なシルエット。。。。一枚の大きな布をボディの上に置き、粘土細工でも施すように、両手を動かしながら生み出して行く独創的なフォルムは、まさに彼ら自身の手からでなければ生まれる事のない、唯一無二の美の形としてアイテムに落とし込まれます。


 アシンメトリーなデザインはボリュームたっぷりのバルーンやラッフル、ドローストリングやシャーリングから生まれるフリル。丸く優しくボディを包み込むシルエットは、これがPrêt-à-Porter?と疑ってしまう程スペシャルな作品です。


 シルクオーガンジーなど繊細なファブリックでリュクスに仕上げてしまうと、イブニングになってしまうようなデザインを落とし込むのは、今季フィーチャされているフローラルモチーフ。スミレやバラのように見えるヨーロピアンなモチーフは実にユニークで、ファブリックで作ったコサージュを撮影し、エフェクトをかけてプリントに施し、アウトラインをエレクトリックブルーでキリリと施す事で、摩訶不思議な浮遊感を生み出しています。


 さらにこのプリントはスポーティーなメッシュや、織り自体にフラワーモチーフが施されているジャカードにプリントされたり、さらにエンブロイダリーまで施さるという手の込めようです。。。


 


 こちらの襟元からショルダーへのフリルが天使の羽根のように見える、エレガントなトップスにコーディネイトするのは、スポーツという着想から、アスリートをイメージさせるスキニーなレギンスです。サイドにフローラルモチーフのラインまで施し、実に個性的ですねぇ~。。。。


 皆様。。。。。あくまでも、ヴィクター&ロルフ流の『スポーツ』でございますからねぇぇぇ~!!!貴方の想像するスポーツではありませんからぁぁぁ!!!!




 こちらのトップをご覧になると、如何に複雑なテクニックが施されているかがご理解頂けるかと思います。。。


 恐れ多くも同じ服をクリエイトする立場にいる人間から言わせて頂くと、これは計算では生まれないデザインです。ボディの上で布地と指が作り出す、ほぼ本能的な感覚から誕生する物で、まさに感性と感覚でクリエイトされた偶然とも呼べる産物です。


 シャーリングをかけた部分が胸元やウエストにフィットし、ボディの上で絶妙なたるみを生み出し、過剰なまでのギャザーのボリュームが実に美しい作品ですね。クリーンなブルーが爽やかな印象で、ショート丈のレギンスにチラリと今季のフラワーモチーフを忍ばせているのも、ニクい演出です。




 こちらは先ほどのドレスに比べると???比較的取入れ易い感のあるクリーンなドレスですが、一筋縄では行かないのがヴィクター&ロルフの楽しさです。


 ハンカチーフの真ん中を摘んで垂らしたようなシルエットの美しいAラインのドレスは、右側にシャーリングを施した個性的なフリルを施し、フリルは後ろ見頃のフレアーの中に不思議に消えて行きます。


 一件、シンプルなAラインのドレスのヘムに、アシンメトリーなフリルをあしらったという風に見えますが、そういう単純な発想ではないのがこちら。。。。ヘムのフリルはなんと身頃から裁ち出したそのままつながったデザインで、ギャザーを入れる事で凹凸感を出しています。アシンメトリーなデザインなので、当然身頃に入るフレアーの分量も前後ろ、左右で全く違うというまさにスペシャルピース。。。。


 あっ、すいません。。。。書いててついつい興奮してしました。。。。。多分購入して、全部縫い目を解いてみないと、何が起きているのか皆目見当が付かないアイテムでしょうねぇ。。。。




 クチュール的な生地使いと並んで今回登場するのがタンクトップのディテール。主にボリューミーなボトムスとコーディネイトされていますが、そこには彼ららしいユニークなツイストが効いています。


 こちらのトップスは右側がタンクトップで左側がハーフスリーブになった物。身体に貼り付くスキニーなアイテムは、レギンス等と同じく美しいダイナミックなフォルムのアイテムとコントラストを描いていましたねぇぇ。


 タンクトップのディテールはサイドの肩ひもを二本にして、それを反対側のショルダーにひっかけたアシンメトリーなデザインや、タンクトップのヘムに分量たっぷりのプリーツを施したドレス等も登場していましたね。。。




 今回の作品は袖を通して、ボディーの上で初めて本当の姿を見せるデザインが多く、こうやってハンガーにかかっているだけでは全く想像出来ないのもユニークな所でしたね。


 こちらのパンツスタイルのセットアップは、右身頃にこれでもか!と言わんばかりのプリーツが施し、それをウエストでシャーリングでまとめたディテールが素敵ですが、実際に着るとウエストのシャーリングの部分が腰の部分に乗り、絶妙な甘美なたるみが生まれます。


 パンツはワイドでハンサムなスタイルですが、ウエストはエラスティックを使用し、サイドにはブルーのラインとスポーツテイスト満載でしたね。。。



 アクセサリーにもユニークなアイテムを見付けましたね。


 赤毛にそばかすのスーパーモデル、ヴィクター&ロルフのコレクションではお馴染みのマグダレナ嬢が着けていらっしゃるこちらのアイテム、、、、ゴールドとティアドロップのパールで何ともエレガントなんですが。。。。。こちら、ドローストリングのパーツなんです。。。はい、あの紐をキュッと絞めるやつ。。。。。


 しかも、ループをそのまま耳のホールに通したようなデザインも素晴らしい。。。。ゴールドとパールなのでめちゃめちゃフェミニンなんですが、個人的にもの凄く欲しいアイテムです。。。。



 コレクションにはこんなフィルムのようなテクニカルファブックのアイテムも登場して実にユニークでしたね。シャープな張りを出すプリントのファブリックと違い、繭のような丸くて優しい印象を受けました。


 こちらはオイスターピンクのトランスペアレントの素材で、撚りのある独特の織りが光の乱反射を生み出し、キラキラと輝いています。インナーにはクリンクル(皺のよった)プリントが施されたインナーを重ね、レイヤーを楽しみます。


 こちらのファブリック、もう少しソリッドなペールグリーンのカラーでも登場していましたね。。。



 はい。こちらがラストルックでございます!!!ボタニカンルなフラワーモチーフと並んで今回登場したのが、先にもご紹介したクリンクル(皺のよった)プリントです。


 紙をくちゃくちゃに折り曲げそこに染色し、それを広げた結果に生まれた一見偶発的なモチーフを、そのままプリントに落とし込んだユニークなプリントです。幻想的で夢の中のようなロマンティックなプリントです。


 ラストルックまで徹底的に、今回の造形的なフリルとシャーリングとボリュームを駆使した、ユニークなディテールのドレスでしたねぇぇ~。。。。




 今回、コレクションで登場したシューズはソックスを繋ぎ合わせ、つま先をオープンにしてトングのデザインを取入れた、開放的でスポーティブなデザインがメインで、ユニークなウエアをさらに奇想天外なバランスにまとめて楽しかったですね。。。


 こちら、プレゼンテーションの会場で見付けたかなりキュートなシューズ。。。。ウエアにも取入れられていたフラワーモチーフで作られた、スニーカーテイストのハイヒールブーツです。レースアップやアンクルのベルト等スポーティーな要素満載ですが、最終的にフェミニンに仕上がっているのが、実にこのハウスらしいですね。


 他には、オールホワイトのアイテムなんかもございまして、カラーが単色なのでシューズのフォルム自体の美しさが良く解り、皆様のワードローブにも活躍しそうなアイテムでしたよぉぉぉ。



 シグネチャーのバッグ『ボンベットハンドバッグ』も、SSシーズンのウエアのハッピーなカラーに会わせて、こんなイエローやペールブルーなんかで登場して可愛らしかったですね。


 こちら、さらに可愛らしいのがそのサイズ感。。。。。実はこちら、かなり小さめの『ベイビーボンベットハンドバッグ』という新作で、フロントに施してある5角形のホルダーに手をかけるくらいのサイズ感なんです。。。


 現在バッグはミニというかミクロブームで、各ブランドこぞって小さいサイズを登場させていますよね?身体の小さな日本人女子には嬉しい限りで、今が狙い目かもしれませんねぇぇぇ~。。。。。



 あくまでも彼ら自身のオリジナリティに溢れた観点からクリエイトされた、今回のスポーツとクチュールの融合によるコレクション。。。。花のように造形的な美しいドレスの数々に、タンクトップやレギンス等スポーティーなアイテムをミックスさせ、これだけスポーツがトレンドの中心になった2015 SS シーズンにおいても、そのクリエイションはバツグンの異彩を放っています。





 ここでこのハウスに関して一つお伝えしなければならないお話があります。



 先月、PARISで発表された2015-16 FW WOMEN'S COLLECTONをもって、ヴィクター&ロルフはWOMEN'S、MEN'SのPrêt-à-Porter部門からの撤退を発表しました。



 デザイナーのViktor Horsting(ヴィクター・ホスティン)とRolf Snoeren(ロルフ・スノラン)はこの決断に関してこんな声明を発表しています。『芸術的なルーツに重点を置き直す必要があることを強く感じています。ファッションはわれわれにとってコミュニケーションツールであり、芸術表現の最たる手段です。(ペースが速く、締め切りが多く、競争の激しい)プレタポルテでは、クリエイティビティの制約を感じるようになってきました。そこから手を引くことによって、より多くの時間と自由を得ることができます』



 Prêt-à-Porterを撤退という動きは昨年の9月に最後のコレクションを行ったジャン・ポール・ゴルチエに続いての動きですが、やはり彼らもHaute Coutureのみに専念するという事です。。。。





 つまり、、、、、、、ヴィクター&ロルフの作品は今年の秋冬以降買えなくなるという事。。。。。。ただしHaute Couture以外。。。。。。




 実際、今年1月のHaute Coture COLLECTIONでジャン・ポール・ゴルチエのショーを見ましたが、そのクオリティーの高さと円熟した表現には素晴らしい物があり、感動すら覚えましたし、このブランドにおいてもオランダの画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホをモチーフにした狂気じみたゴッホ ガールの表現は、この先さらにどんなクリエイションを彼らが見せてくれるのか強い期待感を感じさせてくれました。



 私自身、昨今のファッション界のスピードの早さには驚く事が多々あります。これだけブランドが増え、コレクション自体も増え、毎回発表する作品すらも増えている今、大きくなり過ぎたビッグメゾンの一人一人の人件費の為に、一つでも多くのバッグを売らなければならないのは解りますが、もう少しクリエイターの側に立って、快適な環境で作品を作るスタンスを援助しても良いのはないかと感じてしまいますねぇぇぇ。。。。





 正直、1シーズン世界中のコレクションお休み~~~~!!!!とかしちぇばイイのに!!!!!!



 
 ヴィクター&ロルフにとってクリエイションとは生きる全てであり、彼らの血や骨であり、その精神でもあります。彼らにとってクリエイション自体を辞める事は、それこそ生命を絶つ事と同じような事でしょうし、そのスタイルがこれまでとは少し違うスタンスになったとしても、より素晴らしいクリエイションを期待出来る予感満載のこの状況にエールを送らない訳には行きませんね。。。。





 相変わらず奇想天外。。。。。。クリエイションだけではなく、言動や行動迄シュールリアリスティック。。。。。。さすがは私が心底惚れたデザイナー達です。。。。。。またもややってくれました!!!!!!





 こちらのブログでは遅れに遅れておりますが、その感動の2015 SS Haute Coture COLLECTION及び、現在発表されているラストコレクションとなる2015-16 FW Prêt-à-Porter、MEN'S COLLECTIONとリポートを続けて行きますのでご期待下さいね。






 そして、もう一度言いますが、ヴィクター&ロルフのアイテムが購入出来るのは、フレグランスとアイウエアを覗いて、今シーズンも入れてあと2シーズンです。。。。彼らのクリエイションを愛して止まない皆様。。。。是非こまめにショップを覗いてみて下さいね。。。。。




 きっと一生の記念になる、アートピースを見付ける事が出来る筈ですよ。。。。。





 VIKTOR & ROLF 2014-15 FW PARIS Haute Couture COLLECTIONはこちらからどうぞ。
 VIKTOR & ROLF 2014-15 FW Women's COLLECTIONの東京でのリポートはこちらからどうぞ。

 VIKTOR & ROLF 'Monsieur' 2015 SS のリポートはこちらからどうぞ。





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Just Cavalli 2015 SS !!!





  はい。何やら寒い週末でございますねぇ~。。。折角春が来たと思い、冬のワードローブを仕舞ってしまった皆さんも多いのではないでしょうかぁ???


 私もここ数日久しぶりにウールのコートなんぞ着て外出しておりまして、良くもまぁ~こんな重いもの着て一冬過したぁ~と驚いております。。。。




 来週は東京でもいくつか注目のイベントが開催されます。。。。春の装いで軽快に出掛けられる事を祈る次第でございますねぇ。。。。。




 前回のMARC JACOBSに続き、今日もスタッフ インターナショナル祭りの第三回となりますが、今日はこちらで扱うブランドの中から、SSシーズンに強く官能的なムードを届けてくれそうな、Just Cavalli(ジャスト カヴァリ)のコレクションをお伝えしましょうね。



  ご存知、イタリアファッション界のラグジュアリー キング、Mr Roberto Cavalli(ロベルト・カヴァリ)が若い世代をターゲットにクリエイトするこのブランドですが、貴族的なまでのリッチさやアーティスティックなムード を、ストリートというフィルターを通して表現されるユーズフルなコレクションが人気です。





  んな訳で早速袖を通させて頂きました!!!!。。。。2000年前後、GUCCIがまだトム・フォードだった頃、ファッションの中心はセクシーでヒップなスタイルでした。私もその頃そういうブランドを着倒しましたので、この手のスタイルは大好きですし、それなりの自身もございま す。。。。まぁ、中身が悪で出来ておりますからねぇ~、ちょい悪どころではないのです。。。www



 こちはMEN'SのMAIN COLLECTIONのアイテムで、実にこのブランドらしいタキシードジャケットです。パープルとブラックのジオメトリックなパターンのジャ カードを用い、シャープなピークドラペルにやボタン、ポケットのたまぶちにはブラックサテンが使われていますね。



 同じファブリックのパンツにオペラシューズを履いたらフォーマルにも着て行ける、きちんとしたアイテムですが、敢えてドレスダウンして着るのが今年流。ルックではTシャツにレザーパンツというロックなテイストでスタイリングしていましたね。



 私、この日ラッキーな事に、Tシャツとデニムで参上しましたが、それでもバッチリ!!!!個性の強いアイテムが多いこのブランド、くれぐれもやり過ぎは禁物でございます。。。。




 毎シーズン、とにかくコレクションの数とアイテムが多いこのブランド、ネタ満載でございますので、さっさとリポートして参ります。。。。汗。


 まずはWOMEN'S COLLECTION。現在ショップやオフィシャルのウェブストア等でも絶賛発売中のPRE COLLECTIONからです。(完売してたらすいません。。。)。


 
  テーマは『アーバン・ジャングル』。フィーチャリスティックなランドスケープと、トライバルなムードを漂わせる実際には存在しない、架空の魅力的な都市を舞台にコレクションはクリエイトされます。この都市の女性達はスポーティーでコンテンポラリーなスタイルと、エスニックなムードを見事に融合させ、開放的で自由自在なスタイルを楽しんでいます。


 ジャングルの主役でもある様々な動植物のモチーフは立体的に表現され、スポー ティーなアイテムを飾ります。夢、感情を織り交ぜたようなカラフルなパレットはホワイトに始まり、ライムイエロー、ピンクやレッド、エレクトリックブルーと様々に変化し、パンツやスウェット、トラックスーツのようなコントラストの効いたアイテムから、コンパクトなドレスにまでバリエーション豊かなアイテムが並びます。




 まず、こちらはファーストルックです。このブランドを良くご存知の皆様からすると、『あれ?プリントじゃない!!!』と思うかもしれませんねぇ~。。。クリーンなホワイト仕立てられたのはパフスリーブ、ハイカラーのジッブブルゾンとスカートのセットアップに見えますが、こちらはコンバータしたドレスで、ドローストリングの具合を調整するとまた違うードでも楽しめます。襟の内側にレオパードの中綿のライナーが施してあるのもスポティーなムードですね。


 何よりも特徴的なのがこのホワイトのファブリック。こちらはナイロンにレーザーカットで、フラワーモチーフを表現していて、スポーティーでありながらイギリスレースのようにプリミティブでチャーミングでしたね。。。



 毎回注目のシーズナブルのプリントでございますが、いくつか登場した中で気になったのがこちらの『アート ガーデン』というモチーフで、ドラマティックなフラワープリントが素敵でしたね。


  春の草原に咲き乱れるポピーやガーベラ等を、オイルペインティングのように重厚なタッチで描いてアーティスティックでしたね。印象派の画 家、クロード・モネのようにも、世紀末に活躍したウィーン分離派の画家、グスタフ・クリムトの後期の作品のでもあり、はたまた色合いからエコール・ド・パ リとして活躍した、ロシアからやって来た画家マルク・シャガールのようでもありロマンティックなプリントです。


 今季はこういうインパクト大なモチーフを、右側のライダースやスウェット等のスポーティーなアイテムに落とし込むのがポイントで、他にバタフライやお得意のレオパードモチーフ等も素敵でしたねぇぇぇ。。。






 続いてはMAIN COLLECTIONをお伝えしましょうね。これから暖かくなって来る初夏のシーズンにショップを飾るこちらでは、イマジネーションの翼はアフリカ大陸へと飛び立ちます。



 個性的な文化を紡ぐエスニックな部族のマスクや工芸品、アフリカ大陸から産出される高価な宝石等に着想された繊細且つ大胆なコレクションは、シャープで印象的なシルエットに落とし込まれます。


  コンパクトなトップスに張り出す三角形のミニスカートのプロポーションは今回フィーチャーされているスタイルで実に新鮮で、シルエットの美しいリトルドレスにはリラックスしたムードが取入れられ、ガーディガン等の1アイテムをプラスするコーディネイトでカジュアルな印象を生み出します。


 パンツは細身のシガレットからウェアラブルなテイパード、トレンドの70’Sのムードを取入れたペザントやフルレングスのヒッピードレスも登場していましたね。



 カラーはモノトーンから始まり、アフリカの赤い大地をイメージさせるブラウンのバリエーションが注目です。刺し色にターコイズ、ライラック、レモンイエロー、エメラルド、ピーチ等透明感のある宝石のカラーを取り入れ、コレクションを盛り上げていましたね。。。


 

  まずはトライバルモチーフのルックが気になりましたね。『Enkai Masai』というプリントで仕立てたドレスは、トップスのフロントにカシュクールのデザインを取り入れ、ハイウエストで小さなトップスを作り出しています。コントラストを描くようにスカートは張り出すフレアー。ネオプレンなのでこのシルエットが生まれ、真夏の強い日差しの下で映えそうなダイナミックなアイテムです。


 同じカラーリングのクラッチとフラットサンダルで、ビーチでのカクテルパーティーにはモッテコイのスタイルでしたね。。。




 アーシーなカラーのコレクションの中で一際目を引いたレッドのルックは、衝撃的なまでに美しかったですね。。。


 ドレスはシルクミックスにトランスペアレントでアフリカンなモチーフを表現したスペシャルなファブリックで、襟元にはアクセサリーのようなゴールドのディテールが施され、深い胸元のスリットをループで結ぶというセクシーなデザインです。こちらキモノスリーブで、ジャケットを脱ぐとヒッピースタイルのフルレングスのドレスになっています。


 コーディネイトしているゴールドのライダースは、ルレックスのファブリックに立体的にクロコダイルのパターンを表現したユニークな素材で、ミラーのように輝いて素敵でしたね。


 今季のコレクションはそれぞれのアイテムがバリエーション豊かにコーディネイトできるように、良く考えられて作られているのが特徴で、このようにドレスにジャケットを合わせてたりしても、しっくりまとまるのも嬉しい所でしたね。


 是非、ジャスト カヴァリらしくプリント オン プリント等でアグレッシブに楽しんで頂きたいですねぇぇぇ~。。。



 今回特にフィーチャーされていたのが、こちらの『Tropical Sunrise』というプリントで、アフリカの少数民族の伝統的な柄を彷彿させる、独特のリーフモチーフが印象的で、沢山のアイテムで登場していましたね。。。


 モノトーン ベースに刺し色で少しトーンを落としたライラックやイエローが使われているので取入れ易いですし、メンズのスウェットなんかでも登場していましたので、気になる男子は是非!!!!


 プリント自体を斜め流動的に施してあるので、アイテムにした時に独特の動きのあるムードが生まれるのもユニークで、こちらのドレスはライラックのパイピングをプラスし、胸元の鎖骨の辺りをチラ見せするカッティングも、セクシーで素敵でしたね。



 そんなドレスにピッタリなアクセサリーも登場していましたね。今季はパンチングやカボションのビジューを取入れたり、フリンジを施したりと複雑なテクニックが多用されたアイテムが素敵で、この独特のパステルカラーのアイテムはスポーティーにも楽しめそうで、素敵でしたね。


 こちらのデザインでブラックやレッドなど1カラーのアイテムも登場しているので、気になる方は合わせてチェックしてみて下さいね。。。






 はい、リポートする事が死ぬ程いっぱい。。。。続いてはSHOW COLLECTIONのリポートへと参りましょう!!!!


 ジャスト カヴァリは年に二回ミラノで、これまで御紹介したPREやMAINとはまた別の、ボリューミーな作品をショー形式で発表しています。こちらのコレクションはロベルト・カヴァリのクリエイションがより色濃く表現されていて、アグレッシブでグラマラスな世界観もより濃厚になります。もちろんコアなファンの皆様はこのコレクション狙いの方も多い事でしょう。。。。


 


 今シーズンのこちらのコレクションでテーマになったのは『LOVE & PEACE』。トレンドのボヘミアンでフォーキースタイルの中に、エターナルなテーマを表現したハッピーなコレクションとなりました。


 注目のプリントは、具象的なモチーフが多いこのブランドとしては珍しくジオメトリック。。。ヒッピー達が愛したハートやデイジーのフラワーモチーフは、マイクロサイズまで縮小され幾何学的にパターン化され、百合、バタフライ、ポルカドットと融合し、独創的な世界観を生み出します。


 シルエットはコントンポラリーなストレートシルエットが多用され、ウエストをシェイプしないコンフォートなラインが魅力的でしたね。ストレートラインのフルレングスのドレスには深いスリットを多用し、セクシーさや動き易さを表現し軽やかなムードでしたね。




 では、早速ファーストルックからご紹介しましょうね。ポルカドットにボタニカルなモチーフ、バタフライにフィッシュネットにデイジー。。。。一体幾つのモチーフを使っているの?と思ってしまう程の様々なパターンを、一つに取入れたお得感満載のドレスです。


 トップスのペザント風のデザインには胸元にプリーツをあしらい、カフスやローウエストのベルトの部分にもプリーツのディテールを施します。ボトムスは小さなフリルからこれでもか!とボリュームたっぷりのフレアーが施され、その全てが深いスリットで太ももまで露にしています。


 さらにオン プリントでポルカドットのストールをコーディネイトして、なんともダイナミックなルックでしたね。。。



 こんなフラワー チルドレンのような、キュードなドレスも登場しましたねぇ~。。。


 先日お伝えしたRoberto Cavalli(ロベルト カヴァリ)のコレクションでも感じた事ですが、これまで全てにおいて全力投球だったこのブランドにおいては珍しく、抜くというムードや軽やかさを表現したピースが沢山登場していまして、やり過ぎをとことん嫌う日本のファッションシーンにも愛されそうなピースが沢山登場していましたね。


 ジャスト カヴァリでもそのムードが強く感じられ、特に若い層をターゲットにしたこちらではカワイイ!という印象の作品も登場し、実にフレッシュでしたね。


 こちらのミニドレスは胸元のスタッズとアイレットを施した、レザーのバーツこそハードな印象ですが、用いられているファブリックはハートモチーフやポルカドットとなんともスイート。モチーフのゲージを変えたり、プリーツを寄せたりと表面効果もプラスしていて楽しかったですね。。。。



 折角SHOW COLLECTIONなので、華やかなピースをご紹介させて下さいね。このブランドではお馴染みのイエローとライラックという対照色のコーディネイトも、今季がどこか優しいムードで溢れて素敵でしたね。

 こちらのブラウスドレスにも一体何パターンのプリントが使用されているのから。。。気になる方は画像を大きくして数えてみて下さい!!!www

 クラシカルなMEN'Sのネクタイに用いられるような、リバティープリントのような小さなゲージのプリントを何種類も使い細かく切り替え、さらにプリーツまで寄せたこちらのドレスですが、カラーをコントロールし、ディテールのデザインを全て水平垂直にシャープに施す事で見事なバランスを取っていますね。

 フルレングスのドレスなのに、トレンドでもあるカジュアルなムードを取り入れていて、ノンシャランと着こなすにはピッタリなアイテムでしたね。。。。


 



 はい、どんどん参りましょう!続いてはMEN'S COLLECTIONのご紹介でございます!

 まずは私は袖を通させて頂いているのはPRE COLLECTIONのアイテムで、なんとも言えないサンドカラーが美しいレザーのライダースです。少しクタッとした独特の風合いのレザーは着心地もとても良く、さりげないジップのディテールとショルダーのスタッズも上品なので、6月で44歳になるおっさんでも大丈夫でした。。。。(だと、思いますが。。。。)


 左側のボディーが着てるタンクトップはMAIN COLLECTIONのアイテムです。WOMEN'Sと同じくアフリカ大陸をテーマしたこちらですが、アフリカの先住民達が身につける、動物の骨で作られたアクセサリーのような、もしくは歯車のようなプリントがダイナミックに配されています。


 ダメージ加工のホワイトジーンズとコーディネイトして、真夏のモノトーンスタルをロックに楽しむルックでしたね。。。

 



 ではまずは、PRE COLLECTIONからご紹介しましょうね。


 WOMEN'Sと同じく『アーバン・ジャングル』をテーマにしたこちらのコレクションですが、未来的なムードとエスニックスピリットを混同させた魅力的な都市で生きる男子達は、自由で開放的なスタイルを好みますが、艶やかな男らしさは決して忘れていません。


 やはりMEN'S COLLECTIONですのでワイルドなムードが強く漂い、その一役を買っているのが50'Sのロックが持つ反骨精神です。こちらのルックに見られるようなウォッシュやブリーチ、ダメージ加工を施したデニムは今季を象徴する代表的なピースで、アウトロー的な無骨さが素敵ですね。


 にしてもこいちオールデニム1カラーと、一歩間違うとかなり危険なピース。。。ライダースベストのショルダーに顔料プリントを施したり、トップスとボトムスで少しだけトーンを変えたりと小技を効かせて、スタリッシュに仕上げていましたねぇ。。。 




 タイガーのモチーフも今季重要なモチーフでしたね。こちらはイエローにブラックにホワイト。。。。阪神タイガースかっ!って軽く突っ込みたくなるようなパレットのスタジアムブルゾンですが、ブリリアントでなんても素敵ですね。。。


 このジャケット実はニットなんです。ジャカードで表現されたプリントのボディに、ホワイトのスリーブはコットンミックスの糸で編み上げている為に、少しソフトな印象だったのも、見かけのインパクト以上にユーズフルなアイテムでしたね。


 他にタイガーモチーフは顔自体がグラフィカルにプリントされた、カットソーなんかも登場していましたね。。。





 はい。ここからはMAIN COLLECTIONのご紹介になりますよ。。皆さ~ん!訳が解らなくなっていませんかぁ????



 WOMEN'S COLLECTIONと同じく、こちらのテーマもアフリカ大陸です。MEN'S WEARにおいてはやはりアティチュードはワイルド。。。。圧倒的なモノトーンの力強さでプリミティブなムードをクールに表現し、アフリカの赤い大地のレッドブラウンやデニムのブルー、青々と茂るバオバブの木のグリーンや、満天の星を輝かせる夜空の群青等魅力的なカラーに溢れています。

 プリントのモチーフになるのは、アフリカのエキゾティックな部族のマスクや工芸品からインスパイヤされたトライバルモチーフです。歯車のような模様やボディペインティング等がシックなカラーパレットでワイルドに登場します。

 こちらのルックでもお解りのように、PRE COLLECIONに比べてアティチュードがシックでクリーンなのが特徴です。ロベルト・カヴアリが得意とするプリントや表面効果のマジックは、カラーを控えたところでそのパワーは劣る事がないのはさすがです。


 久しぶりに顔を見たような気がするベンジャミン君が着ているのは、なんともユニークなカットソー。レッドブラウンの前身頃はニットに見えますが、こちらテクニカルファブリックをレーザーカットして、パイソンのパターンを描き出しているユニークは素材です。

 スリーブはホワイトにして、インナーのシャツとダメージデニムもホワイトという、夏には最強なカラーリングですっきりスタイリングしていて素敵でしたね。。。。


 私、個人的にはこのカットソー、素肌に着たいです。。。。
 



 やはり注目なのがモノトーン。限られたカラーの中で如何に効果的にモチーフを使うかという事に集中したアイテムは、少しダークなムードも感じさせて大好物ですねぇぇぇ。この手のパターンって大体スカルとかバラの花が描かれる事が多いのですが、それが様々なアフリカの美術品というという所もオリジナリティーに溢れていますね。


 テクニカルファブリックを使用したジップブルゾンで、夏にTシャツの上にもサラリと着れるようなユーズフルなアイテムでした。左にチラ見えしているシャツも、アフリカのマスクのモチーフをジオメトリックに施したプリントで素敵でしたね。


 こんなシャツをサラリとジャケットの下に着ているようなビジネスマンが増えたら。。。。。日本のビジネスファッションももっと楽しくなるのに。。。。そんなクライアントの男子と仕事がしたいです!!!!!痛切!!!!




 イブニングスタイルもやはり個性的なジャスト カヴァリでございまして、エッジィでスタイリッシュな中に、若い層独特の自由な発想が溢れています。


 こちらもザ・イタリアン・ヤング・フォーマル(なんじゃ?そりゃ?)って感じで素敵でしょ???ジャケットはカットソー等でも登場している今季のフローラルプリントで、オーキッドなど個性的な花を、レッドとブルーという少しグロテスクなカラーで表現したモチーフです。このジャケットにはそのモチーフをさらにデジタル処理して、ブラッシングのようにショルダーから飛ばしていますね。

 
 ホワイトのシャツにヒップハングで履いたパンツとタイ、シューズまでブラックレザーでまとめ艶やかでございますねぇ~。。。。。







 さぁ、お腹いっぱい盛りだくさんのジャスト カヴァリ2015 SS COLLECTIONいかがでしたか?



 まだまだほっこりブームが続く日本のファッションシーンからすると、少しインパクトが強く感じられるかもしれませんが、日本以外の国々ではこれがベーシックです。日本がおかしいだけ。。。



 ティーンエイジャーにとってファッションの方向性を決めるの事の重要な部分は、異性(同性)からの視線です。ジャスト カヴァリの拠点イタリアにおいてそこは実に明確で、目もくらむような若い可愛い子ちゃんが沢山いるのも、ちょい悪親父やセクシーなマダム達が沢山存在するのも、好きな人や気になる人を振り向かせたいという健康的な感情から、個人装いは決定して行きます。



 ボーイフレンドに少しポッチャリが好きと言われれば、女子は食事制限してダイナマイトバディになるように努力しますし、彼女がマッチョ好きな男子は、死ぬ程腹筋してシックスパックを手に入れます。若い頃にチャレンジするこういう地道な努力は後のその人自身のファッション観を作り上げますし、常に異性の目を意識するという姿勢は、女性を、男性を常に魅力的にキープする最高のサプリでもあります。



 私のブログでは何度も書いていますが、日本のように隠す美学というのは希有な話で、世界の多くの国では目に見える物しか信じないという価値観が普通です。特にラテン民族に関しては、恋をしたいのなら恋を招くようなファッションをしないと、何も発展しません。。。。




 体型の解らないビッグシルエットのワンピースにズルズルのカーディガンとか着てませんかぁ?????それじゃ、恋の気配すら近づいて来ませんから。。。。。。



 

 今シーズンのジャストカヴァリのコレクションは、そんなアグレッシブな気分を盛り上げてくれるアウテムが沢山揃っています。1アイテムだけでも、自身のない方はアクセサリーだけでも取入れてみてはいかがですか?少しだけ違うアイテムは周囲の人に貴女の少しだけ違う気持の変化をスマートに伝えてくれるもの。。。。



 『あれ?そのスカート素敵じゃん?いつもと違うね~?』なんて言われるような装いにトライして、これまでとは違う今年の夏の素敵な思い出を作ってみては如何ですかぁ????







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MARC JACOBS 2015 SS !!!





 昨日は全国的にビビるくらいの寒さになりましたねぇ~。。。東京でも、朝雪が降ったとか。。。寒暖の差が厳しくなりましたので、皆様体調の管理に気を付けて下さいね。


 新年度始まったばかりでとんだ洗礼。。。。そうなんです。新社会人や新入生の皆さん。。。世の中そんなに甘くないですから。。。




 私は、まさか着る事もないだろうとクローゼットの奥に閉まっていた3.1 Phillip Limのコートを引っ張り出し、なんとか耐え凌ぎました。。。。ほんと、寒いのは死ぬ程嫌いです。。。。。。。




 さて今日は、そんな寒い気分を吹き飛ばしてくれるようなコレクションを見せてくれたMARC JACOBS(マーク ジェイコブス)のMEN'S COLLECTIONを御紹介しましょうね。もちろんこちらも、飛び飛びではございますが、現在祭続行中のスタッフ インターナショナルが扱うCOLLECTIONになりますよ。




 早速お買い物の下準備という事で。。。。まずはこんな華やかなフラミンゴ ピンクのバイカージャケットに袖を通させて頂きました!!!!ライダースのデザイン自体をシンプルでクリーンに再解釈し、整理されたステッチやメタルパーツがエレガントでしたね。

 
 大人男子もノンシャランと切れそうなジャケットには、ビーチシーンをイメージさせるオレンジ系のミラーのサングラスに、ゴールドのメタルパーツが上品に施された、少し縦長のブラックレザーのトートをコーディネイトしてみました。。。


 はい。マイアミ辺りをオープンカーでドライブする気分でございましょう???間違っても『チンピラ、熱海へ行く!』なんて言わないで下さいまし。。。 





 ルイ ヴィトンのクリエイティブ ディレクターを退任後のマーク ジェイコブスは、現在拠点でもあるニューヨークにてコレクションの発表を行っています。


 ニューヨーク生まれの彼自身のデイリーなスタイルやライフスタイルを反映するこのMEN'S COLLECTIOンは、ラグジュアリーなのにスポーティー、華やかなのにシックとまさにマーク自身のパーソナリティーを表現するように、様々な表情を見せる素敵なブランドです。



 2015 SSはまさに彼自身の、オプティカルな部分がフィーチャーされた作品が登場します。さらながらビバリーヒルズやパームビーチ。。。燦々と降り注ぐ太陽の光、海岸沿いのハイウェイと道路脇のパームツリー、心地よい海風が頬を撫で、オプンカーの助手席にはプラチナブロンドの美女。。。


 絵に描いたような西海岸の成功者。。。クラシカルでリッチなムードのを漂わせるムードはマット・デイモン主演のアメリカ映画『The Talented Mr. Ripley(リプリー)』に出演する、ジュード・ロウ演じるお金持ちの放蕩息子とその周辺の人々や、アメリカ映画『Cocktail(カクテル)』でトム・クルーズがシェイカーを降る、プールバーに集う人々のように快楽的で青春の香りが漂います。



 今回のコレクションの特徴は相反するテーマをミックスさせている事。。。イブニングウエアのフォーマルなムードとバケーションウェアのリラックスさ、クラシカルとコンテンポラリー、デザインとファブリックで相反するコントラストを楽しんだり、シルエットやスタイリングでも表現されます。


 カラーもライトとダークという二面性を持つパレットがセレクトされています。キ-カラーとなるフラミンゴピンクをベースにホワイトで甘く、ブラックでシックにと同じモチーフのプリントに昼と夜の二つの表情を見せたり、グレーやベージュが織りなすグラデーションも実に洗練されていましたね。。。。




 では、早速コレクションを解析して行きましょうね。こちらが今回のオフィシャルのルック画像となりますが、とても個性的でコンテンポラリーなムードでしょぉぉぉ?


 ホワイトのリネンを用い超軽量に仕立てたジャケットには、ワイドなシルエットとセンタープリーツや広めのカフスがクラシカルなネイビーのトラウザー。。。実にオーセッティンクなスタイルですが、リラックスムード漂うアンコンのシルエットが生み出すルーズなムードが実にフレッシュで素敵でしたね。。。

 


 クルジーングにピッタリなボーダーモチーフも、このブランドらしくポップに解釈していて素敵でしたね。


 キーカラーのフラミングピンクにネイビーとホワイトの3色で作り出したボーダは、これまで意外にも無かったカラーリングで実に新鮮で、お揃いの細めのマフラーまでコーディネイトして、往年のジェットセッター達のリッチなムードを楽しみます。


 こちらのニットですがネックが実にユニークです。カーディガンとポロシャツの前立てを一つにしたようなフロントに、少し大きめのネイビーのボタンがアクセントになっています。


 アイボリーのリッチなムードのパンツにホワイトのスリッポンシューズと、ウエストから下を全て1トーンにまとめているのも足長効果があって素敵ですねぇ~。。。




 こちらのピンクのジャケットも素敵でしたね。。。ってか世界で一番嫌いな色をこの日は一生分着た気がします。。。。汗。。。。


 少しライトに見えるピンクは、コットンのシアサッカーで細いホワイトとピンクのストライプになっています。なので、少しカラーが薄く見える訳です。。。ボックス型のシルエットですが、コンパクトなショルダーと細いテイラードが、着る人のスタイルをもの凄く良く見せてくれるカッティングでしたね。


 こちら、同じファブリックのパンツもございまして、スーツで着ることも出来るアイテムでしたよ。。。



 マーク ジェイコブスのMEN'S WEARのベースに流れるのが、ポライトできちっとしたスタイル。マーク自身が時折見せるプレップ感漂うエレガントなスタイルは、2014-15 FW COLLECTIONでA.P.C.のクリエイティブ ディレクター、Jean Touitou(ジャン・トゥイトゥ)が着想する程、実に洗練されています。


 例えばサックスブルーのコットンシャツにグレーのウールのパンツ。。。そんなマークが好むクラシカルなスタイルはSSシーズンに置き換えられ、プレップとビーチリゾートのミックスを開放的な味付けで楽しんでいましたね。


 何よりも注目なのが敢えてSSシーズンに取入れたノルディックなモチーフのニット。ファブリックをコットンミックスにする事で爽やかな印象にして、インナーのシャツはトリコロールにグレーをプラスしたボーダーで、襟や前立てにパイピングを施し、パジャマのようなリラックスしたムードです。


 パジャマのようなシャツにノルディックなニット、グレーのトラウザー。。。西海岸のお金持ちがディナーの後、書斎でシガーを楽しむようなスタイルで素敵でしたね。。。



 はい。今シーズン大注目なのがプリント。フラミンゴとパームツリーのモチーフで登場していますが、カリフォルニアの往年のビーチカルチャーのムードを感じさせ、カラーをコントロールする事でキッチュな楽しさに溢れています。


 いやぁ。。。。これは可愛い。。。。高校生の頃、50'Sのカリフォルニア・デコにハマった私からすると、懐かしくもあり嬉しいアイテムですねぇ。。。


 このプリント、今回沢山のアイテムで登場しています。アロハシャツとショートパンツのセットアップでビーチでデイタイムを過したり、このプリントのドレスシャツにブラックスーツをコーディネイトしてパーティーへ出掛けたりと、時間やシーンを越えて楽しめるアイテムになっていましたね。


 私、、、、、フラミンゴプリントのスリッポン。。。。。買っちゃいました!!!!




 華やかな楽天的なコレクションの中で目を引いたのが、こちらのベージュの1トーンのルックでした、サンドベージュのウールのスーツはボックスシルエットのジャケットにクラシカルなトラウザー。滑らかなファブリックを用いる事で不思議なルーズさを生み出し、ノンシャランとした印象です。


 上に羽織っているコートも実にユニークです。50'Sに紳士達が部屋着として頻繁に来ていたネル等で仕立てられたガウンを、ナイロンを使い再解釈していましたね。実に軽やかなアイテムで、エッジィなピークドラペルも効いています。


 フラミンゴプリントの細めのタイやピンクのソックスでアクセントを付けているのも、素敵でしたね。。。




 これもかなり気になったアイテムでございましたねぇ。。。。。はい、欲しいです!!!!


 ヴィンテージムード漂うジップブルゾンはブラックのサテンでシックに仕上げ、バックにはなんとフラミンゴのモチーフがエンブロダイダリーで施されています。このモチーフ、実に細かいマイクロスパンコールでパターン出ししていて、筆で描いたように繊細な仕事でしたよ。


 エターナルなアイテムなので、個人的には白いTシャツにデニムで、映画『グリース』のジョン・トラボルタのようにオーセンティックに着たいですね。。。もちろんヘアはリーゼントですよね???。。。。


 伸びるまでに夏が終わりそうな気がしますが。。。。。


 ラストルックはこんな王子様のようなスーツ。。。全身真っ白なんて、、、、もう、ヒュー・グラントかと思いました。。。。


 今季WOMEN'Sも通してのトレンドなのですが、フォーマルとカジュアルの境を飛び越えて、よりコンフォートにあらゆるシーンを楽しもうとするスタイルが多い中、このブランドでもフレキシブルなアイテムが沢山登場していますが、こういう絶対的なイブニングのスタイルは個人的に溜まりませんねぇ、、、。


 ロング&リーンのジャケットとトラウザーには、ロングのジゴロのようなフリンジのストール、ピンクのタイとフラミンゴのピンブローチが、アメリカ西海岸の開放的で自由なムードのイブニングスタイルを盛り上げていましたね。


 こちら、スーツもストールもオールブラックに、タイだけホワイトというさらにセクシーなルックでも登場していましたよ。



 マーク・ジェイコブスが様々なシーンで自身のファッションの中にも取入れているボウタイは、ブランドの中でも人気のアイテムで毎シーズン他にはない個性的なアイテムが見つかります。


 今季は注目のパームツリーやフラミンゴのプリントの物等、少しだけ取入れてビーチリゾート気分を取入れてみるのも素敵です。ブラックスーツにブラックシャツでタイだけビビットというスタイリングもお洒落ですし、その際ソックスにはタイの中から一色ピックアップして取入れるとスタイリッシュに決まります。


 真ん中のピンクのダッチェスサテンのボウタイ。。。ピンク大嫌いなんですけど(しつこい?)、あまりに可愛くて、、、、、買っちゃいました、私。。。。


 どうしよう、、、初めて付ける時緊張しそうです。。。。



 ニューヨーク拠点のこのブランドではスニーカーは秀作揃い。。。ショップに足を運ぶとルックブック以外のアイテムの素敵なアイテムも数多く発見する事が出来ます。

 スニーカー好き、ハイカット好きの私からするとかなり注目だったのが、こちらの今季のメインプリントを使用したなんとも楽しいアイテム達。。。丸っこいデザインが実に可愛らしく、コーディネイトしているブラックやレッドのレザーとの相性もバツグンでしたね。

 ウエアはちょっと、、、。という奥ゆかしい男子の皆様には、足元でトロピカルな気分を満喫するのもアリだと思いますよ。。。










 沢山の経験と引き出しを持つ、カリスマ クリエイターのマーク・ジェイコブスがクリエイトするこのMEN'S COLLECTIONは、トレンドや時代のムードを取入れるのは当然ですが、最後のエッセンスの一つに自分が着たいかどうかというスパイスが強く影響して来ます。


 前回リポートしたDsquared² のディーンとダンの二人もそうですが、優れたゲイのクリエターの一番の才能とも言える部分が、客観と主観を自由自在に操れる事かもしれません。WOMEN'Sにおいても美しいクリエイションを客観的追求しながらも、最終的には袖を通す人しか感じる事が出来ない主観的なグルーブを、持ち前の想像力で補い彼らにしか出来ない独創的なスタイルを作り上げます。



 ストレートのデザイナーがプラモデルを作るようにクリエイトするMEN'S WEARとは違い、ディテールだけではなく、そのバックグランドに漂うムードや気分、音楽や香り迄さりげなく感じさせてくれるのが彼らのスタイルの素晴らしい所で、袖を通した時点で『何処に着て行こうかなぁ~』とそのシーンまで用意にイメージさせてくれます。



 マーク・ジェイコブスはまさにファッション界のスーパースター。棘と蜜を見事に操るクリエイターは、自身の素晴らしいクリエイションと様々なお騒がせニュースを楽しむように、相反するモチーフをスタイルの中で共存させてしまいます。





 限りなく上品で限りなく野蛮。。。。だからこそ楽しいマーク ジェイコブスのコレクション。。。。。。





 今シーズンは心の中に悪魔のようなしたたかさを秘め、アティチュードは限りなくエレガントなんて、まるで映画の登場人物のようなドラマティックな気分で、フラミンゴピンクやパームツリーのプリントのアイテムを楽しんでみてはいかがですかぁ???


 








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Dsquared² 2014-15 FW !!!





 はい。四月に突入しましたねぇぇ。。。。。新年度でごございます。。。。新しく出会う人、去っていった人、この一週間でいくつかの出会いや別れを経験した方々も多いのではないでしょうか?



  私、日本人はとてもラッキーだと思います。。。こんな人生の、少なからずの喜怒哀楽が起こる季節に、餞として一番美しい花、それも一瞬で散ってしまう桜の花を用意してもらえるなんて。。。。


 日本人として最高のプレゼントも貰える、一年に一度のこの季節。忙しくて時間が無くても、散り掛けの桜の木の下で舞う花びらを、髪や頬に受けるくらいの時間はある筈。季節を感じ、美しい時間を過す事は心の内側を綺麗にします。。。。もしかしたらそういう事のほうが、ファショニスタへの近道なのかもしれません。。。。



 でも、私は桜の木の下には死体が埋まっていると思っていますけどね。。。。





 さて、今日からこちらも世界中の素敵なブランドを日本に紹介している、スタッフ インターナショル祭りと参りたいと思います。ほんといつも無理言ってますね。。。すんまそーん!!!!実は私、この時のオープンハウスのスケジュールを全く勘違いしてまして、この日わざわざお時間を裂いて特別取材をさせて頂きました。。。まぁ、とりあえず着るし、写真撮らせるし。。。。。。。ほんとお世話になってま~~~す!!!



 今日は喜怒哀楽で言えば、間違いなく怒も哀もない、とびきり陽気なミラノのブランドDsquared² (ディースクエアード)のリポートをお伝えしましょうね。




 まずは桜にくっつけて、ピンクのスタジアムブルゾンに袖を通させて頂きましたよ~~~。こんなピンクとアイスブルーにホワイト。。。。。こんなファンシーなサンリオカラーのような組み合わせ、、、、実は、私世界で一番嫌いです。。。。。


 それでも袖を通したくなるようなキャッチーさが溜まりませんでしたね。。。このスイートなカラー大人っぽく見せるために、レザーで仕立てられているです!!!!袖口や襟元のブルーのリブの部分風の部分も全てレザーで、もの凄く滑らか。。。。。

  
 なので、安いファンシーにならずに、スタイリッシュなんですよねぇ~。グレーのベースボールキャップもキュートでしたね。。。


 まずはとびきりハッピーな2015 SSWomen's COLLECTIONからお伝えしましょうね。



 毎回ランウェイのバックグラウンドに映画のセットのように、楽しいデコレーションをしつらえ、南の島のビーチバーが登場したり、滝が流れるジャンクルのランドスケープが登場したりと、それ自体が話題になる程の拘りようのディースクエアード。。。。。さて、今回は何が登場したのでしょう。。。。


 ニューヨークのペントハウスをイメージさせる、白一色の室内にはル・コルビジェ作の『バルセロナ チェア』や、アッキーレ&ピエルジャコモ・カスティリオーニ兄弟作の『アルコ・ランプ』、そして沢山の現代絵画のキャンバスと、アーティスティックな空間。。。。さながらそこは、ニューヨーク最先端のギャリーを経営するオーナーやキュレーターのアパートをイメージさせ、沢山の美術書が山積みになっています。


 


 この空間が物語るように、今回のコレクションのキーワードは『アート』。アートに関わる仕事をする、審美眼を持ったニューヨーカーの自由で型にハマらない、個性豊かなルックが数多く登場します。



 今シーズン、特徴なのがシェイプ、フォルム、カラー、プロポーションとそのすべてがボリュームアップしています。ビックシルエットをさらにエスカレートしたようなシルエットはヘンリー・ムーアのプリミティブな彫刻をイメージさせ、大胆にバトルするようなビビットなカラーはオプティカルアートのようで、キャンバスから飛び出して来た、実験的なアートインスタレーションのように、コレクションは進んで行きます。


 アカデミックになりがちなテーマにエッセンスを添えるのが90'sのムードです。当時一斉を風靡したホワイトのTシャツにローライズのブルーデニム。デニムのベルトからアンダーウエアーを覗かせるというスタイルも実にポップな印象でしたね。




 では、早速コレクションをリポートして行きましょうね。



 なんとも華やかなカラーブロックの作品でコレクションは幕を開けます。シルク ラフィアという軽くて張りのある独特の素材に、まるでソニア・ドローネの抽象絵画をイメージさせるビビットなプリントを乗せ、インパクト大で素敵でしたね。


  コーディネイトしているのは、Tシャツをイメージさせるホワイトのトップスで、もちろん90'Sのヘソ出しムード。。。。。シルエットやサイズ感も当時の気分を彷彿させますね~。。。。はい、私もやってました。。。。マジで。。。


 今回ランウェイに登場したバッグのは、このブランドの最新のバッグ『ツインピークス』。ハンドルをボディに固定する部分が長く実に安定していて、カジュアルにもフォーマルにも楽しめるフレキシブルなデザインです。スエード、ヌバック、クロコダイル等マテリアルも様々でバリエーションに富んでいます。


 コレクションの前半には、こちらのようなかなり大きめのマチのトートタイプが登場していて素敵でしたね。個性的なウェアに個性的なバッグ。。。ガバッと無造作に持つのがオシャレでしたね。。。。

 



 今回のボリューミーで個性的なシルエットは、オーバーシルエットをディーンとダン流に再解釈したアイディア溢れるもので、きちんとコントロールしたコンパクトな縦のラインと、身体から張り出す程のダイナミックな横のラインによってアイテムは構成されます。


 張りのあるマテリアルを用い、デフォルメされたように大きなフォルムは少し丸みを帯びたカッティングや、複雑なタックで作り出し実に造形的ですが、あくまでも90'Sの軽いムードの落とし込みなので、シルエットを重視するような、シンプルなカラーリングでしたね。


 こちらのディースクエヤード流のポロシャツにショートパンツのルックは、ボンディング加工を施したレザーで仕立てられています。ブルーとホワイトのバイカラーのトップスにピンクのボトムス。ビビットなカラーブロックをコンパクトに楽しむこのルックには、ショーでは美しいカナリアイエローのマラブーの羽根で飾られたバッグを抱えて、さらにグルービーなムードでしたね。。。




 こちらもアーティスティックなカラーブロックのプリントのファブリックを使用したアイテムです。先に御紹介したドローネ風のプリントと同じくシルク ラフィアにプリントされていますが、この素材ホント軽くて不思議な素材でしたね。。。


 こちらはビッグシルエットとショートパンツのセットアップで、ショーではインナーに丈短のポロシャツ、Dsquared²と書かれたウエストベルトのアンダーウエアを覗かせた90'Sのムードのスタイリングで登場していましたね。


 ブルーのエレガントなニットなんかを合わせて、60'Sの女優風に楽しんでも素敵かと思います。。。



 ご覧下さい。この独特のプロポーション!!!楽しいでしょ?ローライズにタック満載のボリューミーなパンツが特徴的ですが、裾に向かって絞って行くテイパードのシルエットなのに、恐ろしく足長効果がありますよね?


 ディースクエアードのシルエットは絶対的にスタイルが良く見えます。その優れたテクニックは世界でコレクションを発表している中でも5本の指に入る程で、ウエストは細く、足は長くと、彼らなりの一貫した女性美の追求が人気を集めています。


 こちらもそうですが、ジャケットはとにかくコンパクトに仕上げるのが特徴で、背中の腰の辺りにコルセットのようなカッティングを施し、バストは理想の場所に豊かに落ち着きます。こういう体型補正までしてくれるジャケットを、きちんとクリエイトしているブランドは実に少ないので実に貴重で、シンプルなビジネス用のブラックスーツも背筋をシャンとしてれて、素敵ですよぉぉぉ~。。。




 今回、プリントやカラーブロックのモチーフも全てアートから着想されています。アメリカで発展を遂げた、象徴主義やモダニズム、ポップアートやオプティカルアート等、新しいアートがどんどん登場した50'S~70'Sのアートシーンを彷彿させる、グラフィカルな物が注目でしたね。


 こちらのジオメトリックのモチーフはアステカ調のプリミティブアートを、ジオメトリックに解釈したパターンが実にユニークでしたね。しかもかなり立体的なエンブロイダリーが施されていて、実に華やかでしたね。。。。



 
 今回のコレクションの中で私が一番気になったのが、こちらのプリセ(プリーツ)加工を施したワッフルを用いたユニークなピースです。


 ヒラヒラ好きには溜まらん作品でしたねぇぇぇ。。。


 Haute Coutureのドレスのように複雑にパーツを重ねて作り上げたフルレングスのドレスですが、ダブルフェイスのポプリンコットンで仕立てた、Tシャツ風のトップスをコーディネイトしちゃう辺りもディースクエヤードらしくて軽やかでしたね。。。


 鮮やかなマンゴーオレンジのカラーも夏らしくて素敵でしたね。




 こちらはそのラッフルのディテールをトップスに施したアイテムで、なんとも素敵ですねぇ~。これだけ立体的なモチーフなんですが、強烈なコンパクト感が溜まりませんねぇぇぇ。。。


 ベアのビスチエにアシンメトリーにラッフルをあしらい、全体で大輪の薔薇の花のように見せてるのも素敵です。先に御紹介したアステカ調のエンブロダイリーのショートパンツをコーディネイトして、フォーマルなディテールをカジュアルに楽しんだ、オリジナリティー溢れるルックでしたね。



 コレクション後半になるとコットンポプリンのTシャツのようなトップスとデニムをベースに、まるでクチュールのように豪華なピースをアウターやパンツ等で1アイテムだけ取入れるという、ディーン&ダンらしいアグレッシブなスタイルがランウェイを飾ります。


 こちらのプラス1アイテムはなんとフェザーのコート。。。。。野趣溢れるワイルドなバイカラーの羽根を扇形にまとめ、さらにスパンコールでエンブロイダリーを施した驚く程手の込んだ作品です。


 今季新作のデニムは題してその名も『Kawaii Jean(カワイイ ジーン)』。特徴でもあるボリューミーのシルエットをデニムで表現したアイテムで、ゆったりした履き心地の快適さが特徴です。汚れたような加工、デストロイ加工、ワイヤーまで入ったこのデニムはクロップド丈でアクティブに楽しむのがキャッチーで、まさにカワイイ、アイテムでした。。。。




 こちらが今回のラストルックになります。 こんなゴージャスなパンツに、ハンサムなタキシードジャケット、デニムのジージャン、ホワイトのトップスで90'Sを楽しんでいるところも、とってもこのブランドらしいですね。。。

 こちらも実に存在感のあるファブリックですが、うっすらと透けるトランスペアレントのオーガンザに、ジオメトリックな円のモチーフをジャカードで表現していて、ミラーのように光るゴールドのルレックスがブリリアントですね。

 こちらはローライズのゆったりしたシルエットのパンツですが、他にタック入りのマイクロミニのショートパンツや、フルレングスのオペラガウンのようなコートなんかでもランウェイに登場していましたね。

 
 ディー スクエアードにはコレクションで発表される作品の他に、素敵なカプセル コレクションがございまして、その中に『リトツドレス』というラインナップがあります。このコレクション実に秀作が多くて有名で、シーズンのトレンドに影響しない、このブランドらしいセクシーでエレガントなドレスが、いつ行っても売っているという事で世界中で人気です。


 エターナルなコレクションなので、デザインもシックでユーズフルなので、このブランドにトライしてみていたい方にはピッタリかもしれません。


 今回はこちらのグリーンのルレックスを用いたドレスが気になりましたね。。。ゆるやかなドレープがさりげなくシルエットを補正してくれて、絶妙なアシンメトリー感も素敵でしたね。。。






 さて、続いてはこちらも人気のMEN'S COLLECTIONのリポートへと参りたいと思いまよ。


 ディースククエアードは1994年、ミラノでMEN'S COLLECTIONからそのキャリアをスタトさせます。WOMEN'Sを発表したのが2003-4 FWなので、10年近くメンズブランドとしてそのキャリアを確立させて来ました。

 MEN'S WEARにおいても、ディーンとダンのオプティカルで楽しいムードは変わる事はありません。シリアスでシックな男性像が好まれるミラノのメンズファッションのシーンの中で異彩を放ち、常にユーモアとハッピーに溢れています。


 2015 SS そんな彼らが用意したテーマはWOMEN'Sと同じく『アート』。WOMEN'Sと同じく、ランウェイのバックグラウンドに用意されたのは、まるでアーティスト達のアトリエのようです。

 舞台右手にはディー スクエアードのスイムスーツを着たモデルと、その姿をキャンバスに描くアーティスト、左手にはブラックのドレスを纏った女子モデルと、その姿を撮影するカメラン。。。。。無造作に置かれたイーゼルやキャンバス、絵の具のチューブやパレット、汚れた筆までもが並べられ、まさにアートの生まれる瞬間のような情景です。。。



 60'Sから80'Sのポップアートにインスパイヤされた、今回のコレクションで注目なのがまずそのカラーです。フューシャピンクやネオンイエロー、ネオングリーンやエレクトリック ブルーと言った、目もくらむようなビビットなカラー同士をぶつけ合い、なんとも楽しげです。

 テーラリングのシルエットは、まるでアンディー・ウォーホルが愛したようなボックスがたのシルエット。アンディーのような黒ぶち眼鏡をかけたモデル達とノンシャランなスタイルが登場し、80'Sのオールドスクール ヒップホップに見られる、カジュアルなスポーツウエアの要素も登場します。



 それではコレクションを見て行きましょうね。ファーストルックに登場するのは、こんなカジュアル シックなルックです。イエローのジャケットとインナーのホワイトのシャツに刺繍で施されているのは、今季のマスコットのモンスター。ブラックでドットのようにさりげなく、シャツも同じモチーフってのもニクいですね。

 ロールアップしたクロップドパンツと、ブラックのブリーフケースを抱えていますが、どこかユーモアを感じさせる、このブランドらしいファーストルックからコレクションはスタートします。



 はい、着せて頂きました!!!!メチャメチャ、インパクト大でございましょうぉぉぉぉ????いや~~~~欲しい~~~~!!!!!


  こちら、紙のようにパリッとしたナイロンにプリントされていて実に軽かったですね。彼らが得意なレスキューコートのヘビーデューティーなディテールが取入れられ、実にユーズフルな所も素敵です。


 こちら、ショートパンツやスイムウエア等でも登場していましたので、気になる方はチェックしてみて下さいね。



 ニューヨークのストリートアートをイメージさせる、グラフティのパターンも今回注目でしたね。やはりネオンイエローやピンク、グリーン等にブラックでプリントされていて、ディー スクエアードらしい楽しいアイテムでしたね。。


 他にジップブルゾンやショート丈のコート等でも登場していましたよぉぉぉ~。。。



 やはりアートシーンからのインスパイヤとして楽しかったのが、こちらのようなキャラクターモチーフで、こちらは乳首付きのネコでございますが、Tシャツやデニムジャケットにはモンキーのプリント。愛くるしさとずる賢さの漂うモンスター等実に可愛らしかったですね。


 ちなみにこちらはパテントレザーでスウェットにアップリケされていて、手が込んでいましたね。


 個人的にはアメリカの現代アーティスト、Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)のプリミティブなタッチにも見えましたねぇ。。。




 はい。MEN'S COLLECTIONのフィナーレに登場したデザイナーのディーンとダンです。可愛い子ちゃんモデル君達に囲まれてなんともご満悦なご様子。。。


 彼らが着ているのは、私が袖と通させて頂いたビビットなカムフラージュのジャケットバージョン。ホワイトのTシャツとホワイトパンツ、ピンクのシューズという最強のコーディネイトでしたね。。。。



 やはりご本人達が一番お似合いになりますねぇぇぇぇ。。。。。。






 アートをテーマにいつも以上にとびきりハッピー、ビビットでスタイリッシュな弾けるような作品が並んだコレクションは、夏の打ち上げ花火のようにキラキラしていて実に楽しかったですね。



 カラーやプリントに目が行きがちですが、忘れてはならないのがそのカッティングとシルエットの見事さ。キッチリとボディに沿うようにデザインされたシルエットは美しく、これだけ完璧なフォルムがあるからこそ、その上にどんなプリントが乗ってもスタイリッシュに纏まってしまう訳です。。。



 ディーンとダンは外国人としてみるとそんなに背が高い訳ではありません。ここからは私の想像ですが、クリエイションするにも自分達でいちいち袖を通してチェックしているように思えますねぇぇぇ。特にMEN'Sにおいてはその気分がプンプンして、背の低い日本人男子でも細マッチョに見える、優秀なジャケットを作っているのでおススメですねぇ。。。




 さぁ今回もカラッカラにポジティブで楽しいディー スクエアードのコレクション。。。。ワードローブにアートなムードやビビットなカラフルさを取入れて、SSシーズンのスタイルを満喫して下さいねぇ~。。。。。。







 Dsquared²の2014-15 FW COLLECTIONの東京でのリポートはこちらからどうぞ。




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BCBGMAXAZRIA 2015 SS !!!






 はい。桜が満開だった今週末。今日は少し雨が振りましたが昨日は暖かく良いお天気でしたね。。。皆様はお花見に出掛けられましたか???



 夜桜が好きな私でございますが、まだワイン片手の散歩は敢行していませんね。。。。満開を過ぎて、散りかけというのが一番見事でござますので、その時期に決行したいと思います。。。。来週頭、水曜日くらいまでですかね、、、、、。




 さて、今日はN.Y.で作品発表をしているBCBGMAXAZRIA(ビーシービージーマックスアズリア)の2015SS COLLECTIONをリポートしましょうね。。。。



 いきなりですが、このプロっぽい二人。。。。。。別に夫婦でもありませんし、一緒に小料理屋もやってません。。。。将来やるかも。。。。いつも大変お世話になっている、ビーシービージーマックスアズリアのマーケティング&PRディレクターの渡辺和美嬢でございます。


 皆様お解りになりますよね?温度が同じって感じ。。。。プレスにお邪魔すると、ほんとお喋りに花が咲いて、あっという間にアポイントの終了時間5分前。。。いつも5分でセレクトしています。。。。嘘です。。。。。


 久しぶりにお会いしたこの日、この大胆なおみ足が気になる、スリットがインパクト大のスリットスカートが良くお似合いでしたね。こちらインナーにもう一枚ミニスカートが付いているので結構安心でございますよ。もちろん、こちらのアイテムです。



 
 PRディレクターの忙しい合間にガーデニングや、御趣味のお着物のお話なんかも素敵な、渡辺和美さんの素敵なブログもございますので、是非、ご覧くださいね。


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 あっ、私が羽織っているのも、今シーズンの少しエスニックなテイストのカーディガンジャケットです!!!!ボタンは閉まりません。袖も通せません!!!!


 


 アメリカを代表するビーシービージーマックスアズリアは、名前にもなっている現在の会長兼CEOのMax Azria(マックス・アズリア)が1989に設立したブランドです。同じく名前に使われているBCBGはフランス語のスラング『bon chic bon genre(良いスタイル、良い着こなし)』という言葉から由来していて、ヨーロピアンな洗練されたスタイルと、アメリカのコンフォートなスピリットのマリアージュが素敵なブランドです。


 現在クリエイティブ・オフィサーを勤めるのは、マックス・アズリア夫人のルバ。妻であり、母でありビジネスウーマンでもある彼女は1991年からこのブランドに参加し、実際にこのブランドの服を着る女性達の目線に立って、スタリシッシュでユーズフルなコレクションを発表しています。


 80年代から90年代はデザイナー全盛期時代。エキセットリックなショーアップのコレクションや、実際に街中で着る事が出来ないようなアートのような作品がランウェイに溢れていた頃に、いち早く、本当に女性達が着たい物をリーズナブルなプライスで提案するというコンセプトでコレクションを発表し話題を呼び、すぐに世界中の女性達に支持されるのは当然の事だったのかもしれません。。。


 1997 SSよりN.Y.COLLECTIONでランウェイデューを果たし、現在はレディー・トゥー・ウエアの他にイヴニングや、スイムウエア、シューズやバッグのアクセサリー、アイウエアやウォッチまでと、まさにライフスタイルを提案するビッグブランドとして人気です。





 まずは、ショー形式で発表されている『BCBGMAXAZRIA RUN WAY(ビーシービージーマックスアズリア ランウェイ)』からご紹介しましょうね。今回クリエイティブ・オフィサーのルバ・アズリアは女性達を優しく見せる、ロマンティックなコレクションを用意してくれました。


 

 漂うムードはボヘミアン。。。今季のトレンドでもある70'Sの自由気ままなでリラックスムードしたムードは、このブランドが得意とする、コンテンポラリーというフィルターを通し、洗練された味わいになります。


 大きく胸元の開いた揺るかなトップスやケープのようなスリーブのトップスには、スリット入りの膝下丈のスカートをコーディネイとして、ウエストだけキュッとサッシュで締める実にリラックスしたコーディネイトや、プリーツやタック、カッティングで軽やかに見える様々なヒッピードレスのアレンジ、少しだけ登場したジャケットは、襟やショルダーにシャープなディテールを取入れたモダンなデザインで、揺れるスカートとコントラストを描くように登場していました。


 カラーは実に優しいペールカラー。ホワイトからオフホワイト、ベージュピンクからピンクと絶妙なグラデーションがコレクションをロマンティックに見せてくれます。爽やかなペールブルーもコレクションにアクセントをもたらし、実に効果的でしたね。




 では、早速コレクションを見て行きましょう。こちらの二体のドレスは今季の気分を見事に表現したドレスです。パフスリーブやネック、ブルゾンするウエストにボリュームを持たせ、フルレングスのヘムのたっぷりしたスカートがフェニミンなアイテムです。


 柔らかいシフォンにプリントされているのはフラワーモチーフですが、かなりアブストラクトで、春の花が咲き乱れるランドスケープを表現しているようで、実にアーティスティックなファブリックでした。。。



 今回ランウェイで登場したアイテムはその大半がロングスカートでしたね。膝下丈やフルレングス、トレーンを引くものもあってエレガントでしたね。


 こちらも実にロマンティックなフルレングスのドレスでしょ?何とも言えないペールピンクのドレスは、フレアーのシルクシフォンのトップスが、一枚上からレイヤーしたようなデザインになっています。ヘムは後ろに行くに連れて丈が長くなり、ボリュームたっぷりのシククレープのスカートと供に歩くとヒラヒラと風になびきます。


 コレクションではこちらのドレスにペールブルーのサッシュを、まるで花嫁さんがウェディングドレスの中に巻く、ブルーリボンのウエストベルトのようで、実に愛らしかったですね。 


 ビーシービージーマックスアズリアのドレスには、女性の名前が付いている事が多く、自分の名前と同じ名前のアイテムを探すのも楽しいかもしれません。残念ながら日本人女子の名前はございませんが。。。。。


 こちらの少しミステリアルなブラックのドレスは『Kamilla』というタイトルが付いておりまして、このブランドのシグネチャーとも言って良い、ブラックレースとヌードベージュをレイヤーしたクールなアイテムです。一見凄いセクシーに見えますが、インナーにベージュのドレスが付いていますので、大事な所は全部隠れますのでご安心を。。。。


 フェミニンなチュールをジオメトリックに切り替え、ウエストのブラックの部分にはシルクが使われています。フロントがホックになっているので、いくつか外して着る事も可能ですし、なによりこのドキッとする程官能的なムードが素敵です。


 是非、気になる人の前で、小悪魔風に楽しんでみては如何ですか????。。。。。




 このブランドのアイテムの多さと言うと、それはそれは凄まじい物がありまして、1週間ショップに行かないと商品はガラリと変わってしまう程、実に回転が早いですね。人気のアイテムは即完売も当たり前で、ファンの間では『迷ったら負け!』と言う方もいらっしゃいます。


 世界に700店舗を越えるブティックや、一流百貨店のショップ等でメインに扱われているのが、レディ・トゥ・ウエアのコレクションで、ランウェイに比べるとお値段もグッとリーズナブルになります。ここからは、そちらのコレクションをお伝えしましょうね。


 百合の花にも、エーデルワイスにも見えるフラワーモチーフのレースを使い、クルーネックにペンシルスカートのミニマムなデザインのドレスを仕立てています。ショルダーと脇の部分を、シャープなカッティングで切り替え、コンテンポラリーな印象でしたね。


 コーディネイトしているレザーのハーネスも個性的です。今季はこのボディーアクセサリーや、そのディテールの取入れたアイテムも登場して新鮮でしたね。。。




 こちらのコンテンポラリーなドレスは『ALESSANDRA』という名前でしたね。エレガントにソフトフィットするシルエットのドレスの上に、ハンカチーフを縫い付けたようなデザインが実にユニークです。


 左の部分は現代美術のようなブラッシングを施したファブリックを用い、廻りに施したホワイトのパイピングがアクセントになっています。ペプラムにはボックスプリーツを施し、とてもフェミニンな印象でしたね。


 ギャラリーや、アート関係でお仕事されてらっしゃる方には、ぴったりだと私思いましたね。こちらのドレスでオープニングレセプションなんて。。。。ニューヨークっぽくて素敵だとおもいますよぉぉぉぉぉ。。。。



 なんかドレスばっかりご紹介してますねぇ。。。。でも、ドレスの秀作が多いのですよ、こちらのブランド。。。。カジュアルからフォーマルまで、ちゃんとシーンを考えてデザインしてあって、パーティーや華やかなレセプションが多いアメリカの社交界からのニーズにも完璧に対応しています。


 日本人女子達にはジャケットなんかを羽織ってオフィスで着たり、ワンピース感覚でデイリーに取入れ易い物もありますので、チェックしてみて下さいね。


 こちらのドレスも実にユニークです。今季トレンドのウォッシュをかけたデニムのカラーのテープをラフカットし、トランスペアレントの上にグラフィカルに叩き付けたデザインです。縦や斜めのラインは身体を細く見せる効果がありますし、襟元にはジュエリーのようなイントレチャートのブレードの細かい技も効いていましたね。。。




 こちらのアクティブなムードのドレスも格好良かったですね。。。アメリカ先住民的なグラフィカルなモチーフは全て細かいジャカードで模様出しされていて、ネイビーやアクアブルーの寒色のカラーも涼しげです。


 実はこちら、嬉しいのが引き締め効果のあるパワーニットを用いていて、着ると少しスキニーに見えます。このパワーニットを使ったアイテムもこのブランドでは永遠のベストセラーで、スカート等でも人気ですね。


 センターの組紐やタッセルがエスニックな、幅広いベルトをコーディネイトして、さらにスキニーに見せましょう!!!




 はい。こうなったらしつこくドレスと参りましょう!!!!私、開き直りましたから!!!

 
 私がお付き合いしているブランドの中で、もしかしたらこれだけドレスのバリーションがあるブランドは他には無いかも知れません。ショップに行くとデザイン、カラー、ヘムの長さからディテールまで、少しずつムードを変えたバリエーション豊かなドレスがスラリと並んでいて圧巻です。 


 忙しいニューヨーカー達にとって、朝会社に行くとその日の夜に突然のパーティーなんて任務も。。。その日のランチタイムにショッピングして、ロッカーに入れておける優秀なドレスも多く、プライスも他のブランドと比べると驚く程親切です。


 今季のフルレングスで私的に注目だったのが、ランウェイのイメージを感じさせる柔らかなボヘミアンスタイルでしたね。右側は縦方向にレースを使いほっそり効果も出した、クルーネックにマーメイドスカートのドレスで、裏側にヌードを合わせています。ペールブルーのカラーがセクシーさを少し軽減してくれて、美しかったですね。。。


 左側はデジタル加工した蝶の羽根のポターンをプリントしたファブリックを用いていて、さらにプリーツを寄せる事でフィット感とシャープな印象の作品に仕上げていました。


 こちらはカクテルになります。お昼や午後の略式のフォーマルなイベントや、結婚式のお呼ばれなんかにも良いのではないでしょうか。。。


 私がこのブランドをとても好きな理由の一つに、エレガントな生地扱いがあります。フリーツを寄せた生地でコザージュを作ったデコレーションや、リボンで作った繊細な花々でドレスを飾ったりと実にロマンティック。。。。ですが、ドレスのデザイン自体は実にコンテンポラリーなのでモダンに仕上がるのも嬉しい所です。


 右側のベージュピンクのドレスは、プリーツを寄せたチュールとラフカットしたシフォンで、ピオニーのような大振りのコサージュを作り、ドレスの裾を飾っています。トップス部分は、フレアーのプルオーバーをレイヤーしたようなディテールを施し、ドレスなのに胸元を必要以上に締め付けないコンフォートなデザインです。


 左のホワイトのドレスは、シフォンのシンプルなキモノスリーブのトップスの下に、スパンコールのエンブロイダリーのレースのスカートを履いたようなデザインで、こちらもコンバータになっています。


 個性的なハンギングするネックレスで、アーティスティックなムードでしたね。。。




 こちらのパーティーバッグ達も実にエレガントでしょ?左のスケルトンタイプのクラッチは、飛び交う蝶の模様がレリーフで表現されています。右側の縦になっているのはメタルパーツにビジューをびっしり敷き詰めたキラキラのアイテムで、どこか20'Sのアールデコのムードが漂うのもシックです。


 マネキンが持っているのはリザードの型押しのクラッチはクールなアイテムで、蓋に施されているビジューのチャームは、指を通してリング風に楽しめるユニークなアイテムです。


 もちろん、デイリーにもユーズフルなサッチェルやショルダー等も充実していますので、是非チェックしてみて下さいね。。。


 実はシューズも秀作が多いこのブランド。。。。ドレスに合わせてシューズまで買ってしまいたい、忙しいビジネスウーマンのリクエストにも答えるスタイリッシュなアイテムが揃っています。


 個人的にスティレットヒールのバリエーションが豊富なのが嬉しい所で、今季はボヘミアンな気分にもフィットする、フリンジの付いたサンダルやグラディエーターサンダル等も気になりましたね。


 こちらのサンダルもオリジナリティーに溢れていて素敵でしょ? レーザーカットのパーフオレーションが施されたサンダルは、トップ、センター、アンクルとガッチリとホールドされ、ヒールの部分はブーツのようなしっかりした作りになっています。サイドの部分にはフローラルモチーフを忍ばせているのもフェミニンで、ニクい演出でしたね。。。







 ニューヨークウーマン達のスピーディーなライフスタイルを象徴するようなビーシービージーマックスアズリアですが、2015 SSは少しスピードを抑え、リラックスして過したくなるような、優しくてソフトなコレクションでしたね。少しゆっくりして!深呼吸して!!!というルバからのメッセージなのかもしれません。



 都市で生きる人々にとって、過大なストレスはもう誰もが追うべき税金のような重圧でのしかかり、本来もっとスムーズに進む事も大都市だからこそのコミュニケーション不足になったりして、トラブルになる事も多いですよね?特に働く女性で、子供がいらっしゃる方々にとっては毎日の時間はいつも足りなくて、死んだようにベッドに倒れ込むという女子達も多いのではないでしょうかぁ?


 
 女性はやる事が沢山あるのに、綺麗でなくてはなりません。ヘアやメイク、エステに通って、ネイルまでちゃんとして、、、知人の外国人の女性達と話をすると『日本人の女子たちは、ビューティーにお金も時間もかけて大変ね。』なんて言われます。




 そんな忙しい女性達にピッタリなのがこのブランド。ショッピングに時間をかけるなんてもったいない!なんてマメリカンナイズされた合理的好きな女子にはピッタリで、アクセサリーからコーディネイトまで全部一件で済んでしまう、ホスピタリティーに溢れています。





 何故なら、ルバ・アズリア自身が妻であり、母であり、ビッグブランドのクリエターなんですから。。。。。皆さんの気持がわからない訳ありませんよね???? 







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EMPORIO ARMANI 2015 SS !!!





 前回に引き続き、今回もアルマーニのお話をしましょうね。。。




 今日お伝えするのはEMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)。Giorgio Armani(ショルジオ・アルマーニ)が手がける若い人々をターゲットにした、フレンドリーでフレッシュなコレクションです。


 ジョルジオ アルマーニがミラノに創立したのは1975年、今日ご紹介するエンポリオ アルマーニがスタートしたのは1981年で、同年、アルマーニ ジーンズもスタートしています。



 
 さて、こちらは東京で行われたプレゼンテーションの模様。。。。一面ブルー一色でなんとも清々しいインテリアでございましたねぇ。。。



 私が持っているクラッチはミラーのような光沢のファブリックを用いたクラッチバッグです。小さめのラップトップも入りそうで便利でしたし、私みたいなおっさんが持っても不思議と違和感が無かったのも嬉しい限り。。。。


 着用しているサングラスはコレクションにも登場した丸いフレームのアイテムで、フレームの部分がブルーなのも今季の気分でしたね。。。





 さて、エンポリオ アルマーニ2015 SS COLLECTIONのテーマでございますが、皆様、もうお解りの通り、、、、、、、『BLUE@』。。。。。



 ジォルジオ・アルマーニはプレスリリースの中で『絶対的な「黒」とは違い、ソフトさと協調性を備える「ブルー」を多用したコレクションを作りたいと思いました。』と語っています。


 ブルーのパレットは実にバリエーションに富んでいます。ペールブルーからグレイッシュなブルー、エレクトリックブルーからコーンフラワーブルー(矢車菊の青で、あまりの美しさから最高級のサファイアの色味を示す色)、ウルトラマリンにネイビーにインディゴ、、、、、。これらのバリエーション豊かなカラーは、オプティカルホワイトや時にグレーにも見えるホワイトとミックスされ、簡潔でクリーンな世界観を作り上げます。


 今回作品のデザインは実にコンテンポラリーでしたね。同じトーンのカラーリングを退屈に見せないように、プロポーションやコーディネイトに至るまで緻密にコントロールされています。コンパクトなジャケットやトップスにコーディネイトするのは、ゆったりしたラップスカートやクロップドのワイドパンツやテイパードパンツ。ボトムにボリュームを置いたプロポーションはリッチでスポーティーです。


 作品をよりフレッシュにしているのは、様々なハイテク技術を駆使したユニークなマテリアル。ミラーのように輝くテクニカレザーや、琥珀のような、あるいは亀の甲羅のような独特のぼかし模様を施したPVC等は、ウエアだけではなくシューズやバッグ、ネックレス等のアクセサリーにも登場して楽しかったですね。




 では、早速コレクションをご紹介しましょうね。



 まさにSSシーズンの鉄板、ホワイトジャケットにボーターのトップス、インディゴのパンツというスタイルを、エンポリオ アルマーニらしくスタイリッシュにモダンに解釈していますよ。


 ジャケットはコンパクトなショルダーに美しくウエストをシェイプしたフェミニンなデザインです。ダブルのフロントには大きめのボタンを配しアクセントにもなっています。


 インナーのボーダーはネイビーとホワイトの間にグレーの細いラインを加え、オリジナリティーを表現したスウェットシャツのデザインで、ワイドパンツにはパリっとした紙のようなテクスチャーのコットンを用いて、ロールアップの部分にはミラーのような光沢のテクニカルファブリックが個性的でしたね。


 スニーカーをコーディネイトして、まさに夏のド定番のスタイルですが、ジャケットのシルエットや小さなバッグのフェミニンさと、インナーとワイドパンツのマスキュリンさが見事にマッチした素敵なルックでしたね。





 エンポリオ アルマーニのショーって、こうやってカラー違いのルックを来たモデルが二人で歩いてくる演出があって素敵ですね。なんだかお得感もあって、カラーが変わるだけで、随分印象が変わるんだぁ~と実感しますねぇぇ~。


 こちらもコンパクトなジャケットにボリューミーなパンツの、今季フィーチャーされているプロポーションのルックです。トップスのジップブルゾンはレザーにパンチングで円のモチーフを描き出した作品で、実に手が込んでいて素敵です。

 
 クロップドしたワイドパンツは、膝の部分にシルバーのメタリックな顔料でラフにプリントしたアイテムで、ポケットやステッチの具合もデニムのように楽しめそうな、ウエアラブルなアイテムでしたね。




 ジョルジオ・アルマーニで、大自然をイメージさせるパターンとしてフィーチャーされていたアニマルモチーフは、こちらのエンポリオ アルマーニではよりウェアラブルで、スポーティーなムードで登場していたのも楽しかったですね。


 こちらのライダースのファブリックも、一見クロコダイルに見えるますが、驚きのハイテク技術が詰まっています。エナメル加工を施したテクニカルレザーに、カッティングでこのクロコダイルのパターンを描くという実にユニークなテクニック、、、、。カットした事で生まれた凹凸感は実にリアルで良く出来た素材でしたねぇ~。。。


 コレクションでは先ほど登場したグレーを一色プラスしたボーダーの、ゆったりしたスカートをコーディネイトしていましたよ。



 こちらも実に大胆なスーツスタイルのルックでしたねぇ~。。。かなり太い幅のホワイトXネイビーのボーダーを光沢のあるファブリックに施し、インパク大なパンツスーツに仕立てています。


 今季フィーチャーされているコンパクトなジャケットは、襟がスタンドになってオリジナリティー溢れるテイラードで、ラペルまで施されています。


 ジャケットの真ん中の白い部分にネイビーのボタンを1つだけ着ける辺りもニクいですねぇ~。。。



 は~い。三体もいっぺんに登場~!!!もう豪華でお得でしょぉぉぉ???(そういう話じゃない。。。)。


 海辺のカクテルパーティーなんかに着て行きたくなるような、ジャケットスタイルのコーディネイトはカラーバリエーションでその楽しさを表現していました。ジャケットは小さなショルダーに八分丈のスリーブ、さりげなくボディをシェイプし、一つボタンで深いVゾーンとヘムに向かって広がる前立てでフェミニンさを演出します。


 マリンテイストたっぷりのパイピングのジャケットはカラーバリエーションも豊富で、ラップスカートやシューズのコーディネイト次第で様々な楽しみ方が出来ますね。


 胸ポケットにはPVCで作ったフューチャリスティックなコサージュも飾り、ノンシャランなフォーマル感が素敵でしたね。。。



 色彩は人間の目に最初に入ってくる感覚で、第一印象の重要な部分を占めます。自らコレクションで使用するカラーを制限する事は、コレクションを退屈に見せる可能性もありリスクも増えます。同じデザインをひたすら色違いで発表しているデザイナーだって、沢山居るじゃないですかぁ。。。。。。


 カラーに選択肢を持たせない事で、今回のテクニックは実にバリエーションと創造性に富んでいます。こちらはニットですが実にユニークでしょぉぉぉ???


 細かいダイヤのモチーフのニットは、部分的に糸を表に出し、編み込まない部分を作ります。渡した糸の長さをグラデーションにする事で、垂れた糸は丸い渦のようなフリンジを生み出します。


 こちら、歩くとブリンブリンなって実にユニークな動きをするんです。さらに複雑な陰影を描き出す、実に美しいニットでしたね。。。



 はい。こちらのドレスも実に手の込んだ作品でしたねぇ~。。。


 30'Sのフラッパーガールをイメージさせるスリップドレスは、リボンによるイントレチャートのテクニックで仕立てられています。絶妙なグレーのメッシュにネイビーの光沢の美しいリボンを用い、胸元はリボンの幅を短くしキッチリと編み込み、スカートの部分は、リボンの端をフリンジにように出して楽しんでいます。


 これも歩くと実にユニークな動きをするアイテムで、フレアーの入ったスカートの揺れ感が素晴らしかったですね。


 ゴールドのアイレットを施した部分から、メタリックなショルダーストラップを施し、アクセサリーもスポーティーにして、アール・デコのムードをモダンに楽しんでいましたね。。。




 こちらのドレスも流れる水のようで、はたまた草原で青く花開く、デルフィニュウムの花のようで何とも美しい作品でした。。。


 幾重にも重ねたラッフルは布端に軽い芯を入れる事で、流動的なシルエットを作り出します。一つ一つに立体的なラインを数本施し、一体何十メートル生地を使っているのか。。。。。。


 ワンショルダーの胸元も実にクリーンに仕上げてられてて、個人的にも大好物のドレスでしたね。。。


 こちら、トップスもございまして、そちらはクロップドのテイパートパンツとコーディネイトして、ハンサムにランウェイに登場していましたよ。




 ジョルジオ アルマーニ、エンポリオ アルマーニ含めてアクセサリーは毎回実に個性的で楽しく、他にはない大胆なデザインを見付ける事が出来ますね。


 その真骨頂はこのブランドのHaute Coutureのコレクション、 GIORGIO ARMANI PRIVÉ(ジョルジォ アルマーニ プリヴェ)を見て頂ければ、凄まじいまでのレベルの高さを伺う事が出来ます。


 今季はブルー1トーンのコレクションを盛り上げるように、アヴァンギャルドなアイテムが注目で、こちらはマーブルのようなパターンのPVCを用いたネックレスもユニークでしたね。。。グラフィカルなムードがソニア・ドローネの絵画ようにも見え、まるで最新のモバイル機器のようなフューチャリスティックな仕様がなんともキュートでしたね。。。


 男子でもイケルんじゃないでしょうかねぇぇぇ???俺は間違いなくイケる!!!!



 コレクションのラストにはアクセサリーにも使われていた、マーブルのようなパターンのPVCや、水面のようにキラキラ輝くメタリックなファブリックも登場して、美しかったですね。。。


 こちらのグロッシーなマテリアルを用いたドレスは、トップスにそれらの個性的な素材を使用し、ボトムはコントラストとして、紙のようなパリッとしたファブリックで丸みのあるスカートを作り出していました。なんとこちらコットンなんですねぇぇぇ。。。


 ネックレスやシューズも同じ素材で輝かせて、モダンでブリリアントなイブニングスタイルでしたね。


 アクセサリーも今回はブルー一色。様々なトーンのブルーが登場して爽やかでしたね。やはりウエアにも用いられていた、ハイブリッドなマテリアルが注目です。


 気になったのはデザイン。どれもシャープでコンテンポラリーアートのようにアーティスティックです。個人的にはミラーレザーのサンダルなんかオススメで、モノトーンのウエアにもこのシューズだけ取入れると、今季の気分がグッとUPしそうでしたね。



 ブルーがお好きな方は今シーズンのエンポリオ アルマーニは要チェックですよぉ~。。。。









 ブルー一色だけという難しいテーマの元、独創的なテクニックやハイテクを駆使したファブリックを用い、実に美しいバリエーションを見せてくれた今回のエンポリオ アルマーニ。。。。。皆様如何でしたか????





 やはりなんと言ってもアルマーニと言えばジャケット。。。コンテンポラリーでスポーティーな今回のコレクションの中でも、やはりその美しさは目を見張る物がありましたね。



 ジョルジオ・アルマーニはMEN'SのクラシカルなパターンをWOMEN'Sのジャケットに持ち込み、服装史に革新を起こした偉人です。本来身体の作り自体だ違うWOMEN'とMEN'Sのジェンダーの壁をひょいと飛び越え、WOMEN'Sにしてはゆとりが多かったり、野暮に見えがちなマスキュリンなフォルムを、ブランドが開発したハイブリッドな滑らかな素材で、垂れて身体に馴染ませるという新しい概念を提案した人です。



 最近綺麗なジャケットを着ている人を街で見かける事が少なくなりました。背中がしわくちゃのチープな素材で、肩が大きかったり、袖が長かったりと、全く合っていないジャケットをお召しの女子を良く見かける事が多く、かなり気分が悪くなります。




 ジャケットは身体に合って当然のお話、バリバリ仕事をこなす女子も増えて来た昨今、仕事の出来る上司やクライアントの男子が素敵なスーツを着ているように、女子もビジネスの上で少し気を配った方が良いのではないでしょうかぁ。。。。



 
 是非、仕事上での良い相棒となるような素敵なジャケットを探しにアルマーニのショップに足を運んでみて下さい。上質な素材のアイテムをきちんとお直しをして、自分の身体に合ったジャケットを自分で作り上げる事。。。。





 さしずめエンポリオ アルマーニには初夏の季節から梅雨時期、そして暑い夏へと激しく変動すこのこれからの時期、日本の働く女子達がさわやかに過せるようなジャケットが揃っている筈ですからぁぁぁぁぁぁ~。。。。。。。。


 
 





 少し前ですが、前回リポートした2013-14 FW EMPORIO ARMANI 2013-14 FW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。


 




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GIORGIO ARMANI 2015 SS !!!




 はい、すっかりお花見シーズンでございますねぇ。。。。この時期になると嬉しいお誘いがいくつか入って来て、スケジュールの調整が大変。。。。。まぁ、嬉しいお話なんですけどね。。。



 やっぱり桜が咲くこの季節はとても気分が良いですね。お花見のプランを立てたりと忙しい方も多いんじゃないでしょうかぁ???お疲れさまでございます!!!!




 私は夜桜のデカダンスなムードが大好きで、この時期ワインのボトル片手に夜の散歩をするのが大好きです。あてもなくフラフラと歩いてひょっとした瞬間に、小さな公園の満開の桜と出会ったり。。。夜の桜ってなんとなく怖いんですよねぇ。。。鬱蒼と垂れ下がるピンの花々が、自然の力や脅威を人間に誇示しているように見えて。。。そのゾワッとする感じが溜まりません。



 そして、私は梶井基次郎好きですので、『満開の桜の下には死体が埋まっている。。。。』と夢を見ていたい訳です。。。。。





 はい。そんなどーでも良い話は置いといて、今日はGIRORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)の2015 SS のリポートをさせて頂きたいと思います。


 ミラノの帝王、ミスター アルマーニ。今年1月に見せて頂いた、竹をモチーフにした凛として、スピリチャルなコレクションも実に素晴らしかったですね。。。ショーのフィナーレには出演モデルをズラリと従わせて登場した、マルマーニ氏のお元気な姿を見て、なんだかグッと込み上げる物がありましたねぇぇぇ。。。




 まずはプレゼンテーションの会場で見付けた、こんなスタイリッシュなバッグのご紹介をしましょうね。コレクションにも登場したこちらのきりっとしたサッチェルバッグは、カーフのシボ感が手に馴染む独特の風合いが魅力です。礼儀正しいスタイルはビジネスにぴったりで、コレクションでもパンツスーツとコーディネイトしていましたね。トップの蓋を開けると、中にはジップが付いていて安全面からも完璧。PARISのスリ達にも迷惑に出来ています。。。。


 アルマーニでは新しいシーズンに向けて、素敵なウォレットや名刺入れ等スモールレザーグッズも実に充実しているのでお探しの方には今がチャンス!レオパードのiphoneケース等ラグジュアリーなアイテムも登場するそうなので、是非、ショップに足を運んでみて下さいね。。。


 これ、個人的にかな~り気になりますねぇ。。。。。


 サングラスももちろんジョルジオ アルマーニ。 蝶が羽根を拡げたような華やかなフォックス型で、サイドには砂の波紋をイメージさせるグラフィカルなモチーフが施してありましたね。。。




 

 今シーズンのリリースにはアルマーニ氏のこんな言葉が記されていました。


 『解き明かす事の出来ない自然の神秘は、沈黙によってより一層想像力を掻き立てられます。波立つ海の表面と海底深くで起きた火山の振動を心で感じ、風が形づくった島の固い表面と空気の間にまるで宙づりにされたかのような感覚。リパリ島やストロンボリ島の、これまで目にする事がなかったゴツゴツした姿を浮き彫りにした風景を表現したかったのです。』



 リパリ島やストロンボリ島は、イタリア南部地中海に浮かぶシチリア島の少し上に位置するエオリア諸島に含まれる火山性の島々です。現在も活発な火山活動を行っているストロンボリ島は、火山学的にも大きな寄与を行っていて、これらの諸島は2000 年にユネスコ自然遺産に登録されています。


 まるで切り取られた絵のように、人間にとって都合の良い自然の姿ではなく、地球という星が持つ、私達が知り得る事の出来ない強大なパワー。。。そんな想像も出来ない力の中に自分の身を置くと、まるで自分が石ころ程度のように見えてしまいます。


 今回ミスターアルマーニは自身をそんな雄大の自然の情景に置き、荒々しい大地と吹き抜ける風、様々な表現を見せる水の動きを捉えたダイナミックなコレクションを発表しました。


 コレクションのテーマは『SAND(砂)』。。。地球の歴史を刻む最も小さな粒子から、やがてそれらが集まり固くなった石や岩、集合体となって砂漠となり、風と供に景色を変える様、水面を通してキラキラと輝く砂の海底等、86点という圧巻の作品の中で地球上のあらゆる砂の姿を表現しています。

 


 それではコレクションをご紹介して行きましょうね。まずはまさにサンドカラーで登場したこちらのレオパードモチーフのルックです。


 ビッグシルエットのエフォートレスなシャツはテクニカルファブリックで、細かいパイソン模様やボコボコしたテクスチャーまで再現しています。もちろん実に軽やかな素材で、リアルではないのでケアの心配やお値段も嬉しい限り。。。。。


 インナーにはシルキーなトップスとショートパンツをコーディネイトし、シューズがメンズライクなフラットなレースアップで実に軽やかですね。。。 




 今回会場では作品が登場する前に、イタリアの映画監督、Paolo Sorrentino(パオロ・ソレンティーノ)が撮影したショートムービーが上演されました。2013年『グレート・ビューティー/追憶のローマ』でヨーロッ パ映画賞、アカデミー外国語映画賞を授賞した奇才は、アルマーニの世界観を海辺の砂や岩、そこに横たわる男女の裸体、水の煌めきなどで美しく表現していました。


 こちらはゴツゴツした岩肌の模様を表現したような、はたまたグラフィカルに処理したジラフ(きりん)のパターンにも見えるモチーフで、バイカラーですっきり仕立てています。しかも全身1プリント。。。。。大好きです!!!!


 小さめのショルダーに八分丈のスリーブ、上品にシェイプしたコンパクトなジャケットには、クロップドのシガレットパンツをコーディネイトして何とも軽やかな印象でしたね。。。


 注目すべきはネックレス。。。。これ、同じファブリックで作ったループをぐるぐる巻きにしたようなユニークなアイテムで、今回いくつかのルックで印象的にコーディネイトされていたアイテムです。


 パオロ・ソレンティーノが撮影した今回の映像の中の、男女の裸体に巻き付くロープのようで、さりげなくリンクしているのもニクイですねぇ。。。
 



 アトリエのサヴォアフェールを感じさせる、素晴らしいレザーアイテムも会場で見る事が出来ましたね。まるで芸術品のように美しく作り上げられた作品は、一つ一つ細かい部分迄ハンドメイドで仕上げられてます。


 こちらのジャケットも実に素晴らしかったですね。レザーをカットして細いブレードを作り、それぞれを部分的に繋ぎ合わせます。間に空間を持たせる事で肌をチラ見せし、セクシーで清涼感もありますね。その後一つ一つのブレードの真ん中に少し太い糸でハンドスッテを施しボーダー状になります。


 アームホールや襟ぐり、フロント等にはイントレチャートで編み上げた美しいブレードが施され実に繊細で、こちらの画像に写っている長~いフリンジのネックレスはジャケットの下にコーディネイトして、フロントから覗かせるというハイレベルなスタイリンフになっていましたね。。。。


 まぁ、このレザーの手が込んでいる事、柔らかい事。。。。。。ほんと、素晴らしい!!!



 今回気になったのがサラッとした砂の感触を感じさせるファブリック。見た感じだとドライでザラザラした感じなんですが、触ると軽くて柔らかく、見かけとのギャップも面白かったですね。


 この独特の質感を作り出す為に、ウール、ダブルウォッシュド シルク、ハイブリッドなシルクキャディー、裏地付きのジョーセット等、テクニックを駆使してオーガニックなムードを作り出しています。どんなにスタイリッシュであってもコンフォートは必須な昨今のファッション事情。。。。そこの所もきちんとフォローアップされていますよ。。。


 こちらもまた美しいジャケットでしたね。マットなテクスチャーの薄く柔らかいシルキーな素材は二種類のプリーツによってシルエットを生み出しています。細かいアコーディオンプリーツはヒップの部分迄のプレスで、フワっというエレガントなシルエットを作り出しています。


 クロップドパンツで、フェミニンXマスキュリンのバランスが見事なルックになっていあしたね。。。



 こちらも実に美しいドレスですね。。。。


 砂漠等で見られる風が生み出す風紋をファブリックで表現した作品で、なんとも言えない絶妙なカラーのグラデーションの染めと、流線形の流れるようなプリーツを施しています。


 これ、プリーツを横方向に使っているのですが、生地に張りが出て余計なファウンデーションとかを用いなくてもフォルムが保てます。エアリアルで宙に浮いた感じが見事に表現されていましたね。


 アンダーにフルレングのタイトスカートをコーディネイトするのも、アルマーニらしくてドキドキします!!!!



 コレクションでは風紋をそのまま表現したようなプリントも登場しましたね。


 こちらのパンツがそうですが、風の力で生まれた模様が、やがてまた風の力で消えていく様を表現しているようで、実にダイナミックです。


 沢山のアイテムで登場していたこのプリントですが、パンツの左右で風紋の幅を変えた素材を用いたり、スカートの片方だけにプリントの部分を使ったりと、まるで自然の姿をそののま表現したように衝動的だったのも印象的でしたね。。。



 すいません。テクニックの話ばかして。。。。でもね、今の若い世代は文字離れでちゃんと文章を読まないから、雑誌だって『マストバイ!』とか『モテ!』しか書かなくなって、そのアイテムがどれだけ高価なのかをきちんと説明してないでしょ?素材すら書いてないし。。。


 私、このブログを書く上で、高い物は高い、そして素晴らしいという事をきちんと言って行きたいのですよ。じゃないとハイブランドのオリジナルと、ファストファッションがパクッたアイテムのどっちがどっちか解らなくなるじゃない???


 なので、如何に手が込んでいるのか、何故高いのかというお話はしつこく続けていますから!!!と、軽く逆ギレ。。。。


 さて、こちらのジャケット。こちらも珠玉のレザーのテクニックが用いられています。バスケットのように美しく編まれたイントレチャートは、5mm程のレザーのリボンを縦横に渡し、間に大小のスクエアのレザーのパーツを通す事で全体を固定しています。


 いやぁ、、、、こんなテクニックは初めて見ましたね。実に細かい計算で肌が見える部分もコントロールして、素晴らしかったですね。。。。スタンドカラーとレザーの包みボタンもこのブランドらしくて素敵でしたね。。。



 こちらも実に美しいドレスでしょぉぉぉ????


 リネンのガーゼのように見える薄いファブリックですが、こちらもハイテクを駆使したテクニカルな素材でございまして、羽根のような軽やかさのドレスです。多分着るとまるで何も着ていないかの印象じゃないんでしょうかぁ。。。残念ながら体験出来ませんが。。。。


 まるでルーブル美術館に所蔵されているサモトラケのニケのような、ギリシア彫刻を思わせる美しいフォルムは軽やかな素材にプリーツを寄せ、それを衝動的にボディに止め着けたまま作品になったように直感的で、バックに施されている大きなノット(結び目)もアクセントになっていましたね。。。


 元々アルマーニのファブリックは、実に凝っていて生地自体のマテリアルや染色法法にも拘り、光の具合によって違う顔を見せる物が多いですね。こちらのドレスの素材もそうで、まるで移り変わる自然の情景のようでしたね。。。



 コレクションは後半へ進むに連れてイブニングへとシーンを変化させて行きます。今回はコンパクトなトップスに丸みのあるスカートや、クロップドの軽やかなパンツというシルエットがフィーチャーされていて、フレッシュなプロポーションを作り上げていましたね。


 軽やかなこちらのルックはカクテルでしょうかね?穏やかな水面や彼方へと続く砂丘の稜線を表現したような、ボーダー状の同色のエンブロダリーが実に上品で、スカートの部分にも刺繍が施されています。


 このルックをユニークしているのがコーディネイト。刺繍のトップスの下にはフレアーのショートパンツを合わせ、その下にさらにシースルーのパンツをコーディネイトしてとても個性的。。。。


 カクテルシーンにもスポーティーなムードを取入れた美しいルックでしたね。。。
 



 そして、クライマックスには宝石のようなエンブロイダリーの作品が登場します。シルエットは華奢なトップにバルーンでふんわりさせたスカート、シースルーのワイドパンツをパンツコーディネイトしてスタイルで登場し、砂漠の国ペルシアをイメージさせるなんともエキゾティックな作品が並びます。


 エンブロイダリーもサンドカラー。様々なベージュのグラデーションにモノトーンやシルバーを合わせ、美しい1トーンの世界を描き出していましたね。


 こちらは、暖かみのあるヌードベージュのシルクの上に、ベージュやゴールド、モノトーンやオパールのスパンコールでびっしりと薔薇のモチーフを施した作品です。近くで見るとホントに美しく、私は暫し時が止まってしまいました。。。


 ウエストとネック、ショルダーの部分にブラックでアニマルモチーフを描いているのも芸が細かくて、スパンコールのアイテムでも大袈裟ではなく、肌映りも最高のピースに仕上がっていましたね。。。



 はいこちらも実に美しいドレスですねぇ。。。透けるようなシフォンの上にビーズで描かれたのは、グラフィカルにデザインしたアニマルモチーフで、砂の風紋のようにもみえる不思議なパターンでしたね。


 クリスタルのブレードをショルダーから脇に通すディテールも実にオリエンタルなムードで、個人的にはレオン・バクストデザインしたバレエ・リュス公演『シェヘラザード』のような衣装にも見え、ワクワクしましたねぇ。。。



 はい。イヴニングにコーディネイトするアクセサリーも実に美しゅうございましたよ。ベージュ、グレー、シルバー等のペールなアイテムから、ゴールドやヌード、琥珀のようなカラーまでサンドカラーのウエアにマッチする大人の香り漂うアイテムでしたね。


 もちろん、レオパードのアイテムのクラッチや、エンブロイダリーが施されたヴァニティーまで登場しますよ。


 個人的に気になったのが、真ん中に置かれている安全ピンのイヤリング。。。。丸いクリップの下に、特別にデザインされたアーティスティックなシェイプの安全ピンがぶら下がるデザインで、凄い気になりましたね。。。。


 ほら、、、、私、アティチュードがパンクじゃないですかぁ。。。。このモチーフのアイテムは相当好きなんですよねぇ。。。。




 コレクションではフラットなオックスフォードや、スニーカーをイメージさせるカジュアルでコンフォートな作品が多かった今回のシューズですが、フラット大人気の気分はこちらでも感じ取れましたね。


 
 この日会場で見付けたシューズで、私が一番注目だったのが、こちらのオリジナリティー溢れるグラディエーターサンダル。。。。底面には鏡のように輝くミラーレザーを使い、サイドの部分は細いブレートをイレギュラーに敷き詰めたケミカルレースのような、実にユニークなファブリックが使われていましたね。


 そうなんです。。。こちら、布の靴。。。。。。Haute Couture全盛期は顧客たちはイブニングに合わせて供布で仕立てたシューズまでオーダーしていました。まさにラグジュアーの極み!!!!もちろん、汚れない所にしか行きませんけど。。。。。






 大自然の壮大なランドスケープや移り行く時間、実にオーガニックでアーティスティックな作品がズラリと並んだ今回のジョルジオ アルマーニ 2015 SS COLLECTION、皆様は如何でしたか?


 こういう自然の有機的な世界を表現しようとすると、テーマがあまりにも壮大過ぎて何処か納まりが悪いコレクションになってしまうブランドが多いのですが、さすがは帝王ミスター アルマーニ。。。。80点を越える壮大な作品の中でまさに地球が誕生してから現在に至迄の、何億年を越える物語を見ているような気分にさせてくれましたね。



 今回、彼自身の言葉の中にも書かれていた『沈黙』という言葉に私はひっかかりましたね。。。大地の奥深くでマグマが煮えたぎる活火山も、一瞬だけその姿を海面に見せる氷河もまるで沈黙を続けるかのような静かなアティチュードで私達の前に横たわります。膨大な力を秘めながらも凛として静かである姿勢。。。。それはジョルジオ・アマーニ自身がクリエイトして来た姿勢に通じる物があるのかも知れません。


 医学を学び、芸術、建築、世界中のあらゆる知識を手に入れたギリシア神話におけるゼウスのような天才は、常に沈黙に包まれた静かな作品を生み出して来ました。どんなに複雑なテクニックを用いようが、どんなにラグジュアリーな素材を使おうが、一貫してクールなアティチュード。。。。。。それこそがこのブランドの最大の魅力なのかもしれませんね。


 


 日本の禅の哲学にも通じる、穏やかで冷静な姿勢。。。。。。 





 年度末、年度始めのバタバタした時期だからこそ、しばし心を落ち着かせて、今、私達が立っているこの地球という一つの星に思いを馳せ、ゆっくりと流れる時間を過してみてはいかがですか? そんなこの星の記憶を感じられるような、GIORGIO ARMANI 2015 SS COLLECTIONでした。。。。。。







 少し前ですが、前回リポートした2013-14 FW GIORGIO ARMANI 2013-14 FW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。


 


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SeeByChloé 2015 SS




 はい。今日もお世話になっているアタッシュ・ド・プレス、ステディ スタディからのリポートをお伝えしましょうね。。。。。SeeByChloé(シーバイクロエ)です。




 クロエがクリエイトする若い世代をターゲットにしたこちらのブランドでございますが、クリエティブ ディレクターはクロエも手がけるClare Waight Keller(クレア・ワイト ・ケラー)。彼女自信が経験して来た若い頃のキラキラした経験や、絶妙な乙女心をポップにカジュアル表現していて、日本人女子達にも大人気です。



 まずは、SPRING COLLECTION。もっかショップで展開中のコレクションで、今ならまだ間に合う筈。。。。。。完売してたら。。。。。。御免遊ばせ。。。。。。。。。


 


 今まさに桜が開花し始めた、東京の気分にピッタリのこちらのコレクションのテーマは、アメリカ西河岸の少女達の自由気ままなスタイルにインスパイヤされた、ポップで何とも楽しげなスタイルです。


 コレクションは二つのキーワードから構成されます。一つ目は『The Whimsical California Girl(気まぐれなカリフォルニアガール)』。アイレットのレースのセットアップやレーシーなドレス等のフェミニンなウエアに、コレクターズアイテムのスニーカーで、ボーイッシュ且つセクシーな装いを楽しみます。


 もう一つは『The Preppy Skate Girl (プレッピースケートガール)』。トラッドなスクールスタイルとストリートなスポーツ感覚を組み合わせたカアジュアルなスタイルで、スポーツウエアのようなラインのディテールのトップスやドレス、爽やかなボーターやヴィンテージ風のデニム等がワードローブになります。



 ではコレクションを見て行きましょうね。まずはこちらのレーシーなドレスです。


 クロエは創業者Gaby Aghion(ギャビー・アギヨン)によって1952年にパリに誕生しました。Haute Cotureが全盛の当時、ラグジュアリーでコンフォートなアイテムをPrêt-à-Porterとして発表したリアルクローズの先駆け的ブランドです。


 ブティックを訪れてお気に入りのドレスがあっても、出来上がる迄に日数を要するHaute Cotureに比べ、お店で気に入った物を手に取ってそのまま持ち帰る現代のショッピングのスタイルを提案したこのブランドは、フランスのセレブリティや世界中の女優達から支持され、あっという間に人気ブランドとなりました。


 あくまでもリアルクローズ。。。。アイデンティティーであるその部分はとても重要で、このブランドに登場するレースは他のクチュールメゾンのようなチュールレースの上にモチーフを縫い取り、スパンコールで立体的に刺繍するという大袈裟なスタイルとは一戦を画しています。

 イギリスレース等のカジュアルなレースを多用し、インテリアのようなフレンドリーなファブリックが多く、気兼ねなくデイリーで着れる物が多いのも嬉しい所で、こちらのドレスも水着の上に着て海に行けちゃうようなアクティブな印象でしたね。大きめのアイレットが肌を覗かせ、キュート&セクシーで素敵でしたよ。




 クリエティブ ディレクターのクレア・ワイト ・ケラーはヴィンテージ好きとしても知られていますが、クロエのコレクションでもメゾンのアーカイブスから再解釈した様々なテクニックや、デコレーションが作品に登場し、どこか懐かしいレトロなスタイルを、時折フレッシュに見せてくれます。


 シーバイクロエでは60'Sや70'Sにトレンドとなった若者達が楽しんだ、ストリートテイストのアイテムが沢山登場して楽しいですね。モチーフのサイズやカラーを絶妙にコントロースしているので、実にフレッシュでコンテンポラリーなのも素敵です。


 今季はこんなグラフィカルな雲のモチーフが可愛らしかったですね。名前は『RAINBOW CLOUD』。60'Sのレトロなムードのモチーフは、どこかスポーツブランドのマークのようにも見えチャーミングでしたね。こっちらのモチーフ、大きくアップリケされたトップも登場していましたよ。


 ボトムにライン入りのスウェットや、ウォッシュしたデニムのベルボトムなんかコーディネイトしても素敵なんじゃないでしょうかぁ???






 さて、ここからは2015 SS SUMMER COLLECTIONをお伝えしましょうね。強い日差しに乾いた風、ヨーッパの夏に行われるPARIS郊外での結婚式。シーバイクロエガールは真夏の一時を田園の中で過します。


 こちらもコレクションは二部構成。まずはそのセレモニーの為の『The Cool Wedding Girl』。のどかな田園風景のリラックスしたムードと、ウェディングパーティーのフォーマルをミックスさせフェミニンな装いを楽しみます。ポルカドットやフローラルモチーフ、ハートも鏤めて大切な人のセレモニーをお祝いします。


 二つ目のテーマは『The Fancy Romantic Gir』。パーティーの翌日、朝の自然に包まれた田舎道をお散歩したり、近しい友人だけのプライベートなランチの為に、マリンテイスト溢れるスタイルに着替えます。アンカーモチーフやボーダーでリラックスはしていますが、拘りのディテールのアイテムで、ちゃんとパリジャンのエスプリを感じさせるロマンティックなスタイルです。



 では、リポートして行きましょうね。まず登場するのはなんともスイートなこちらのポルカドッドのルックです。今季、ポルカドットはキーアイテムとなっていて、涼しげな印象を与えてくれましたね。。。。ええ、日本ではカルピスのイメージですからねぇ。。。


 沢山のアイテムで登場していますし、カラーもネイビーベースにホワイトのドットバージョンもあります。私は個人的にはネックにボウが付いた、アメリカノースリーブのショートパンツのコンビネゾンがございまして、そちらが可愛かったですね。。。夏に一枚サラッて感じで。。。


 『WINDFLOER』と名前のレトロムードなフラワーモチーフも素敵でしたね。モチーフの中にもポルカドットが登場し、ポピーの花の花心の部分にちょっとだけカラーを施しているのもオシャレで、こちらのブラックベースではグリーン。ホワイトベースもありましてそちらは、イエローのアクセントがキュートです。


 こうやって、フラワーモチーフとポルカドットをコーディネイトする辺りも、インパンク大で素敵でしたね。。。



 シーバイクロエではデニムもとても人気です。デニムパンツのシルエットが綺麗な事はもちろんですが、トップスやプルオーバー、ジャケット等様々なアイテムで登場するのも楽しくて、デイリーのコーディネイトの幅が広がるのも素敵です。


 こちらのデニムのサロペットスカートもキュートでしたね。ティーエイジャーの頃に着たようなイノセントなこちらは、少しだけウォッシュをかけたデニムに、ポルカドッドとフラワーモチーフがエンブロダリーで表現されています。


 胸元やサイドのポケットのダブルステッチとかディテールも拘っていて、キュートなアイテムでしたね。


 ハッピーなハートのモチーフも見付けましたよ。しかもかなりインパクト大。。。。これ、一歩間違うとオカルトメルヘンになってしまうギリギリの所をスタイリッシュにまとめていて、さすがだなぁと思っちゃいました。


 ホワイト、レッド、ブラックとカラーをコントロースする事で統一感を持たせ、左のルックなんかはボーダー状にハートを配置してるのもユニークですね。しかも部分的にハートの色を変えたりと小技も効いています。


 ここ迄来たら、いっそ全身ハートモチーフでグラフィカルに楽しんでみた方が潔くて良いかと思いますね。。。。ウェエディングに参加するなら『お二人の幸せを祈ってます!』的な気持も込めて。。。。。。


 でも、ちょっとウザいかも。そういう人。。。。

 こちらはセレモニーの翌日にリラックスした気分で着たい、カジュアルなスタイルのコレクションです。


 シャツ生地のようなパキッとしたコットンのアイテムがフレッシュでしたね。ホワイトベースにネイビーのピンストライプ、その上にエンブロダイリーでドット模様が施されています。左はドレスでローウエストの部分にサイドに切り替えを作り、そこからフレアーを出して、プリンセスなムードのシルエットです。


 右は同じファブリックでギャザースカートを仕立てたルックで、トップスには両方のスリーブにアンカーモチーフを編み込んだ、ゆったりしたニットをコーディネイトしています。


 いくつかのバリエーションで発表されていた、バイカラーのシューズも素敵でしたね。



 右側はホワイトとブルーグレーのストライプが爽やかなサンドレスです。ウエストの剥ぎを少しローウエストに持って来て、そこに上身頃から続くフラップのポケットがデザインポイントになっています。


 ショルダーのストラップ、胸元、上半身、スカートとストライプを交互にする事でリズムを生み出し、キュートに解釈していましたね。後ろのストラップはクロスになっています。


 左はSPRINGのアイテムで、カリフォルニアガールの陽気なムードを感じさせるスターモチーフのルックです。騒がしくなりがちなこのモチーフもスターを重ねてプリントしたり、ブルー系でまとめたりとシックに仕上げていて、大人も着れそうなアイテムでしたね。。。



  当日会場で見付けたこちらのドレスも素敵でしたよ。ブルーグレーのサラッとしたクレープのようなフアブリックを用いて、シフト型のドレスに仕上げています。


 ショルーダーに施されたトンボ玉のような大きなビジューは、なんと左右が色違い。。。。優しいベージュとピスタチオがブルーグレーとの相性もバッチリですね。ビジューから広がるドレープも実にエレガントでした。


 こういうシンプルなのにど真ん中に来るアイテムを作れるのって、さすがだなぁ~と思います。

 
 バッグで今季個人的に気になったのが、こちらのちょっと挑発的なパイソンモチーフの『Kristen』です。スクエアなポシェット型なので使い易いものもちろん、やはりそのカラーリングが絶妙です。カーフスキンレザーにプリントでパターンを施し、スムースカウハイドレザーとコーディネイトされています。


 こういうマルチカラーのバッグって一見合わせにくいと思う人って多いと思うんですが、ベージュやネイビー等ワードローブの中に沢山あるカラーが使われていますよね?これってどちらのアイテムにもコーディネイトする事が可能って事なんです。


 例えば左のバッグだと、デニムにベージュのジャケットと合わせるとオレンジはアクセントカラーになりますし、右はグリーンのトップスにネイビーのスカートに合わせるとベージュが引き立ちます。


 それぞれの色のトーンを緻密に計算しているからなせる技で、一色のバッグより幅広いスタイリングが楽しめます。スタイリングを変える時はショルダーをクラッチにして持ち方も変えてみるともっと楽しめると思いますよ。



 今回ルックではゴールドのプラットホームのフラットなグラディエイターシューツが一押しでございますけど、こちらのフラットサンダルも会場で見付けて気になりましたね。。。


 トップの部分のストラップをやはりバイカラーで施し、それぞれナチュラルレザーとのコントラストもバッチリですね。先ほどのパイソンプリントのバッグと同じく、こちらもストラップのカラーのどちらともコーディネイト出来るので、いろんなスタイルを楽しめると思います。 



 今季はこういう少し野暮ったいフラットサンダルが気になりますね。。。一瞬『オジサンサンダル?』くらいのアイテムを女子が履くと、足の細さがより強調されるんじゃないでしょうぉかぁ???








 さて、ポップでキュート、若さの中にもエレガントさやセクシーさの漂うシーバイクロエの2015 SS COLLECTIONいかがでしたか?


 ブランド自体のスタートがリアルクローズという事で、今の女子たちの気分をキャッチする事に優れていて、クリエティブ ディレクターのクレア・ワイト ・ケラーが得意とする、トム・ボーイのムードも感じられ、まさに『上手いなぁぁぁ。。。』と感心するコレクションでしたね。



 一つ一つのアイテムは出来るだけシンプル。そうする事によってショップに行った顧客達は、自分の好きなスタイリングを楽しむ事が出来ます。セレクトの権利は顧客に委ねていますが、一つ一つのアイテムはマニアックな程拘っています。


 服作りに関わる人なら感じると思いますが、ステッチの幅や糸の太さや色、細かいパーツのセレクトも実に見事。クレア・ワイト ・ケラーはそういう細かい事の一つ一つが、全体的な服のイメージを強く左右する事を良く理解していて、このシーバイクロエで彼女がクリエイションを行うようになって格段に変わった部分でもありますね。



 

 きっとお持ちのワードローブのアイテムやヴィンテージのウエアとも相性良い筈。。。。。是非、軽やかでポップなシーバイクロエの2015 SSのアイテムで素敵なシーズンをお過ごし下さいね。。。。





 
 
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SERGIO ROSSI、PIERRE HARDY 2015 SS !!!





 さて、今日もアタッシュ・ド・プレス、steady study(ステディ スタディ)からのリポートの第二弾でございますよ。



 今日は素敵なシューズブランドのリポートをさせて頂きますね。まずは私の東京での撮影では、ほぼ毎回お世話になっている、イタリアが世界に誇るラグジュアリーシューズブランドSERGIO ROSSI(セルジオ・ロッシ)です。



 現在のクリエイティブ・ディレクターはAngelo Ruggeri(アンジェロ・ルジェリ)。このブランドにぴったりのセクシーなイケメン、しかも若くナイスガイな彼は、先日伊勢丹のポップアップストアのイベントで公式に初来日を果たし、ネットのニュース等でも話題になっていましたねぇ。。。





 まずは引き続き発売中のPre Springのコレクションからお伝えしましょうね。春の最初の訪れを告げるこのコレクションでは、ロッシ ウーマン達はシックで、落ち着いたアティチュードで新しいシーズンを迎えます。


 一見ミニマムにすら見えるデザインの中には、アトリエの卓越したテクニックを感じさせる実に美しいカッティングが足を包み込みます。足の外側と内側に素材やカッティングでまるで違う表情を見せるデザインは実に美しく、アイコンでもある踵の外側に付いた真っすぐなスティレートヒールは今回も実に繊細で美しかったですね。。。




 それではコレクションを御紹介しましょうね。こちらは夜の輝く星空のように美しい作品。左のオープントゥのパンプスは内側から繋がる折り返しのカフスが美しく、カフスに施されたクロームメッキのようなクリスタルのビジューと、ブラックサテンのコントラストがなんとも美しいコレクションです。



 こちらのシューズには『Sherazade(シェヘラザード)』という名前です。はい、余りにも有名なこのワードを聞いた事がある方は多いかと思いますが、個人的に大好物なので少しフォローしますね。


 シェヘラザードは『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』の語り部としてこの物語に登場します。むか~しむかし、イランの国王シャフリアール王は最初に結婚した妻が不貞を働いた事を根にもって、新しく処女のまま迎える妻を翌朝には殺してしまうという行為を行っていました。


 大臣の娘であったシェヘラザードは王の殺戮を阻止する為に、父の反対を押し切り自ら王の花嫁へ志願します。新婚初夜、寝室に招かれたシェヘラザードは横になった王の横で物語を語り出します。彼女は朝まで物語を語りますが、朝が来たら口をつぐんでしまいす。次の物語をせがんだ王に『明日のお話は、今宵のものよりもっと心躍るでしょう。。』とつぶやいたそうです。


 こうやってシェヘラザードは毎夜毎夜話をし、過した夜が一千と一夜。様々な話の中で、王は物語の中から人としてどう生きるか、倫理や寛容さ等も理解し以前の暴君とは思えない程優れた王となり、シェヘラザードとの間には3人の子供までもうけたそうです。。。。


 『アリババと40人の盗賊』や『アラジンと魔法のランプ』もシェヘラザードが語る物語の一つですし、クラシック音楽としてはロシアの作曲家、リムスキー・コルサコフの交響曲で有名ですし、モーリス・ラヴェルはオペラを作曲しています。その他バレエやお芝居、コレクションのテーマやジェエリーのモチーフなど、ヨーロッパ人のエキゾティックな琴線をビシビシ刺激して来たモチーフですねぇ~。。。



 はい。また話が長くなりました。コレクションに戻します。右側は同じサテンとクリスタルのビジューのコンビネーションですが、より肌の露出を多くしたサンダルタイプのデザインですね。シューズの内側から踵を通って前のストラップに繋がるクリスタルのストラップはグラデーションでサイズを変え、足を最高に美しく見せます。


 トップのサテンのプリーツで作られたストラップも実にエレガントで、タキシードスーツ用のシューズとしてワードローブのメンバーにしておくのも、良いのではないでしょうかぁ???




 セクシーなシューズを得意とするこのブランドからすると、いつもより少しユニークな印象のこちらのシューズも素敵でしたね。。。

 ホワイトのシルク素材にブラックの糸で刺繍されたのは、ポップでレトロなアブストラクトなモチーフで、これは1950’Sのアートワークにインスパイヤされていていて、ハンドメイドだそうです。

 右側は美しいスティレットヒールとアーモンド トウが美しい『GODIVA』。セルジオ ロッシがこよなく愛するこのシェイプも、マテリアルでぐっとムードが変わりますね。

 左はスリッポンタイプ。フェニミンなスタイルにもマスキュリンなスタイルにもマッチシそうですし、ビジネスにもパーティーにも使える優れものでしたね。パイピングにグログランが使われているのもクチュール的で素敵でしたね。



 春らしいカラーののこちらのシューズも素敵でしたね。


 セルジオ ロッシのシューズはもともと実に建築的な作品が多いのですが、こちらも建築美術に影響されたコレクションです。ライラックの部分はスエードで柔らかく足馴染みが良く、ミラーレザーの部分とのコントラストも見事ですね。


 今季はこういう斜めに足のトップを覆うシューズが印象的でしたね。一歩間違うと少し古く臭くなってしまうデザインを実にエレガントに、セクシーに仕上げていたのはさすがですね。


 バレエシューズタイプとスティレットとバリエーションがあって、デザインも微妙に異なります。是非、ショップで実際に足を通して見て、迷ってみて下さいねぇ~。。。。






 さて、ここからは2015 SS COLLECTIONのリポートと参りましょう。


 セルジオ・ロッシにとって夏という季節は特別なシーズンです。肌を露出する事が多くなるこの季節、ブランドのアイデンティーでもある官能的なシューズが最も沢山登場する季節です。かなり華やかな作品が並びますので、年末に何か大切なイベントを控えてらっしゃる方々は、この時期押さえて置くのも良いかもしれませんねぇ。。。



 そんな待ってましたと言わんばかりに、今季も華やかな作品が出揃いましたよぉぉぉ!!!



 今シーズンのキーワードは『COLOURFUL BEAUTY』。クリエイティブ.ディレクターのAngelo Ruggeri(アンジェロ・ルジェリ)は、このコレクションで美へのあくなき追求に挑戦します。より視覚的に、アトリエの卓越したテクニックも解り易くクリアーに取り入れ、直感的なストロークの強いコレクションになっています。


 カラーパレットは夏の強い日差しに映えるビビットがコレクションの大半を占めます。目の覚めるようなオレンジやレッド。それにコントラストを付けるようなミステリアスなブルーやグリーンが用いられます。そしてお得意のモノトーンやヌードベージュも必須。。。。


 今回、アンジェロ・ルジェリは『シェイプとカラー』という、シューズをクリエイトする上での命題とも言える大きな難題を自身に課せています。作品をクリエイトする上で世界中のどんな女性もが持つ純粋さを大切にし、控えめな振る舞いやエレガントさへ敬意を払い、日常的な行動やスタイルの細部にまで目を光らせて直球ど真ん中のクリエイションに挑戦しました。



 いつになく簡潔で、若いエネルギーは感じられる直感的なコレクション。。。。。。はい、大好物です。



 まずは今季の重要なピースからご紹介しましょうね。こちらはまさに『フォルムとカラー』というテーマをパワフルに表現した作品で、一見収集が付かなくなりそうなビビットなカラー同士を、『カットアンドペースト』パンプスのエレガントなフォルムと、貴重なウォータースネークのマテリアルが、実にラグジュアリーにまとめている作品です。


 トップの部分に施された流動的なカッティングは、フルレングスのドレスを着てもチラチラ覗きますし、今シーズンのトレンドのフレアーパンツなんかにコーディネイトしても素敵なんじゃないでしょうかぁぁ???



 お揃いのバッグはシューズのトップに施されたカラーリングを、サイドのマーブルのようなビジューで表現します。フロントの部分は鮮やかなオレンジのウォータスネークだけで仕上げているのも、大人ですねぇ。。。。。


 個人的にはシューズはブルーバージョン、バッグはオレンジバージョンで南国の鳥のようにカラフルに楽しんで頂きたいですねぇぇぇ。。。。。



 こちらのシューズ、アートに詳しい方々はお解りの筈。。。。


 はい、今回のコレクションの重要なモチーフにもなっていのがフォービズム(野獣派)の画家、Henri Matisse(アンンリ・マティス)の作品です。


 こちらの作品は彼が晩年に取り組んだ切り絵集、『JAZZ』の中の『コドマ兄弟』や『ナイフ投げ』など多くの作品に登場するリーフのようなモチーフが取入れられていて、後に連作となる『ラグーン』等にも登場し、マティスが死ぬ迄追求したモチーフの一つです。


 そのマティスにとっての特別なモチーフは、セルジオ ロッシの卓越したアトリエのテクニックでシューズやバックに姿を変えます。スエードをレーザーカットで形出しされたパーツは一つ一つミルフィーユのように重ねられステッチで抑えらられます。


 まさに履くアート。。。。履くマティス!!!!!!!


 もちろんお揃いのバッグも全てハンドメイドで使い易いサイズでしたね。ゴールドのアイレットとチェーンがさらにラグジュアリー感を盛り上げていましたね。




 『TRIBAL BEAUTY』というこのコレクションもマティスの作品からインスパイヤされています。


 今回作品のモチーフになっているその殆どが晩年の切り絵を使った作品から着想されていて、亡くなる迄の10年間、マティスはさみで切り抜いて作品を制作する『切り絵』という表現方法に没頭します。


 野獣派の先駆者、フランス画壇のトップまで上り詰めた天才も、晩年癌による病気で絵筆が握れなくなります。苦肉の作で用いたこの表現方法を通して、油絵では絵の具が混ざり色彩がボケけてしまうトラブルから解消され、よりダイナミックに色と色のコントラストを得たマティスは、生涯この手法に魅了されます。


 同じく晩年に南仏ヴァンスの聖ドミニコ会修道院のロザリオ修道院の内装や、上祭服のデザインを手がけますが、切り絵をモチーフにした美しいステンドグラスを始めとするそのインテリアは、20世紀最高のキリスト教美術とも讃えられています。


 先ほどよりやや鋭角的なリーフをイメージさせるパターンもやはり切り絵から生まれたアイディアで、実に繊細にシューズの上に表現されています。ブラックとホワイトのレザーを重ねて仕上げられ、アクセントにウルトラマリンのスエードで三角形のモチーフまで用いられます。

 スティレットとフラットのバージョンがありましたよぉぉぉ。




 もう、、、、マティス尽くしで参りましょう。。。。。

 こちらのシューズ『ICARUS』というタイトルが付いています。。。イカルスはマティスの作品、『JAZZ』の中で表紙に使われていて、恐らく最も有名な作品。。。。ブルーの空に黄色い星が輝き、黒いイカルスの心臓には真っ赤な星が一つだけ記されています。。。

 その星のフォルムをパヴェのクリスタルで表現し、シューズに飾ったのがこちらでございます。足に美しく絡み付くロイヤルブルーのストラップの上に、グリーンやゴールドでモチーフが飾られ美しいピースでしたね。

 かなりインパクトの強い作品が多い今回、さりげなくマティスの世界観やアーティスティックなムードを取入れたい、奥ゆかしい方々にはピッタリのアイテムかと思われます。

 個人的にはイカルスってタイトルだけど。。。。。。。失禁しそうになりました。。。。



 マティス以外のモチーフではこちらの『ARABESQUE』というグラディエーターサンダルが気になりましたね。。。無限のモチーフであるサークルを重ねる事で神秘的なまでの美しさを生み出し、マテリアルに実にソフトなイタリア製のカーフレザーが使われています。


 注目なのがヌードベージュとブラックというバイカラー。。。フロント部分は表にベージュ、裏側にブラックを用いいる事で、まるでモチーフの影だけを履いているようなトリックに駆られます。はっきり解るのはフロントのブラックのストラップとバックスタイルのブラックのサークルモチーフ。。。。


 これはコンセプト自体、かな~りフェティッシュなアイテム。こういう発想自体が官能的なシューズって、やっぱりこのブランドにしか作れないんですねぇ。。。。 


 日本人女子ももっとこのくらいブイブイと履いて頂きたいものです!!!!







 さて、ここからはMEN'S COLLECTIOをリポートしましょうね。Made in Italyのセクシーで官能的なシューズをクリエイトするこのブランドでございますので、メンズもかなり艶やかです。



 WOMEN'Sで今回フィーチャーしたクリーンで直感的、解り易い表現はこのメンズでもとても重要です。テーラリングにマッチするスタイルを大切にしながらも、日常の中のちょっとしたセレモニーや、スペシャルな時間を自分らしく楽しむ男子達の為にワードローブが構成されます。


 カラリーングは一貫してモノトーンです。クラシカルなフォルムやシルエットを大切にしながらもマテリアルには細心の注意を払い、スタッズやビジュー等WOMEN'Sに登場するような華やかなパーツも男らしく、遊び心たっぷりにアイテムに取入れられます。



 こちらの一見クラシカルなアイテムは『GABLE』というアイテムです。まるでフレッド・アステアがタキシートにトップハット、ステッキを持ってタップを踏む時に履くようなクラシカルでエレガントなデザインです。


 レースアップのウィングチップシューズですが、バイカラーの切り替える位置を絶妙にアレンジし、パテントレザーで輝きをプラスする事でオリジナリティを表現しています。


 注目なのはソックスガーター。かつての紳士達には必須アイテムでございましたが、現代のようにリブの優れたソックスが普及し出して一気にこの世から姿を消しましたね。。。


 クラシカルな美しいカルチャーまで提案する部分も、もの凄く素晴らしいと思いましたね。。。




 こちらも一見クラシカルですが実に個性的です。

 
 全て覆われているように見えますが、トップのカットの部分で一旦カットされ、バックルの付いている上部との部分三角形の肌が覗くというユニークなデザインのスリッポンタイプのモンクチップです。黒いソックスを履いてしまうと解らなくなりますし、素足にはくとサンダルのようにも楽しめます。


 使われているファブリックも実にユニーク。レザーとラフィアの織り目が美しいイントレチャートのような素材で、実に夏らしいアイテムでしたね。



 私はもちろん、素足に履きたいです!!!

 




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 続いてもステディ スタディが取り扱うmade in Parisの素敵なシューズブランド、PIERRE HARDY(ピエール アルディ)の2015 SS COLLECTIONをリポートしましょうね。


 アーティスティックで唯一無二のクリエイションをするこのブランドですが、なんだかんだで毎シーズン愛用させて頂いていて私もお気に入りですね。私は特に個性的なコレクションが好きなので、かなりインパクト大なアイテムばかりに手を出してしまいますが、シックなスタイルの時もピエール アルディのシューズを合わせると、グッとスタイリッシュになる所が楽しいですね。。。


 ピエール・アルディ氏ご本人ももの凄くイケメン。。。オフィシャルのfacebookではブランドの新作やセレブリティーリポートの他に、時々登場するチャーミングなピエール氏のパリライフにの1コマも見る事が出来ますので、是非チェックしてみて下さいね。
 

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 このメゾンは他のブランドのように、一つの明確なコンセプトの元作品を発表するブランドではありません。クリエイションを作り上げるまでに、その期間に体験したり発見した楽しい出来事やアイディアが形になり、実にバリエーションに富んだ作品が毎シーズンショップに並びます。なのでピエール アルディのチャンキーヒールが好きとか、キューブモチーフが好き等ファン達もそれぞれに個性的。私的にはスニーカーの熱烈なファンです。



 さて、2015 SS シーズン、今季も様々なアイディアが詰め込まれたおもちゃ箱のようなコレクションでしたね。まず圧倒的なインパクトなのがこちらのグラフィカルなモチーフのシューズではないでしょうか。。。。




 『LILY』と題されたコレクションですが、独特な百合のモチーフを大胆にシューズにあしらった実にユニークなピースです。こちらはアメリカのフォトグラファーRobert Mapplethorpe(ロバート・メイプルソープ)のネオ・クラシック・フォトグラフやGilbert and George(ギルバート&ジョージ)の作品からインスパイヤされています。


 はい。ファッションを見ながらアートを学ぶ、ここで登場したアーティストの解説に参りたいと思います。


 まずRobert Mapplethorpe(ロバート・メイプルソープ)。1946年アメリカ、N.Y.生まれの写真家です。大都会で生まれた早熟な少年は16歳の時ブルックリンに移り住み、1967年に詩人で歌手のパティ・スミスと共同生活を始めます。プラット・インスティテュートでグラフィックアートや絵画、彫刻を学び、当初コーラジュ等を制作していましたが、1970年にアーティストのサンディー・デイリーからポラロイドカメラを貰った事から写真の世界に足を踏み入れます。70年代半ばからネガフィルムでの作品制作を始め、パティ・スミスのポートレートで個展を行います。


 ローバート・メイプルソープは写真のテーマとして追求した物は4つ。花や身の回りの品々のような静物、ポートレート、ヌード、セックスです。ゲイとしての自らの性的趣向を露にした作品は展覧会を開催する度に物議を醸し、1988年にAIDSと診断が下った後、1988年写真家としては初めてN.Y.のホイットニー美術館で大回顧展が行われ、1989年に死去します。


 1992年にこの時の回顧展の写真集を日本で発売しようとしたところ、写真の一部がわいせつ物に値するとして、東京税関長から輸入規制品に該当するするとの通達を受けます。これは度々物議を醸し芸術かわいせつかの論議続け、2009年に最高裁で芸術として認知され、国側全面敗訴で終止符を打ちます。属に言う『ロバート・メイプルソープ事件』です。


 はい、もちろん大好きなフォトグラファーですね。。。全ての作品に対して実に情熱的でストロークが強く、写真で胸を動かされたのは人生で彼が最初かもしれません。被写体がヌードであれ、花であれ、自身のポートレートであれ、それらは全て何の意味も持たないような驚く程ドライな目線で撮影され、ただ美しくそこにあれば良いと語っているように私には思えますね。。。。そして常に漂う死の香り。。。。。最高です!!!



 Gilbert and George(ギルバート&ジョージ)はとにかく楽しいデュオのアーティストです。オーストリア、ミュンヘンでアートを学んだイタリア出身のGilbert Prousch(ギルバート・プロッシュ)は、セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート&デザインでで彫刻を学んでいたイギリス出身のGeorge Passmore(ジョージ・パサモア)とロンドンで出会います。


 早くからパフォーマンスという表現に興味を抱き、学生の頃の作品に自信を金箔で覆い、『Flanagan and Allen』の曲に合わせて何時間もテーブルの上でマイムをするという作品を発表しています。公共の場に現れる時はいつも、お揃いのトラッドなスーツを着用していました。これはイギリス人らしさを表現すると供に、普通の人の普通の日常、そして自ら自身を生きる彫刻と称したコンセプトに乗っ取っています。


 メイプルソープと同じくセックスや若い少年、排泄物すらアートの題材にした事で同じく物議を醸したアーティストで、プライベートは一斉明かされていませんが恐らくゲイのカップルです。


 特に今回のコレクションには1980年代以降に制作している、自身達をまるでキリスト教の聖者のように扱ったステンドグラスのような作品の影響が強いですね。。。おっさん二人で尻とか出してますけどね。。。。1986年にはターナー賞を授賞、2005年にはヴェネツィア・ビエンナーレのイギリス代表にもなっています。
 
 
 そんな彼らのビビットなムードはピエール アルディのPARISのエスプリで上品に作品に落とし込まれます。こちらはハイヒールとフラットのサンダルに施されたもので、百合のモチーフはレザーにプリントであえて切りっぱなしで使用されています。他に大人気のスニーカーはもちろんMEN'Sもございますし、カラートーンがパステルになったスイートなバージョンも登場しますよ。


 今季トレンドとして多くのブランドが取入れているデニムですが、ブランドによってはレザーでデニムのテクスチャーを表現した拘りのアイテムも見る事が出来ましたね。多くのブランドが70'Sを感じさせるウォッシュの効いた薄いブルーデニムを取り上げている中、さすがはピエール アルディ、こちらではブラックデニムです。しかもローデニム。


 人気のプラットホームやウェッジ等で登場していましたが、なんだかとても新鮮な感じがしました。同じカラーのブラックデニムとコーディネイトしてもオシャレなんじゃないでしょうかぁ???



 こちらは『DERBY perforé』というコレクションで実にこのメゾンらしい、ノンシャランとしたアティチュードが可愛らしいですね。


 私の大好物なモノトーンの一見ゴルフシューズ風ですが、ソールはスニーカーに使われるラバーソール、トップの部分はレザーにパンチングでパーフォレーションが施されています。レースアップまで付いているのも実に芸が細かくて、サンダルのようにコンフォートに楽しめそうなアイテムでしたね。


 いやぁ~、こちら、MEN'Sは出ませんよねぇ~。。。。。




 ピエール アルディのキューブモチーフのドキュメントケースやクラッチは、ファショニスタ達を中心に最近では街で随分見かける機会も多くなりましたが、フェミニンなサッチェルバッグも個性的で素敵です。


 ブラックのパイピングをアクセントとして用い、個性的なカラーはカラーブロックを得意とするこのメゾンらしく想定外の配色がなんともユニークです。


 左は『JANE BAG』。よりスクエアなフォルムと、蓋を差し込むストラップの部分の幅が広くデザインのアクセントにもなっています。こちらのようなかなりビビットなレッドXブルーXグリーンのコンンビネーションも、それぞれのカラーを絶妙にコントロールし、使用する分量迄計算する事でスタイリッシュに成立させています。


 右側はもう少しフェミニンなイメージですね。こちらも絶妙なイエローXグレーXピスタチオのカラーリングで、ブラックのトリミングがキリリとバッグ全体を締めていて背面にはイエローの小さなポケットも付いていて、実にチャーミングです。


 どちらもアジャスト式のストラップが付いているのでショルダーにもなるもの、日本人女子には嬉しい所ですね。。。。



 ピエール アルディのバッグは一貫してこの感じ。。。。。皆様このムードお解りになりますかぁ???


 こちらは人気のクラッチバッグ、『ALPHA』のアップデートバーションでカッティングがより複雑になりました。バッグのセンターでまっ二つに分け、完璧なテレコにした実にユニークなアイテムです。右側は表革を使ったモノトーンバージョンで、左がスエードを使ったスカイブルーXネイビーのコンビネーションです。


 取り外し可能なチェーンストラップが付いていて、ポシェットとしても楽しめますよ。








 はい。ではここからはMEN'S COLLECTIONを御紹介しましょうね。やっぱりお買い物目線で見てしまいます。。。。


 新しいタイプのバスケットボールシューズは最先端のスポーツカーのフォルムからインスパイヤされたデザインでその名も『TURBO』。レザーとナイロン、パーフォレーションが施されたレザーが使われ、表に全く縫い目を出さない滑らかなデザインです。


 ソールも実にユニークですね。2ブロックになっていてサイドのカラーを変え独特。シューズの先も風の抵抗を極限迄なくしたスポーツカーのように、ポインティッドになっているのも楽しかったですね。。。。


 すっごい、不思議なシューズでした。。。。。。。でも、すっごい、欲しいです!!!!



 こちらも人気のバスケットタイプで、サイドのカットやアンクル部分のベルクロが特徴的なシューズです。はい、私ももちろん持っています!リミテッドモデルを!!!


 今季は夏らしいこちらのパーフォレーションのアイテムが気になりましたね。ホワイトの部分は表革にパーフォレーションを施し、ボルドーの部分はスエード。ソールもスエードです。


 なんかこの夏らしいパッキリとしたホワイトとボルドーの組み合わせって、今迄以外と無かったように思えます。爽やかに履けそうな一品でしたね。。。






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 今回御紹介したセルジオ・ロッジもピエール デルディーも、ブランドの誕生からその個性迄全く異なる趣を持ったブランドですが、偶然にもアートをテーマに作品をクリエイトしたという点では重なりましたね。



 ファッションとアートは実に密接です。世界中のレベルの高いファショニスタ達は大半がアートに精通していますし、セレブリティーの間では常識のお話。同じ表現という部分でも密接にお互い影響し合いながら、歴史を積み重ねて来ました。


 今回御紹介したセルジオ ロッシのモチーフにもなっていた、画家のアンリ・マティスやジョルジュ・デ・キリコ、パブロ・ピカソがバレエリュスの舞台衣装を手がけたり、マリー・ローランサンはココ・シャネル、ベルナール・ビュッフェはクリスチャン・ディオールと、名だたる著名な画家達はデザイナーの肖像画を多く描いていますよね。



 アートに触れる、アートを感じる事は人生を豊かにする事です。美しいと感じ感動する物が多ければ多い程、知識深く魅力的な人間が形成されます。私はファッションスクールで美術史を教えていますが、今の生徒達はあまりにも知らな過ぎる。。。アートは基本中の基本。ファッションを目指すずっと前に既に習得していなければならない事なのに、ドラクロアやレンブラントも知らない。。。。。これでは日本のファッションの将来に期待は持てませんよね。。。あっ、愚痴っちゃいました!!!!



 そしてアートは世界共通の誰もが知っているスタンダードでもあります。誰もが知るアーティストへのオマージュはそのブランドへの理解や興味をさらに深める事でもありますし、見ただけで一発で理解させる説得力もあります。もちろん個性的なアーティストを扱う事は好き嫌いもありますので、一概に成功するとは限りませんが。。。。





 元々セルジオ・ロッシもピエール アルディもアートと呼べる程の美しいシューズをクリエイトしていますが、今季のコレクションは気軽にアートを纏う事が出来そうですね。。。





 どんどん暑くなって、毎日のスタイリングがどうでも良くなってしまう時期までに、アーティスティックで知的なシューズをセレクトして夏のスタイルを楽しんで下さいね。
 


 




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