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TASAKI 2015 !!!





 今日は日本が誇るハイジュエラー、TASAKI(タサキ)のリポートをお伝えしましょうね。




 はい、いきなり大変失礼します。。。。。。。



 渋谷ヒカリエのホールを使用して大スペクタクルな演出で発表されたこの時のプレゼンテーションでは、新作ジュエリーからタサキが初めて手がけたタイムピースのイントロデュース等盛りだくさんで行われ、宇宙をイメージした様々なフードも登場し、実に華やかな一夜でございました。。。。ロボットも登場するという楽しい演出もありましたねぇ。。。



 こちら、フォットブースでございまして、、、、新作のジュエリー『gulper』のポップが用意されていたんですが。。。。。。どうしても、誰もやってないようなポーズがしたくて。。。。思わず。。。。。。。。。



 まぁ、ご愛嬌って事で許して下さいまし。。。。。。。







 この日発表されたTASAKIの新作コレクションは実に個性的で楽しいものでした。



 『Curiosity(好奇心)』と題されたコレクションは、人が好奇心を抱く雄大な自然の中に存在する神秘的な美しい様々なモチーフから着想されていて、TASAKIの最高のテクニックによりオリジナリティー溢れる様々なジュエリーに昇華されています。



 15世紀から18世紀、ヨーロッパでは『Cabinet de Curiosités(”好奇心の小部屋または棚)』というカルチャーが、王侯貴族等を始めとるリッチな人々の間で流行します。


 イギリスのクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見したのが1492年、ポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランがスペインの艦隊を率いて世界一周に成功したのが1522年と、大航海時代を迎えたヨーロッパは造船や航海技術が目覚ましく進歩し、人々はまだ見ぬ新しい大陸や海を求め、こぞって海へ向かった時代です。


 新しい土地で様々な自然や文化に触れた彼らは、お土産に珊瑚や化石、美しい蝶や昆虫の剥製を携えて帰国します。当時のヨーロッパの人々がそれまで目にした事が無かった極彩色の羽根の鳥や、見た事も無い形の貝殻は彼らを夢中にさせ、やがてそういう珍しい物を書斎に飾ったりコレクションするという文化が広がって行きます。


 いわゆるヨーロッパのお屋敷の書斎等に珍しい剥製や象牙が飾られるのはこの文化に由来していて、後にこの文化は美術館や博物館へと進化して行きます。


 


 クリエイティブ・ディレクターのThakoon Panichgul(タクーン・パニクガル)はこのヨーロッパ的な文化にクローズアップし、まさに大航海時代に羅針盤を片手に船を操った探検家のような目線で、自然の驚異や感動を美しいジュエリーに表現しました。



 自然を愛し、敬う姿勢は日本人古来の素晴らしき文化です。made in Japanのブランドとしてその審美眼を作品に表現し、自然が生み出す魔法のような様々な宝石で、時には自忠実に、時にはアブストラクトに捉えたジュエリーは実に美しかったですねぇ。。。




 では、まずこちらから御紹介しましょうね。。。。



 ごらんの通り『coral(珊瑚)』というコレクションになります。真珠と並び海の宝石と言われる珊瑚の繊細で美しい姿をした美しいこちらのネックレスは、本来生物なのでアシンメトリーに生息する珊瑚を、あえてシンメトリー風にデザインする事でエレガントな作品に表現しています。


 ホワイトゴールドのベースはフラットに見えますが、胸元に馴染むように極僅かなカーブが施されています。極小のツメでダイヤモンドがセッティングされ、着用するとまるで肌の上に白珊瑚の枝が浮かび上がるように美しいピースです。


 こちら、タサキ独自の素材である淡いピンク色の『SAKURAGOLD™ 』というゴールドをベースにダイヤモンド、ピンクサファイア、モルガナイトを飾ったフェミニンなバージョン、また少しデザイン違いでイエローゴールドにルビーを飾ったドラマティックなアイテム等のバリーションがございましたよ。




 こちらも実にドラマティックなピースでございましょう?????


 『ruffle shell』というこちらのコレクションは、パラオ等の南国の海で100年近く生きる美しいシャコ貝を思わせる、うねるよなフォルムが優美で、それはHaute Coutureのドレスのヴォランのようにも見えます。また緩やかな波間を漂う泡のように見える爽やかで開放的なデザインも素晴らしいですね。


 フリルのようなベースにはホワイトゴールド、鏤められたのは大粒のシルバーの南洋パールや可憐なあこや真珠。ダイヤモンドが煌めきをプラスし実にダイナミッックですねぇ。。。


 こちら、実にスタイリッシュなアイテムとして仕上がっていて、例えばフリルが施されたブラックのオーガンジーのドレスに、まるで襟のようにコディネイトしても素敵かと思われますねぇ。。。。

 



 南国の青いビーチ、浅瀬の青く透明な海の水に手を浸し、そのまま手をあげると小さな雫が太陽に光を反射してキラキラと光ります。。。。


 そんな素敵なバカンスでの思い出をジュリーに閉じ込めたようなこちらは『liquid sculpture』というコレクションです。まさに液体の彫刻というタイトルのリングは、最高品質の『ロビンズズエッグ(ハチドリの卵)ブルー』と言われる鮮やかなブルーのターコイズをゴージャスに配したアイテムです。


 18K イエローゴールドのチラリと覗く台座とのコンビネーションを実に素晴らしく、是非、カクテルリングとして装いの中にジュエリーはこの一つなんて取入れ方で楽しんでみてはいかがですか???



 はい。ここからは実に楽しい『mimic(擬態)』をテーマにしたコレクションを御紹介しましょうね。


 長い年月をかけて進化を遂げた昆虫のデザインは、人間の目には時として予期せぬ喜びや好奇心を掻き立ててくれます。まずこちらは蝶。。。。コノハ蝶等木の葉に擬態する種が有名ですが、こちらは実に美しい宝石で飾られた木の葉に擬態していますね。。。


 18Kイエローゴールドの台座にペアシェイプ、マーキース、ラウンドの様々なカットを施したピンクサファイアやイエローサファイア、スペサタイトガーネット、ファイアオパール等密林の奥深くに花開く、カラフルな花のように美しいカラーが素晴らしいですねぇ。。。


 こちらはよりジュエリーをドラマティックに見せる為に、センターストーンに向けて台座を高くしているというテクニックが施されていて、見る人の目をより釘付けにする効果がありましたねぇ。。。




 こちらは『mimic mantis(ミミック マンティス)』。。。。はい、カマキリです。何処にいるのか解りますか????よ~く目を凝らしてご覧になると、左を向いてすっかり花や葉に擬態した姿が見えるかと思います。。。。


 イエローゴールドのボディーに羽根にはペアシェイプ、マーキス、ラウンドカットのルビーやデマントイドガーネット、脚や印象的な目にはツァボライト、擬態した花の花びらにはマーキスカットのタンザイトが飾られ実に楽しいネックレスです。



 さて、英語でカマキリの事を『mantis』と言いますが、これはギリシア語の名前で『mántis』に由来し、予言者という意味もあるそうです。また英語では『playing mantis』とも呼ばれるそうで、前脚をあげて獲物を狙う姿が祈っているように見えるとこから名前が付いたそうです。


 また蘭の花等に擬態する事で有名なハナカマキリは、生まれたばかりは赤と黒の二色でカメムシに似ていて、生まれて2齢期のみだけがあの姿になるそうで英語では『Orchid playing mantis』と呼ばれます。成虫になると身体が前後に伸び随分とカマキリらしくなり、蘭の花には見えないそうです。


 ギリシア神話には交尾時に共食いをする事から、ギリシア語でメスカマキリを意味する『Empousa(エンプーサ)』という怪物も登場します。。。。。。実に奥の深い昆虫ですねぇ。。。。。


 はい。もちろん、大好きです!!!!!




 実はこの日のプレゼンテーション、ちょっとした楽しい仕掛けがございました。会場に入る時にゲスト達はカギを手渡されます。ブースのあちらこちらに設置してある鍵穴にキーを入れると。。。。。

 カチカチとライトが灯るという仕掛け。。。。。また違った角度から光に照らされる事で、ジュエリーは別の表情と魅力を発揮するというユニークなプレゼンテーションでしたね。。。

 めっさ、カチカチしてるモデルちゃんとかいましたけど。。。。。



 こちらは『turban shell』というコレクションになります。


 オウムガイ等の太古の記憶を留めたかのような巻貝の美しいフォルムにインスパイヤされたこちらは、ダイヤモンドのセッティングされたケージの中に大粒の南洋真珠を飾ったロマンティックなスタイルで表現されたリングです。モダニティを感じさせるデザインも素晴らしいですねぇ。。。


 他にセンターストーンに大粒のバールを飾り、その廻りをまるで巻貝を輪切りにしたようなフレームには、螺旋を描くように放射状に広がって行くダイヤモンドが飾られたデザインのネックレスもございます。



 そしてそして、、、、私が今回のコレクションの中で一番のお気に入りがこちら。。。。。。『gulper』という鮫の顎をモチーフにしたコレクションです。実にタクーン・パニクガルらしいちょっとダークなムードが素晴らしいですねぇ。。。。

 こちらはリングですが、ホワイトゴールドの台座の上にダイヤモンドが飾られ、そこから生えた歯が実にワイルドで、まるでガオーっと口を開けた瞬間を捉えたような迫力のある作品ですね。。。しかも指にこれを飾るなんて!!!!素敵すぎ!!!!

 鮫の歯は古くからお守りとして大切にされて来ました。古代より世界中のあらゆる地域で、主に戦士達が強さと勇敢さの象徴としてペンダントにして身につけたそうで、中世ヨーロッパでは当時の人々が最も恐れていたという毒による暗殺から身を守る為に、貴族等を中心に身につけていたそうです。


 海洋民族であるニュージーランドのマオリや、トンガ、サモア等のポリネシアの人々には、古来より人を襲う鮫は『taniwha』と呼ばれ、恐れられると同時に外敵をも恐れさせる守護神として奉られて来ました。


 またサーファー達の間でも人気のお守りだそうで、一度自分が噛まれた鮫の歯を身に付けると、二度と噛まれる事はないと信じられています。


 中でもとても巨大で美しいホオジロザメの歯は、その完全性やサイズ、フォルムなどにより高額で取引されているそうです。



 こちらも『gulper』のコレクションのチョーカーですが、、、、、、素晴らしいでしょぉぉぉぉ????


 鮫の顎という自然の生み出す美しい造形をこんなにもモダニティ溢れるコンテンポラリーなデザインへと昇華させたアイテムです。18Kイエローゴールドの台座は内側に向かって歯がビッシリと並んでいて、そこにTASAKIの世界最高の品質を誇るあこや真珠が美しく飾られています。。。


 このコレクションは他にブレスレットや片耳用のピアス、胸元に寄添うように下顎の形に沿ってダイヤモンドがセッティングされたネックレスやチョーカー等、バリエーション豊かなコレクションになっていましたよ。。。







 さて、今回のプレゼンテーションでは1954年の創業から半世紀を経て、TASAKI初となるタイムピーシーズのコレクションを発表しました。



 100%made in Japanによって生まれた作品は、最高のクオリティー、クリエイティビリティ、クラフツマンシップに裏付けされ、実にモダンでワールドワイドでありながらも、一つ一つの作品には、日本人独特の凛とした姿勢やノーブルなムードさえ漂わせています。



 まずはこちらの作品『Odessa(オデッサ)』から御紹介して行きましょうね。


 ウクライナのオデッサには実に印象的な街の象徴としての階段があります。海の方向からオデッサ市街へ向かうこの登り階段は、下からの景色と上からの眺めがまるで違う不思議な階段です。


 1825年フランシス・ボッフォ、サンクト・ペテルブルグの建築家アフラアアム一世・メルニコフとポッテにより元来の200段の階段が設計されます。1837年により『怪物のような階段』を作り指令が下され。偽造罪で保釈中にイギリスから逃げて来た技術者のジョン・アップトンが建設に携わり、1841年に完成します。


 最下段は21.7mのステップの幅に対して、最上段は12.5m。下から見上げると階段の側面しか見えず登るもの大変そうな程威圧的に見えるのに対して、上からの長めは階段の踊り場しか見えずに実に平和な景色です。


 この階段は1925年Sergei Mikhailovich Eisenstein(セルゲイ・エイゼンシュテイン)監督のサイレント映画『戦艦ポチョムキン』のクライマックスとなる大虐殺のシーンの舞台としても有名です。コサック兵により子供や老人を含む大量の人々が虐殺され、ショックのあまり正気を失う人々がリアリティー溢れる表現で描かれ、後半の階段を落ちて行く乳母車のシーンは、後に『アンタッチャブル』でも引用される程映画史上に残る最も有名な階段の一つです。



 不思議な視覚効果を持つこの階段から名付けられたこのウォッチは、TASAKIを代表するパールとダイヤモンドというエレメントを存分に取入れたデザインが特徴です。ホワイトゴールドを象嵌したあこや真珠で月の満ち欠けを立体的に表現したムーンフェイズ、ブラックオパールにダイヤモンドで表現された瞬く星々を表現した文字盤が実に印象的です。


 オープンハートにキャリッジを支えるブリッジは衛星の軌道を表現し、針はまるで未知なる宇宙へと勇敢に飛び立つロケットのよう。。。ケースにはタサキオリジナルのSAKURAGOLD™が使用され日本の美意識、楚々とした嫋やかささえ感じさせる素晴らしいウォッチです。




 こちらは『serpentine(サーパンタイン)』というジュエリーウォッチです。


 『蛇の』や『曲がりくねった』という意味のこちらは、70'Sの美のスタイルにインスパイヤされていて、有機的でドラマティックな曲線がまさに蛇をイメージさせるしなやかなデザインです。


 ブラック ダイヤルとセンターストーンのサファイアを8の字で囲むように、身体をくねらせる蛇が巻き付いたようなケースが施され、やがて円で描かれたブレスレット部分へ繋がっていきます。。。。。まさに妖艶で実にセンシュアル。。。。。ピリッと張りつめた緊張感すら感じさるデザインは実に素晴らしいですね。


 こういうミステリアスで個性的なアイテムを日本のブランドが発表してくれるなんて!!!!ほんと嬉しい限りです。。。


 こちらイエローゴールドの台座にセンターストーンがダイヤモンドのバージョンもございます。そちらはダイヤルに施されて針もイエローゴールドでございましたよ。。。

  



 こちらは『refined rebellion(リファインド リベリオン)』というウォッチになります。


 TASAKIで人気のタクーン・パニクガルのデザインする同名のジュエリー コレクションは、『洗練』と『アンチ正統派』という相反する二つのキーワードによりクリエイトされ、リファインド リベリオン カットによるストーンと上質なパールとの融合が、スタイリッシュなでユニークな表情を見せるジェエリーです。


 リファインド リベリオン カットとは、従来のダイヤモンドのフォルムをキューレットアップにセッティングして山形を強調した物で、TASAKIオリジナルのカッティングです。丁度、円錐形のコーン スタッズをイメージさせるかなりパンチの効いたデザインで、古くさいデザインのジュエリーを嫌うエッジィな人々や、男性なんかからも人気ですねぇ。。



 今回、そのコレクションに加わったのがこちらのウォッチです。。。。センターにマザー・オブ・パールの上品な文字盤を配し、その廻りを3種類のサイズの違うダイヤモンドをキューレットアップにセッティングしていて、一見エレガントなアティチュードの中に、近くで見るとスタリッシュなムードを漂わせる素敵なウォッチです。


 現在お持ちの同コレクションとのジュエリーとの相性は完璧でございますし、パーティーの時等には敢えてこの存在感のあるウォッチを、ブレスレットのような感覚で主役にして、あとは真っ赤なフルレングスのドレスだけ!なんてのもスタイリッシュな装いになると思いますよ。。。。








 昨年、1954年の創業より60周年を迎えたTASAKI。made in Japanに裏付けされた伝統やクラフツマンシップを大切にしながらも、その上で只あぐらをかくのではなく、常にブランドのあるべき姿やアイデンティティーを問い、時には斬新な進化や変貌を恐れなかった事が、現在このブランドが世界中で支持されるハイジュエラーに成り得た理由の一つではないのでしょうか。。。


 ファッションブランドの中には一度成功するとそこからの転落を恐れ、最初の頃の可換に挑戦していた気持を忘れてしまい、同じ物を作り続けるケースが多々あります。やがて顧客たちは飽きてしまい失った初めて事の重大さに気付き、何とかせねばと判断に間違った慌てた商品を発表し、余計ブランドのイメージは悪くなります。



 誰も見た事がない、斬新な作品を発表するという事はかなりのリスクを抱える事です。でも未来は誰にも解らない事。。。。。新しい未来は自らの力で作り出し、そこに向かって賛同者達をきちんと教育して行く事は、今ファッション界で最も重要だと言われている事の一つです。

 


 なりたい未来を作りあげて行く事は、ブランドだって人間だって同じ事。。。。。本来その人自身のディデンティティーにそぐわない、態度や言動で『私生まれ変わりました!!!』って突然言われても、廻りを混乱させその人への疑念すら抱いてしまう事になります。



 ブランドやその人やの魅力はその中からしか生まれません。自らの歩んで来た道をきちんと肯定し、間違いは間違い、成功は成功と感情的ではなく冷静に客観的に判断し、真摯に誠実に取り組む事が最も大切な事です。。。。





 日本人の持つ凛とした美しさや姿勢が、企業理念の中にまでしっかしと浸透したTASAKIが発表する魅力的なコレクション。。。。この不安定な世界情勢の中で、今一度日本人としてのアイデンティティーを素晴らしいジュエリーを通して確認してみてはいかがですか????




  

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Pray For ...............




 この話題についてここに書く事さえもの凄く残念な気持ですが、敢えて今日は書かせて頂ければと思います。。。。。





 皆様既にご存知でしょうが、去る11月13日金曜日22時頃(パリ時間)、フランス、パリ市内、少なくとも7箇所以上で銃撃及び爆撃により事件が発生しました。



 パリ10区、11区のピシャ通りのレストラン『rue Bichat』、フォンテーヌ.オ.ロア(rue de la Fontaine au roi)通りのカフェ、ヴォルテール大通り(Boulevard Voltaire)の劇場『バタクラン(Bataclan)』、シャロンヌ通り(rue de Charonne)、レピュブリック通り(avenue de la Republique)、ボーマルシャ通り(boulevard Baumarchais)、及びパリ北部近郊の国立競技場(Stade de France)での事件が確認されていて、フランス政府の発表によれば少なくとも127人以上の死者、多数の負傷者が出ています。


 これに伴いオランドフランス大統領はイスラム過激派ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の犯行であるという声明を発表し、フランスの国境を全て封鎖、フランス全土に厳戒態勢を敷き、EUを始めとする各国と連携を取り容疑者の逮捕に乗り出し、すでにベルギーにて容疑者数名を確保しているようです。




 事件の夜はパリは戦場のように騒然としていたそうです。今回レストランやカフェが襲撃されたエリアは、東京で言うと表参道や代官山のような若者が集まるオシャレエリアです。パリコレの時も若いブランドが展示会を行ったり、またコレクションが終った後、気の合う仲間達とカジュアルなディナーを楽しむような素敵なエリアです。


 金曜日の夜、一週間の労をねぎらい、友人や恋人達と食事を楽しんだり、サッカー観戦やライブに興じる、ごく日常の中で起こった許されざるテロリズム。。。。。




 フランスは今年1月に起こった風刺雑誌Charlie Hebdo(シャルリー・エブド)本社の襲撃や、ユダヤ人食品店襲撃事件を受けISILへの軍事介入を強め、9月28日に初めてシリアで空爆を行いました。それから一ヶ月も満たない今回の事件。。。。フランスの警備体制は1月のテロ以来厳戒態勢でしたが、今日から開催されたG20に向け、さらに厳しい警備を行おうという一瞬の隙を狙ったように、事件は周到に遂行されてしまいました。





 パリには数多くの移民が暮らしています。単純労働の不足から過去にフランスは移民の受け入れを寛容にした時期があります。現在そこから第二、第三世代を迎える若者たちは、出生国主義によるフランスの国籍はもちろんの事、両親達の国籍すら与えられずに宙ぶらりんな状態です。国籍が無い事で教育を受けれない彼らはきちんとした職を得る事も出来ずに、結果パリの一部のスラム街に暮らす状況が続き、正確な数は判断出来来ていません。


 主に長年戦争が続いているイスラム圏や、独立や情勢不安のロシアやその周辺から来た人々が多く、なす術もない彼らは生きて行く為に恐喝や暴行、メトロの中のスリや物乞いをするかしか成す術はありません。


 日本人には芸術とファッション、花の都パリというイメージが強いようですが、パリには水面下でそうやって差別され、抑圧された数多くの人々が生活しているという土壌も今回の事件に何かしら関係があるのかもしれません。確固とした『クラス主義=差別』があるフランスにおいて常に体制に不満を抱いている彼ら。。。。ISILはそういう人々に対してインターネットを通じて巧みに洗脳を行います。





 友人のパリジャン等と話をすると『もう、宗教なんてうんざり。。。』なんて声をいくつか聞きます。彼らは音楽を楽しみ、シャンパンを楽しみ、キスをして生きていきたい。。。。只、いつもの通りの平和な日常を求めているようです。。。。




 事件発生の夜からパリでは厳戒態勢が敷かれ、パリ市内から自宅へ帰れない人々の為に、シェルターとして自宅を解放する#PorteOuverteのボランティア活動が個々にTwitter上で呼びかけられたり、テロの犠牲になった人々の為に献血をしようというパリ市民の申し出が殺到しているそうです。。。。


 自らを正しいと豪語する少数の人々が行う残虐な殺戮が繰り返えされる世界と、別に自分なんか正しいとさえも思っていない大多数の一般人達が助け合う世界。。。。。一体どちらが本当に正しいのでしょうか。。。。




 宗教における問題。。。。自らの神だけが正しく他を一切認めないという一神教の概念は、既に2000年以上も世界の政治や経済、文化に至る迄根強くこびりついている重要な問題で、『神の名の下に!』という言葉を盾に、十字軍やフランス革命、そして幾度かの世界大戦等と多くの無意味な血が流されて来ました。遠く離れたこの小さな島国の、何年以上も他国に直接的に侵略される事もなく、安易に様々な宗教を取り入れ、のほほんと生きて来た日本人には理解し難い感覚なのかもしれません。




 私ものほほんとした国で平和に育った一人です。でも、そんな国で育った宗教というものに鈍感な人間の独りとしてだからこそ聞きたい事があります。




 『貴方が信じる神が本当にそうしろと命じているのですか???それは、何処かの誰かによって、都合良くねじ曲げられてしまった話ではないのですか????』と。。。。。。。。




 

 この小さな地球上において一番大切なのは人間の命です。。。。それ以外は何もありません。。。聖戦なんて正統化されるべきではありませんし、、血を流す事によって解決しされるべき事項は世界の何処にもありません。『人間』は『人の間』と書きます。私達は独りだと只のホモサピエンスであり、誰かと関係性を持ち交流する事で初めて『人間』に成れるものです。私達の存在価値は人と人の間にしかありません。どんな人にも愛する家族や友人が存在し最愛の人を一番悲しませる結果と成るこの行為。。。。。。。どんな神の名の下においても、美句端麗を並べても決して説明がつく事ではないと思います。。。。。。



 犠牲になった数多くの人々、そしてその家族の皆様のご冥福をこころからお祈りします。そして余裕があるのなら、、、、世界中で起こっているあらゆる正統化されたこの事実を想い祈って下さい。遠い国で流された血は明日は私達の血になるかもしれません。世界はそれだけ震撼した状況の中にあり、決して遠い国の遠い人々に起こった特別な事件ではありません。。。。。




 そして同様にアメリカ、フランス等西側のイラク、シリアへの空爆攻撃により、5000人のイスラムの人々が虐殺されているとう事実もご存知でしょうか。。。。。




 今一度、冷静にそして思慮深く、物事をきちんと理解する時が来ています。そして個々に何かしらの答えを出し、行動しなければならないのかもしれません。。。。。。。




 私には、そんな気がしてなりません。。。。。

 

 


 



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LANVIN 2015-16 AW !!!





 はい。雨の日曜日でございましたが皆様いかがお過ごしでしたか???



 随分冷たい雨になりましたねぇ。。。これがどんどん冷たくなって、霙になって、小雪になって、、、嗚呼、、、、、大嫌いな季節の到来です。。。。。





 連日私のブログでは、少しでも冬が楽しくなるようなAW COLLECTIONのリポートをお伝えしておりますが、今日はフランスが誇る歴史と伝統あるメゾン、LANVIN(ランバン)のリポートをお伝えしましょうね。。。。




 まずは、、、、、、。いや~ぁぁぁぁぁ、、、、こんなキャップあったら被るでしょ!!!!




 こちらのキャップはコレクションの後半に登場したアイテムで、個性的なエンブロイダリーがフロント部分にリッチに施されています。細長い個性的なパーツをハンドメイドで止め付け、刺繍がフリンジのようになってキラキラと揺れる美しいテクニックが施されています。


 刺繍のモチーフはアブストラクトに解釈されていますが、満開に花開き、真っ赤な花弁を揺らす花のようであったり、こちらのハットのエンブロイダリーは大空を羽根を広げて飛ぶ、雄大な鳥のようにも見えます。

 
 フリンジやタッセル、ほつれさせたローエッジ等揺れるディテールが沢山登場した今回のコレクション。。。。アクセサリーもこちらのようにアーティスティックで、既にテンションMAXでございますねぇ~。。。。



 こちらのキャップの他にアシンメトリーにブリムをカットしたかなり大振りのドラマティックなハット等も登場していましたねぇ。。。44歳のビッグフェイスのおっさんが被っていますので微妙な感じですが、女子が被るともの凄く素敵になりますので、くれぐれも御安心を。。。。。


 




 2015-16 AW COLLECTIONにおいて、アーティスティック ディレクターのAlber Elbaz(アルベール・エルバス)はプレスリリースにこんな言葉を記しています。



 『ガリエラ美術館にてランバンの創始者ジャンヌ・ランバンにオマージュを捧げる回顧展の開催に祭し、私も自身のルーツであり、生まれ故郷であるモロッコに立ち戻りたいと思いました。』



 2015年、3月のprêt-à-porterシーズンに開幕し、8月いっぱいまで行われたランバン初となる大回顧展『ジャンヌ・ランバン展』は、Haute coutureをルーツとし、126年という世界最古の歴史を誇るこのメゾンと、創業者ジャンヌ・ランバンのクリエイティビリティー溢れる時空を超越した作品を、一同に見る事が出来る実に偉大なエキシビジョンでした。


 会場のディスプレイからアートディレクションを手がけたのはもちろんアルベール・エルバスで、その斬新なレイアウトや美しいプレゼンテーションは実に素晴らしく、展示されている作品を纏い、そのまま街に出ても全く違和感のないくらい現代的なアティチュードで展示され、改めてジャンヌ・ランバンの偉大さを認識させました。


 アーカイブスの引き出しの中に眠るジャンヌ・ランバンがデザインした名作達を、薄紙を一枚ずつ開いて行く行為は、アルベールにランバンというメゾンのコアの部分や、改めてそのアイデンティティーを体感させ、脳内トリップへと誘った事でしょう。。。。。




 そして今季、彼がテーマにしたのは彼のルーツでもあり故郷でもある『モロッコ』です。。。。。。



 モロッコ王国はアフリカ大陸の西側の上の方に位置します。国土の多くが大西洋に面し、アトラス山脈やサハラ砂漠と実に表情豊かな自然を持つ国です。先史時代にベルベル人が住み着き、その後フェネキア人、ローマ帝国等に支配され、航海の要所であった事もありスペインやフランス等の文化も取入れたエキゾティックな美しい都市です。


 今季のコレクションはこの独特の文化背景を持つモロッコのスタイルが、アルベール独特の解釈でドラマティックにランウェイの上に花開きます。豪華絢爛と厳格、フェミニンとマスキュリン、バーバーストライプとフローラルモチーフ等、コレクションを盛り上げるのは相反する要素の融合や、コントラストの強い作品が溢れます。


 カラーパレットはホワイトに始まりハニーカラー、スウィートピーチ、グレナデンレッド、エッチングと土壌のカラーやインクブルー、シナモン、ディープバーガンディー、ブラウン、グレー、そして太陽に焼かれたブラックと、自然や文化豊かなモロッコ王国を象徴するようにバリエーションに富んでいます。




 最初のルックは実にボーイッシュなルックです。らくだに跨がりサハラ砂漠での交易を生業にするベルベル人の装朿を、現代的なホースライディングというテイストで表現したかのようなクールなルックです。


 ウールベースのテクニカルファブリックで仕立てたネイビーのジャケットは、ミリタリーのエッセンスを漂わせるコンパクトな仕立てと、袖口やヘム、前立てから襟にかけて施した、さり気ないふち飾りが上品です。インナーにホワイトのコットンのインナー、ブラックに真っ赤の即賞を施したルーズフィットのパンツと実にハンサムなルックでしたねぇぇぇ。


 タッセルのデコレーションのベルトとブーツが、さりげなくオリエンタルな気分にしてくれる素敵なルックから、ドラマティックなコレクションがスタートします。。。。




 こちらのグレナデンレッドのコートも素敵でしたねぇ。。。


 モロッコの伝統的な民族衣装にジェラバという物があります。ワンピースのような貫頭衣で男性も女性も着用します。イスラム教のしきたりで素肌を露にしないように全身を覆う衣装で、デザインやカラー、素材を変えて若い人からお年寄りまで現在も多くの人々に親しまれている衣装です。


 直線のカッティングで仕立てられる、ジェラバをイメージしたようなこちらのシャープなコートは、サラリと巻いてタッセルのベルトをキュッと巻いただけのようなセンシュアルな着こなしが素敵です。ネックから前立てにリッチなフリンジを施し、アームホールの施されたブラックのデコレーションもアクセントになっています。


 レッドとブラックのエキゾティックなパンツ、ハットやブーツにも大きなタッセルを飾り、モードに解釈したオリエンタルなムードが美しかったですね。。。




 ジオメトリックで美しいモロッコタイルをイメージさせるカッティングを施した、こちらのドレスも素晴らしかったですね。。。


 ドレスはボーダー状に織り模様のある、しっかしとしたウールベースのテクニカルファブリックを使用し、ダイナミックなボディのカッティングとホワイトとブラックのみという強いコントラストが、ニュートラルカラーだけで仕立てたとは思えない程情熱的です。


 ドレスのシームやスエードのグローブにもフリンジを施し、ノットの飾りのループベルトとブルーのパイソンを切り替えたブーツにもタッセル、、、、、、、いやぁ~、なんともドラマティックなルックでございましたねぇ。。。。



 シックなカラーリングの中に大胆なデコレーションが実に美しい作品のこちら。。。。

 
 しっかりとした打ち込みと、柔らかい質感のウールベースのファブリックで仕立てたコートは、キモノスリーブのゆったりとしたショルダーがまるでケープのようで、ローエッジの繊細なデコレーションと、タッセルのロープで結ぶネックが実に個性的です。


 そしてこの素晴らしいスカート。。。。ウールシルクのビッグシルエットのラップスカートには、これでもか!と言わんばかりにフェザーのデコレーションが直線的に施されています。


 ダークネイビーに砂漠の砂のようなサンドカラーのフェザーという組み合わせも実にスタイリッシュでしたねぇ。。。



 
 サハラ砂漠の乾いた大地に暮らす人々のムードを、アルベール・エルバスが表現するとこんなにもスタイリッシュになってしまうとは。。。。サンドトーンにホワイト、ブラックを少しだけアクセントにしたこちらのルックも、素晴らしいでしょ??? 


 ジャケットはチベタンゴートのデコレーションをゴージャスに施し、ベースのカーフスキンにはパイソンのパターンをプリントしています。フロントにはかなり大きなフィーチャリスティックなドッドボタンを施すあたり。。。。なんともランバンらしいですねぇ。。


 スカートはコットンベースの楊柳を使用し、大胆に縦に走るバーバーストライプは細かいフリンジで描かれて手の込んだオリジナルの素材です。


 同じカラートンでジオメトリックなプリントを施したビッグパフスリーブのブラウスや、パイソンのブーツ、ゴールドのジュエリーをジャラっと飾り、アラブの中でも特に魅惑的で美しいとされるベルベル人のグラマラスなムードを見事に表現していましたね。。。

 

 
 歩く度にユニークな動きを見せるタッセルやフリンジのディテールには、大西洋から砂漠を抜け、旧市街へと吹き抜けるアフリカの冬の風をイメージしているそうです。その中でも暖かく、エレガントに見えるようやアウターやコート、ドレスに至っては無邪気な風や予測不能な身体の動きすら、装飾の一部にしてしまったようなアイテムは実に楽しかったですねぇ。。。。


 こちらは美しいターメリックカラーのフロッケを使用したジャケットで、ストライプにベルベットタッチのブーケが施された美しいファブリックが用いられています。ヘムの部分は前後で長さを変え、後ろのヘムは動くと楽しい動きを見せてくれます。


 インナーのドレスはルレックスの糸を織り込んだブラックサテンをサンドウォッシュ加工して、プリーツまで施したという驚きのテクニックの生地が使用されています。ボディーの脇や襟ぐり、ヘムなどにパイピングのようにホワイトのフリンジを飾り、やはり風を感じさせるデザインですね。


 今季、この種のリトルブラックドレスは秀作揃いです。。。。エキゾティックなムードを取入れながらもコンテンポラリーに仕上げたシャープなドレスは、年末のパーティーでは注目を浴びそうなチャーミングなアイテムばかりでしたねぇ。。。



 カサブランカの海に面する美しい広場にそびえ立つ20世紀の最高峰の芸術的寺院とも言われる、ハッサンII世のモスクの壁面や、アーチを飾るデコレーションをイメージさせる、こちらもドレスも実に魅惑的でしたね。。。

 

 クルーネックにドンピシャの場所のアームホール、実にクリーンなブラックのミニドレスですが、サイドにスリットを入れて、その部分だけに美しく施されたデコレーションが素晴らしいですね。


 このデコレーション、ルレックスの生地をバイアスにラフカットして、緩やかな曲線を描くようにアイロンでくせ取りしながら叩いたもので、この一部分だけのデコレーションでこれだけ華やかなムードのドレスに仕上げているのは、アルベール・エルバスの見事な匙加減ですねぇ。。。。


 ドラマティックで華やかなルックが多かった今回。。。。。実に印象的な作品でした。。。。



 はい。フィナーレは目眩くスパンコールのビジューで飾られたキラキラのルックのオンパレードです。どうしても写真になると輝きが激減してしまって残念ですねぇ。。。。是非、グーグルで検索して、動画で今シーズンの輝きを纏ったような作品を見て頂ければ幸いです。


 実にマスキュリンなフロントにロープのデコレーションを施したケープ ジャケット、インナーのトランスペアレントのトップス、ルーズフィットのパンツと全てのアイテムにドラマティックなエンブロイダリーが施されいます。刺繍を施す位置も緻密に計算されていて、セットアップする事によってより濃厚なムードを醸し出します。


 最初の画像で私が被っていたキャップや、タッセルにクリスタルを飾ったオリエンタルムードのネックレス等インパクトの強いアクセサリーで、さらにドラマティックなスタイリングに仕上げていましたね。


 この立体的でボリュームたっぷりの今季のエンブロイダリー。。。。。ほんとに素晴らしかったですねぇぇぇ。。。。。



 こちらは揺れるゼラニウム レッドのスパンコールを、胸元から袖へとボーダー状に刺繍したミニドレスになります。


 ドレスのベースになっているのは菊や桜のようなエキゾティックな花々が織りで表現されたファブリックで、キモノスリーブからのゆったりとしたビッグシルエットがコンテンポラリーなムードです。


 ガリエラ美術館で開催された『ジャンヌ・ランバン展』を見て感じた事ですが、ジャンヌはかなり古い時代からエンブロイダリーの作品を数多く発表していて、しかもその殆どがジオメトリックな抽象モチーフというのも実に驚きで、今に通じるモダニティを感じさせてくれました。

 満開に花開くダマスクローズを描きながらもの、こういうアブストラクトな表現をする。。。。。細かいディテールにさえ、ジャンヌ・ランバンのアイデンティティーが伺えました。。。



 では、アクセサリーを御紹介しましょうね。


 今季、ランウェイに登場したシューズは既にご覧頂いた通り、乗馬をイメージさせるロング丈や、少しくしゃっとして楽しむようなソフトなマテリアル等、存在感の強いブーツがタッセルやエキゾティックスキンのディテールをプラスして、少しマニッシュに足元を固めていましたね。


 会場ではこちらのような実にフェニミンなサンダルも見付けましたよ。。。。左側は美しいモロカンタイルを敷き詰めたようなアッパーのデザインで、少しトーンを落としたチェリーやオレンジのスエードにゴールドのカーフレザーをパインングし、部分的に肌が覗くとという、センシュアルなデザインです。


 右側はゴートスキンにルレックスのファブリックを貼付けたアイテムで、オープントウから捻ったようなアッパーのデザイン、華奢なアンクルストラップと繊細に作られたシューズです。


 エレガントなアッパーとは対照的な実にコンテンポラリーな建築物のような細いスティレットヒール。。。。。。このコントラストが素晴らしいですねぇ。。。



 バッグも実にチャーミングでございます。ランバンのショルダーバッグはもちろん上質なマテリアルを使用し、持っていてもストレスにならない柔らかい作り物が素敵ですね。ウエアと同じ感覚で持てるデザインやカラーも実に魅力的です。


 今季はトレンドに合わせてミニサイズが注目です。真ん中のアイテムと右のブラックのアイテムは『ミニ シュガー』で、真ん中が今季のウエアのテーマでもあるモロッコ風のオリエンタルなプリントを、カーフスキンに施したアイテムです。右のブラックは柔かなラムスキンにキルティングを施したウエアラブルなアイテムでしたね。


 一番奥のバッグは『ランバン シュガー ノマド』です。フラップの部分に施されたレザーのテープによるハンドステッチと、タッセルのチャームが今季のノマド的なムードを見事に表現しています。こちらは鮮やかなレッドのカーフスキンを使用して、他にグレインラムレザーやパイソン、オーストリッチ等のラグジュアリーなバリエーションもございますよぉぉぉぉ。。。。




 



 ランバンと言えば、ファッションに精通している皆様でしたら既にご存知とは思いますが、つい先日、今日御紹介した2015-16 AW COLLECTIONのクリエイションも手がけたアーティスティック・ディレクターのアルベール・エルバスが、14年のクリエイションに終止符を打ち、ランバンのアトリエを去る事が発表されました。




 その少し前に発表された2016 SSでは『 MANIFESTO(マニュフェスト)』をテーマに、これまでの思いの全てをぶつけたようなコレクションを発表しました。


 コレクションは一枚の布とボディーによるシーチングのトワリングから始まる洋服作りの第一段階をイメージした作品から厳かに始まり、後半においてはデザイナーが抱える様々な葛藤が作品に反映されます。服だけではなく、アクセサリーでもヒットアイテムを出さなければならない状況を暗示するような、バッグのプリントのドレスや、SNSが中心となった昨今のファッション界において、見栄えのする服と本当に着心地の良い服の真偽を問う等、現在のファッション界における様々な問題点を浮き彫りにしたコレクションを発表しています。。。。




 ラフ・シモンズのクリスチャン ディオール退任に続き、今回のアルベールのランバン退任。。。。ファッションというフィールドに生きる人間として、私達は今個々にきちんと考えて答えを出さなければいけない、そんなターニングポイントに来ているのかもしれませんねぇ。。。。。






 今季のコレクションはランバンにおけるアルバール・エルバス最後のAW COLLECTIONとなりました。14年間の彼のクリエイティビリティーの集大成を遺憾なく発揮し、彼自身のルーツでものあるモロッコという国にコンシャスした、実に美しいコレクションです。





 アルベール・エルバスのこのメゾンにおける偉業にリスペクトを抱きつつ、是非ランバンのショップを覗いてみて下さい。美しく飾られたアイテムから、彼の思いや究極なまでの美意識を感じて頂けたら幸いです。。。。



 



 2015 SS LANVINの東京でのプレゼンテーションはこちらからどうぞ。
 2015-16 AW LANVIN MEN'S COLLECTIONのPARISでのリポートはこちらからどうぞ。

  

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 PARISで開催されていたLANVIN初の大回顧展『JEANNE LANVIN展』のリポートはこちらからどうぞ。




 今回お話しした、LANVINの素敵なお話も掲載されている私の初の著書、『ブランドパスポート』は、現在絶賛発売中です。香水アルページやビジュー刺繍のドレス等、アーカイブス的なお話もありますので、是非、書店やアマゾン等でお買い求め下さいね。


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MONCLER 2015-16 AW !!!





 はい。週末でございますねぇ。。。。年末が近くなるに連れて毎日が確実に5分ずつ短くなっているような気がするのは私だけではない筈。。。。。。慌ただしい季節ですが、そろそろ町中がキラキラしてくる素敵な時期でもあります。。。。



 既に東京のファッションシーンはただ今パーティーやらイベントやら真っ最中ですねぇ。。。来週はいろんなビッグブランドのパーティーが目白多しです。私、多分何処かで急性アルコール中毒になる可能性大。。。。。。今から、腹をくくっておきます。。。。。



 比較的日々のオンタイムの私の激動の日々は、Instgramをご覧下さいね。フォローもよろしくお願いします!!!!






 では今日は、冬本番が近づいて来たこの時期に気になるフランスのブランド、MONCLER(モンクレール)の2015-16 AW COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。。。。



 まず袖を通させて頂いたのは、今季のMEN'S WEARのコラボレートによるコレクション、MONCLER aです。。。。。。。



 aとは。。。。。。。。。ami ALEXANDRE MATTIUSSI(アミ アレクサンドル マテュッシ)です。




 究極のパリジャンのワーローブをクリエイトするこのブランドは、ブランドのネームの『ami=フランス語友達』の名前の通りのフレンドリーなスタイルの中に、クリエイティブ・ディレクターのアレクサンドル・マティッシュの名だたるビッグメゾンでの経験による、確かなカッティングと美しいシルエットが冴え渡るブランドです。


 今季このモンクレールとのコラボにあたり、アレクサンドル・マティッシュは彼が一番得意とするオーセッティックな要素、70'S風のクラシカルテイスト、見た目にも暖かく見えるオーバーシルエットやハートウォーミングなマテリアル等、アミらしいアプローチが実に素敵でしたね。。。



 はい。東京の展示会では必ずと言っても良い程お会いする、もはや運命すら感じているイケメンエディター、スタイリスト、ファッションアイコンでもあるオカベ シュンスケ君とペアルックさせて頂いたのは、なんともアミらしいオーバーシルエットのダウンコートです。


 高密度コットンとネオプレーンのコンビネーションのアイテムで、コットン独特の優しい風合いと、ビックシルエットのフォルムががレトロチックで、いわゆる『ザ・ダウンジャケット!!!』というムードを醸し出していて実にチャーミングでしたね。。。



 シュン君が来ているのがクールなネイビーバージョン、私が着ているのがクラシカルなブラウンバージョンで、どちらも襟のラムファーは取り外して楽しむ事が出来ますよぉぉ。。。。。

 




 
 こちらもモンクレール aのコレクションです。



 こちらもビッグシルエットのコートですがピュアウール製の柔らかく織り上げたファブリックが素敵です。矢羽根型のフラップの付いた大きなパッチドポケットや箱ポケット等、ユーティリティーの要素をデザインとして生かしたクリーンな仕上がりで、スリーブには別布のキルティングを施し、左の袖にはやはり大きなモンクレールのエンブレムが施されています。


 デニムもコラボレーションのアイテムです。股上が深めのサリエル型のビッグシルエットのデニムで今季のアウターとのマッチ具合も完璧。。。。ヒップの右側のポケットの内側にモンクレールのエンブレムを施し、見え隠れするというユニークなディテールも楽しかったですねぇ。。。


 アレクサンドル・マティッシュのトレードマーク、そしてアミというブランドのアイコンでもある真っ赤なニットキャップも登場しています。しかもフロントに大きなロゴのエンブレム。。。。。。実にチャーミングですねぇ。。。。



 モンクレールのダウンジャケットには、内側に漫画でケアの方法の説明書きのラベルが施されていいます。アヒルのキャラクターが解説してくれているんですが、このモンクレール aのコレクションのアイテムは、そのアヒル君も赤いニットキャップを被っていましたよぉぉぉ!!!!www

 



 こちらはTHOM BROWNE(トム・ブラウン)がクリエイティブ・ディレクターを務めるMONCLER GAMME BLEU(モンクレール ガム・ブルー)のコレクションになります。


 毎シーズン、実にユニークなプレゼンテーションのショーがMILAN MEN'S WEEKで発表されていますが、今季も実にユニークでしたね。。。


 白く木枯れた冬の森の中に佇む葉の落ちた木立。。。。木にはそれぞれハンガーがぶら下がっています。やがて登場したのは10人適度のグループに分かれたモデル達。全員ホワイトのダウンのパンツを履き、ダウンジャケットは、グレー、ネイビー、ベージュと3つのグループに分かれて一斉に登場します。


 ハンガーのかかった木立に向かって彼らが整列すると、一斉に纏っていたシンプルなウエアを脱ぎ始めます。。。。そこに登場するのは実に鮮やかなクレイジーパターンを施したジョッキー達。。。。。。。


 ヨーロッパで長い歴史を持つ『競馬』をテーマに、テイラードジャケットにスキニーなパンツ、インナーにホワイトシャツとタイを絞め、ホールライディングシューズという一貫したアイテムの中で、クラシカルなウールやツィード、タータンチェックからウィンドーペーン、ファーやビジューのエンブロイダリーなど様々な素材やテクニックを駆使し、実にオプティカルな世界を表現していましたねぇ。。。
 
 こちらはウール素材のテイラードジャケットです。ホワイトのグログランテープとグレーのナイロンで施した、斜めのストライプが実にダイナミックでしたねぇぇぇ。。。


 こちらは1954年にモンクレールが初めてダウンジャケットを開発した時から、ブランドに縁のあった登山家、探検家のLionel Terray(リオネル・テレイ)に捧げるオマージュ・コレクションです。


 このコレクションは丁度一年前、リオネル・テレイがモンクレールのダウンジャケットを着用し、カラコルム探索に成功した60周年のアニバーサリーイヤーとしてスタートしました。


 極寒の地でのヘビーユースを考え、モンクレールの中でも最高水準のプロテクト機能に裏付けられたこちらのジャケットは、ガーメント・ダイド(製品染め)のようなテクスチャーを出す為に、独自のテクニックによって施された後染めのテクニックを使用し、たっぷりとダウンを用い、太めのホリゾンタル・キルティング・ステッチがアクセントになっています。


 フードも四枚剥ぎにして丁寧にダウンを詰めてボリュームたっぷり、、、またサングラスやゴーグル等を収納する便利なメッシュのポケットも備わっています。


 もちろん、、、、本気の探検にもピッタリでございますが、このレトロチックなデザインも素敵ですねぇ。。。。


 ちなみにこちらは青山店、銀座店限定モデルになります。




 こちらはMONCLER GRENOBLE(モンクレール グルノーブル)のアイテムです。2010年にスタートし、モンクレールが提案するよりラグジュアリーな大人の顧客を意識したラインで、名前のグルノーブルはモンクレール発祥のフランスの村の名前でもあり、このブランドの名前を世界に知らしめた、1968年の2月に冬季オリンピックが開催された場所でもあります。


 毎シーズン、N.Y.Fashion Weekにドラマティックな演出で発表されるこのコレクションですが、今季は『LOVE FACTORY』をテーマに、いつもよりスィートでハートウォーミングな演出で発表されました。


 会場の中央に用意されたのは巨大なハートのボックス。ハニカムに仕切られた一つ一つのタンテーブルには、それぞれ二人ずつのカップルがペアルックのようなスタイルで乗っています。それぞれのカップルはまるで宇宙旅行にでも出掛けるかのようなフィーチャリスティックなスタイルやクラシカルなダービーのジョッキースタイル、スキーやアイスホッケーはもちろんの事、渓流吊りやサーフィン等の様々なスポーツやシーンにコンシャスしたお揃いのスタイルです。。。。。


 そのターンテーブルが音楽と供に、油圧式のポンプで上がったり下がったりして作品を見せるという何ともユニークなプレゼンテーションでございました。。。。。


 時勢に配慮してカッップルの中には男同士、女同士も居て、最後のターンテーブルにはダウンのマテリアルで作られた、ウエディングコスチュームを着た新郎新婦が登場します。全員揃った所で25組のカップルが一斉にキスをするという甘い甘い演出。。。。。。。。



 もう、、、、可愛い過ぎます!!!!



 こちらのカムフラージュのマテリアルを使用したルックは、ショーではマウンテンバイクを抱えていたアイテムで、さながら雪山でのサイクリングを楽しむイメージなんでしょうかねぇ???


 ポリエステル ジャカードとレジン・コーティングを施したナイロン・キャンバスのコンビによるアイテムで、本気のスポーツシーンでの機能性を大人なスマートなムードで表現していますねぇ。。。



 ここからはメイン コレクションのアイテムになります。

 
 現代において都市で生活する人々からすると、猛吹雪の中やマイナス何十°という世界に居る事は皆無。。。。メインコレクションではどちらかというと、そんな都市生活の中で快適でスタイリッシュなテイストの提案が中心です。。。毎シーズン、私が気になるのがレザーを使用したアイテムで、今季はこんなライダースジャケットを見付けましたよ。


 こちらがダウン????と思ってしまう程スッキリしたアティチュードのこちらは、ダウンの分量を少なめにし、上質なラム・ナッパ・レザーとダイヤモンドキルティングがスタリッシュな一枚でしたねぇ。。。


 こちらは撥水加工を施したライト・ウエイト・ウール・フランネルと、上質な光沢を放つ為にハンマー加工を施したファイン・ナイロンを組み合わせたダウンジャケットになります。

 
 規則的なチョコレートのような大きめのステッチや、ポケットのフラップのデザイン等実に礼儀正しい印象なので、是非ビジネスシーンなんかでスーツの上に羽織って颯爽と着こなして頂きたいですねぇぇぇ。。。







 ここからはWOMEN'S COLLECTIONをリポートして行きましょうね。 まず注目のコラボレーションはイギリスの人気ブランドERDEM(アーデム)とのコラボレーションです。



 デザイナーのErdem Moralioglu(アーデム・モラリオグル)は1976年カナダのモントリオールでトルコ人の父とイギリス人の母の間に生まれます。イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ為に渡英し、卒業後N.Yでダイアン・フォン・ファステンバーグの元で経験を積み、2005年に自身のブランドを立ち上げる為に再び渡英します。


 自身の中に流れる血や様々な都市での経験を生かしたコスモポリタンなコレクションは、今最も注目されるイギリス人デザイナーの一人としてあげられ、ミッシェル・オバマ大統領夫人を始め、キーラ・ナイトレイ、クロエ・ゼフィニー等数多くのセレブリティーを美しく飾って来ました。



 今季のコレクションでは彼女の特徴でもあるフェミニンでエキゾティックな独特のムードと、モンクレールの最高技術のマリアージュによる、かつて見た事のないオリジナリティー溢れる作品達が登場しました。


 こちらの作品はグレーのフランネルを使用したエレガントな作品です。右はシックなスタンドカラーのケープで、全体にビジューのエンブロイダリーを施したモチーフを飾ったドレスのようなピースです。


 左は緩やかなAラインのシルエットに、ケープのようなダイナミックなムートンのカラーを施したアイテムで、これからの季節、フォーマルなパーティー等でドレスの上からオペラコートとしても使用で来そうな華やかなアイテムでしたねぇ。。。



 こちらもアーデムとのコラボのアイテムになります。


 彼女が最も得意とするモチーフの一つ、クラシカルなフラワーモチーフのプリントを施したアイテムです。オランダを代表するヤン・ダーヴィッツゾーン・デ・ヘームの華やかな
静物画イメージさせるようなこちらのプリントも実に素敵でしたね。。。


 冬の時期、寒い外に出掛けるのにアウターを着るのって、その行為自体がストレスだったりしますよねぇ。。。そんな時も楽しい気分にさせてくれるようなこんな華やかなプリントが施してあり、しかもこちらリバーシブルで裏返すとシックなブラックで、ヘムからチラリとフラワーモチーフが覗くアイテムになります。



 ちなみに17世紀に繁栄を極めたオランダのスーパーリアリズムとも言われる静物画ですが、その中に描かれるチューリップの花は当時まだオランダでは栽培されていなくて、人々はオリエンタルの憧れとして好んで描いたそうです。。。


 長い年月をかけて品種改良を繰り返し今やオランダを代表する花となり、チューリップの品種改良の技術が、今日のオランダを世界有数の生花産業の中心地にした所以でもあります。。。




 もう、、、、バンビですよぉぉぉぉ。。。。。。これは、絶対的に確信犯ですよねぇ。。。


 極細ナイロンファイバーの糸を使用して織り上げたファブリックは実に滑らかなシルクのような肌触りで、そこに施されたバンビのパターンが!!!!!頭に来る程可愛いですねぇ。。。しかも、いろんなバージョンでアクセサリーまで登場しています。。。


 こちらもリバーシブルでございまして、裏側は無地としても楽しめるアイテムです。



 会場では、こんなコンテンポラリーなアイテムも発見しちゃいました!!!


 ウルトラライトで高密度、シルキーな光沢が美しいイタリア製のファブリックを使用していて、鮮やかなカナリアイエローがなんともキャッチーですねぇぇぇ。。。シンメトリーに施されたキルティングは、袖口やヘムの部分はホリゾンタル・キルティングで、胸元やショルダーの部分には斜めに大胆に施されています。


 ステッチの間に施したジップポケットのブラックや、袖口のドローストリングもアクセントになっていて、襟元のモンゴリアンファーのカラーは付け襟として単品でも使用出来るという優れものですよぉぉぉ。。。



 こちら、そのままドレスとしても着れそうデザインでしょ???


 トップスは80'Sのボンバージャケットのデザインで、ハイウエスト部分にしっかりとリブを施しボディーにフィットしたデザインです。そこにギャザーとフレアーでボリュームを出したプリンセスライクなスカートを施し、アウターとは思えない華やかムードです。


 これなら、朝、インナーに薄手のニットとレギンスだけでも大丈夫。。。。ただし絶対的に脱がなくて良いなら。。。www


 ちなみにこちらのファー付きのフードも取り外し可能です。。。。



 昨年度発表して大人気となった人気のコレクション、VOUGLANSのアップデートバージョンとして登場したこちらのジレも素敵でしたねぇ。。。


 ボディーにはリッチなフォックスワーを施し、裾にはブラックのテクニカルファブリックのボリューミーなフレアーを飾っています。ローウエストに施したベルトでアクセントを付け、まさにモンクレールの最高技術を用いて、ドレスの感覚で仕上げたアイテムです。


 冬のパーティーでこういうのを着ていると、もうそれだけで勝ち組ですよねぇ。。。


 アクセサリーも実に充実しているモンレールですが、ウエアを制作する上で得た、高い技術とラグジュアリーなマテリアル、そこにスタイリッシュなデザインが融合した素敵なアイテムが豊富です。

 
 バッグやシューズ等、多くのアイテムでウエアでも追求している軽量化を計っているのも実に便利ですし、ウエアと同じテイストのアイテムをハイブリッドなアクセサリーで楽しめるのは嬉しい限りですねぇ。。。


 今季はやはりファーがとっても気になりましたね。。。。左はフォックスを使用したブーツで右は少し長めのレングスでラビットを使用したアイテムです。どちらもファーの上から太めのブラックのリボンをレースアップするという大胆なアイディアが可愛いですねぇ。。。



 バンビのコートにレギンスに、こんなモコモコファーのブーツなんて!!!!!
さらに確信犯でございます。。。。。。。wwww

 









 ヘビーユースのスポーツウエアとして誕生したモンクレールというブランドは、時間をかけてハイブリッドを重ね、現在では世界有数のスタイリッシュなファッションブランドの仲間入りをしました。ハイエンドなラグジュリーなアイテムから、子供から大人迄楽しめるベーシックなラインに至る迄の全てに、徹底的なまでのクラフツマンシップに基づいた最高級のクオリティーを感じる事が出来ます。



 まさに誰もが言う、一度袖を通すとやめられなくなるダウンジャケットです。。。。。。



 さて、そんなモンクレールですが先頃、東京の銀座にフラッグシップショップをオープンしました。来年世界発売されるLAのアーティスト、Friends With Youとのコラボによる可愛らしいキャラクター達のアイテムが、銀座のショップのデコレーションやキャンペーンカーになって町中を走り、SNS等でご覧になった方も多いかと思われます。


 オープンに先駆けて事前に行われたパーティー、そしてオープン初日は朝からお祭り騒ぎ。。。。アーティストMIYABIのライブや、アメリカから駆けつけたTerry Richardson(テリー・リチャードソン)によるフォトライブセッション、DJ VERBALによるDJプレイ等でテンションMAXのこの日は、セレブリティーと一般客を一同に集めるという前代未聞のビッグイベントとなり、しばらくの間この話題が東京のファッション業界では持ち切りでしたね。。。




 常に楽しいニュースを届けてくれるモンクレール、、、、、。ショップのディスプレイやウィンドーも実に楽しいこのブランドの『ダウンジャケットと供に生活する喜び』という素晴らしいメゾッドを感じに、是非ショップに足を運んで見て下さいね。。。。。






 MONCLER 2015 SS 東京でのプレゼンテーションの模様はこちらからどうぞ。


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3.1 Phillip Lim 2015-16 FW !!!





 はい。今日は木曜日でございましたねぇ。。。



 オフィスワーカーの皆さまからすると、あと一日!って感じでそろそろ休日モードなんですかねぇ???そして、あと一日で今週の仕事にカタを付けないとイケナイ!なんて必死の方々もいらっしゃるのでしょうねぇ。。。




 もう、かれこれ、、、、20年以上。。。。。。。私、曜日に縛られた毎日を送っておりません。。。。仕事がある日が出勤、無い日はお休み。。。。。多分、これから先も絶対オフィスワークなんて出来ないでしょうねぇ。。。月曜の朝9時出社とか多分無理。。。。。


 アフターファイブ、とか金曜の夜からちょっと旅行に出掛けるとか、退社した後英会話のレッスンとか。。。。。実は、少し憧れていました。。。。。




 もちろん、美味しいとこだけですけど。。。。。。。。。。本当はとっても大変なんだとお察しします。。。。。




 さて今日は私のワードローブを占める確率がかなり高い3.1 Phillip Lim(スリーワン フィリップ リム)の2015-16 AW COLLECTIONをリポートして行きましょうね。



 まずは、既にPARISで見せて頂いた2015-16 AWのMEN'S COLLECTIONのアイテムに袖を通させて頂きました。


 このコレクションはフィリップの見たユニークな夢からインスパイヤされています。夢の中で彼は厳しい岩山をロッククライミングしていたそうで、頂上を目指して登っていると、いつの間にか木星に到着していたそうな。。。。。


 アウトドアやロッククライミングのユーティリティーの要素と、木星や宇宙からインスパイヤされたスペーシーなテイストが混ざり合ったコレクションは、いつもにも増してタフでワイルドなコレクションでしたねぇ。。。



 こちらはロッククライミングの際に用いられるロープを縛るというアイディアを、ジャカードのパターンでシャツジャケットに落とし込んだアイテムです。


 テクニカルファブリックの柔らかな風合いとジオメトリックな印象のロープと結び目のパターンは実にクールで、ネックにリブ、フロントにドットボタンで機能性を表現しながらも、シャツのデザインに着想したカフスとヘムを施す当たりに、フィリップの個性的なセンスが光っていましたねぇ。。。。




 


 コンテンポラリーでウエアブル、穏やかなアティチュードの中にアーティスティックな香りを漂わせるN.Y発信のブランド、スリーワン フィリップ リムの2015-16AWシーズンはいつもより少し哲学的です。


 カラーやシルエット、ファブリックという目に見える部分だけではなく、日々アトリエの中で作品をクリエイションして行く中で、再発見した新しいアイディアをコンセプトにした意欲的コレクションです。



 テーマは『秩序に対する挑戦』です。。。。。



 2015年9月、ブランド創立10周年のアニバーサイーイヤーを迎えたフィリップは、その一つ前となるこのコレクションで、改めて自身の歩いて来た道のりを見つめ、客観的に自分の今ある状況を捉えています。

 どんな小さなコミュニティーの中にも、ある種のしきたりのような『秩序』は存在します。彼がこれまでクリエイトして来た作品の中にも、確固とした『秩序』は存在し、その構造や彼の作品の最も愛されてる理由の一つ、『プリティー』というスタイルにさえも鋭いメスを入れています。



 まずは自身の作り上げて来たスタイルの破壊からクリエイションはスタートします。『秩序』の結晶でもあるスーツやトレンチコート、また美しいとされるレディライクなドレスに立ち戻り、原型自体から破壊を試みます。

 再構築する際に生きて来るのが彼にしか出来ない独自の生地使いです。裏返したり、そこに捻りを加えてみたり。。。。何度も繰り返される作業の中で、もの凄くフィップらしくもあり、そして全くフィリップらしくもないという、フレッシュなアイテムが誕生します。。。。
 

 秩序と破壊にコンシャスした今回のコレクションでは、こちらのルックのように皆様が見た事があお馴染みのアイテムが、新しい解釈や斬新なスタイルへと昇華されて登場します。

 このブランドを代表する絶妙なヌードカラーのこちらのスーツですが、ジャケットはまるで縦に長く引き延ばしたようなほっそりしたシルエットです。

 狭めのVゾーンに飾られたクリーンなラペルと襟、両たまぶちの胸ポケット、8つも施されたフロントのダブルブレストとマスキュリンな要素がいっぱいですが、ビッグリシルエットの中にもウエストの部分を少しだけつまみ、ウエストのボタンを閉めるとエレガントなAラインのシルエットを描きます。


 秩序的な見解から判断すると、こんな礼儀正しいジャケットにはボックス型のタイトスカートや、テイパードパンツがコーディネイトされますが、同素材で仕立てられたのは実に軽やかなハンカチを巻いたようなアシメントリーなスカートです。。。

 構築的なトップスとアンコンストラクティッドなスカートという、相反する要素で構成された新しいスーツの提案は実にユニークで、しかもそれが違和感なく見事にマッチしているのが、フィリップの10年という経験の中で研ぎすまされて来た感性なのかもしれませんねぇ。。。




 いくつかのブランドのランウェイでも登場していたチェックのフランネルも、ニル・ヴァーナのギタリスト、カート・コバーンのようなグランジ的なムードは沢山見かけましたが、こちらではシャープでアーティスティックに解釈されているのがユニークでしたね。。。


 ソフトな風合いにブラッシングされたフランネルを使用し、左はアシンメトリーのトップスに落とし込んでいます。ベースのTシャツ型のアイテムは縦地でチェックのゲージを取り、その上にレイヤーしたケープ部分はバイヤスで取り、服自体が歪んで見えるような楽しい効果を生み出しています。


 右はフランネルのムードをオーセンティックなシャツのスタイルで表現していますが、ネルシャツのようなダブルステッチは一切入れずにクリーンに仕上げ、ウエストにベルトのディテールを施し、キュッと絞めると、やはりチェックが歪んでユニークなアティチュードになります。


 見えている姿と構造的なギャップや実にユニークで、想像しているのもがその通りとは限らないというアプローチも、哲学的で実に興味深かったですねぇ。。。



 こちらのコートに使用されているファブリックも実に楽しいでしょ?一見するとプリントのようにも見えますが。。。。。


 こちらはブラックのウールに、ホワイトとオレンジのカールの付いた毛糸をニードルパンチで閉じ込めたオリジナルのファブリックになります。ニットが持つ本来の暖かいテクスチャーを残しながらも、アクションペインティングのようなダイナミックなカラーリングのコントラストがユニークですね。。。


 ブランケットのように柔らかく楽しめるアイテムなんですが、ラペルからフロントの前立てのライナーに、ブラックの光沢のあるテクニカルファブリックが施してあるので、ルームウエア的なぼやけた印象は一切無く、都会的なアイテムに仕上がってていましたね。



 今季、数多くのアイテムの中でユニークなアクセントとして登場していたのが、こちらのトップスのショルダーに施されたDリングです。アウドドア由来のこのハードなディテールが今回のコレクションに実に楽しい味わいをプラスしています。


 こちらのアイテムはフロントに立体的なチェックのファブリックが施されたニットのアイテムですが、Dリングをフワフワのニットで包んでいるのも可愛らしく、アクセントとしても素敵ですし、ここにストールを引っ掛けて楽しむ事も出来ます。

 また、ドレスのウエストにこのDリングが施されたリボンがあしらわれ、ビッグシルエットで仕立てたアイテムのウエスト部分だけをキュッと締めて、ユニークなシルエットを生み出します。


 このアイディアはDIY感覚でフレキシブルに楽しめるので、自分に快適なスタイルで楽しめますし、絞める事で布目やチェックのパ ターンが微妙に変化し、より楽しいアピアランスを生み出します。




 こちらのコートも実に素敵でしたね。。。 


 レッドとブラックの糸をメランジェした柔らかい風合いのウールベースのテクニカルファブリックのコートは、かなりのビッグシルエットに左右に広がるようなラペルと襟、シャープな箱ポケットとメンズライクなディテールのアイテムです。

 
 ユニークなのがコンバータされたインナーのキルティングのコート。。。。アウターのコートのサイドにはかなり深めのスリットが施され胸元に施されたホックを留めると、あえてフレアーでボリュームを出したインナーのキルティングの部分が、ドレスのように広がり実にフェミニンなムードになります。。。


 まさに今回のコンセプト、『秩序の破壊』を実にエレガントなスタイルで表現した素晴らしいアイテムでしてたねぇ。。。



 フランネルのチェックはこんなバージョンでも登場しましたよ。まるでコンバータされたドレスのようにも見えますが、こちらはレイヤーで作り出したルックです。


 トップスはブラッシングして柔らかいテクスチャーに仕上げたフランネルのシャツで、右側のウエストにのみDリングとベルトが施されています。その上に重ねたのは同じカラーリングのフロッケのノースリーブのトップスで、ローエッジにしたパーツをパッチワークのように重ねて個性的なアイテムに仕上げています。


 スカートは最初に御紹介したルックでも登場していた、ハンカチをくるりと巻いたようなアシンメトリーなデザインで、こういうディテールはイブニング等のドレスでは頻繁に登場しますが、ここまでストリートに落とし込むのはさすがだなと思いましたねぇ。。。



 『秩序』の代名詞とも言えるミリタリー。。。。本来機能性のみを追求したこの種のアイテムは、ここ数シーズンMA-1を中心にトレンドになっていて、誰もが見慣れたオーセンティックなデザインだからこそ解釈の仕方も実にバラエティーに富んで、いろんなブランドで個性的なアイテムを見付ける事が出来ます。。。。


 MA-1とモッズコートとしても同じのM-51をミックスしたようなこちらのアイテムも、ストリートを意識したクールなルックでしょ???一番上に羽織っているのは実はジレです。実用的なステッチをいくつも施したアイテムにはフードが付いて、その廻りには、かなりボリュームのあるフォックスファーが飾られます。

 
 見えている袖のキルティングは実はインナーのジャケットに付いている物で、こちらは身頃にウールミックスのテクニックファブリックを使用した、クラシカルなピーコートのデザインです。


 レイヤーした時に、ジレの身頃とジャケットのスリーブのトーンのニュアンスが違うのもユニークで、カジュアル目のパーティーなら、ヒッピードレスの上にこちらのジレは羽織ったりしても素敵なんじゃないでしょうかぁ????
  



 こちらはまさにMA-1を再解釈したルックです。シャツにMA-1、タイトスカートという実にノンシャランとしたスタイルですが、ディテールは細かいアイディアに溢れ、着る人の固定概念を裏切ります。


 ジャケットのMA-1はかなりオーバーサイズのMEN'Sのアイテムをボディーの上でWOMNE'Sサイズに作り替えたかのような行程が伺えますね。右胸や左肘のジップポケットのディテールが、デフォルメされたかのように大きく作られています。袖口のリブもかなり太めに作られていて、こういうディテールを大きく作ると着る人の顔やボディーを華奢に見せる効果もあります。


 一見するとタイガーに見えるスカートはなんとレース。。。。立体的にユニークなパターンで織り上げられていて、トップスのレースのシャツの、長めのヘムを透けさせるコーディネイトです。


 何一つ普通のアイディアでは作られていないアイテムで作られる、一件するとベーシックなルック。。。。。。今季のポイントはこの部分かもしれませんねぇぇぇ。。。



 シックなカラリーイングに合わせた今季のアクセサリーですが、ウエアに用いられていたようなリングをアクセントにした『ALIX(アリックス)』という新作のコレクションが登場しましたよ。少しハードなアティチュードとアクティブな印象が注目で、今季のマニッシュなスタイルにガシガシ持ちたい感じですねぇ。。  


 左上のバーガンディーのレザーが美しいアイテムはフラップショルダーバッグです。調節可能な太めのショルダーが付いていて、ミッド センチュリーの家具をイメージさせるようなハードウエアが用いられ、フロントのパーツはペーパークリップからインスパイヤされているそうです。。。    


 左下のブラックのスクエアなアイテムはメタルパーツを持ち手の部分にあしらったバージョンで、その上の丸っこいのはクラッチ。サイドにジップが施されていて、全体のシェイプとメタルパーツのバランスが素敵なアイテムでしたねぇ。。。 



 コレクションに登場したシューズは、こちらのようなレースアップのブーツや、同じくレースアップを施したヒール等、個人的にはヒールの高いアイテムが気になりましたね。


 左側のアイテムようにボクシングシューズのような少し長めのピッタリしたシューズが注目で、細いコードのレースアップの上からさらに太めのコードでデコレーションしたユニークなフロントが気になりましたね。。。こちらはボディーにタイガープリントを施したポニースキンと、アイボリーのレザーのコンビが上品なアイテムです。

 


 右のスニーカーも可愛いでしょ?丸みを帯びた全体のフォルムと、かなり太いリボンのようなコードがガーリーな印象です。ハイカットタイプのデザインですがスニーカーの野暮ったさを最大限に排除したアイテムでしたね。。。








 自ら作り上げた来た『秩序』を破壊し、客観的な視野で全く新しい作品を生み出すクリエイションの中で、フィリップは『厳格さ』すら体感したようです。。。。そしてそれを楽んだ結果が、今回の遊び心溢れるユニークなコレクションを生み出しています。。。。

  


 2015年9月、フィリップ・リムはブランド創立10周年のアニバーサリーを迎えました。



 2005年に当時31歳だった彼は、同じ年のビジネス・パートナー  ウェン・ゾウと供にスリーワン フィリップ リムを立ち上げます。既に発表されている2016 SS COLLECTIONでは、自らの10年間の軌跡を辿り、自身に、そして混沌としたこの時代へ向けた『STOP AND SMELL THE FLOWERS』というテーマで、実に感動的なコレクションを見せてくれました。



『ちょっと足を止め、いつも咲いている花の美しさに目を留めそのほのかな香りを味わうように、いま目の前にあるものの美しさや奇跡を、人生そのものを、楽しんで感謝する』




 記念すべき帰路に立ち、彼自身の今の心境をテーマにしたコレクションを見て、少しずつでも良いので、丁寧に、そして愛おしむように、毎日を生きて行かなければならないという思いに駆られたのは、私だけではないと思います。。。。




 さて、2015-16 AW COLLECTIONのラインナップが出揃ったスリーワン フリィップ リムのコレクション。。。。オーセンティックなアティチュードで、決してオーセンティックではないアイテムを取入れて、ノンシャランとしたアティチュードで秋冬の装いを楽しんでみて下さいね。。。。




 

 
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CA4LA 2015-16 AW !!!





 はい。11月に突入しましたねぇ~。。。。今年も残り2ヶ月を切りました。思い残す事はないですかぁ???(ってまだ全然時間あるけど。。。。)



 さて、11月は日本では『霜月』。文字通り霜が降りて来る寒さが増す季節です。『凋む月』が訛ったという説や『神楽月』という別名もあるそうです。英語では『November』ですが、これはラテン語で9番目を意味する『novem』に由来しているそうで、かつて3月から一年がスタートすると考えられていましたので、3月から数えて9番目にあたる現在の11月がこう呼ばれたそうです。




 既に過ぎ去っていますが、10月の事を『神無月』と日本では言いますね。これは日本中の神様が出雲大社に集まって一年の会議をする為、身近な神社から姿を消すという俗説に基づいていて、逆に出雲ではこの月を『神有月』と言います。このエピソードは中世以降に出雲大社の御師が民間語源として広めたらしく、この時期の出雲は日本中の神様が集まるという事で参拝客でごった返します。


 また『徒然草』の中では諸社に祭事が無いためとか、9月の台風の季節が過ぎ穏やかな日が続く事から『雷無月』、新米でお酒を仕込む時期から『醸成月』等諸説ございます。。。





 出雲以外の場所に神様がいなかったのは先月迄の話。。。。。もう、それぞれの場所に神様はお戻りになり、今日も祝日明けでちゃんと出勤しておりますので、ご安心下さいませ。。。。 wwww







 今日は、私もとても御贔屓にさせて頂いてる日本のハットブランド、CARLA(カシラ)の2015-16 AW COLLECTIONのリポートをさせて頂きましょうね。


 既に発表されている2016 SS COLLECTIONの展示会でも、ストローや軽やかな夏にピッタリのアイテムが沢山登場していましたが、今日御紹介するのはまさに今ショップに走ればすぐに楽しむ事が出来る、AWシーズンのアイテム達です。。。




 まず最初に被らせて頂いているのは、、、、、以外とシックでしょ????こういうのも嫌いじゃなんですねぇ。。。www


 デザイナーTamariさんがクリエイトしたこちらの『LIGHTLY』は、その名の通り実に軽やかなハットです。軽やかなのはその重量だけではなく、気分も軽やかという事なのですが、、、、実はトラベラーハットなんですね。。。。


 クラウンの部分に内側から手を入れて膨らませて二つ折りにして、ブリムの端からクルクル廻すとコンパクトになります。ベルトは取れるので普通にベルト(ウエストが細めの人に限りますが、、、)としても、ネックレスやグルグル巻きでブレスレットとしても楽しめます。

 いやぁ。。。。これは旅が多い私なんかには嬉しいアイテムですねぇ。。。しかも、トラベラーハットっていかにも実用的な物が多く、あまりオシャレなアイテムがないんんですよねぇ。。。。


 ジェットセッターの皆様にはオススメですよぉぉぉぉ~。。。。。




 2015 -16 AW シーズン、カシラがテーマにしているのは『YOU and I』というコンセプトです。。。。自分と自分な好きな人と帽子を被る喜びを共有したり、同じファブリックやデザイン、帽子自体もシェアしたりと、デイリーライフにおける楽しい帽子の在り方を追求しています。  


 今回のコレクションにはウエアのトレンドでもある、クラシカルなウールやラビット、エドワーディアンなチェックやシックなカラーリングのファー等、落ち着いたムードが目立ちましたね。そしてやはりファッションのトレンドでもある何処と無くマスキュリンなテイストも、お気に入りのアイテムを見付ける際には頭に置いておいて下さいね。





 とにかく、コレクションの数が多いんですよ、こちら。。。。。。そんな中からも私のお気に入りの注目中の注目のアイテムを御紹介して行きましょうね。。。。



 こちらはデザイナーのRiyoさんの作品です。いやぁ。。。。。。カワイイでしょ????テーマでもある『YOU and I』というキーワードは、こんなにも楽しいハットに落とし込まれました。


 『初めまして』と人と人とが出会う決定的な瞬間、その出会いが一生を変えてしまうかもしれない瞬間の行為の握手、そして好意を持つ人に差し出されるエレガントな手をテーマにした、なんとも楽しいアイテムです。

 

 左側のハットは『SHAKE HANDS-TH』という作品で、グレーのウールのトップハットのベースに、ツイードとレジメンタルストライプのジャケットを着た男性の手が握手をするユニークなデコレーションが施されています。手仕事によるモチーフは爪の部分迄実に細かく再現されていて、ブラックのパイピングやリボン等トータルでイギリスのジョントルマンのムードに仕上がっています。


 商談でしょうかねぇ?????。。。。。。男同士。。。。。いやぁ~気になります!!!!


 右は『HANDS-BH』というハットで小振りのボーラーハットをベースにしています。先に御紹介したアイテムがイギリスの紳士風だとしたら、こちらはPARISのマダムかマドモワゼルって感じのフェミニンなムードです。レースのブラウスにパールのブレスレット、赤いネイル等のディテールも実にエレガントなムードです。


 個人的にはこちら、『時計仕掛けのオレンジ』のガールズバージョンのように、ビッグシルエットのタキシードに片目を隠すような感じで取入れて頂きたいですねぇ。。。もちろん、ネイルもリップも真っ赤で!!!!!



 今のうちから、来年のハロウィーンの仮装用にいかがでしょうか?????wwww





 こちらのハットも実にユニークなテクニックが施されています。


 同じデザイナーRiyoさんの作品ですが、帽子なのに圧縮パックに入って販売されます。ボディのベースはチェコ製のラビットファーで制作したポークパイハットで、アンティーク調の落ち着いたムードが素敵ですね。。。


 注目なのはここからです!!!!説明して行きましょうね!!!!まず左側のカーキのアイテムは『GOLD-H』というアイテムになります。ベースのポークパイハットを潰し、そこにハケでノリを手塗りし、上からヒート加工で箔シートを圧着でプリントしています。


 シートごと圧縮シートの中にいれ、購入した人はまずシートを開けて帽子を取り出し、シートを剥がす行為を行います。シートを剥がすとプリント出来なかった箔がポロポロと落ち、独特のテクスチャーが生まれます。。。。まさに世界に一点物のアートピース完成するというユニークなアイテムです。。。。



 真ん中と右側のアイテムは『SABI-H』というアイテムで、こちらは帽子、リボン、布、紙を錆染め作家に染めてもらい、全部セットにして圧縮袋へイン!!!!袋の中でそして取り出した後も進行する独特の化学変化は、まるで日々帽子が変化していくように奥深いカラーへと移り変わって行きます。


 時間の経過や偶発的な楽しみを取入れたアイテムですが、そのアティチュードが実にシックで落ち着いている所が素晴らしいですねぇぇぇ。。。


 是非、バードウォッチングや屋外でのスケッチが趣味のお父さんがいらしたらプレゼントしてはいかがでしょう???落ち着いたムードの中にキラリと光る斬新なアイディア、、、、。そんな違いの解る大人の男に被って頂きたいですねぇぇぇ。。。



 カシラは毎シーズン、映画やアーティスト、ブランド等とコラボレーションしたコレクションを発表しています。リミテッドで実に個性的なデザインが登場するので、ファンには溜まらないラインナップとなっています。


 今季はミハラヤスヒロ、アーティストの寺井ルイ理氏、好評のアンディー・ウォーホル等のアイテムが登場していて、オリジナルのコレクションとはまた違った印象で楽しかったですねぇ。。。



 私が被っているのもコラボのアイテムで、こちらはイギリスのクリエイティブ・ディレクター、スタイリスト、デザイナーとマルチなオシャレ番長、HARRISS ELIOTT(ハリス・エリオット)とのコラボによるものです。


 クラシカルなソフト帽をベースにした、かなり高めのクラウンに狭いブリムが個性的なアイテムですが、被るとシックリ来てしまうのはバランスの取り方が上手いからだと思います。私、ビッグフェイスに馬面なんでこのデザインはこれまで避けて来ましたが、ようやく似合うブリムの狭いこの種のハットを見付けた気がしました。。。。



 同じお悩みの方はどうぞ。。。。。



 HARRISS ELIOTT(ハリス・エリオット)は2015年6月から8月までロンドンのサマーセットギャラリーで『RETURN OF THE RUDEBOY』という注目のエキシビジョンを行い、6万5千人を越える来場者を呼び大きな話題となりました。


 RUDEBOY(ルードボーイ)とはジャマイカのスラングで『不良少年』の事です。第二次世界大戦後の60'Sの時代、イギリスへ渡った数多くのジャマイカン達が自らのアイデンティテーを守る為に、ギャングスタイルをルーツとする個性的で艶やかなスタイルを楽しみました。


 ハリスはカメラマンDEAN CHALKLEY(ディーン・チョークリー)とタッグを組み、一人一人圧倒的なスタイルとアイデンティーを持ったルードボーイ達を撮り下ろしこの展覧会を開きました。そこには時間をかけて変化を遂げて行ったルードボーイのスタイルが見事に切り取られ、何が一番かっこいいのかという事を明確に示しています。。。。



 ファションは何を着るかではなく、どう着るか。。。。。そしてアイデンティーを見事に映し出す鏡。。。。そんな同じ理想を持つイギリスのオシャレ番長と、原宿の帽子ブランドの夢コラボレーションのコレクションです。。。。





 引き続き悪な感じでお送りしますね。。。。。www こちらはデザイナーDoさんによる作品で、その名も『GANGSTER』。。。。。低めのシャープな変形型のクラウンと幅の広いブリムが実に個性的なクールなアイテムで、本体にはポルトガル制のラビット混ウールを使用し滑らかな肌触りです。

 スタイルとしては名前の通り、ミュージカル『シカゴ』なんかに登場する、30'Sの禁酒法時代のアメリカンギャングのムードで、個人的には肩幅の広いジャケットなんかを合わせてクラシカルに楽しみたいアイテムです。

 えっと、成り行き上。。。。。パイレーツ・オブ・カリビアンになってしまいましたが、、、、こちらのレジメンタルのシルクのリボンは、もちろん帽子のアクセントとしても使えますが、取り外し可能なのでスカーフとして単体としても使えますし、こんな風にも楽しめます。。。。


 是非、来年のハロウィーンには。。。。。。。。。しつこい?????



 依然としてトレンドのつば広帽でございまして、この秋は去年より数多く街で見かける印象がありますねぇ。。。。


 そんな中、今年はさらにアップデートしたハットをお探しの方にこちらのアイテムをオススメします。 Tanimotoさんデザインによる『TIARA HAT』は、本来リボンのデコレーションが施されるブリムとクラウンの間に、瞬く星のようなティアラが飾られたエレガントなピースです。


 ティアラは一から制作したオリジナルで、よりリッチな印象にする為にアクリルではなくガラスピースを使用しています。クラウンは美しいティアドロップ型、そこに少しダウンしたブリムが実にドラマティックで、イングリッド・バーグマンのような往年のハリウッド女優のムードすら漂わせます。


 そうですねぇ。。。少し斜めに被って片目を隠して、やっぱりトレンチコートですかねぇ???エアポートですかねぇ。。。。。。はい、妄想が膨らみます。。。。。



 こちらの独特の皺が楽しいハットはデザイナーMurayamaさんによる『PLAY SCULPTURE-ALUMI LEATHER』という作品です。


 チューリップハットをベースにしたフォルムですがそのマテアルは驚きです。表に使用しているのは最近注目されているカンガルーレザーで、内側にアルミ箔が施されています。アルミ箔独特の形状記憶的な効果をレザーで体感する事が出来て、もちろんフォルムは自由自在に楽しめますし、トラベルハットとしてくるくるまとめてラゲージに入れる事も可能です。


 部屋に置いておく時もまるで彫刻を作り出すようにクチャクチャしたりと、オブジェとしても楽しめそうなアイテムで、コミュニケーションのツールにもなりそうなアイテムでしたねぇ。。。




 はい。馬面ビッグフェイスにはまるで無縁のニットキャップでございます。。。。こういうのをオシャレに被ってる人を見ると、ほんとに羨ましい限りでございます。。。。


 こちらはデザイナーのShinoさんによる『HEAVY』というアイテムです。一体何が重いのか。。。。。と思ってしまう程軽やかなムードですよね?


 一見すると太めの毛糸で編んだようなムードですが、使われているのはなんとフエルト。。。手作業でフエルトを細く裂き糸状にして手編みで仕上げたアイテムです。トップのポンポンはフエルトだからこそしっかりと広がり、かなり立派なアティチュードです。マテリアルの面白さやフォルムのチャーミングさを伝えるために、敢えてシンプルなデザインとモノトーンのカラーに落とし込み、モードっぽいのも素敵ですね。。。。


 糸から手作業でございますので、個体差が出る生じるデザインです。ショップで試着して色々試してからお買い上げ下さいね。。。




 こちらのキャップも可愛いでしょ????


  デザイナーKitazawaさんによる作品で『SOFT STUFF』というアイテムになります。ウールベースの毛足のあるボディーはオーセンティックなベースボールキャップのフォルムで、拡大したウィンドペーンのパターンがシックな印象ですねぇ。。。


 このキャップのポイントとなるトップに施されたフォックスのポンポンは実はブローチになっていて取り外し可能なんです。ポンポンを取ってスポーティーにも楽しめますし、フロントのブリムとクラウンの間に付けて、往年のピエール・カルダンの未来ルックのように楽しんで素敵ですねぇ。。。


 またこちらのアイテムはキッズサイズもございます。お子さんにもピッタリの可愛らしいデザインンで、頭のポンポンは人ごみの中では目印にも使えそうですね。。。www



 こちらもKitazawaさんによるデザインの『ROSETTE NOBULA』です。

 クラシカルなムード満載のカクテルハットは、サテン、オーガンジー、シープスキンの花びらに一つ一つコテでフォルムを作り、贅沢に重ねる事でリッチな風合いの大輪のピオニーを表現しています。


 センターにはビジューのエンブロイダリーを飾り実にエレガントで年末年始のパーティーシーズンにはぴったりのアイテムでございますねぇ。。。


 何度のこちらのブログに書いておりますが、こういうカクテルハットは顔を隠して被るのが通です。ヘアは出来ればすっきりと小さくまとめ、片方の眉山にかかるくらいの位置迄ハットを落として、帽子が前から良く見えるように被るのがベストです。顔の横に大きなデコレーションが来ると顔が小さく見えますし、帽子の影をアイシャドーのように楽しみましょう。


 パッツリの前髪に頭のトップのほうに乗せ、アイドルのように可愛い子ぶった気分でいても、廻りから見たら河童にしか見せませんので。。。。




 こちらもKitazawaさんの作品です。


 リボンをリースにしたティアラですが、こちらはウールのボウタイを一度解体してパーツを作り、それを手で伸ばしてこのふんわりしたムードを作り出しています。ベースの部分には柔らかめのワイヤーが入っているので、頭の形に合わせるとピッタリとします。


 このフエルト風の質感は今季のトレンドでもありますよねぇ?同じカラーのケーブルニットにボーイフレンドデニムなんて、普段ならキャップを被っちゃうようなカジュアルなスタイルなんかにこんなガーリーなアイテムを一つプラスすると、グッとチャーミングな装いが楽しめると思いますよ。。。




 はい。なんだかリポートが可愛らしくまとまって来てとても不安なので、最後にもう一個、悪い感じのアイテムをお伝えしましょうね。。。。ってか、私が悪いんで悪く見えるだけですが。。。。


 こちらはZukinさんのデザインによるミリタリー調のビッグベレーです。ウール100%のボディはしっかりしたテクスチャーで、何よりも印象的なのはかなり大きな星の刺繍です。これは太番手の糸を使用して刺繍しているのですが、糸の振り方をわざとすらす事でラインをガタつかせ、ヴィンテージのムードを出しているというユニークなアイディアが用いられています。


 ベレーは小さい頃から大好きで良く被っているんですが、パリの画家みたいなエレガントなアイテムが多いので、こういうアメリカ的なマスキュリンなアイテムも良いですねぇ~。。。。バイオハザードとか出演出来ますかね????最初にクリーチャーに食べられるアジアのアーミーかなんかの役で。。。。。







 今季も楽しいアイテムが並んだカシラの2015-16 AW COLLECTIONいかがでしたか?『You & I』をテーマに、スタイリッシュでコーディネイトの主役したくなるような個性的なアイテムが豊富でしたねぇ。。。



 恋人同士、家族、友人。。。。ランウェイの上でもキーワードになっているユニセックスや、シェアする事による環境保護等の要素も含んだこのコンセプトは、例えば一緒にショップへ足を運び同じ時間をシェアするとか、予算を決めてお互いに似合う帽子を見立てて合うなんて、楽しい時間自体をシェアするというアクションすら生み出します。


 帽子は明確でとてもフレンドリーなアイテムです。被った瞬間に似合うとか似合わないが解ったり、ボケてみたり突っ込んでみたりとコミュニケーションの場がグンと広がります。



 個人的には進行形のカップルや、もっとその人の事を理解したいな~なんて思う人と一緒にショップに行くと、新しい面を沢山見る事が出来ます。。。。。もちろん、誘う時は『新しい帽子欲しいんだけど、付き合ってくれる???』くらいの軽い感じがスマートかと思われます。。。。。wwww






 楽しくなければ帽子じゃない!!!!!新作が出揃ったカシラのショップへ足を運んで、HAPPY HAT LIFEを楽しんでみて下さいね。。。。






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FENDI 2015-16 AW !!!




 
 はい。今日は文化の日でしたね。。。皆様は何か文化的な事をされましたか?展覧会へ出掛けるとか、コンサートに行くとか。。。。



  お天気の休日で、何処も込み合ってるだろうと、家でのんびりされた方も多いかも知れませんね。。。。でも、今からでも大丈夫。例えばネットであまり詳しく は知らないけど何となく気になる画家の事や、『ルネサンス』なんて自分が知っている芸術のワードなんかを検索してみて下さい。画像を見ているだけでも、それはとても素敵な事です。



 日本においてこの文化、特に美術、芸術という物の位置付けは異常なまでに低く、理解はもちろんの事、知識すらない人々があまりにも多いですねぇ。最近ブームになっている美術館の企画も相変わらず『●●美術館からボッティチェリが初来日!!!』みたいなキャッチーさに釣られて数多くの人々が、動物園のパンダを見るように来場しているようですね。。。




  芸術を楽しくないと感じる貴女は自身の知識不足のみです。そして100年も1000年の前に作られた作品を21世紀に生きる自分の感覚でしか見ていない事です。歌舞伎やバレエを見に行く時は少なからず予習をして行かないと退屈な筈。。。。美術もそれと同じです。『見たままを感じれば良いのよ!』なんてのは只の怠惰のいい訳です。



 是非、狙っている美術展があるのであればきちんとその画家や時代背景、プロフィール等を調べてたり、事前に作品もチェックして出掛けて下さい。その上で生でしか味わえない感動を味わって見て下さい。



 デートの場所に美術館を使うのであれば。。。。。迷惑なのでカラオケとかにして頂ければ幸いですねぇ。。。。。




 はい、いきなり毒舌でスタートしましたが、文化の日の今日はイタリアの芸術と文化の結晶ともいえる素晴らしいブランド、FENDI(フェンディ)の2015-16 AW COLLECTIONのリポートをお送りしましょうね。。。。



 まず、私がご一緒させて頂いているのは、数あるフェンディのアイコンバッグの一つ、『PEEKABOO(ピーカブー)』です。このふんわりしたカラーリング、素敵でしょ???


  今季、世界中のランウェイを埋め尽くしたシアリングのラムファーですが、恐らく世界で一番素晴らしいファーのアイテムをクリエイションするこちらのブランドでは、アトリエのクラフツマンシップに裏付けされたマテリアルのセレクトからトリートメント、デザインに落とし込む行程の全てが実に美しくアイテムに落とし込まれます。



 穏やかなアイボリーやヌードピンク、ベージュ等の柔らかいカラーのラムファーを使用していて、インレイによるカラーブロッキングの配置や丁寧な仕上げが実にラグジュアリーなアイテムでしたねぇ。。。






  フェンディのクリエイションを手がける、Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)とSilvia Fendi(シルヴィア・フェンディ)は今季、スイスの女性アーティストShophie Taeuber-Arp(ゾフィー・トイバー=アルプ)の作品に夢中のようです。。。。彼女の作品のカラーブロックやジオメトリックな要素に着想した素晴らしいコレクションを発表しました。


 コレクションは『ボリューム』と『カッティング』がキーワードになっていま す。。。直線的でシャープなカッティングや、プリミティブで堂々としたシルエットを用いながらも、上質なマテリアル、ソフトなデザインの解釈やフェミニンなディテールまで、実にピュアでフレッシュなムードに溢れています。




 Shophie Taeuber-Arp(ゾフィー・トイバー=アルプ)は1889年、スイスに生まれ、スイスで死んだ女性アーティストです。名前からもお解りのように、ドイツ出身の現代彫刻家Jean Arp(ジャン・アルプ)の妻です。


  スイスやドイツでアートを学び1915年にジャン・アルプと出会い26歳で結婚します。元々アルプは詩を作る事を好み、両親からの熱心な支援を受けながらも新しい『芸術運動の開花』なんて面倒くさい事を唱え続け、行く先々のアカデミーや芸術団体に馴染めませんでした。ゾフィーと出会った事でアルプは彼女との共同作業を通じて、自らの芸術的方向を見出し真のアーティストになれたそうです。


 第一次世界大戦の戦火を逃れチューリッヒに落ち着きますが、ジャンがダダイズムの芸術活動に傾倒し、スイス国籍を取得しようとしたジャンに対して政府はナチス・ドイツの迫害を逃れこれを拒否。。。ふたりはフランスへ渡りドイツ人だったジャンはフランス国籍を取得します。やがて第二次世界大戦が勃発しアメリカへの亡命も考えますが、再びスイスへ逃れます。


 1943年、ゾフィーは悲劇的な事故で53歳という人生に終止符を打ちます。就寝中に壊れていたストーブから出た一酸化炭素中毒によるもの。。。。。ジャンはこの事件をきっかけに鬱となり、4年間修道院で詩作だけを行ったそうです。



 日本では、ジャン・アルプのほうが有名なようですが、祖国スイスでは旦那を差し置いて、彫刻家のアルベルト・ジャコメッティや、建築家のル・コビジョと並んで50スイスフラン紙幣を飾る程リスペクトされています


  絵画、彫刻、舞台美術、衣装等幅広く活躍した彼女の作品は、一貫してオプティカルです。円や直線、色面構成で形成される作品はカラフルでポップ。同年代の前衛美術に傾倒した画家達の作品と比べてもそのアティチュードは実にクールでスタイリッシュです。その洗練されたムードから舞台衣装や家具のデザインで成功を納めたのも納得です。




 では、早速コレクションを見て行きましょうね。。。。コレクションの前半はホワイトで綴られるピュアでフェミニンなシーンです。


  緩やかなビッグシルエットのこちらのコートはウールxシルクガザールで仕立てられています。上半身のマスキュリンなムードと華やかなスカートのフェミニンなムードがミックスされ、フェンディの永遠のテーマであるデュアリズム(二面性)を実に見事に表現しています。


 ミニマムな中にもゾフィー・トイバー=アルプの作品にインスパイヤされた個性的なボタンや、ヘムに施されたボーダー、立ち上がった襟から続く花びらのようなラペルは、二枚仕立てのトロンプルユになっていて、個性的なディテールも満載です。


 なによりも、ゆったりしたスリーブや全体のボリュームとバランスの取り方が見事なルックでしたねぇ。。。。





 また今回のコレクションには、ゾフィー・トイバー=アルプの作品からのインスパイヤの他に、イタリアの未来派、形而上画家のジョルジュ・デ・キリコへのオマージュも表現されています。


  現在フェンディの本社社屋となっているローマ・エウル地区にある歴史的建造物『イタリア文明宮』は、第一次世界大戦前にキリコの絵画『不安を与えるミューズ達』の中に登場するアーチの造形にインスパイヤされ、1942年開催予定だったローマ万国博覧会(第二次世界大戦で中止)の為に建設されました。


 歴史的建造物の保護を兼ねてこの建造物に本社を移転したフェンディは、今季その建築物のルーツでもある画家ジョルジュ・デ・キリコへのリスペクトと、ブランドの発祥の地、ローマで生み出される創造力とクラフツマンシップへの賛美も表現しています。



 ジェイミー嬢がお召しのこちらは、ジョルジュ・デ・キリコの簡潔した形而上的絵画のようにクリーンなムードや、ゾフィー・トイバー=アルプのジオメトリックなスタイルを立体的に取入れたルックです。


 シャツにはレイヤーを重ねたようなフロントが実にユニークなディテールが施してあり、比翼仕立てのフロントやバックへ繋がるウエストのベルト、そこに印象的なボタンが施されコンテンポラリーな印象です。


 コーディネイトした真っ赤のスカートはなめらかなコクーン型で、ヘムの部分に素材違いのディテールがラインのようにはめ込まれています。


 また、こちらのラムファーのアンクルブーツも可愛いでしょぉぉぉ????後でちゃんと御紹介しますが、今季のシューズには実に面白いトリックがございますよぉぉぉぉ。。。。

 



 ローマの『イタリア文明宮』は遠くから見るとペーパークラフトで作られたような、実にシャープでクリーンなアーチの外装がユニークな歴史的建築物です。


  そんなシャープのアティチュードが見事に表現されたこちらのコートも素敵でしたね。ゆったりしたボディに、ハイウエストの位置でカッティングを入れ、さらにタックを入れてドレスのようなデザインにしているため、実際はウエストにゆとりがあり快適な着心地ですがほっそり見えるように仕立てられています。


  ボディーにベビーキャメルヘアを使用し、かなり大きめのダイナミックな襟とポケットのフラップにはラインのようにヘアカーフを使用しています。印象的なボタンを留めているのもレザーの細いテープを用い、最高級の毛皮ブランドとしての誇りをディテールにも感じましたね。。。。




 こちらのコートも見事でございましょう???まさにフェンディの魅力を全て詰め込んだような、ラグジュアリーなマテリアルと斬新なデザインのコートです。


 20世紀初頭のキュビズム絵画や、ゾフィー・トイバー=アルプの色面構成を思わせる大胆なパッチワークで仕立てられ、ミンク、フォックス、キダーシャ(Kidassia=毛足の長い仔ヤギ)、ラクーンを用いたなんともラグジュアリーなコートです。


 毛足の長いファーをバッツリとカットしてしまう事で、ボディーから繋がるカラーブロックのテイストを感じさせ、このフリンジ部分は取り外しになっているのも素晴らしいですねぇ。。。


 エンボスのラインを施した表皮の小さな襟もアクセントになっていて、うっとりするような美しい作品でしたねぇ。。。



 トレンドのラムファーでございますが、やはりフェンディにかかると今季見て来たどのブランドのアイテムよりも素敵に見えるのは、私だけの見解ではないと思われます。。。。


  ドレスのようにコーディネイトしたこちらのノースリーブのコートは、ラムファーのロングヘアーを生かし、フワフワとした柔らかいテクスチャーを楽しんだアイテムです。襟やポケットに表皮を使用しコントラストを付け、胸元のダッフルコートのトグルのようなボタンのアクセントもキャッチーですねぇ。

 
 シルクのクロップドパンツには、何ともフェンディらしいシャープでシオメトリックなプリントが施されています。ブラウンやベージュのシックなカラーの中にレッドやブルーのアクセントを付け、まるでジョルジュ・デ・キリコの絵画『不安を与えるミューズ達』に登場する色彩のようでしたねぇ。。。



 こちらのオリジナリティ溢れるセットアップもユニークでしたね。。。


  カール・ラガーフェルドが好きな、そしてとてもフェンディらしいブラウンのジオメトリックパターンはウールガーゼに施され、ダウン入りのダブルブレストのジャケットに落とし込まれます。袖口にカッティングを入れ、立てた襟や全体のボリュームがまるで雲のようにフワフワしてチャーミングです。

 
 ボリュームに重点を置いた今回のコレクションの中でも、一番ボリュームアップさせたアイテムの一つでしたねぇ。。



 フェンディはデザインや豪華なアティチュードだけではなく、毛皮が本来持つ保温性や素材としての素晴らしさを伝えて行く為にも日々努力を重ね、これまでも様々なテクニックを開発して来ました。


  とかく重くなりがちなファーを極力軽やかに仕立てるのに一枚仕立てを採用し、直接肌に当たる裏側には最高のテクニックを施したり、またファーの間にシルクオーガンジーのリボンを差し込む事で軽量化を計ったりと、このブランドのあくなき追求により毛皮業界自体が驚くべき進化を遂げました。


 こちらのルックも全てラムファーを使用したルックになりますが、まるでモヘアのニットで作られたようなカジュアルなアティチュードが実に新鮮です。一枚仕立てのコートは襟やラペルに表革をそのまま使用し、実に軽やかに仕上げています。


 インナーのトップスとコートの裾にはインレンによりボーダーを作り、これがファー?と思ってしまう程軽快でスタイリッシュなルックでしたねぇ。。。




 もう、、、、、、。これは女子の皆様にはたまらないアイテムではないでしょうかぁ????今年はこんなクリスマス ガールなんてのはいかがでしょうか???


 全身ラムファーのドレスでございます。。。。。。シルエットが美しく見えるギリギリの長さ迄シアリングしたファーで、ハイウエト切り替えのベアのミニドレスを作ってしまいました!!!!!嗚呼、、、、可愛い。。。。。。


 ストレンチアの生花を飾ったミニピーカーブーとアンクルブーツも同じ素材で、真冬のパーティーではこれは大注目ですねぇ。。。


 先日東京国立博物館で行われたフェンディのオートクチュールのコレクション、『FENDI SILVER MOON HAUTE FOURRURE』のパーティーではモデル、タレントの中村アンさんがキュートに着こなしていらっしゃいましたよ。。。


 では、こちらも注目!!!!今季のアクセサリーをチェックして行きましょう。まずはシューズです。。。。


 シアリングのラムファーが数多く登場した今回のコレクションですが、既にご覧頂いている画像の中にも沢山の同素材のシューズが登場しています。中でも今季トレンドでもあるアクルシューズは実にキュートに解釈され、丸みを帯びたポッコリしたフォルムが実にチャーミングでしたねぇ。。。

 しかも、ヒールの部分、お解りになりますか??????クリアなマテリアルで施されたアイスキューブのモチーフなんです。。。。。こちら今季のシューズの多くに取入れられていて、ブラックレザーのシンプルなアッパーにこのアイスキューブのヒールなんてアイテムも、実にアーティスティックで素敵でしたねぇぇぇ。。。
 



 最初に御紹介したメゾンのアイコンバッグの一つ、『PEEKABOO(ピーカブー)』はこんなバージョンでも登場していましたよ。。。


 今季の特徴でもあるジオメトリックなカラーブロックのデコレーションですが、一体どんなテクニックが使われていると思いますか???


 こちらボディー全体にカーフスエードを使用して、フロント部分を四枚剥ぎにしています。一つ一つのパーツにそれぞれクロスタ加工というスプレーによるグラデーションのペイントを施し、染料が多く付着した部分はパテントレザーのような光沢を放ちます。


 ベージュのカーフスエードにホワイト、コーラルピンク、イエローにダークブラウンという独特のカラーコンビネーションもユニークですし、スエードとパテントという光沢の違い迄楽しめて実に楽しいアイテムでしたねぇ。。。




  こちらは2015 PRE FALLで登場した『トレ バゲット チェーン』でございまして、メゾンで最も有名と言っても過言ではない『バゲット』のアップデートバージョンです。より収納力が増えたボクシーなシルエットと、名前の通り、サッチェル、ショルダー、クラッチとして3wayでウエアラブルに楽しめるアイテムです。


 今季はやはりシアリングのラムファーが可愛いですねぇ。。。周囲に表皮のパイピングを施しコンビにする事でアクティブな印象です。フロントの『ダブル F』のロゴを回転する事で開閉するマジックなようなシステムのバッグですが、その部分にも今季のカラーブロックのアイディアが取入れられていて、、、、、、素晴らしいですねぇぇぇ。。。





 2015-16 AW、アーティスト、ゾフィー・トイバー=アルプとジョルジュ・デ・キリコに思いを馳せ、世界有数の美しい都市ローマで芽吹いた伝統とクラフツマンシップに多大なリスペクトを抱いたフェンディは、よりウエアラブルで現代的、クールなアイティチュードの中にも絶対的なピュアさを漂わせたスタイルで私達の目を楽しませてくれました。


  今回のフェンディのイメージビジュアルでは、ゾフィー・トイバー=アルプが1918年チューリッヒで開催された展覧会の為に制作した、カルロ・ゴッツィの寓話劇『牡鹿王』をテーマにしたマリオネットが等身大で制作され、カール・ラガフェルド撮影により、今をときめくケンダル・ジェンナーやリリー・ドナルドソンが纏う最新のフェンディコレクションとの時空を超えた素晴らしいコラボレーションを見せてくれています。




 フェンディはローマの文化財保護や修復事業にも実に積極的です。新社屋となった『イタリア文明宮』を一般公開し、2015年の10月22日から2016年の3月7日まで『ウナ・ヌオーヴァ・ローマ、エウル地区とイタリア文明宮展』を開催します。


  またフェンディは昨年、フェディリコ・フェリーニの名作映画『甘い生活』の中で、マルチェロ・マストロヤンニとアニタ・エクバーグが水の中で戯れる有名なシーンの舞台となった、ローマの『トレビの泉』の単独支援による修復開始を発表し、先頃11月3日にわずか17ヶ月という短い期間で成し遂げ、泉に再び水の流れを蘇らせました。


 修復の間もボードウォーク(遊歩道)にクリアパネルを採用し、ローマ市民、そしてローマを訪れる世界中の人々を悲しませないようにと独自の配慮を行い、オリジナリティー溢れた新しい歴史遺産の修復方法は、このジャンルにおいても革新的だったそうです。





 まさに今日の文化の日にピッタリ!!!!伝統と革新を続け、アーティストや数多くの文化的遺産溢れるローマへの愛に溢れた今季のコレクション。。。。。是非、ショップに行ってその素晴らしさを体感してみて下さいね。。。。






 FENDI 2015 PRE FALLのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。
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 今回お話ししたフェンディのお話がより詳しく書いてる私の初の著書、『ブランド・パスポート』は絶賛発売中です。シグネチャーのバッグ、バゲットやイタリア映画とフェンディにまつわるエピソード等も紹介してますので、お買い求めの上、楽しんでみて下さいね。

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EMPORIO ARMANI 2015-16 AW !!!





 はい、先週末はハロウィーンでございましたねぇ。。。皆様は仮装に、パーティーに、イベントに大忙しでしたか????



 インドア派で人ごみが苦手な私は、家でインスタグラムfacebookで世間の乱痴気騒ぎを楽しんでいましたねぇぇぇ。。。。あの喧噪になだれ込む若さと体力は、今はもう。。。。。。涙。。。。





 ここでハロウィーンについて少しググッてみました。元々は古代ケルトのお祭りだそうですね。ケルト人は一年の終わりが10月31日と考えていました。夏の終わりを意味し冬が始まるこの時期、収穫の感謝と供に悪霊や魔女を追い払う為に、カボチャのランタンを飾ったり、魔女やオバケの扮装をしたそうです。


 キリスト教会では11月1日を『諸聖人の日』としています。かつて日の入りから一日が始まる習慣があった為にその夜の事を『All-hallow Evening』と呼び、その短縮形でHalloween (ハロウィーン)になったそうです。


 ケルト神話とキリスト教文化がゴチャ混ぜになった文化は多神教の日本にはピッタリだったようで、なんだかすっかり定着しましたね。日本にはヴェニスのカーニバルやブラジルのサンバカーニバルみたいに、個人が思い思いのスタイルで楽しめるイベントがないので、自己を表現するという意味でも素敵なイベントなのかもしれません。。。


 



 個人的にはマーク・ジェイコブスのコスチュームには失神しそうになりましたけど。。。wwww


 



 では、前回に引き続き今日もジョルジオ・アルマーニが手がけるもう一つのブランド、EMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)の2015-16AW COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。


 プレゼンテーションの当日はブラックの空間の中に、まるで展覧会のアーティステックなオブジェのように今季注目のレッドのドレス達がが美しく飾られていましたねぇ~。。。。


 御一緒しているのはラビットファーのバッグです。もちろん気になるレッドのアイテムです。。。。ウエアでも沢山のレッドが登場していますが、抵抗がある方にはこんなアクセサリーで取り入てみてはいかがでしょうか?


 ここまでの綺麗なルビーレッドのラビットファーのバッグはさすがにあまりないと思いますよぉぉぉぉ。。。。






 ではまずはWOMEN'S COLLECTIONをリポートして参りましょうねぇ。。。



 今回Mr,ジョルジオ・アルマーニがテーマに選んだのは『交錯する色彩』。。。。例えば、夜の闇やクラブの中で、強いレーザービーム同士がクロスオーバーするように、ルビー、サファイア、アメジスト、ムーンストーン、ブラックオニキスと宝石の色になぞられたビビッドなカラーが印象的です。


 交錯するのは色彩だけではなく、オーバーラップやハイブリッドのアイディア、文化的背景すらも自由自在にコレクションに取入れて、モダンでグローバルなワードローブを完成させます。中でも東南アジアをルーツとする織物『イカット(絣)』が象徴的なモチーフとして、プリントからジャカード、ファーのアイテムにもモダニティー溢れるスタイルで登場し、オプティカルアートを見ているような楽しさに溢れています。



 エフォートレスでノンシャランとしたシルエットを中心とした今回、ジャケットは小さめのショルダーにルーズフィットのライン、スペンサー丈やショート丈のコンパクトなアイテムが目立ちます。そこにアンクル丈のテイパードパンツやワイドパンツをコーディネイトして、アクティブなシルエットを描き出しています。


 ドレスやスカートは逆に膝丈で登場しガーリーなムードが新鮮でしたねぇ。さりげなくタックを取ってボリュームを出したり、プリンセスシルエットの華やかなドレス、オーバーサイズのニットやファー、コンパクトなジャケットとコーディネイトして実にイノセントな印象でしたね。。。。




 では、ファーストルックからコレクションを見て行きましょうねぇ。。。。ファーストルックに登場するのはこちらのフレッシュなスタイルです。


 ケープのように羽織っているコートは、緩やかなAラインのシルエットがイノセントなムードで、グレーやブルーの様々な太さの糸を織り上げたツイードで、表情豊かな立体的なテクスチャーが日本の紬のような、エスニックなムードをも漂わせます。


 プリミティブなファブリックにコーディネイトしたのは、ブラックのインナーとグレーのゆったりとしたクロップドパンツで、襟元には今季いくつかのルックで使用されているフエルトのスカラップが飾られています。


 ネイビーのバッグに、アメジストカラーのイール(ウナギ)レザーのマスキュリンなシューズをコーディネイトして、ノンシャランとしてムードで楽しんでいましたねぇ。。。




 ブラックやグレー等のニュートラルなカラーをベースに、宝石のようなコントラストカラーが存在感を放つコレクションは実にダイナミックです。


 ランウェイ登場した瞬間、実にインパクトのあったこちらのコートはムートンのファーが使われています。まるで南国に生息する鮮やかな色彩の蝶が羽根を広げたかのようなパターンは、全て別々のカラーに染め上げたファーをインレイにして、この独創的なパターンを描き出しています。


 今回、この蝶の羽根のようなモチーフはアメジストやエメラルド等のカラーでイカット風のプリントで登場したり、ボウのモチーフとなってジャケットの襟元に飾られたりと、さりげなくアジアのカルチャーを感じさせていましたね。




 前回御紹介したジョルジオ アルマーニもそうですが、アルマーニでは独創的なファーのアイテムが注目で、ファーだからといって素材に甘んじる事なく、より革新的なテクニックを取入れたユニークなアイテムが魅力です。


 こちらは一体どんなテクニックが施されていると思いますか?????

 
 使用されているファーはラビットなんですが、まず最初に毛の先は鮮やかなルビーレッド、根元はブラックのグラデーションに染め上げます。その後でレーザーカットで独自の模様を描き出したという何ともハイブリッドなアイテムです。


 カットの深さを変える事で、ブラックの部分がより強調されユニークな表情を見せるこのコートは、ランウェイに登場するとまるでコート自体が命を持っているかのような有機的な動きを見せていましたねぇ。。。




 SSシーズンにリゾートなムードとして取り入れられる事が多いイカット モチーフを、こんなにダイナミックにAWシーズンに取り入れ、退屈になりがちなAWの装いにパンチを与えていて、実に素晴らしいと思います。。。


 しかも、こちらはアウター。。。緩やかなAラインのコートはコットンミックスのテクニカルファブリックで、ファーストルックと同じく肩に羽織ってケープとしても、またフロントのボタンを閉めてドレスとしても楽しめそうなルックです。因みにコレクションではブラックのクロップドのテイパードパンツをコーディネイトしていましたね。


 実に印象的なプリントはイカットのパターンをさらに拡大し、まるでアートを纏うようなグラフィカルなムードです。アジアのプリミティブアートや何処と無くアメリカの現代画家、ジャン=ミッシェル・バスキアのタッチもイメージさせてくれましたね。。。




 コレクションにはヨーロッパ的なクラシカルなフロッケのファブリックも登場し、実にエレガントなムードです。


 ルビーレッドにサファイアブルーでボタニカルなモチーフを描き出していて、クラシカルなモチーフもエレクトリックなカラーを用いてモダンに仕上げています。ビスチェドレスはサイドにもう一枚タック入りのスカートを重ねたようなディテールが施され、レイヤーしたスカートの裾にも少しだけスカラップをあしらい華やかなムードです。


 コーディネイトしているポシェットは今季注目のアクセサリーで、フエルトを使用していてストラップ部分にローエッジのフリルが施されています。この洋服感覚で楽しめるアクセサリーは実にユニークで、クラッチバッグやサッチェルバッグにもこの有機的なフリルが飾られていましたよ。。。



 こちらのプリントも実に美しかったですねぇ。。。。


 カラフルな宝石の輝きを水鏡に写したようなロマンティックなプリントは、鮮やかなカラーのイカットのプリントをシルクレーヨンのベルベットに施しています。



 ここでイカット(ikat)の説明を少ししておきましょう。インドネシアを由来とする布地でもう一つ有名なバティックは臈纈染めをベースとする染め物、イカットは織物で、本来イカットには『結ぶ、束』という意味があります。


 縦糸にのみに染色を施す方法が特徴で、一度張った糸が模様になるように糸を結びつけて防染し、染め上がった後に糸を解いて模様を描いて行きます。横糸は基本一色のみで、模様はこの結ぶ、染める、解くという加工を繰り返す事で生まれ、柄が複雑になればなるほど、この行程が何度も繰り返されます。


 縦糸のみに染色が施される事で、このオーバーラップしたような掠れ模様が生まれるのが特徴で、今回のプリントはその部分迄実に精密に表現していましたね。。。



 コレクションの後半には、鮮やかな宝石の色はすっかり姿を消し、モノトーンからやがてはブラック一色のクールなムードでフィナーレを迎えます。


 ブラックサテンやベルベット、フエルト等光沢の違う素材を組み合わせ、ブラック一色の中で光すらも交錯させるユニークなアプローチの作品が、しとやかにランウェイを飾ります。


 こちらのルックはウールニットのトップスのスリーブに実に印象的なサテンのフリルが飾られています。まるで翼が生えたようでなんともロマンティックなデコレーションでしたねぇ。。。


 タック入りのワイドパンツとインナーにホワイトのシャツをコーディネイトして、マスキュリンにまとめたルックでした。


 今回のアクセサリーはウエアの感覚で楽しめる物が多く、ルビーやサファイア等洋服としても登場していたカラーのアイテムや、イカットのパターンやラビットファーを使用したりと装いにアクセントをプラスするのはもちろんの事、トータルでコーディネイトしてもンパクト大になりそうなウエラブルなアイテムが気になりましたね。


 こちらのアメジストカラーのコレクションも素敵でしょぉぉぉぉ????ファーストルックでコーディネイトされていたシューズと同じくイール(ウナギ)の革が使用されています。元々このレザーの特徴でもあるストライプのような剥ぎと、このエナメルのような光沢は宝石のように美しかったですねぇ。。。

 

 ヨーロッパではウナギの皮を身につけているハッピーな事が起こるそうなので、慌ただしくなる年末年始、素敵な出会いが起こる事を祈って!!!!装いにプラスするのも素敵かと思われます。。。。。







 続いてはMEN'S COLLECTIONをリポートして行きましょうね。



 今回こちらのテーマは『KNIT & JERSEY(ニット&ジャージー)』です。最もハイブリッドな素材として今日のあらゆるアイテムの中に使用されているニットやジャージーを多用して、快適でリラックスしたアーバンスタイルを提案しています。


 ウエアはもちろんの事、バッグのライナーやスカーフ等のアクセサリーにも使用され、手が触れた瞬間に伸縮する柔らかなテクスチャーさえ緻密に計算されています。


 アテイチュードはエンポリオ アルマーニが追求する男らしくスピード感があり、都会的なワイルドなスタイルです。ブラックやグレーをベースに、ダークブラウンからキャメル、ベージュまで繰り広げられる茶色のグラデーションは豊潤なムードを描き、AW COLLECTIONには絶対的に必要な暖かさを見る側にも感じさせてくれます。



 ファーストルックにはこんなにも男らしいスタイルのルックが登場します。


 Mr, ジョルジオ・アルマーニが大好きなジオメトリックなパターンは、アルマーニで登場するプリントの殆どを占めるそうで、特にエンポリオ アルマーニでは都会的なムードで落とし込まれます。こちらのジップブルゾンはもちろんニットでございます。。。。コーディネイトしているベルベットのパンツもニットでヘムにはジップのディテールが施されています。


 グラデーションに染めたエコファーのマフラーはライナーを柔らかいファブリックで施し、自分のスタイルで自由に巻いて楽しむ事が出来て、指なしグローブやサングラスがクールなムードで素敵でしたね。。。



 今回、コートやジャケット、パンツ等のアイテム自体をニットで仕立てているのはもちろんの事、ニットはアイテムのデコレーションとしても使用されていてユニークでしたね。


 こちらはミリタリーテイストのアシンメトリーなコートですが、ウールで仕立てたボディーの部分に大胆に斜めにニットのデコレーションが施されています。細かい編み時で凹凸のあるユニークなテクスチャーは細かいバスケット調で、実に個性的なコートでした。ニットの織り目自体をデコレーションにあしらうなんて。。。。


 また、こちらのパンツのように右身頃の脇のウエストから左身頃の裾まで大胆に斜めにジップを使用したディテールもユニークでしたね。アイテムによってはスカートのように垂れ下がったものもあり、アクセントのジップがフィーチャリスティックな印象でしたね。。。



 
 今回コレクションのアクセントとなったのが、こちらのコートにも使用されているブラッシッグのディテールです。書道の筆使いからインピレーションを得たもので、ボディーの上に大胆に大きな筆で描いたようなダイナミックな印象です。


 こちらはウールベースのブラックのテクニカルファブリックに、落ち着いたアンティークゴールドの輝きでブラッシングが施されて、流れ星のようにボディーをダイナミックに斜めに走っています。このブラッシングのディテールはプリントやジャカード等様々な手法で登場し、アクセサリー等でも見る事が出来ましたねぇぇぇ。。。


 襟元にあしらわれたのはハイネックのフェイクトップスで、ネックウォーマーのように幾つかのルックにコーディネイトされていて、袖の部分とかゴロゴロならずに、ジャケットの襟元だけのタートルネックのふっくらした感じを楽しめる、出来る子なアクセサリーでしたよ。




 こちらのジャケットも実に素敵でしたね。。。


 袖の部分にシープレザーを使用したライダースジャケットで、レザーにはさらに粗いシボ感をプラスしワイルドな印象です。身頃の部分はチェックのファブリックにモヘアの糸をニードルパンチでグラデーションに加工し、フェードアウトして行くチェックのパターンが実にアーティスティックなアイテムです。


 スタイリスト的見解からですが、顔の廻りには華やかなディテールを持って来ると、人は思わずそちらに目が行ってしまうので、気になるウエスト部分はごまかせるという効果があります。。。。


 最近、お腹廻りが気になる男子諸君、ブカブカのオーバーシルエットで全身を膨張させるのではなく、こういう以外とタイトでグラフィック的にも痩身効果のあるアイテムを選んだほうが格段にスタイルアップして見えますよ~~~!!!!



 コレクションの最後はアルマーニのコレクションではお馴染みの、数人のモデルが一度にランウェイに登場するという豪華なプレゼンテーションで締めくくられます。

 今季のフォーマルなスーツスタイルには実にフレッシュな解釈がされていましたね。ジャケットは丈が短くタイトシルエットでコンパクトです。ルレックスの糸がジオメトリックに織り込まれたテクニカルファブリックを使用し、ナローなラペルやアンコンストラクティッドによる滑らかなショルダーラインが、シャツジャケットを羽織っているようなノンシャランとしてムードです。

 リラックスしたムードのジャケットとバランスを取る為に、インナーにはホワイトのシャツの襟元をきっちりと閉め、かなりフロントのカットが深いコルセットのようなジレ、ギャザーを寄せた2タックのパンツはクロップドで軽さを出し、全体でアルマーニらしいリラックスしたフォーマルの提案はさすがでしたね。。。


 実際にパーティーに参加すると、やはりアルコールが入るので固い服は疲れて来てジャケット脱いじゃったりするんですよねぇ(ホントはダメです!)。。。。これなら、長い時間着ていても疲れる事なく、最後迄スタイリッシュでいれそうなスタイルでしたねぇ。。。




 今季登場しているアクセサリーはウエアのテーマに合わせてリラックスしたアイテムが豊富でしたね。。。オールブラックやニュートラルなトーンのウエアに、あえてシューズやバッグはブラウンやベージュを持つというのも実にスタイリッシュなアイディアでしたよ。


 まず右上のバッグはボディバッグです。ジボ加工を施しジップのアクセントが印象的なこちらは、まろやかなキャメルカラーが美しかったですね。。。。ザックリしたニット等とコーディネイトしたスタイルは、何処と無くナポリのフィッシャーマンのようなワイルドさを漂わせ、ラフな男らしいスタイルになっていました。


 シューズはクラシカルなレースアップが素敵でしたね。カーフレザーを用いフルブロークのデコレーションが施されたオーセンティックなスタイルですが、ソールをラバーにする事でモダンな印象に仕上げています。


 今季はクロップドパンツや裾にリブを施したパンツ等シューズが見えるヘムのディテールが多いので、こういうきちんとした存在感のあるシューズはヘビロテになりそうですねぇ。。。





 


 ニュートラルカラーをベースに宝石のようなビビットなカラーが交錯するWOMEN'S COLLECTIONと、ニット&ジャージーをテーマにリラックスしたラフな男性像を提案したMEN'S COLLECTIONですが、今季のエンポリオ アルマーニ。。。皆様いかがでしたか?




 前回お伝えしたジョルジオ アルマーニと総括して見てみると、Mr,アルマーニはアーティスティックなブラッシングやタッチ、グローバルで様々な文化的背景のオーバーラップ、リラックスしたノンシャランとしてアティチュード等にこの冬は夢中のようです。



 ブランド創立40周年のアニバーサリーイヤーの今年、アルマーニは更なる偉大な功績を数多く残しました。今年春に開催されたミラノの万国博覧会では自ら親善大使を務め、本社前の敷地にアルマーニの作品やスケッチが展示される資料館『アルマーニ・シロス』のオープン等、40年間イタリアンファッションのトップランナーとして走り続けて来た自身の人生を振り返る、素晴らしい年になった事でしょう。




 現在、アルマーニ氏自身とブランドの40年間の偉業をなぞるように、毎週月曜日の深夜に#ATRIBUTEというコンテンツがアルマーニのサイトのほうでUPされています。今年一杯続くこの企画は、全40回中現在33回目。これまで取り上げらて来た有名カメラマンが撮影してきた美しいビジュアルや、彼が理想とするスタイルの話、アルマーニ氏自身が紹介するミラノの名所のリポート等、実に楽しい企画になっていますので是非サイトを覗いてみて下さい。。。。


 そしてこのミラノの帝王ことMr,ジョルジオ・アルマーニの世界を、より理解して頂けたら幸いです。





 2015 SS EMPORIO ARMANI 2015 SS 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 2015 SS GIORGIO ARMANI 2015 SS 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 2015 SS GIORGIO ARMANI PRIVÉ PARIS HAUTE COUTUREでのリポートはこちらからどうぞ。



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GIORGIO ARMANI 2015-16 AW !!!




 はい。待ちに待った週末でございますねぇ。。。しかも今日はハロウィーンでございます。。。。。皆様パーティーやイベントが持ち切りなんでしょうかねぇぇぇ????www 渋谷にお出かけの皆様はくれぐれも気を付けて下さいねぇ。。。オバケの仮装以上に恐ろしいトラブルに巻き込まれないように!!!!



 何やら最近では日本のハロウィーンの盛り上がりは世界でも注目されていて、経済効果はヴァレンタインを抜いたとか。。。。ここを狙って観光にいらっしゃる方々も多いようで、日本のスタイルで海外のお客様をおもてなしするのも素敵かと思われます。


 番長皿屋敷とかお岩さんとか、バケ猫。。。。。。。。あと落ち武者。。。。。。




 ちなみにしつこいようですが、こちらのTOP PAGEもハロウィーン用に衣替えしております。。。。




 さて、今日はミラノの帝王ことGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)の2015-16AWのコレクションをリポートして参りましょうね。


 まずは私が試着しているのはMEN'S COLLECTIONのアイテムです。ラパン ファーをラグジュアリーに使用したホーボーバッグと、中央アジアのムードを漂わせるハットですねぇ。。。


 こちらのハットは今回のMEN'S COLLECTIONのファーストルックにも登場したアイテムで、リラックス感や冬の暖かそうなムードを演出するのに効果的なアイテムでしたね。。。。もちろん、ホカホカでございましたよ。。。

 
 同じコレクションのラウンドのフレームをかけさせて頂きましたが。。。。。何やら、山崎豊子の『大地の子』的な悠久のムードが漂っている感じがするのは、私だけでしょうかぁ。。。。wwww


 



 では、まず WOMEN'S COLLECTIONからリポートして行きましょうね。


 ブランド創立40周年、80歳のお誕生日を迎えたMr,ジョルジオ・アルマーニ氏が今回テーマにしたのは『筆跡』です。


 まるでアーティストが真っ白なキャンバスに向かい、そこにカラフルな絵の具でタッチを残しながら作品を作り上げて行くように、洋服全体をキャンバスに見立て、様々な表現方法で筆跡を残して行くという、ユニークなコンセプトでコレクションはクリエイトされました。


 カラートーンとアイテムの上に残された表面効果が全体のキーワードとなった今回、そこにはまるでエコール・ド・パリの画家、Marc Chagall(マルク・シャガール)の色彩や情緒豊かな世界を感じ取る事が出来ます。


 

 Marc Chagall(マルク・シャガール)は1877年の7月7日の七夕の日に、帝政ロシア領ヴィテブスク(現在のベラルーシ)で産声を上げます。公立学校で学んだ後、サンクトペテルブルグの美術学校に入学しますがアカデミックなスタイルが合わず、1907年に当時バレエ・リュスの衣装も手がけていたレオン・バクストのヴァンツェヴァ美術学校に編入します。


 1910年から5年間パリで暮らし、キュビズムを始めとする当時の最先端の芸術に触れます。帰国した1915年に母フェイガ・イタを失い、同年、彼の作品にも登場するベラと結婚します。1922年、10月革命で揺れる祖国ロシアに見切りを付け、ドイツ経由でフランスへ渡ります。その後ナチスの迫害から逃れるようにアメリカへ亡命し、1944年に愛する妻ベラ・ローゼンフェルトをアメリカで失います。


 1947年パリに戻ったシャガールがフランスに永住する事を決め、52年に二度目の妻ヴァランテーヌ・ブロツキーと結婚し創作活動に励みます。パリ、オペラ座の天井画や86歳の誕生日にはニースに『マルク・シャガール聖書のメッセージ国立美術館』をオープンします。1985年、享年98歳で他界します。


 故郷ロシアへの望郷の念を常に心に抱き、愛する妻の姿を描き続けた『愛の画家』と言われるジャガールですが、実はもの凄い毒舌家で同年代の芸術運動にはかなり辛辣な発言をしています。。。。同年代の画家、パブロ・ピカソには特に毒舌だったそうな。。。。www



 

 シルエットはリラックスムード漂うエフォートレスなラインが中心です。柔らかいジャケットやテイパードパンツのマスキュエリンなスタイルにも、ニットウエアやイヴニングにもフラットシューズがコーディネイトされる徹底っぷりです。


 そして何よりアーティスティックなタッチの数々。。。。編み込んだファーや手仕事で仕上げたレザーはまさに現代アートをイメージさせ、鮮やかなプリントやビジューのエンブロイダリーは絵画を纏うようなドラマティックなムードでしたね。。。




 40周年を迎えまるで自身の原点に再び立ち、膨大な時間を振り返るような、ブランドを物語る凛としたスーツのルックからコレクションはスタートします。


 このブランドの代名詞とも言える、余計な構造を省き、肌にかかる出来る限りのストレスを排除したアンコンストラクティッドジャケットですが、ハイブリッドなかなり薄いウールのボンディングによって仕立てられています。ローエッジにする事でポケットや前立て等にアクセントが生まれ、実に軽やかな仕上がりです。


 インナーにはノーカラーのジレをセンシュアルにコーディネイトし、まるでシャガールの絵画をデジタルに解釈したようなプリントの揺れるパンツは、テイパードでセンタープリーツを思わせるようなカッティングやフロントのヘムのスリット等、ユニークなアイディアが詰まっています。


 パンツのプリントから取り出したような、グラデーションをかけた細いリボンを手仕事で留め付けたブローチも、まるで胸元に止まった青い鳥のように華やかで素敵でしたね。。。




 マスキュリンでアンドロジナスな美しさを放つアルマーニ ウーマンらしいこちらのルックも素敵でしたねぇ。。。


 ウールベースのジャケットはジョルジオ・アルマーニが好きなアブストラクトなモチーフを用い、エキゾティックなパターンは日本の絞り染めのようにも見えましたね。。。インナーに合わせた深いVのダブルブレストのジレはトグルのボタンが印象的で、今回いくかのピースにコーディネイトされていたネックレスのような付け襟もアクセントになっていましたね。


 ボトムはブラックの光沢のあるファブリックのテイパードパンツですっきりまとめ、大人な、洗練されたスタイルでしたね。。。




 今季ラグジュアリーなファーのアイテムは遊び心に溢れた作品が目立ちましたね。


 こちらのジャケットですが、何のファーだと思いますか??????実はカシミアなんです。。。。


 標高が高く温度差が激しい場所で暮らすカシミアの毛は粗く固い外毛と、衣服に使用される内毛で構成されています。内毛を収穫する為には一年に一度毛の生え変わる時期に落ちた物を拾うか、櫛ですいて集めるそうで一頭から取れる量は極めて少量。1枚のセーターを作るのに4頭分の下毛が必要と言われる程、希少価値の高い素材です。


 こちらはマトンラムカシミヤというファーとして使える稀少なマテリアルを使用していて、ブラウンのシープスキンと編み込む事でニットのような独特のテクスチャーとジオメトリックな効果を生み出しています。


 もちろん、、、私カシミアのファーって初めて見ました。。。。。。フワッフワで保温性もバツグンでしたよぉぉぉぉ~。。。



 実に情緒のあるこちらのルック。。。。。ブラウスとフレアースカートのルックになります。


 何と言っても印象的なスカートは、最初にラビットファーをロープ状にしてグラデーションで染め上げます。それをパッチワークのように一つ一つ手作業で止め付け、その段階でこの流線形のパターンを描き出しているという、もの凄く手の込んだアイテムです。


 美しいブルーのグラデーションはマルク・シャガールが好んで作品に取入れた色合いをイメージさせ、サーカスの情景やパリの空、恋人達の廻りを包む宇宙をこの色で表現ていますね。


 個性的なスカートに合わせて、トップスのブラウスは極めてシンプルです。柔らかく上質なシルクを用い、ヨーク切り替えと胸元に深めのホールを施し、シャツカラーをリボンで結ぶ実にフェミニンなデザインでしたね。



 こちらも実にアーティスティックなジャケットでございましょう???


 アーティストがキャンバスの上に残した筆の跡のように、ヘアリーカーフを一つ一つの丸みを帯びたスクエアのパーツにカットし、レザーのテープで固定するという実にユニークな仕組みのジャケットです。


 なんとも言えないニュアンスのあるジェイド グリーンのグラデーションも実に美しく、何処と無くメソポタミアやヒッタイト等の戦士の鎧のような印象も受けましたねぇ。。。


 コーディネイトしているボトムはまるでチューリップの花のようでしょ???こちらスカートとパンツがドッキングになったユニークなアイテムで、アッパーがスカートで膝下からはパンツというジョッパーズ風に見える楽しいアイテムでしたね。 



 こちらのビスチェも見事でございましたねぇ。。。。。


 アーティストの筆跡をテーマにした今回、多くの作品の中にインダストリアルデザインにはない衝動的なムードや、まるでアトリエで偶発的に生まれた、世界に一つしかない『作品』的な感覚を彷彿させるアイテムが登場しました。


 実に個性的なハンドメイドによる二点のビスチェ、左側はシルクシフォンやメッシュ、レザーやファー、毛糸等を使いアブストラクトなパターンを描くように手仕事で縫い付け、ビジューのエンブロイダリーまで施した珠玉のアイテムです。個性的な異素材の組み合わせがコンテンポラリーなアイテムです。

 
 右側は左側で生地で表現した流線形のパターンを、全てビューグルビーズやスパンコールだけでフラットに、そして少しトーンを落として表現したアイテムで、どちらもブラックのテイパードパンツと、アクセントにベルトでベルベットのテクスチャーを取入れています。


 いやぁ。。。。。これは本当に美しかったですねぇ。。。。実に手の込んだアーティスティックな作品を、軽やかにボーイッシュなムードのイヴニングとして楽しむというスタイルも、オシャレでしたねぇ。。。



 コレクションの後半には印象的なドレスが登場しますが、そのどれもが実に軽やかで、ファーのコートやフラットのアンクルブーツをコーディネイトしてウエアラブルに楽しんでいたのが魅力的でしたね。


 こちらのドレスはフューシャピンクが実にフェミニンですが、どちらかと言うとシャープなムードで楽しんでいます。エンブロイダリーを施したビスチェには、胸元とスカートにフューシャピンクのシルクをあしらい、それぞれに手仕事で施された立体的なカートリッジ プリーツが実に印象的ですねぇ。


 このくらいのノンシャランとしたムードでドレスを楽しめるのが、本当の意味での洗練された大人の女性なんだと思いますねぇ。。。



 
 アクセサリーにもアーティストのタッチをイメージさせるアイテムが登場していましたよ。


 サイドに張り出すマチと蓋の部分に、ガラスのように輝くパテントレザーを用いたこちらのパーティーバッグはボディのフロントに、ウエアでも様々な手法で登場していた流線形の抽象的なパターンが、なんとクリスタルのビジューで施されています。


 例えばこのカラーリングのグラフィカルプリントのテイパードパンツとコーディネイトしたり、モチーフの中からフューシャピンクやウイステリアパープルの1トーンだけ取り出して、ウエアをコーディネイトしても素敵かと思われます。。。。。









 続いてはMEN'S COLLECTIONをリポートして参りましょね。。。。



 今回こちらのコレクションのキーワードは『ロマンス』。。。。。アメリカの小説家、詩人でもあるErnest Miller Hemingway(アーネスト・ヘミングウェイ)の物語に出て来るような、その人個人の生き方と装いがマッチした、男らしさと逞しさの中に優しさを持つ、豊かな男性像をテーマにしています。


 世界中のジーニャスと呼ばれる博学的な人々に共通する地理的、文化的、民族的背景を取り払った、リベラルで知性に溢れた美しさが漂い、世界がより近くなったグローバルな環境においても、物怖じしない堂々としたムードには威厳すら感じます。一つ一つのルックには着る人の人間性や世界観を感じさせる、確固としたストーリーが感じられましたね。。。



 リラックスしたアイティチュードとワイルドでざっくりした印象の中に、細部にまで拘り抜いたアイディアやリッチなマテリアル、着る人のアイデンティティーを決して邪魔しない寄添うような、さり気なさが全体のキーワードになっています。

 コレクションのパレットは様々なアーバン グレーのバリエーションで綴られます。時に限りなくブラックに近いミステリアスなムードに、時に穏やかなブラウンのトーンへとその表情を様々に変化して行きます。凪の海のように静かなトーンの中に少しだけアクセントを付ける、アンティークブルーやバーガンディー、オリーブの香りを漂わせるダークグリーン等がコレクションに奥行きを与えています。



 まず、ファーストルックに登場するのは、こんな冬らしい温かなムードの漂うルックです。ボディーに寄添うように仕立てられたアンコンストラクティッドのジャケットには、たっぷりとしたワイドなパンツをコーディネイトします。限りなくホワイトに近いグレーの1トーンで構成し、ざっくりしたタートルニットをインナーに合わせていますね。


 ハットはラパン、グローブとバッグにはディアスキンとラパンをコンビで使用し、バッグのクロコダイル風の型押しのディテールもゴージャスな印象です。



 
 ヘミングウェイの物語に登場する、自らの夢に向かって寡黙に挑戦を続ける男性像。。。。。そんな意志の強さを感じさせるルックからコレクションはスタートします。。。。




 様々なグローバルな文化背景を持つ今回のコレクションの中には、日本人の持つしとやかなメンタリティーや、アルマーニがブティックを構える銀座の街の上品なムードにインスパイアヤされたスーツが登場していましたよ。


 リラックスしたムードのこちらの3ピースはウール、ナイロン、シルクを混紡したホップサック調の織り柄のファブリックを使用し、余計な構造を省きながらもしっかりとボディーに沿うような美しいシルエットを描き出しています。


 ラペルにまで施されたボタンホールのディテールは今季注目のアイディアで、クラシカルなミリタリージャケットをイメージさせ、何処となく漂うノスタルジックなムードを上品に表現していましたね。

 ホップサックというのは平織りの生地の事で、ビールに苦みをプラスするホップを収穫する際に使用する、麻目の袋の表面に似ている事から名付けられたそうです。ラフなムードとザラッとした質感が特徴のファブリックです。


 
 こちらも日本のメンタリティーや銀座の街のムードにインスパイヤされたアイテムのバリエーションで、穏やかなアイティチュードのコートでございます。


 表面の大柄のグレンチェックはネップのある糸を用い、織りによって表現されていて、ラペルの内側の光沢のある部分は一枚仕立てのカーフが施されています。

 
 ヨーロッパではこれ一枚に中はTシャツなんてスタイルを、男らしいイケメンさんが良くしていますね。筋肉は一番のヒートテック、、、、是非、ガッツリ鍛えてそんな着こなしをして頂きたいものですねぇ。。。


 こちらの上質なファーのコートもラグジュアリーでございましたねぇ。。。


 片面にはブラウンがかったグレーでムラのようなプリントを施し、片面にはブルートーンのグレーの1トーンで染め上げたムートンのコートで、リバーシブルで楽しめるアイテムです。大きく開いた襟元をしっかり閉めれば防寒性もバツグンですし、ムートンで両面ファー使いというアイテムも実に珍しいですね。


 フューチャリスティックなサイドにボタンが施されたスタンドカラーのシャツと、織り模様の施されたウールのパンツをコーディネイトしてシックでしたねぇ。。



 コレクションは全体を通して実に穏やかなムードです。マスキュリンなムードが漂う作品の中でも、特にニットやラフなウールのコート等を纏うモデル達は、時折アーネスト・ヘミンングウェイ自身のポートレートともリンクする、知的な優しさをを感じましたね。


 こちらの綾織りのウールを使用したジャケットも素敵でしたね。肩パット等の余計な構造を省いた軽い着心地のジャケットは、ダブルブレストのフロントやパイピング、ステッチを叩いたポケット等、クラシカルなワークウエア等に見られる無骨なムードが素敵です。


 種類の違うウールで仕立てたパンツは今季の注目のキャロットシルエット(昔のボンタンのようなシルエット)で、落としたクロッチと少しガニ股のようなカッティングされたシルエットが、履くと独特のドレープを生み出し個性的でしたね。。。



 アルマーニのショーではお馴染みの2体、3体のルックをバリエーションで見せる演出は、今回こちらのようにトレンドのユニセックスを意識したスタイルが注目でしたね。。。。

 肩肘張らないこちらのイヴニングスタイルは、カシミアのボディーにラペルにサテンを用い、お揃いの素材で仕立てたショールカラーをジレをインナーにコーディネイトしています。


 包みボタンやポケットのたまぶちのディテール等クラシカルな要素を鏤めて、クロッチをかなり落としたテイパードパンツとコーディネイトすると、ロマン派の時代の乗馬服のようなムードが素敵ですね。。。


 こちら、ショーでは小さいサイズのメンズのアイテムを女子のモデルが着用して登場したんですが、このプレゼンテーションがもの凄く好評で、ショーの後レディース用にサイズを調整したアイテムが現在ショップの店頭に並んでいるそうですよ。。。 










 アーティスト達がキャンバスの上に残した筆跡をロマンティックに追求したWOMEN'S COLLECTIONと、男らしさの中に優しさや繊細さを内包した男性像を描き出したMEN'S COLLECTIONで綴られた今季のジョルジオ アルマーニのコレクション、皆様いかがでしたか?


 
 さて、デジタルをベースに活動している自分自身に取っても常々感じる事ですが、SNSがこれだけ普及した現代において、かなり多くの人々がデジタルの画面の中のバーチャルの世界で見た物が全てだと思い込んでいるようです。とかくヴィジュアルを優先するファッション業界においてこのツールは実に優れていて、連日華やかなビジュアルが数多くのスレッドとなって登場しています。



 ケータイの画面上のビジュアルで興味を持っていざショップに行ってみると、思っていた物と雰囲気が違っていたり、袖を通すと着心地の悪いものだったりとそういう経験をされた方も多いかと思います。



 ここで間違えては行けない事は洋服は『見る物』ではなく『着る物』だと言う事です。



 どんなにお気に入りのアイテムであっても、一度袖を通すと自身の姿は鏡を通してでないと見る事は出来ませんし、そのアピアランスは往々にして自分の近くにいる親しい友人や、仕事仲間の目に一日中晒される事になります。。。


 ジョルジオ アルマーニは創業以来40年の間、確固とした『洋服』を作り続けて来ました。袖を通す事で数々の化学変化を起こす緻密なアイテムは、肌に触れた時に、袖を通した時に身体が喜ぶ服です。デザインやアピアランスが自分で確認出来ない物であるのならば、もしかしたらそのテクスチャーや着心地という事をフィーチャーして身体が喜ぶ服を選ぶというのも一つの方法かも知れません。



  
 世の中にはアイキャッチーな偽物が蔓延しています。是非、今シーズンは確固たる『着る物』としての服を探してみてはいかがでしょう。本当に身体が喜ぶ物に出会った時、人は細胞の隅々からポジティブなオーラを放ちます。


 そういう大切なアイテムを愛おしむように人生のパートナーにする事も、とても素敵な事のように私には思われてなりませんねぇぇぇぇ。。。。





 2015 SS GIORGIO ARMANI 2015 SS 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 2015 SS EMPORIO ARMANI 2015 SS 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

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CHARLOTTE OLYMPIA、GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN !!!






 今週末はハロウィーンでございますねぇ。。。皆様パーティーやらなんやらの予定は決まってらっしゃるのかしら????




 ハロウィーンという事でトップページの画像を変えてみました。今年はティム・バートン風にしてみましたがいかがでございましょう???。実はこういう作り込みが世界で一番得意です。。。。。


 先週末の夜中に、事務所でアシスタントとゴソゴソ撮影して、そのままPCで加工してすぐUP。。。。。なんか凄い時代になりましたねぇ。。。昔はこんなプライベートな撮影でも、カメラマンやヘアメイクをブッキングしたりと大騒ぎだったのにねぇぇぇぇ。。。。




 はい。それでは今日はアイテムにもよっては今週末のハロウィーンにも間に合うかも????そんな素敵なシューズやバッグを御紹介をしましょうね。



 いつもお世話になっているアタッシュ・ド・プレスのBluebell(ブルーベル)が取り扱う、CHARLOTTE OLYMPIA(シャーロット オリンピア)とGIUSEPPE ZANOTTI DESIGN(ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン)でございます。





 まずは2008年に創業したロンドンのブランドで、常にユーモアに溢れ、可愛らしさとエキセントリックなデザインが人気のCHARLOTTE OLYMPIA(シャーロット オリンピア)のPRE FALLから御紹介しましょうね。



 テーマは『Untitled(無題)』。。。。。まるで、抽象絵画のタイトルとして使われそうなこちらをキーワードにしたコレクションは、彼女らしい独特の解釈でアートの世界を大冒険した楽しいコレクションです。


 モチーフとして取り上げているのは主に20世紀初頭のアートです。パブロ・ピカソやジョアン・ミロ、サルバドゥール・ダリやジャン・コクトーまでと、美術史の中でそのムーブメントが一番楽しかった時代を中心に、彼女の鋭い観察眼で切り取れた数々の名画達はシュールリアリスティックにシューズやバッグに落とし込まれます。


 とにかく楽しいコレクションでございます。。。。。。私、卒業校の文化服装学院では現在美術史の講師として授業をする程のアート好きでございますので、今回のコレクション、もし女として生まれていたら、、、、足のサイズが37とか38とか普通のサイズだったら。。。。。。借金してでも一生物として買い占めたい。。。。。そんな、コミュニケーションのツールにもなりそうな素晴らしいコレクションです。




 ではアイテムを御紹介して行きましょうね。まずはこちらのシューズとバッグでございますが。。。もう、、、既にオモロいでしょぉぉぉぉ????


 20世紀初頭に活躍した、劇作家、小説家、詩人、映画監督、舞台演出家、映画監督、そして画家でもある20世紀初頭のマルチアーティストとも言われている、ジャン・コクトーの描く印象的な横顔を彷彿させるプロフィールがポイントの作品です。


 右のシューズは『TWO FACED』というアイテムで、15cmのプラットホームがブリリアントなウェッジソールのサンダルです。トップ、ストラップ、フロント部分にはブラックのスエードを用い、ヒールの部分にはゴールドのメタリックなカーフスキンが用いられています。


 ウエッジのサイドの部分にソールの傾斜をヘアーに見立てたように、印象的な横顔のディテールが施されていて、眉毛やアイラインは金糸の刺繍、瞳にはクリスタルが飾られているのもキャッチーですねぇ。。。



 バッグは『IN YOUR FACE』というアイテムです。トップがジップで開閉するクラッチバッグのサイドに、この顔のモチーフが飛び出すように施されていてユニークで、もちろんディテールは金糸のエンブロイダリー、瞳にクリスタルが飾られています。裏側にはデコレーションはなく、横顔のシルエットだけっていうのもミステリアスで素敵でしたね。


 こちらはソフトタイプは他にブラックのスエードバージョンですが、PVCで作られたハードタイプのクラッチも登場していましたよ。。。

 



 左側のシューズはまるでシュールリアリズムのスペインの画家、ジョアン・ミロの楽しい作品をイメージしたようなポップなアイテムです。


 『CONTEMPORARY SANDALS』というこちらのアイテムは、足が実に美しく見えるヌーディーなデザインが特徴で、トップに通したいくつかのベルトの上にマルチカラーを施したメタルパーツのドットが、踊るようにデコレーションされています。


 踵の部分はヌードピンクなので履くと肌と同化して、よりシュールリアリスティックなアティチュードに見えるも楽しいですねぇ。。。



 右のクラッチバッグは。。。。。。。。。。皆様お解りのように、その名も『DALI』。。。。。シュールリアリズムを代表するスペインの画家、サルバドゥール・ダリの作品にように頻繁に登場し、彼のパフュームのボトルをもイメージさせる、唇のモチーフがブラックベースにゴールドのメタルパーツで大胆に施してあります。


 いやぁ。。。。。。。これは、死ぬ程可愛いです。。。。。。。。。。。欲しいですもの。。。。。。。


 しかも、バッグの上のクロージャーの部分が鼻になっているんです。。。。


 世紀を代表する世界の巨匠の作品であろうがなんであろうが、シャーロットの手にかかると、こんなにもキュートで楽しいアイテムに昇華されてしまうのは、全く持ってお見事でございますねぇ。。。




 はい。。。。大人気のキティも今回はこんなアイティチュードで登場です。。。楽しいでしょ????


 『ABSTRACT KITTY』というタイトルのこちらは皆様お馴染みのキティのフェイスが、なんとワシリー・カンディンスキー風。。。。。。音楽的とも言われる彼の作品の、リズムやハーモニーを描いたような楽しい世界が、ホワイトのベルベットの上にマルチカラーのエンブロイダリーで表現されています。


 いやぁ。。。。これは実にカワイイですねぇ。。。。これまでのキティファンの方にも、アート好きの方にも溜まりませんねぇ。。。この刺繍のモチーフになっているカンディースキーのパターンは他にアイランドプラットホームのパンプスやクラッチバッグでも登場しています。


 またキティのフラットシューズはなんとポインティッドでも登場しています。。。少し顔がシュットしたシャープな印象のキティも楽しいですよぉ~。。。




 ブランドを代表するマガジン バッグは今季なんとアート特集!!!こういう所も実に気が効いていますねぇ。。。www


 『ART MODERN MAGGIE』というこちらのバッグは、これまでより少しサイドの長さが短く、逆に縦が長くなった使い易いサイズなって登場しました。クレープデジンをベースに用い、そこにエンブロイダリーで、ジョアン・ミロの作品で出て来るようなアブストラクトな美女が刺繍で描かれています。


 雑誌の表紙をぐるりと廻したアイディアで作られているので、裏側には『EXCLUSIVE』等雑誌の見出し風の文字が逆さになって刺繍されているのも、なんともアバギャルドで楽しかったですねぇ。。。。。





 続いては2015-16 AW メインコレクションになります。。。。


 先ほどのアートのコレクションから続くメインコレクションは、ミッドセンチュリーの室内がテーマになっています。デカダンなムードやレトロ調、様々なカルチャーが混在した当時の最先端のインテリアをベースに、こちらでもシャーロットのユーモアを込めた楽しい世界が繰り広げられます。


 『A World Of interiors』と題された今回のコレクションでは彼女の鋭い観察眼を、当時のユニークなインテリアに囲まれた室内の隅々までに光らせています。床を飾るリッチなマーブルのパターンはアイランドプラットホームのシューズに、重厚な百科事典が並ぶ書斎の本棚や、マホガニーを使用した高級感漂うサイドボートはキュートなクラッチバッグにと相変わらず遊び心に溢れています。


 

 まずはこちらの右側のアイテムから御紹介しましょうね。。。むか~しむかし、母親の友人のお金持ちの家に遊び連れて行ってもらった時、こういう油絵が応接間に飾ってあったのを良く覚えていますねぇ、、、。www


 オランダ、ロッテルダム生まれでパリで活躍したエコール・ド・パリの画家、Kees Van Dongen(キース・ヴァン・ドンゲン)へのオマージュのこの作品は、風刺画、似顔絵画家として人気を博した彼の人物の特徴を瞬時に掴むテクニックで表現された、女性のポートレートが描かれています。


 『PORTRAITE TOTE 』というタイトルのこのハンドバッグは、ポートレートの部分は実に細やかなエンブロイダリーで表現され、廻りのフレームの部分はゴールドのカーフスキンで表現されています。PRE FALLに続きアートにインスパイヤされた作品ですが、廻りに額縁を施す事であくまでもインテリアとして解釈されている所、そしていかにもレトロチックなリビングルームに飾られているようなムードを表現している所は、相変わらずのユーモアっぷりで楽しいですね。。。



 左のプラットホームは、安定感のあるトップのデザインと踵、そして太めストラップをキュッとノットにしたディテールがキュートです。このインパクトのあるフューシャピンクは今季のキーカラーでしたねぇ。。。プリントの中や刺繍にも取入れられ、アクセントとなっていましたねぇぇぇ。



 ポップでカラフルだったPRE FALLに比べてこちらのコレクションは実にシックなカラーパレットです。


 インテリアをテーマにした今回、ビーチウッド(ブナ)やマホガニー等の家具に用いられる木目のブラウンや、樹脂で作られたミッドセンチューの椅子をイメージさせるブラックパテントのPVC、クッションに使われるエレクトリックなネオンカラー等、ベーシックなカラーとビビットカラーのコントラストが実に楽しかったですねぇ。。。


 こちらも一見すると実にエレガントなシューズ達に見えますが、シャーロットならではの拘りのクリエイションが伺えます。


 右のシューズは『FAYA』。壁紙をイメージさせるスクラッチしたチェックのパターンの上に、アーチ型にカットしたシルクサテンを乗せたテクニックを使用していて、ホールから覗くチェックのパターンが窓のように見えて楽しいですね。


 フューシャピンクのバラのデコレーションが、応接間に重厚な花瓶に飾られたバラの花をイメージさせ楽しいですねぇ。。。



 左のブーティーはコンテンポラリーにも楽しめるアイテムで、そのフォルムの美しさがこのブランドのシューズ作りのテクニックの高さを物語っています。


 ブラックのスエードのボディーに施したのはブラックのパテントのケージのようなデコレーション。。。。これも窓枠やテラスの床に規則的に飾られたタイルのようで素敵でしたね。。。



 こちらのバッグ。。。。何だかお解りになりますか????はい、リッチな人々のリビングルームにある、バーカウンター。。。。題して『MINI BAR』という作品です。


 いやぁ。。。。。これはオモロ過ぎます!!!!!!


 ブラックのカウンターにはゴールドの手すりと天板がスタイリッシュなムードで、カウンターの上には小さなシェイカーや、最高級のブランデーやシャンパンをイメージさせるようなボトルのデコレーションが何ともチャーミングです。


 こちらのボトルはマグネット式で取り外し可能なので、デコレーションを外してシャープなムードでも楽しむ事が出来ます。



 一緒に写っているのはキティ コレクションのモバイルホルダーです。フラットシューズの他にもウェッジソールやブーツやスニーカー、ハンドバッグやクラッチ、キーケース等実に充実コレクションに今季こちらが仲間入りです。


 気になる方は是非チェックしてみて下さいね。

 

 
 一見実にクラシカルな印象のこちらのサンダル。。。。。。こちらのヒールの部分には、ミッドセンチュリーのテーブルの足のディテールが施されているのがお解りになりますかぁ????www


  美しく磨き上げたホワイトのカーフスキンをアッパーとプラットホームに用い、フロントから見ると不定形のバックルが、60'Sのピエール・カルダンのアクセサリー等にも見られるフューチャリスティックな印象ですね。。。一転、後ろを向くと、ヒールにはビーチウッド(ブナ)のようなパターンと、ヒールの先のメタルパーツが当時の家具の足に施されていた真鍮のディテールのようですね。。。


 シャーロット オリンピアのシューズはフロントとバックの表情がまるで違うのも実に楽しい所です。『履く彫刻』とも言われるシューズを360°全面から立体的に解釈したデザインが多く、例えばフロントで提案した謎解きにバックの部分でオチを付けるというストリー性も含んでいて楽しいですねぇ。。。。。




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 さて続いてはガラリとムードを変えてイタリアが誇るゴージャスでエッジィなシューズブランド、GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN(ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン)の2015-16 AW COLLECTIONのリポートをお伝えしましょうね。。。


 『貴族的な』とか『上流社会』という意味のAristocracyという言葉の造語、『AristCrazy』というテーマの今シーズン、このブランドが得意とするスピーディーでシャープなムードがラグジュアリーなテイストで表現されます。

 アプローチはクラシカルな気品と破天荒な遊び心。。。。洗練され、確固とした自信に満ちあふれた個性的な女性像をドラマティックに演出するコレクションには、貴族的なディテールが印象的なアイテムが並びます。ベルベットやブロケード等高貴なファブリックには紋章をイメージさせる金糸の刺繍やビジューのデコレーション。グリッターやホログラムはこれまでの伝統だけに甘んじない、新しい時代の貴族たちの足元に革新を与えます。


 まずは、こちらのチャンキープラットホームサンダルから御紹介しましょうね。。。このブランドに詳しい方ならお解りと思いますが、、、、プラットに施されているのはなんとブランドのロゴでもお馴染みのgのモチーフ。。。。手描きで描かれた文字をこんなにもユニークなヒールに表現しています。

 フロントはシックなTストラップにゴールドのバックルを一つだけ飾ったシンプルなデザインで、ヒールにはgのフォルムのカッティングにゴールドのメタルパーツを飾りなんとも華やかな印象です。


 いやぁ。。。。このアイディアには度肝を抜かれましたねぇ。。。。もちろん、ロゴをモチーフにしたデザインですが、それを知らない人にも斬新に見える、全体の仕上がりとこのグラマラスさに興奮しましたねぇ。。。


 こちらはジュゼッペ・ザノッティ・デザインのシューズの醍醐味でもある、イタリア的な現代建築を思わせるシャープなラインと、ロックテイストを鏤めたクールなシューズです。


 『ALICE』という作品で広めのトップが印象的な、センシュアルなフォルムのブーティーです。上質なブラックのスエードは足馴染みが良く数回履けば足にぴったりとして、サイドのハードなジップとスワロフスキーで飾られた、ブランドのアイコンでもある水牛のチャームも実に華やかで、グラムロックのムードでしたねぇ。。。



 とにかく美しいフォルムと履いた途端に足が5cm長くなったように見えるの足長効果のあるシューズのジュゼッペ・ザノッティ・デザイン。このブランドの熱心な信者達が口々に言うように、一度履いたら辞められない珠玉のシューズでございます。。。


 オーセンティックなパンプスでは、そのフォルムの素晴らしさはより際立ちます。取り立てて大声で語るような特徴がある訳ではないのに、見た瞬間に『美しい!』と感じてしまうのは全体のバランスの取り方がズバ抜けて素晴らしいからではないでしょうか???


 今季、クラシカルなポインティッドのパンプスにはこちらのようなメタリックカラーが注目でしたね。左はブルーのホログラムが美しいパイソン、右はグロッシーなレッドのレザーです。


 他にクラックを施したまた違うタイプのホログラムのアイテムや、オーストリッチを使ったラグジュアリーなピース等も気になりましたねぇ。。。


 左側のシューズはイヴニングシューズで今季のテーマでもある、貴族的なまでのグラマスなムードを見事に表現したアイテムです。

 
 『MADELINE』というこちらのサンダルは、足をブラックのスワロフスキーのベルトでぐるぐる縛り、そこにスプレーで染色したフェザーを飾ったようなセンシュアルで個性的なシューズです。


 ジュゼッペ・ザノッティ・デザインのコレクションの中でもラグジュアリーなラインにあたるサンダルタイプのハイヒールは、毎回実に独創的で楽しいですねぇ。。。毎シーズンストラップの上にビジューのモチーフやメタルパーツを飾り、まるでデコレーションだけを足の上に乗せているようなヌーディーさも実にセクシーです。



 右側のバッグは、このブランドの持つ違う面を表現したストリートテイストたっぷりのバックパックになります。『REGIMENT』というこちらのアイテムは、トップの蓋と二のポケットのフラップに施されたジップのデコレーションが実にクールな印象です。


 こちらはブラックレザーと限りなくブラックに近いブルーのベルベットを使用したバージョンですが、他にオールブラックレザーやファーを取入れたもの、シアリングのムートンをアクセントに使った物等バリエーションも豊富で、ユニセックスで楽しめそうな素敵なアイテムでしたね。。



 今季、沢山のコレクションのランウェイを飾ってトレンドとも言える、シアリングのシープスキンのテイストは、なんと『TROPEZ』というブーツになって、こんなにも個性的に登場していましたね。

 
 ジャケットがそのままブーツになったようなユニークなデザインで、アッパーのブラックのカーフスキンにはウォッシュド加工が施されています。シープスキンのラインニングをサイドに、ゴールドのスタッヅをソウルとトップの間の部分にあしらって、ハードなイメージですがウェッジヒールのカッティンが実にフェミニンでしたね。。


 この高いプラットホーム、ハードなアッパーのデザインでも、野暮ったくなくエレガントに仕上げているのはさすがでしたねぇ。。。






 続いてはMEN'S COLLECTIONを御紹介しましょうね。


 艶やかでブリリアントな男性像を生み出し、イタリアの伝統的なサルトリアルに基づきながらも革新的な遊び心を漂わせるスタイルで人気のメンズコレクションにおいても、やはり今季のテーマは『AristoCrazy』です。


 スマートで洗練されたムードを持ちながらも、常に進化を続けるエッジィさを兼ね備えた艶やかな男性の足元を飾る新作は、貴族的なノーブルさとストリートのエッセンスという相反する要素をメランジェさせたハイブリッドなシューズが騒然と準備されています。


 こちらは『JHONNY』というシューズです。。。。ねぇ、、、、ブリンブリンでございましょう????


 アッパーに『これでもか!』と思う程のブラックのグリッターを施したシューズは、敢えてクラッシックなダブルモンクストラップのデザインに落とし込まれ、メゾンのシグネチャーでもあるジップのディテールが個性的に飾られていましたね。



 こちらはストリートテイストを感じさせるハイブリッドスニーカーの『KURT』です。


 昨今のスニーカーブームに合わせてジュゼッペ・ザノッティ・デザインでも沢山のスニーカーが登場していますが、イタリアのクラフツマンシップに裏付けされたラグジュアリーなアイテムは、他とは違うアイテムを求める拘り派のファショニスタ達に大好評で、私も機会があれば!と虎視眈々と狙っているアイテムですねぇ。。。


 ボクシングシューズをイメージさせるシャープでスピーディーなデザインで、シンプルなフロントにダブルジップ、キルティングの上にはブランドのゴロマークがメタルパーツで施されています。


 ラムスキンとファブリックのコンビネーションも実にフューチャリスティックでしたねぇ。。。 







 ファッショナブルな人に限って、シューズとバッグがあればどうにでもなる!なんて発言を良く聞きまが、比較的早めの時期に登場するアクセサリーはそのシーズンの気分を先取りするにはモッテコイのアイテムです。


 個人的にはアクセサリーだからこそ、テンションの高い個性的なアイテムを持つ事をおすすめします。日本人女子は結婚する男性に多くの条件を求めるように、バッグに対してあらゆる要素を求め過ぎです。斜めがけは必須!とかアウトポケットはマスト!とか。。。。


 そういう条件からアイテムをクリエイトするとデザイン性や楽しさはどんどん減少して行くもので、多くの顧客を取り込もうとするアイテムは、逆に魅力を失い、結果誰も欲しくない物が出来上がってしまう事が多々あります。



 今回も私の個人的なセレクトで、ヒールの高いシューズや荷物の入らないバッグばかり御紹介させて頂きましたが、こういうアイテムはジュエリーのように楽しむものです。出社から退社までのオフィスワークの時間に着用する物ではなく、パーティーやディナーなど楽しくて華やかな時間を演出するアイテムです。


 退屈な日常の世界を忘れる為により楽しい自分が心から欲する物を身につけるのは素晴らしい事ですし、その為には一度家に戻って、全身着替えてメイクも変えて、パーティーへ向かう事をオススメしますね。


 数時間しか履かないのなら、もの凄い高いピンヒールも何も入らないクラッチバッグも問題ありませんよね?レッドカーペットでこういうアイテムを使用するセレブリティー達も、当然すぐ側にホテルを取ってそこからドレッシングしてパーティーへ向かいます。


 最悪会場迄はフラットシューズで向かい、会場の側で履き替えてクロークに預けるというのがベスト。パーティー会場の中で書類の入った業務用のバッグや、フラットシューズを身につけているというのは、野良着で舞踏会に来たのも同然での非常に恥ずかしい事で、招待してくれた主催者に対しても失礼に値します。



 これから、いろいろと社交が増えるシーズンですねぇ。。。是非、ディリーのバッグの中に名刺とケータイしか入らないチャーミングなクラッチを一つ入れて、会場の側でササっと華麗に変身して頂きたいものです。その際ドレッシングルームでリップの色も少し華やかにする。。。。そんなスタイルこそパーティー馴れした大人の女子なんじゃないでしょうかぁぁぁぁ?????


 


 

 


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