TASAKI 2015 !!! | ダイコ★ブログ

TASAKI 2015 !!!





 今日は日本が誇るハイジュエラー、TASAKI(タサキ)のリポートをお伝えしましょうね。




 はい、いきなり大変失礼します。。。。。。。



 渋谷ヒカリエのホールを使用して大スペクタクルな演出で発表されたこの時のプレゼンテーションでは、新作ジュエリーからタサキが初めて手がけたタイムピースのイントロデュース等盛りだくさんで行われ、宇宙をイメージした様々なフードも登場し、実に華やかな一夜でございました。。。。ロボットも登場するという楽しい演出もありましたねぇ。。。



 こちら、フォットブースでございまして、、、、新作のジュエリー『gulper』のポップが用意されていたんですが。。。。。。どうしても、誰もやってないようなポーズがしたくて。。。。思わず。。。。。。。。。



 まぁ、ご愛嬌って事で許して下さいまし。。。。。。。







 この日発表されたTASAKIの新作コレクションは実に個性的で楽しいものでした。



 『Curiosity(好奇心)』と題されたコレクションは、人が好奇心を抱く雄大な自然の中に存在する神秘的な美しい様々なモチーフから着想されていて、TASAKIの最高のテクニックによりオリジナリティー溢れる様々なジュエリーに昇華されています。



 15世紀から18世紀、ヨーロッパでは『Cabinet de Curiosités(”好奇心の小部屋または棚)』というカルチャーが、王侯貴族等を始めとるリッチな人々の間で流行します。


 イギリスのクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見したのが1492年、ポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランがスペインの艦隊を率いて世界一周に成功したのが1522年と、大航海時代を迎えたヨーロッパは造船や航海技術が目覚ましく進歩し、人々はまだ見ぬ新しい大陸や海を求め、こぞって海へ向かった時代です。


 新しい土地で様々な自然や文化に触れた彼らは、お土産に珊瑚や化石、美しい蝶や昆虫の剥製を携えて帰国します。当時のヨーロッパの人々がそれまで目にした事が無かった極彩色の羽根の鳥や、見た事も無い形の貝殻は彼らを夢中にさせ、やがてそういう珍しい物を書斎に飾ったりコレクションするという文化が広がって行きます。


 いわゆるヨーロッパのお屋敷の書斎等に珍しい剥製や象牙が飾られるのはこの文化に由来していて、後にこの文化は美術館や博物館へと進化して行きます。


 


 クリエイティブ・ディレクターのThakoon Panichgul(タクーン・パニクガル)はこのヨーロッパ的な文化にクローズアップし、まさに大航海時代に羅針盤を片手に船を操った探検家のような目線で、自然の驚異や感動を美しいジュエリーに表現しました。



 自然を愛し、敬う姿勢は日本人古来の素晴らしき文化です。made in Japanのブランドとしてその審美眼を作品に表現し、自然が生み出す魔法のような様々な宝石で、時には自忠実に、時にはアブストラクトに捉えたジュエリーは実に美しかったですねぇ。。。




 では、まずこちらから御紹介しましょうね。。。。



 ごらんの通り『coral(珊瑚)』というコレクションになります。真珠と並び海の宝石と言われる珊瑚の繊細で美しい姿をした美しいこちらのネックレスは、本来生物なのでアシンメトリーに生息する珊瑚を、あえてシンメトリー風にデザインする事でエレガントな作品に表現しています。


 ホワイトゴールドのベースはフラットに見えますが、胸元に馴染むように極僅かなカーブが施されています。極小のツメでダイヤモンドがセッティングされ、着用するとまるで肌の上に白珊瑚の枝が浮かび上がるように美しいピースです。


 こちら、タサキ独自の素材である淡いピンク色の『SAKURAGOLD™ 』というゴールドをベースにダイヤモンド、ピンクサファイア、モルガナイトを飾ったフェミニンなバージョン、また少しデザイン違いでイエローゴールドにルビーを飾ったドラマティックなアイテム等のバリーションがございましたよ。




 こちらも実にドラマティックなピースでございましょう?????


 『ruffle shell』というこちらのコレクションは、パラオ等の南国の海で100年近く生きる美しいシャコ貝を思わせる、うねるよなフォルムが優美で、それはHaute Coutureのドレスのヴォランのようにも見えます。また緩やかな波間を漂う泡のように見える爽やかで開放的なデザインも素晴らしいですね。


 フリルのようなベースにはホワイトゴールド、鏤められたのは大粒のシルバーの南洋パールや可憐なあこや真珠。ダイヤモンドが煌めきをプラスし実にダイナミッックですねぇ。。。


 こちら、実にスタイリッシュなアイテムとして仕上がっていて、例えばフリルが施されたブラックのオーガンジーのドレスに、まるで襟のようにコディネイトしても素敵かと思われますねぇ。。。。

 



 南国の青いビーチ、浅瀬の青く透明な海の水に手を浸し、そのまま手をあげると小さな雫が太陽に光を反射してキラキラと光ります。。。。


 そんな素敵なバカンスでの思い出をジュリーに閉じ込めたようなこちらは『liquid sculpture』というコレクションです。まさに液体の彫刻というタイトルのリングは、最高品質の『ロビンズズエッグ(ハチドリの卵)ブルー』と言われる鮮やかなブルーのターコイズをゴージャスに配したアイテムです。


 18K イエローゴールドのチラリと覗く台座とのコンビネーションを実に素晴らしく、是非、カクテルリングとして装いの中にジュエリーはこの一つなんて取入れ方で楽しんでみてはいかがですか???



 はい。ここからは実に楽しい『mimic(擬態)』をテーマにしたコレクションを御紹介しましょうね。


 長い年月をかけて進化を遂げた昆虫のデザインは、人間の目には時として予期せぬ喜びや好奇心を掻き立ててくれます。まずこちらは蝶。。。。コノハ蝶等木の葉に擬態する種が有名ですが、こちらは実に美しい宝石で飾られた木の葉に擬態していますね。。。


 18Kイエローゴールドの台座にペアシェイプ、マーキース、ラウンドの様々なカットを施したピンクサファイアやイエローサファイア、スペサタイトガーネット、ファイアオパール等密林の奥深くに花開く、カラフルな花のように美しいカラーが素晴らしいですねぇ。。。


 こちらはよりジュエリーをドラマティックに見せる為に、センターストーンに向けて台座を高くしているというテクニックが施されていて、見る人の目をより釘付けにする効果がありましたねぇ。。。




 こちらは『mimic mantis(ミミック マンティス)』。。。。はい、カマキリです。何処にいるのか解りますか????よ~く目を凝らしてご覧になると、左を向いてすっかり花や葉に擬態した姿が見えるかと思います。。。。


 イエローゴールドのボディーに羽根にはペアシェイプ、マーキス、ラウンドカットのルビーやデマントイドガーネット、脚や印象的な目にはツァボライト、擬態した花の花びらにはマーキスカットのタンザイトが飾られ実に楽しいネックレスです。



 さて、英語でカマキリの事を『mantis』と言いますが、これはギリシア語の名前で『mántis』に由来し、予言者という意味もあるそうです。また英語では『playing mantis』とも呼ばれるそうで、前脚をあげて獲物を狙う姿が祈っているように見えるとこから名前が付いたそうです。


 また蘭の花等に擬態する事で有名なハナカマキリは、生まれたばかりは赤と黒の二色でカメムシに似ていて、生まれて2齢期のみだけがあの姿になるそうで英語では『Orchid playing mantis』と呼ばれます。成虫になると身体が前後に伸び随分とカマキリらしくなり、蘭の花には見えないそうです。


 ギリシア神話には交尾時に共食いをする事から、ギリシア語でメスカマキリを意味する『Empousa(エンプーサ)』という怪物も登場します。。。。。。実に奥の深い昆虫ですねぇ。。。。。


 はい。もちろん、大好きです!!!!!




 実はこの日のプレゼンテーション、ちょっとした楽しい仕掛けがございました。会場に入る時にゲスト達はカギを手渡されます。ブースのあちらこちらに設置してある鍵穴にキーを入れると。。。。。

 カチカチとライトが灯るという仕掛け。。。。。また違った角度から光に照らされる事で、ジュエリーは別の表情と魅力を発揮するというユニークなプレゼンテーションでしたね。。。

 めっさ、カチカチしてるモデルちゃんとかいましたけど。。。。。



 こちらは『turban shell』というコレクションになります。


 オウムガイ等の太古の記憶を留めたかのような巻貝の美しいフォルムにインスパイヤされたこちらは、ダイヤモンドのセッティングされたケージの中に大粒の南洋真珠を飾ったロマンティックなスタイルで表現されたリングです。モダニティを感じさせるデザインも素晴らしいですねぇ。。。


 他にセンターストーンに大粒のバールを飾り、その廻りをまるで巻貝を輪切りにしたようなフレームには、螺旋を描くように放射状に広がって行くダイヤモンドが飾られたデザインのネックレスもございます。



 そしてそして、、、、私が今回のコレクションの中で一番のお気に入りがこちら。。。。。。『gulper』という鮫の顎をモチーフにしたコレクションです。実にタクーン・パニクガルらしいちょっとダークなムードが素晴らしいですねぇ。。。。

 こちらはリングですが、ホワイトゴールドの台座の上にダイヤモンドが飾られ、そこから生えた歯が実にワイルドで、まるでガオーっと口を開けた瞬間を捉えたような迫力のある作品ですね。。。しかも指にこれを飾るなんて!!!!素敵すぎ!!!!

 鮫の歯は古くからお守りとして大切にされて来ました。古代より世界中のあらゆる地域で、主に戦士達が強さと勇敢さの象徴としてペンダントにして身につけたそうで、中世ヨーロッパでは当時の人々が最も恐れていたという毒による暗殺から身を守る為に、貴族等を中心に身につけていたそうです。


 海洋民族であるニュージーランドのマオリや、トンガ、サモア等のポリネシアの人々には、古来より人を襲う鮫は『taniwha』と呼ばれ、恐れられると同時に外敵をも恐れさせる守護神として奉られて来ました。


 またサーファー達の間でも人気のお守りだそうで、一度自分が噛まれた鮫の歯を身に付けると、二度と噛まれる事はないと信じられています。


 中でもとても巨大で美しいホオジロザメの歯は、その完全性やサイズ、フォルムなどにより高額で取引されているそうです。



 こちらも『gulper』のコレクションのチョーカーですが、、、、、、素晴らしいでしょぉぉぉぉ????


 鮫の顎という自然の生み出す美しい造形をこんなにもモダニティ溢れるコンテンポラリーなデザインへと昇華させたアイテムです。18Kイエローゴールドの台座は内側に向かって歯がビッシリと並んでいて、そこにTASAKIの世界最高の品質を誇るあこや真珠が美しく飾られています。。。


 このコレクションは他にブレスレットや片耳用のピアス、胸元に寄添うように下顎の形に沿ってダイヤモンドがセッティングされたネックレスやチョーカー等、バリエーション豊かなコレクションになっていましたよ。。。







 さて、今回のプレゼンテーションでは1954年の創業から半世紀を経て、TASAKI初となるタイムピーシーズのコレクションを発表しました。



 100%made in Japanによって生まれた作品は、最高のクオリティー、クリエイティビリティ、クラフツマンシップに裏付けされ、実にモダンでワールドワイドでありながらも、一つ一つの作品には、日本人独特の凛とした姿勢やノーブルなムードさえ漂わせています。



 まずはこちらの作品『Odessa(オデッサ)』から御紹介して行きましょうね。


 ウクライナのオデッサには実に印象的な街の象徴としての階段があります。海の方向からオデッサ市街へ向かうこの登り階段は、下からの景色と上からの眺めがまるで違う不思議な階段です。


 1825年フランシス・ボッフォ、サンクト・ペテルブルグの建築家アフラアアム一世・メルニコフとポッテにより元来の200段の階段が設計されます。1837年により『怪物のような階段』を作り指令が下され。偽造罪で保釈中にイギリスから逃げて来た技術者のジョン・アップトンが建設に携わり、1841年に完成します。


 最下段は21.7mのステップの幅に対して、最上段は12.5m。下から見上げると階段の側面しか見えず登るもの大変そうな程威圧的に見えるのに対して、上からの長めは階段の踊り場しか見えずに実に平和な景色です。


 この階段は1925年Sergei Mikhailovich Eisenstein(セルゲイ・エイゼンシュテイン)監督のサイレント映画『戦艦ポチョムキン』のクライマックスとなる大虐殺のシーンの舞台としても有名です。コサック兵により子供や老人を含む大量の人々が虐殺され、ショックのあまり正気を失う人々がリアリティー溢れる表現で描かれ、後半の階段を落ちて行く乳母車のシーンは、後に『アンタッチャブル』でも引用される程映画史上に残る最も有名な階段の一つです。



 不思議な視覚効果を持つこの階段から名付けられたこのウォッチは、TASAKIを代表するパールとダイヤモンドというエレメントを存分に取入れたデザインが特徴です。ホワイトゴールドを象嵌したあこや真珠で月の満ち欠けを立体的に表現したムーンフェイズ、ブラックオパールにダイヤモンドで表現された瞬く星々を表現した文字盤が実に印象的です。


 オープンハートにキャリッジを支えるブリッジは衛星の軌道を表現し、針はまるで未知なる宇宙へと勇敢に飛び立つロケットのよう。。。ケースにはタサキオリジナルのSAKURAGOLD™が使用され日本の美意識、楚々とした嫋やかささえ感じさせる素晴らしいウォッチです。




 こちらは『serpentine(サーパンタイン)』というジュエリーウォッチです。


 『蛇の』や『曲がりくねった』という意味のこちらは、70'Sの美のスタイルにインスパイヤされていて、有機的でドラマティックな曲線がまさに蛇をイメージさせるしなやかなデザインです。


 ブラック ダイヤルとセンターストーンのサファイアを8の字で囲むように、身体をくねらせる蛇が巻き付いたようなケースが施され、やがて円で描かれたブレスレット部分へ繋がっていきます。。。。。まさに妖艶で実にセンシュアル。。。。。ピリッと張りつめた緊張感すら感じさるデザインは実に素晴らしいですね。


 こういうミステリアスで個性的なアイテムを日本のブランドが発表してくれるなんて!!!!ほんと嬉しい限りです。。。


 こちらイエローゴールドの台座にセンターストーンがダイヤモンドのバージョンもございます。そちらはダイヤルに施されて針もイエローゴールドでございましたよ。。。

  



 こちらは『refined rebellion(リファインド リベリオン)』というウォッチになります。


 TASAKIで人気のタクーン・パニクガルのデザインする同名のジュエリー コレクションは、『洗練』と『アンチ正統派』という相反する二つのキーワードによりクリエイトされ、リファインド リベリオン カットによるストーンと上質なパールとの融合が、スタイリッシュなでユニークな表情を見せるジェエリーです。


 リファインド リベリオン カットとは、従来のダイヤモンドのフォルムをキューレットアップにセッティングして山形を強調した物で、TASAKIオリジナルのカッティングです。丁度、円錐形のコーン スタッズをイメージさせるかなりパンチの効いたデザインで、古くさいデザインのジュエリーを嫌うエッジィな人々や、男性なんかからも人気ですねぇ。。



 今回、そのコレクションに加わったのがこちらのウォッチです。。。。センターにマザー・オブ・パールの上品な文字盤を配し、その廻りを3種類のサイズの違うダイヤモンドをキューレットアップにセッティングしていて、一見エレガントなアティチュードの中に、近くで見るとスタリッシュなムードを漂わせる素敵なウォッチです。


 現在お持ちの同コレクションとのジュエリーとの相性は完璧でございますし、パーティーの時等には敢えてこの存在感のあるウォッチを、ブレスレットのような感覚で主役にして、あとは真っ赤なフルレングスのドレスだけ!なんてのもスタイリッシュな装いになると思いますよ。。。。








 昨年、1954年の創業より60周年を迎えたTASAKI。made in Japanに裏付けされた伝統やクラフツマンシップを大切にしながらも、その上で只あぐらをかくのではなく、常にブランドのあるべき姿やアイデンティティーを問い、時には斬新な進化や変貌を恐れなかった事が、現在このブランドが世界中で支持されるハイジュエラーに成り得た理由の一つではないのでしょうか。。。


 ファッションブランドの中には一度成功するとそこからの転落を恐れ、最初の頃の可換に挑戦していた気持を忘れてしまい、同じ物を作り続けるケースが多々あります。やがて顧客たちは飽きてしまい失った初めて事の重大さに気付き、何とかせねばと判断に間違った慌てた商品を発表し、余計ブランドのイメージは悪くなります。



 誰も見た事がない、斬新な作品を発表するという事はかなりのリスクを抱える事です。でも未来は誰にも解らない事。。。。。新しい未来は自らの力で作り出し、そこに向かって賛同者達をきちんと教育して行く事は、今ファッション界で最も重要だと言われている事の一つです。

 


 なりたい未来を作りあげて行く事は、ブランドだって人間だって同じ事。。。。。本来その人自身のディデンティティーにそぐわない、態度や言動で『私生まれ変わりました!!!』って突然言われても、廻りを混乱させその人への疑念すら抱いてしまう事になります。



 ブランドやその人やの魅力はその中からしか生まれません。自らの歩んで来た道をきちんと肯定し、間違いは間違い、成功は成功と感情的ではなく冷静に客観的に判断し、真摯に誠実に取り組む事が最も大切な事です。。。。





 日本人の持つ凛とした美しさや姿勢が、企業理念の中にまでしっかしと浸透したTASAKIが発表する魅力的なコレクション。。。。この不安定な世界情勢の中で、今一度日本人としてのアイデンティティーを素晴らしいジュエリーを通して確認してみてはいかがですか????




  

 TASAKIのサイトへはこちらからどうぞ。
 TASAKIのfacebookページへはこちらからどうぞ。
 TASAKIのInstagramはこちらからどうぞ。






 Instagram開設しました。比較的まだ冷静なこちらのブログとは違い、アグレッシブに参りたいと思っております。。。。皆様、御指南、御指導、フォローよろしくお願いします。


 Die-co★のインスタグラムへはこちらからどうぞ。




 facebookにファンページを作りました。

 アカウントお持ちの方はこちらからどうぞ。こちらで掲載していない画像等もUPしています。『イイね!』もよろしくお願いします。


 Numero.jpのブログへは、こちらからどうぞ。