おっす、オラ、悟空!! みんな、元気??

こんなにブログを書いている私ですが、ネットって精気を吸い取られる感じがしませんか?

今年のアメリカ日記も、もう結論は書いてしまい・・・。

要はそのこと(木と土のお話 のことです)が伝われば、これ幸いです。


もぅ、ごちゃごちゃ言わんと、最後まで書こっと。

■3月21日(金)@JapanNite #2■


二日目・本番。17時に会場入りできても、ステージはまだ撤収できず。若干、リハができるバンドさんもあり、押しに押しまくってショウが始まりました。

オープニングアクトのAnchorsongさんのステージがちょっと短くなってしまったのが残念でした。


今日のラインナップはこんな感じです。

1.Stereopony

2.SpecialThanks

3.The Emeralds

4.SA

5.Asakusa Jinta

6.quaff


この日は物販席も移動してステージがほとんど見えなくなて、昨日にましてステージの様子はわかりにくかったのですが、盛り上がりかたは半端なく楽しそうなのは伝わってきました。


これを御覧の日本のみなさんは、んーー、どんなバンド??!って反応かもしれませんが、フロアを盛り上げることにかけてはしっかりとした技術をお持ちのバンドさんたちです。華があるバンドさんばかりで、今日は盛り上がりに来たんじゃい、というお客さんでひしめいてました。

ほんとに。ウソじゃないですからね。



最初はStereoponyです。「泪のムコウ」がガンダムのオープニング曲になって、それをアメリカ人も知ってるんですよね。ポスターとか貼ってるときも、「ステレオポニー見に行くよ!」って声をかけてくる人たちがちらほら。アムロ、行きます!!・・は、古すぎか。もうね、Vo.のAIMIちゃんがちっちゃくてかわいいんです。腕も細いからSXSWのリストバンドがゆるゆるで。かわいらしい彼女たちですが、そんな外見から想像できないパワーでステージも最初からしっかり盛り上げてくださいました。アメリカ人男性もノリノリでしたヨ。

http://www.stereopony.com/


次にSpecialThanks。ここのVo.のミサキちゃんも、まー、ちっちゃくてかわいい。一見、いきものががりのVo.さんに似てるなぁ、って思っていたんですが、ステージを見てびっくり。堂々たるメロコアを演奏されるバンドさんです。あれ?まだ高校生なの・・?この若さでこれだけできればスバラシイですよね。10代のさわやかな雰囲気を残しつつ、しっかりとした演奏力でまとめてらっしゃるバンドさんでした。はい。これからもたくさんのライブをこなしていって元気な風をふかせていってくださいね。

http://www.specialthanks777.com/


で、The Emeralds。SXSWを盛り上げる技術力は慣れたもので、ぐっと盛り上げてくれました。どちらかというと、笑えるライブをします。私は大笑いしてました。実際、Japan Niteに彼らだけを聴きにくる人がいて、彼らがそこまでアメリカでファンを獲得するのには、彼ら自身で地道にいろいろとやってきた結果なのです。それはどのバンドさんにもない魅力です。そんなナチュラル・ボーン・ナルシストのVo.のカズヤ君の口癖は「100年後も歌ってます」とのことです。

http://emeralds.jp/


で、Emeraldsで勢いづいたあとはSAです。SA先輩です。あの鉄壁の物販の守りをしてくださっていたミカさんも思わずフロアに顔を出す勢いでした。ミカさん曰く「もう泣きそうですぅ」とのこと。SA先輩たち、このライブがアメリカ初のライブだったらしく、最初は緊張されていたらしいのですが、そんなことは全くわからない堂々たるステージでした。たぶんYouTubeとかで検索してみるとライブの様子もいくつか出てくると思うのですが、貫禄ですよね。どんな場所でも俺達はできるんだ、という確固たる自信があるというか。ミカさんは「やっぱりバンドの姿勢ですかねぇ」とおっしゃられておりました。実は、デンバーで印象深いことをNAOKIさんから伺ったので、その時に書けたら書きます。

http://www.bandsjapan.com/sa.html


次に浅草ジンタ。彼らの名前は日本語で書いた方がいいですね。ジンタは2年前にもSXSW+USツアーに行きまして、Japanese Marching Bandとしてがんばってきて、その成果をここで発揮されていたように思います。以前のライブより全然迫力が違うと。音圧が物販席までガンガン伝わってきました。Vo.&Ba.の和尚さんを中心として、みなさん経験豊かな方たちです。ジンタのサイトには、日本のジミーペイジこと、シンヤさんがいろいろとSXSWやアメリカのことを書いていらして、それが素晴らしいのでそちらに譲りたいとおもいます。うん。・・あ、あれ?今、読み返したらあんまりSXSWのことは書いてない(笑)。あと、日本の妖精、ミーカチントちゃんもとってもキュート。ぜひぜひ。

http://www.asakusajinta.com/


最後にquaff。彼らもSXSWは初ですが、アメリカ自体は二回目の遠征らしく、アメリカ人に対してのパフォーマンス心というものをお持ちのバンドさんです。見た目も華やかで、本日を迎えるまで、6thストリートでいろいろと宣伝をされて目立っていらっしゃいました。だからステージが押しで進んでいた間、「quaffって何時くらいから始まるの?」って聞かれることがたびたびあった記憶があります。前日と同じようにトリにふさわしい盛り上げ方をしてくださいまして、フロアの中は熱気でいっぱいで。そんな興奮の中でも、撤収時に最後にみなさんが一列になってごあいさつをしてくださり。とても礼儀正しい方たちで・・。こちらこそ、私たちも役不足なところがありましたが、どうもありがとうございました。

http://www.quaff.jp/

矢野顕子さんの「Love Life」、いいなぁ。タイトルが中身を全く裏切っていません。

あっこちゃんのアルバムの中では一番思い出深いアルバムで、久しぶりに聴いてあまりの良さに何度も何度も聴きなおしています。この中にはキヨシロウさんの曲へのアンサーソングも入ってるんですよ。


What am i doing here ?

さて。そろそろ書こっと、SXSW日記。

このブログの中で一番オモシロイのは、2月頃に「私は今まで逃げない人生を送ってきました」って書いておきながら、翌日さっくり水族館へ逃げてたところ・・・とか言っちゃイヤ。むしろ、これを読んでね。



■3月21日(土)@昼■


今日はJapan Niteの二日目。

この日は17時ころまで別のイベントがElysiumを使用しており、事前準備とかリハなどは思うようにできず。

Elysium入りができる時間まで、オードリーさん、麻田さんと一緒に、イギリス政府のショーケースに行ってました。そこのショーケースの方がJAPAN NITE #1に足を運んでくださり、ぜひ、こちらにも、、ということらしかったのです。イギリスに興味のあるバンドさんと上手くマッチングできるといいなぁ、という感じでした。

サンプラーCDとか頂いたんですが、どこでしょう・・・。後で見つけたら写真をアップしておきます。



あとは他に私が昼間に何をしていたのかがあまり思い出せなく。

この日はFXFYもある日だったので、ちょっとでも足を伸ばしたかったのですが、結局、なぜ行かれなかったのかはもう闇の中です。


ちなみに。

FXFYは、ジ・アメリカ オブ アメーリカなイベントです。


誰でも自由に入れるフリーのイベントなので、SXSWのチケットが高くて買えない地元の音楽好きな人たちが集まるんです。ブライアン宅の庭先でやってます。そこはTypewriter Museumとも呼ばれていて、ステージの先に古いタイプライターが並んでるんです。彼はなぜかタイプライターを集めるのが趣味で家の中にもたくさんあります。

(そういえば、ひげもじゃ大会はどうなったんだろう・・・)


昔はFXFYは線路のすぐ隣の倉庫みたいなところでやってたりもしてました。ライブの最中にたまに長ーい貨物列車が通るんです(笑)。この場所で、沖縄出身のBLEACHを初めて見て。衝撃的でした。

あと、DMBQはTypewriter Museumで見ましたが、彼らも、なんかもうすごかったなぁという記憶が・・・。


そんな感じなので、全身タトゥーだらけの人が普通にいたり、小学生がビールをグビグビ飲んでたり。

こういうとこでライブができることって、まず日本では全くありえないことだと思うので、ここでライブができたバンドさんはラッキーですよね!!



What am i doing here ?

※どなたかのサイトから拝借しました。案内地図?地図なのに感性ありすぎで、これじゃわかんないよ。

 会場のお隣のカフェではおいしい食事ができます。





What am i doing here ?
※ハワイ島にある、モンキーポッドという木だそうです



だんだんとアメリカのことを思い出すこともそんなにひっかからなくなってきました。
たぶんアメリカ日記の最後に書きたいと思えることが見えてきたからだと思う。


たとえば、バンドという「木」が、アメリカという「土」からどんな風に吸収していってくれてるのかなって。
「土」は、バンドの過去の経験だったり、支えてくれる人やファンだったり、表現力だったり、といろいろあるんでしょうけど、その中にあのアメリカの「土」が混じるとどうなるんだろうと。
できたら、もともとある「土」と一緒にいい栄養を吸収していてくれるといいなぁと。


私が知っている木には、小さいものから、すでに大きな巨木まであり。

でも、どんな木でも、いつでもしっかりとした幹を持っていてほしいです。
決して、ぽっきり折れたり、元気がなくなったりしないように。


土なので忘れられてしまうこともあるかもしれないでしょうし。
ただ、忘れてしまっていても、僅かだけでもいいから吸収して、素敵な木になっていてくれるとすごくうれしいです。
そうされることで土も豊かになっていくと思うから。
風が吹いたり、落ち葉がおちたりして、なんかそんな感じに。


私はできたら土に栄養を与えられるような人間にはなりたいですが・・

でも、ああ、うん。


それでも、過去に心や体を痛めて土を豊かにしようとしてきた人たちを知っているので、

その人たちに敬意を忘れないように書いていこうと思います。


今日はもう寝ますね。

*今日の一曲 : 矢野顕子「Angler's Summer」


アメリカのことを考え直すのはいろいろと思い出しちゃいまして、なかなか日記が書けず。

なんかこう胸の中につっかえるものがあったり、普段の生活に忙殺されたりして。

過去をさかのぼって、その意味を今に繋げてみたいのですが。

それで伝わるものがあるのなら、どんなことでも前に進む力を持っていてほしいから。

そうじゃなきゃ。


で、なんだかちょっぴり切なくなった私は、アメリカの第二の兄弟・ブライアンにメール。

ブライアンはSXSWやツアーでPA(音周りを調整する人)や運転手をするスタッフなのです。

もう彼とは5年またぎの付き合いになるんですねぇ。

とても優しいアメリカ人で。本当に大好きなアメリカ人でっす。


テキサスに住んでるし、豚インフルエンザとかすっごい心配だったんだけど。


そしたら、

「これから世界ひげもじゃ大会に出場しに、アンドレア(奥さん)とアラスカにちょうど出かけるとこだったんだよ。優勝を祈ってよ!」って、返事が即レスで返ってきた(笑)。


・・・・ひげもじゃ大会って。


the World Beard and Moustache Championships

http://www.worldbeardchampionships.com/


↓こんなつわものたちの間でたたかってくるっぽい。


What am i doing here ? What am i doing here ?

What am i doing here ? What am i doing here ?


おおおお、ブライアン、すごーーーーい!!!

あほくさーーーい、ってついブライアンに返事しちゃったけど、ブライアンも確かあのヒゲになるまで数年の年月がかかってるんですよね。


でも、家族で健康そうで安心したよぉ。

楽しそうな姿を見るのがなんかすごくうれしい。


みんなでブライアンを応援しようー!!

ちょっと久しぶりのPE'Zさんライブ。

時期が時期なだけにここに書くのをやめようかと思ったけど、でも、やっぱりすばらしいライブだったから。


PE'Zさんは2006年のUSツアーのときにご一緒させて頂いたんです。

毎日、感動を頂いていたし、最終日のLAのことも印象深くて。

そのことを書いたトランペットの大山さんのブログも、私はとても感動したんです。


ちなみに、私はドラムの航さんの大ファンで、今日も航さんに釘付けでした。

航さんって手か足か三本あるにちがいない。見えないところで出しているにちがいない。

まるで歌ってるかのようなドラムで、ヒイズミさんのキーボードをさらに華麗に彩っているのを見ていると、うっとりしちゃうんです。キャラも面白い方でして。

とにかく最高、航さんのドラム。絶対、生で聴いてほしいです。


もちろん、PE'Zさんの今日のライブもほんとうに華麗でした。

ずうっと、ぼーっとして見ちゃいました。


・・今はあんまり細かいことは書きたくないんです。

とにかくすばらしいライブだった、と、ただそれだけで。


なんかね、もう胸がいっぱいになって、家についたらちょっと泣いちゃいました。

でも、たくさんの元気をいただきましたよ。




※補足※

http://pezmoku.com/havefun.html

PE'Zさんってサイトのコンテンツがおもしろいんですよね。いつも笑っちゃいます。

このお話が今は一番のお勧めです。最後は感動します。

この曲に感動できない人とはお友達になれないとすら思う。



だから今日は、れ●ちゃんの演技力に圧倒されて私は話ができなくて。

別にもったいぶっていたわけじゃなかったの。

ネタ的には私だっておもしろいものを持っていたはずでね。


そんな美人なのにずるいよ。

ビビる大木の遺伝子を受けついでいてさ。腹筋200回できてさ。グッドタイミングでおならでてさ。



この前、テレビでグラビアアイドルたちが水着を着て「だるまさんが転んだ」をしながら服を着ていって、鬼にタッチできた人は一芸をして自分をアピールする番組を見ちゃったんだけどね、やっぱり一芸がおもしろい子がかわいく見えるわけ。かわいい顔をしててもナイスな胸を出してても、おもしろい子にはかなわないわけ。

なんだかそれを見て私は「一芸がおもしろい人にならなきゃ」って、深夜に妙にあせりを感じはじめ・・(以下・略)


・・・あれ?私、グラビアアイドルを目指してたっけ?



結論 : 

本日は一時間遅刻して申し訳ありませんでした。

でも、また懲りずに私と遊んでくださいませ。


あ、今日、話す予定だったアメリカのことは、このブログで読んでちょ。

(sxsw日記はまだまだ書き終わってないので。近いうちに書き終えます、きっと)


What am i doing here ?-Image201.jpg

ほんとは「クランキー<ミント味>」を3個買いたかったけど、なかったのでコレで。

さすがに今日はもう食べないで寝るね。


私、よっぱらってるのかも。

おやすみ。


*今日の一曲 : RADWIMPS「おしゃかしゃま」

Bruce Weberっていう写真家のわんちゃんの写真です。

トゥルーっていいます。

あたまに蝶がとまっていてかわいいんです。とってもやさしいわんちゃんなんです。



What am i doing here ?


3年くらい前に「トゥルーへの手紙」っていうBruce Weberの映画が公開されたときの写真です、コレ。

すっごいいい映画だから、ぜひぜひ。


http://www.excite.co.jp/cinema/special/alettertotrue/


けんかなんかやめよ、っていう映画。


観終わったあと、思わずとなりにいる人と抱き合いたくなります。





■Bruce Weber

http://www.bruceweber.com/

このサイトで映画のトレイラーが見れるんですけど、そこで朗読してる女性はマリアンヌ・フェイスフル。(ミック・ジャガーの恋人ですね)


■映画のキャンペーン中のサイト

http://www.bruceweber.com/special/tokyo.html

エキサイトのよりこっちのほうがすき。サントラに入っている曲が流れてます。アンニュイバージョン。

サントラも、ぜひぜひ。



最近、ヨガに行くと雨が降る。

ヨガをした後の雨ってなんだかよいです。

晴れの日も好きだけど。