臨月猫さんの保護 | 下関のセンターの犬猫レスキュー活動をしている 『ディ・アンク』のブログ

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本日夕方、唐戸周辺地区のTNRの現場にあきママとりぶママと3人で行ったところ、既にエンシア代表が1匹妊婦猫を保護してシェルターに連れて帰ってると、その場に残っていたUさんに訊きました。

それでエンシア代表に連絡をとり、保護した猫さんがどんな状態なのかシェルターに迎えに行き、動物病院にあきママと一緒に連れて行きました。

結果、臨月猫さん、もう子猫さんの背骨もエコーでわかるくらい育っていて、あと1週間位で出産するのではないかとのこと。

こちらが保護しようと思っていた猫さんではなかったですが、その状態で避妊はできないし(技術的には可能とのこと)
この子を保護して出産、子育てして里親募集をしようと思います。

臨月猫を1匹引き継いでくれると言われていた福岡の知人ですが、あまりに臨月すぎる状態の猫さんなのでエンシアさんと話し合い、このままエンシアさんのシェルターで出産してもらう方がこの子への負担が少ないという結論になりました。

とりあえずのウィルス検査は陰性

不思議なことが1つ、前歯上下が1本もなかったです。
硬い物を食べて折れたか抜けたかしたのであれば、1本もないというのはおかしいので、生まれつき?なのではないかなということ。前歯上下がないため、常に舌が出た状態です。

人馴れは恐らくしてないです。
臨月猫さんなのでお腹の子を守るためもあるのか、シャーシャーで手が出てました。

エンシアさんのシェルターにて出産と言う理由がもう1つあり、臨月猫さんにノミダニ駆除薬がフロントラインスプレーしかできなかったこと。そのスプレーなら幼猫でもできるので、リスクが殆どないのでそれをしてもらったのですが、それでノミダニが完璧に落ちるわけではないので、その状態で一般家庭に保護してもらうのはちょっと厳しいなという結論でもあります。

臨月猫さんはこれ以上保護は厳しいかもしれません。
ノミダニ駆除がフロントラインスプレーで、手が出る状態でも保護して出産させて子育てさせられる方が他にいらっしゃいましたらご連絡下さい。

挙手がない場合は、保護場所もないため、あまりに臨月の場合は捕獲対象にしないようにするしかありません。堕胎は命のリスクもあるし。。。それに私は臨月の堕胎はようしきらないです。

TNRは本当にハードな選択です。

このキジトラ臨月猫さんが捕獲のストレス、恐らく生まれて初めての動物病院のストレス、初めてのケージ生活での出産に適合されるかは不明です。

人間が無理やり手を出すのですからリスクはどうしてもあります。

でも、あの現場は何もしないで放置はできません。