死期が近い子の臭い | 下関のセンターの犬猫レスキュー活動をしている 『ディ・アンク』のブログ

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高輝、センターに火葬に連れて行きました。
(すぐに火葬されるわけではありません)

高輝(こうき)って名前を私がお世話する前に思いついてしまったのですが、夫に伝えたら「永久欠番にする名前をつけたんだな」ってその時言わなかったけど、そう思ったそうです。

本能的にこうなることが私もわかっていたのか?

高輝は保護した時から口から悪臭がしていました。
マジックさんから高輝の亡骸を引き取る時に話したんですが
その臭いは歯周病とは違うし、歯はそこまで汚くなかったし

その臭いは死期が迫っている子が放つ臭いだったと
後で気が付きました

ガンバも同じ臭いがしていました
善之助も同じ臭いがしていました

昨日、FBフレンドの投稿を偶然目にしたのですが
高齢の愛犬の余命がもう1カ月もないだろうと
獣医(高輝の最初の獣医さん)さんに言われたと

何故なら口からその臭いがしていると
その臭いがしている子は先がそんなに長くないと

高輝もガンバも善之助も恐らくその臭いだったのだと思います
3匹とも共通点は筋肉もなく骨皮のガリガリの状態だったこと

人間でいうとガン末期の状態と同じ
骨と皮しかなく、独特の臭いがしている状態
私の父(全身にガンが転移して他界)の臭いも同じでした

その臭いを今回、初めてそういう臭いなんだと判りました
口臭ではありません
身体の内側から放たれる臭いです

今後、そういう子とまた出会った場合
恐らく何をしても助からないので

治療をするのではなく
穏やかに看取る方向で
点滴くらいでいけたらいいなと思いました

死は誰にでも訪れます
この活動はその直前に出会い保護することは珍しくないです
弱っている子を保護しているのですから

死という避けては通れない現実に穏やかに向き合うために
今回は高輝が教えてくれた気がします

今から考えたらともくんもりっちゃんもスモモもモモも後半
その臭いがしてました

それがお空に逝くサインだったのです
毎回、それに気が付かず、突然訪れたとパニくりました

高輝にはものすごく大きな命の終わりのサインに
気が付かされたと思います

合掌

2024年3月25日 高輝 永眠