オルナータDBTピンクヘッドよ、永遠に | ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

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アメリカ合衆国の汽水域に生息しているダイヤモンドバックテラピンの魅力を紹介します。

国内でもかなりの人が所有するようになったオルナータダイヤモンドバックテラピン(DBT)のレアピンクヘッド。しかし、所詮、突然変異個体なので自然界で生存していく強さは無く、繁殖個体流通においても供給が途絶えれば、容易く個体数は激減していくだろう。DBTブリーダーの方はもとより、一般テラピン愛好家の方でも、オルナータDBTレアピンクヘッドの血を絶やさないためには、どんな形で累代していけば良いか、悩むところである。汽水屋のこれまでの経験から、オルナータDBTアルビノ個体、或いはオルナータDBT Het Albino(ヘテロアルビノ)個体の、できればオスを常にキープしていれば、ピンクヘッドの血が絶えることは無いと考えている。それ故、オルナータDBT Het Albino産出に固執するのである。

 

 

さて、新年の抱負でもご紹介しました、オルナータDBT Het Albinoの創造を目指した新血統確立について、進展がありましたのでご報告いたします。

 

オス親にJames Lee血統のオルナータDBTレアピンクヘッド“ZERO”、メス親に我が家で一番アルビノに近いオルナータDBTレアピンクヘッド“きゃり子”を用いて臨んだ今季初となるペアですが、先日意外とあっけなく産卵を経験しました。

 

きゃり子

 

さあ、掘り出してみましょう。

見えてきましたねポーン

 

 

やったー4卵産卵ですビックリマーク

 

 

すかさず、有精卵チェックです。

 

 

見事に白身と黄身が分離しています。

有精卵間違いなしですね チョキ

 

3日後

 

 

結局、4卵中3卵有精卵でした。

 

ZEROから始まったオルナータDBTレアピンクヘッドの累代飼育、当時はレアピンクヘッドが、国内にZEROしかいなかったので13年掛かってしまいましたが、いよいよZEROを継ぐ者の誕生です。

今年も眠れない熱い夏になりそうですね ウインク