前回、
マインドがスキルを選択・・変革・創造すると述べました 。
結局、コーチの哲学・価値観・経験が、クライエントの変容・成長に大きな影響を与えます。このことを私は、メタスキルと理解しています。
メタスキルという言葉を聞いたことがあるでしょう?
メタスキルは、ハードスキル(体系立てられた知識=理論・手法・ツール)とソフトスキル(対人関係のスキル=ヒューマンスキル)をつなぐ視えないスキルのことです。
「スキルを使いこなすスキル」とも表現されます。
実は、メタスキルが、ハードとソフトを使いこなす能力なのです
樹木に例えれば、メタスキルが根であり、ソフトスキルが幹、枝葉がハードスキルと考えると解りやすいのではないしょうか。
本来の教育は、メタスキルを育てることなのです。
私が学ぶ、トランスパーソナル心理学の泰斗の一人、アーノルド.ミンデル(プロセス指向心理学の創始者)のパートナーであるエイミー・ミンデルが、『メタスキル』という本を書いています。
「技法を使う際の気持ちや態度(feeling attitude)」と表現されています。
多様な理論・技法・療法を用いる際の気持ちや態度によって、様々な異なった独特の意味をもつ経験をされていることと思います。 そのような自分の気持ちや態度に気づきを向けることを重要視しようという呼びかけになります。
例えば、「あなたバカね」という表現が、相手の侮辱にもなれは、チャーミングな囁きにもなるのです。
もっとコーチやクライエントのの持ち味を「メタスキル」として、より意識的、主体的に活用してみようという前向きな心がけになります。
マインドとスキルは、共に変容・成長し続ける相補的な果実であるとつくづく思います。