G子さんは、晩婚です。
夫Hさんが、転勤を理由に勤めがとても辛くなり、会社を辞めました。
G子さんの給料で生活していますが、とても経済的に苦しくなりました。
でも夫のHさんは、会社を辞めてから就職せずに、主夫になり洗濯・掃除をするほかは気ままに暮らしています。そんな夫に対する不満も募るようになりました。
G子さんは、結婚当初、子供はいらないと思っていましたが、最近は近所の子どもを見て、自分の子どもが欲しいと思うようになりました。
でもHさんの年齢を考えると、子どもの将来のことが心配で不安になります。
夫に何も頼れない。そんな思いもあります。
親にも心配をかけたくないので、相談していません。
「自分独りで、頑張っているけど、とても苦しい」と感じています。
離婚も考えたけど、無収入の夫を見捨てられないという思いもあります。
幸せな家庭を望み結婚したけど、将来を考えると不安でたまらないと感じています。
G子さんの気持ちの中に、夫Hさんへの不満の中にもHさんへの思いやりが感じられました。
経済的に苦しいからと言っても、無理やりに就労させても、また病気になるかもしれない。どうにもならないという、不安に膨らみます。
G子さんの不安・不満を聴かせていただき、「将来の不安」を箇条書きにしてもらいました。
それから、G子さんの望むライフコースについて具体的に話してもらいました。
それらを図表にして、G子さんが夫Hさんに自分の気持ちと願いを打ち明けることを提案しました。
提案の仕方について、G子と相談しました。
Hさんに、いつ、どこで、どのような話し方にすればよいのか。
夫への反応や意見について、どのような受け止め方、言葉の返し方が大切なのか、学習しました。
G子さんは、さっそく実行しました。
夫Hさんもいろいろと考えていたようでした。
G子さんは、Hさんの想いを理解しようと耳を傾けました。
Hさんも、子どもが欲しかったようです。
そして、就職活動をした結果、働くことができるようになりました。
G子さんは、夫への振る舞い、態度、言葉が適切ではなかったことを反省し、傾聴の訓練にも励みました。
G子さんは、職場でも良き相談相手になり、家庭でも夫の想いを尊重しながら、自分の想いを伝えることができるようになりました。
問題の解決は、問題を感じている人が、まず自分に必要な学習を進めると、起きることが楽しくなり、人間関係もよりよくなります。