ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡 -66ページ目

ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com

症状のお辛いクライエント様の予約について、同業者Sさんから相談を受けました。

クライエント様の度重なるドタキャンと、思いつきの予約についてです。

「契約構造が成り立たない」という嘆きでした。クライエント様への不信が生じたのです。


確かに、相談室の経営上「困る」と思います。


私の場合は、クライエント様のドタキャンも火急的予約も含めて、想定内の出来事です。ドタキャンもまたクライエント様の大切なプロセスなのだと尊重します。


クライエント様の様態が、不安定な時があります。

来談者中心という意味には、クライエント様の安全や言い分、意志、価値、を尊重するカウンセラーの基本的態度のことですから、「クライエント様の自由」を前提に受け入れます。


ドタキャンで空いた時間を有効に過ごすことの楽しみが与えられたと感謝します。

一方で、ドタキャンされたクライエント様のご回復を祈念します。


クライエント様が、カウンセラーを育ててくれます。

有り難いことです。




Kさんは、子どもの頃から人見知りで、人間関係が苦手、緊張してストレスがたまると言います。


以前にカウンセリングを受けましたが、カウンセラーの対応がひどくて、イライラしたり不満を感じていました。それでも思い直して苦手意識を克服したいとカウンセラーを変えました。(*時々、そのような話を聞かせて頂きます。とても残念ですね。)


Kさんは、お辛い思いをしながらも、自分でも本を読んだりして、何とか自分の苦手意識を克服しようと努力してきました。


よくお話を拝聴すると、家族のから「精神的虐待」を受けたようです。幼少年期の家族環境が心の傷になっていると認識されていました。


Kさんは、「人見知りの性格を直したい」「そのために心の傷を克服したい」のですが、その願いを支える背景には、人並みに社会で働き、家族から自立したいと言う強い願いがありました。自立の願いには、将来温かい家庭を築きたいという「将来の夢」も含まれていました。


人間関係が苦手と言う人の多くは、自分の気持ちを家族に受け止めてもらっていなという認識が間々あります。


私の支え方は、近い将来の夢の実現を支えることです。人見知りを直したいことも、心の傷を克服したいのも、自分の夢の実現のためです。


夢を話すとき、Kさんはとても照れ臭そうに話すのですが、笑顔になるのです!

どんな仕事がしてみたいですか?

どんな家庭を作りたいですか?

と言う質問に明確な答えが返ってきます。


私の前では、人見知り意識は感じられなくなりました。カウンセリングを通して、話をすることが楽しいというようになりました。


彼の苦手意識は、話すと「怒られる」という積み重ねの中で、会話しようとすると緊張で話せなくなり、相手の表情にびくびくしてしまい、疲れてしまう。


Kさんは、自分の話をじっくり聞いてくれる人が今までいなかった。相手が穏やかな口調だと話が楽にできると嬉しそうでした。


Kさんは、ご自分の長所をどのように理解していますか?

すると考えることが好き、手作業をしていると落ち着く、温かい家庭のドラマをみると涙腺が緩くなる、・・・・


Kさんの可能性が広がります。

Kさんは、いろいろと興味が持てる手作業の専門学校などの資料を調べて、時計修理の技術を習得したいと結論を出しました。そのためにアルバイトを探しました。

アルバイト先は、あまり人と話さなくてよい、鉄くず業での仕分け作業でした。


そして、専門学校に入学し、国家資格「時計修理技能士」検定合格を目指します。

苦手意識を逆手に取り、自分に合う職業を探せば、やがて道は開けてきます。


Kさんが、仕事に打ち込み、やがて温かい家庭づくりに励む姿が思い浮かびます。





J子さんは、夫と子どもの三人暮らしです。

J子さんは、今離婚の危機にあります。

離婚の危機にある要因は、夫婦ケンカの時に、J子さんが激しく夫に怒りをぶつける、言い過ぎてしまうことにあるようです。


売り言葉に、買い言葉となり、ついに罵ったり、酷い言葉で自尊心を傷つけることが多く、そんな自分が嫌になってしまいます。


J子さんは、自分を頑固、理屈っぽい、負けず嫌い、損得中心と自覚しています。

そんな自分の背景には、両親の夫婦ケンカを見て育ったからだという認識があります。

J子さんの本当の気持ちは、愛したい、尽くしたい、笑顔で暮らしたい、幸せな家庭を作りたい、などです。


夫の言い分は、「J子の愛情を感じなくなった」です。

J子さんは、家族の現況を話すうちに、「私は、自分に甘く、他人に厳しい性格のせいであり、この性格を改善したい」と言うJ子の主訴になりました。


私が、J子さんから受け取った主訴は、「離婚の危機を乗り越え、家族仲良く幸せに暮らしたい」でした。

私は、J子さんご自身のネガティヴな評価が気になりましたので、「ご主人のどんな態度に腹が立つのですか?」と聞きました。

いろいろと具体的に伺うと、J子さんの結論は「夫のなんでもマイペースの態度が気に入らず、ケンカのきっかけになる」ようです。


J子さんは、自分の想い通りに動かない夫にストレスを感じ、募ると爆発することが解りました。


夫への指示的な態度が、夫を不機嫌にしています。

私が援助したことは、夫への指示的な発言を「夫へのご都合をお伺いし」「夫にお願いをする」という表現の学習でした。夫の協力を得る言葉の投げかけ方の学習です。


次の学習は、「愛情の表現」です。

J子さんの態度が、どうしても「支えてもらいたい」「もっと愛してほしい」と言う夫への要求になってしまいがちです。


大切な家族への「支えかた」「愛の表現・態度」「労わる振る舞い」「相談する態度」「学ぶ態度」を学習することによって、J子さんは、離婚の危機を克服し、明るく楽しく暮らすことができるようになりました。