「人格完成」と言う言葉があります。
最近は、死語になりつつあるようです。
我が国の教育基本法第一条に、
第1条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
と記されています。
教育の目的は、「人格完成」にあると断言しています。
平和な社会・国家の形成者として、「真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ」云々
私たちは、人格完成を教育の目的にしているでしょうか?
「人格完成」とは、いったいどのような資質を具現すればいいのでしょうか?
この基本法から、「真理と正義を愛する」「個人の価値(尊厳)を尊び」平和な社会、国家・世界の建設のために勤労し、責任を持つ健康な人間に成る。と読みました。
課題は、真理とは何か?正義とは何か?個人の尊厳とは何か?自主的精神をもって学習することだと学びました。