生きる歓び 事例⑦ 親子関係 | ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

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F子さんは、一人っ子です、


親子関係で悩んでいます。




幼少期から、両親の愛を感じたことはなく、母親のヒステリックな対応と、父親の家庭放棄でとても不安な日々を過ごしました、




彼女の母親のヒステリーはだんだんひどくなり、F子さんへのDVもひどくなったようです。小学生の頃から自殺を考えるようになり、中・高校生の頃には、いじめられ、生きていることがとても辛く、2度自殺を試みましたが失敗しました。不登校と摂食障害にもなりました。




高校生のときには一時不登校になり、実家で過食嘔吐を繰り返し、父親からは「気持ち悪い」と言われ、世間体を気にする母親からは、ヒステリーが起きると殴られ続けました。


専門学校に入り、家を出て独り暮らしをしました。




父親からは、「全てお前が悪い。お前が母さんを苦しめている」という言葉だけ。


自分でも生き方を変えたいけど、どうしたらよいのかわからない、といいます。


両親には「私の気持ちを分ってもらったことがない」という想いもあります。


「私がこうなったのは両親のせいだ」とうらみます。



そんな中、親の反対の中、彼ができ、妊娠し、彼と結婚し、親に勘当されました。



F子は、「自分の生き方は間違っていたのか?」「こんな私が、子どもを育てられるだろうか?」「夫に対する経済的な不安」もあり、ますます不安が募るばかりです。「こんな私にした、両親を赦すことができない」と言う怒りも膨らみます。




そこで、私はF子さんの死にたくなるような苦しみの中で、これまで必死に生きてきたことを称えました。「もう話すことがない」というほどに、彼女の想いを聞かせて頂きました。




親に愛されたことがない。


親に受容されたことがない。


親に見捨てられた。


こんな私に家族ができ、うまくやっていけるのか?


それが、彼女の想いの中心でした。




私の彼女の支援の仕方は、まず「この家族とうまくやっていけるようになること」でした。両親との和解は、その後課題として、以下のような生きる目標を共有しました。




子どもを愛することができるか?⇒子どもを愛する。


子どもを育てられるか?⇒子どもを育てる。


                 子どもの想いを受容する。


                 子どもを見捨てない。


夫とうまくやっていく。




私は、カウンセラーであると同時彼女の家族の幸福を実現する専任コーチになりました。


F子さんは、目の前に起こる不安を話し、一つ一つを学び、実践してみました。


少しづつ確かな手応えがあり、不安が減少し、自信を持つようになりました。




自信と共に、反面教師のご両親の想いにも関心を向けるようになりました。


近い将来、親に夫と子どもと三人で対面できるようになりたいとも思うようになりました。




不安を自己変革の学習の糧にする。


愛されたいを、愛するに主体に変える。


認めてほしいを、認めてあげるに存在になる。


自分がしてほしいことを、他者にしてあげる。


自分がしてほしくないことを、他者にしない。




どんな問題も、生きる希望、生きる歓びに転換できる能力を身につけること。




その転換の体験・実感を積み重ねることで、自身の能力と尊厳を自覚できるようになり、他者の尊厳をも感じ取れるようになります。