コンサルティングの要点 総論②BPM | ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

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ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com

前回は、人財とは「即応力」のある人づくりであると申し上げました。


グローバル企業では、とくに経営陣の即応力が要求されます。その支援方法として、ビジネスプロセスマネジメント(略;BPM)が導入されるようになってきました。

BPMとは、全社的な経営目標に従って、業務フロー(流れ=ビジネスプロセス)を統合的に把握・分析し、継続的に改善・最適化できるようなシステム構築と監視の繰り返しを行います。これをBPMの三つの要素(特徴)といいます。つまり、①プロセス指向、②モデル駆動、③継続的改善運動のことです。

プロセス指向とは、プロセスを中心にして、業務に関連する様々な情報を収集、分析、改善していこうという指向性を重視・共有するということです。

モデル駆動とは、業務の情報をモデルと呼ばれる特定の図を用いてまとめます。モデルは様々な種類が存在しますが、データフロー・ダイアグラムというモデルがよく使用されます。データ指向アプローチ(DOA)ともいいますが、システム開発の基本的手法に止まらず、いろいろな場面で利用されていますが、プロセス指向に適したモデルを使用します。「モデル駆動」とは、使用したモデルから様々な成果を得ることが目標になることは言うまでもありません。

継続的改善運動とは、業務改善への取り組みを継続的に実施すること、段階的手順に随って改善を進めるということです。これは、よく知られているPDCAサイクルと同じです。忘れた方のために再度ご紹介しますが、PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(効果確認)、Act(課題の解消)の4つのステップの頭文字でしたね。PDCAサイクルの重要なポイントは、最後のステップAct(課題の解決)の取り組みを、次のPDCAサイクルのPlanにつなげることです。このループを回し続けることによって、業務が段階的かつ迅速に改善され続けることになります。継続的業務改善運動は、一部の業務改善の積み重ねの有効な相乗効果として周辺の業務改善を促進させることになります。その有機的かつ全体的な系統的システムの運用と監視の可視化こそがBPMなのです。とくに、BPMでは、Planのフェーズで対象となる業務領域、効果測定の手段を定義し、それに基づいてDoCheckActと循環し続けることが求められます。

このBPMをサポートする情報管理するソフトウェアをBPMソフトウェアのことをBPMツールとか、BPMSといいます。業務プロセスをコンピュータ上のデータとして可視化するためのモデリング機能や最適化のシミュレーション機能、既存の業務システムやソフトウェア間を接続して、業務プロセスを自動化したり、監視したりする機能などが実装されます。

私が対象とする中小企業では、このようなツールを導入することは経済的に困難だと思われている経営者の方も少なくないと思われます。


でもこのような思考と行動は、組織の大小を問わず絶対必要であり、繰り返し実践されてきたのではないでしょうか?


ただ、問題はその業務プロセス全体を円滑に機能させる主役が人間であるということです。


人間の肉体は、臓器の有機的システムですが、その全機能を健全に働かせるにはCPUに当たる脳という制御装置と、全細胞にエネルギーを補給し続ける淀みない血流が不可欠になります。


企業でいえば、経営陣が首脳と言われ、心肺などの重要臓器が中間管理職だとも言えますが、健全・円滑な血流の保持こそ、人財=人間力の育成なのだと私は考えています。


最適化のシステム構築や監視、そして改善の繰り返しは、

みんなの笑顔、→私たちの笑顔 →私の笑顔


の創造だと考えれば、楽しい作業だと感じられるようになります。

次回は、人間力について、少しばかり考えてみましょう。