記録するとは、カウンセリングの面接記録を録ることです。
面接記録の保存は、とても大切です。
でも、面接記録をのこすために来談者様が存在するのではありません。
これは、若葉マークのカウンセラー時代、来談者様との面接記録を上手く書けるようになることにエネルギーを注いだことがある反省です。
カウンセラーなりたての時は、とにかく来談者様にお願いして、録音の許可を頂きました。
逐語録や要録を提出するためです。
60分の面接記録を筆録するのに、最初は1週間くらいかかりました。
今日のようなボイスレコーダーはなく、カセットテープに録音し、筆録する人が多く、ワープロで記録作成のできる人はまだ少数派でした。
やがて3~4日でテープ起こしができるようになりました。
さらに、逐語録を要録にする訓練もありました。要録のポイントがつかめず、「自分はカウンセラーに向いていない」のでないかと悩み、ストレスになったこともありました。
このような記録を録る繰り返しの中で、だんだん面接時に来談者様の主訴・状況・状態・経緯・経過・所見(アセスメント)、フィードバックなどが、要領よく記入できるようになりました。
昔は、「いま・ここ・このひと」に集中するために前回の面接記録を見ずに面接しましたが、いまは、面接の事前に面接記録を視ながら、今回の面接のポイントを頭の片隅に置くようにしています。
また、昔はお話に集中できるようにメモも禁止だったのですが、現在は、失礼にならないように配慮しながらメモもその場でとるようになりました。
今は、程よく緊張。集中できますが、若葉マークの時は、緊張のあまり、大切なポイントを聞きのがすことが間々ありました。逐語録・要録・録音テープを持参してのスーパーヴィジョンを受ける時の緊張は毎回入学試験に臨むような緊張感がありました。
いまでも有資格者研究会で事例検討会を年2回ほど行っています。
面接記録をもとにして、カウンセラーの資質向上のために相互啓発を行います。
面接記録はカウンセラーの学習に欠かせない大切な宝物になります。