カウンセリングの要点 アセスメント(心理査定) | ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

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アセスメント(査定)とは、来談者様がどのような状況に置かれ、どのような問題があり、どのような状態なのかについて、カウンセラーが正しく理解するために行います。
具体的には、

問題や症状の背景を理解する
問題の性質や要因を理解する
問題の形成過程を理解する
問題の解決への道筋を理解する

ことと言えるでしょう。
カウンセラーの第一印象や主観、経験に頼らず、客観的かつ冷静な所見を育てるためにアセスメントすることが、カウンセリングの要点に挙げる理由です。



アセスメントは、面接法と心理検査法があります。
面接法とは、面接によって上記アセスメントの項目について、情報を把握することです。

心理検査法とは、質問紙法、投影法、作業検査法、知能検査法、社会測定法などに分類されていますが、たくさんの検査法があります。

因みに私の場合は、面接法を重視し、検査法は必要最低限を原則にしています。その理由は、来談者さまから医療機関等の検査で、不安・不快・疲労などを実感されている方が多いからです。

医療機関を受診されている来談者様の病名・症状・服薬などとお話に傾聴していると、発達や障害などについてもある程度分かるようになります。必要に応じて『精神障害の診断と統計の手引き(DSM)』で基準になる知識を学ぶことができます。

大切なことは、来談者様が「助かること」「楽になること」ではないでしょうか。