22年間6600回 7000種類「試食販売」をしている【試食販売員】第一フードビジュアル企画上野[ちかねえ]です
◉実績 フジテレビ『99人の壁』#伝説の試食販売員(テレビ局から命名です!) として出演、テレビ東京『ソレダメ』ゾッコンさん(試食販売のスペシャリストとして紹介)TBSテレビ『熱狂マニアさん』マニアさん(試食販売の女王さんとして紹介)として出演。雑誌にコメント掲載。全国の食品スーパーのリモート宣伝販売。各食品メーカー様の宣伝動画制作。ケーキ店、食品スーパーのインスタLIVE出演
年末年始の百貨店グロッサリー売場。
今年は、例年とちょっと空気が違いました。
売れていない…というより、
「いつもの人が、いない」
そんな感覚です。
数字を見る前に、
売場の温度で分かる違いってありますよね。
今回の生おせち。
7,560円の〈わらびの里〉は早めに完売。
一方で、
10,260円の〈なだ万〉は半分以上が半額になりました。
正直、味やブランドの問題ではないと思っています。
「今の年末、誰が百貨店に来ているのか」
その答えが、
この結果にそのまま出ていました。
百貨店内の他売場を見ても、
1万円前後の生おせちはどこも似た状況。
結果的に、どこも値引き。
“商品はあるけど、必要な人が少ない”
そんな年末でした。
年越しそばも、残りました
忘れてはいけないのが
年越しそば。
特に
セット商品がかなり残りました。
理由はとてもシンプルで、
・年末年始に旅行へ行く方
・自宅で年越ししないご家庭
・「全部は揃えない」スタイル
が増えたから。
年越しそばは
「その日に家にいる人」の商品。
今回は
家にいない人が多かった年末
だったんだと思います。
それでも、消えた商品がある
そんな中、
1本2,000円の小田原・鈴廣かまぼこは
早めに完売しました。
高いのに売れる。
・量がちょうどいい
・正月感が一目で伝わる
・使い切れる
つまり
「これがあれば正月になる」商品。
今回の年末で強く感じたのは、
正月がなくなったのではなく
👉 「全部揃える正月」が減った
👉 「象徴だけ欲しい正月」が増えた
という変化です。
去年との違い
2024年末は
・帰省
・来客
・一応一式揃える正月
が、まだありました。
2025年末は
・旅行
・分散
・最小構成の正月
売場に必要だったのは
豪華さより
分かりやすさだったと思います。
値引きになった商品は、失敗ではありません。
次を考えるヒントです。
売れた商品は、
今のお客様の暮らしを
とても正直に教えてくれます。
来年に向けて大切にしたいのは、
・少なく
・分かりやすく
・残らない正月
売場は、
暮らしの変化を一番早く感じる場所。
今年の年末は静かでしたが、
たくさんの気づきをくれました。
2026年末は、
この変化を前提に、
もう一段“ちょうどいい正月売場”を
作っていきたいと思います。























