2つの夜を越えて
昨日も今日も窓の外は発見だらけ。
何時間も変わらない景色や線路の脇の“国境線”。
車窓から、そして停車中の数分間。
たったそれだけではあるがアメリカのいろんな町を見た。
既に何か1つ、掴んだ気がする。
早速、新曲のアイデアもちらほら降りてきている。
今夜が明けると“セントルイス”、そしてこの列車「テキサス・イーグル」の終点“シカゴ”だ。
今日は一気に写真を何枚か掲載しよう。
“ロレッタ”が住む町。
アリゾナの荒れ地を往く。
向こう側はメキシコ。
テキサスの夕暮れ。
音楽の都、“オースティン”。
ロスを出て以来の大都会、“ダラス”。
線路は続くよ、どこまでも♪
いい旅を、ありがとう。
「雑草の歌」
5月から始まったツアー「ROAD21-MY DUSTY ROAD 2012/ Hobo's Lullaby」も今夜が最終公演。
と言っても来週からのアメリカツアーがあるので本当の最終は11月ではあるが・・・。
俺は2010年の秋から2011年全部を隠遁生活を送っていた。
自分の弱さや優しさが招いた、自業自得な結果でもある事は認める。
ずっと前にここである歌を引用して書いたことがある。
豊田勇造さんの「さあ、もういっぺん」。
長渕剛さんの「やるなら今しかねえ」。
結局あの時はできなかった。
有言不実行、恥ずかしくて仕方がない。
“雑草”は人に踏まれて踏まれて、それでもまたしつこく生えてくる。
俺は生まれながらの“雑草”だ。
だからいろんな奴が俺を踏みつけていってもまたしつこく立ち上がる。
およそ2年遅れになってしまったが今年2012年、踏み出した歩みは止まっていない。
隠遁生活から抜け出て“もういっぺん”踏み出した歩み。
3月に敢行した“復活ツアー”、そして5月からのこのツアー。
次への大きな大きなステップの為に“今”行かなくてはならないアメリカ。
しつこくしがみついてやる。
そして今夜のライブ。
くしくも俺の大好きなイベントへの出演という形で今夜の最終公演を迎えることが出来る。
今夜の高槻「ナッシュビル・ウエスト」でのイベント、いつものようにネット中継で見てもらえる。
本当は皆に会場に来て応援してほしいがそうもいかないだろう。
会場に来れない人は是非、ネット中継を見ながら画面を通して声援を送ってほしい。
アクセスは http://www.nashville-west.net/top.htm から。
今、もう一度ここで言う。
「さあ、もういっぺん」、俺は取りに行く。
その時は今、「やるなら今しかねえ」。
“雑草”の生き様、見てみないか?
「アメリカ大陸横断とニューヨークへの旅」
かねてより話していた今回のツアーの「メイン・イベント」があと1週間後に迫ってきた。
それは、『アメリカ大陸横断とニューヨークへの旅』。
10月3日から11月22日まで。
今年の1月に1ヶ月間、ニューヨークに行っていた。
一昨年の秋から去年一杯、隠遁生活を送っていた俺は空っぽになった燃料を補給する為の旅だった。
今回は本来の目的、“充電”ではなく“パワー・アップ”の旅だ。
1月に補給した燃料もこの国では急激に消耗してもう半分くらいになっている。
タンクを満タンにして、さらに補助タンクのありったけを満タンにして帰ってくるつもりだ。
一人旅。
いや・・・、ギターとハーモニカが道連れの旅だ。
今回はニューヨークが目的地ではあるがその行き方に拘った。
前からことごとく言ってきたが、今年は「Woody Guthrie “生誕100年”」のメモリアル・イヤーだ。
彼のトレード・マークとも言うべき“ライフ・スタイル”は「HOBO」、“放浪”だ。
彼に限らず、その頃のフォーク・シンガー達は列車(当時は貨物列車の無賃乗車)で大陸を放浪した。
“フォーク・シンガー”を名乗る以上は俺もそのスタイルを体験しなくてはならないと思った。
俺の先輩達の多くは若くして似たような事を体験している。
かなり遅れをとったが俺も追随しなくてはいけないと思った。
やるなら今年しかない。
「Woody100年」の今年、2012年のうちにだ。
今年、俺はツアーのタイトルも彼にちなんだものにした。
彼の誕生日には(ひっそりと)トリビュート・ライブも敢行した。
ライブでは積極的に彼の歌をカバーし、彼の存在を後進達に伝えてきた。
そんな俺の「最大で最後の“トリビュート・イベント”」が大陸横断の旅だ。
もちろん、良識のある大人なので無賃乗車はしない(笑)。
ちゃんとキップは買ったが“寝台車”などというセレブっぽいものには乗らない。
全線“コーチ車”(普通の座席車)で往路4泊、復路3泊の列車の旅だ。
Woodyの代表曲の歌詞に「カリフォルニアからニューヨークへ・・・」というのが出てくる。
彼自身もカルフォルニアからニューヨークへ移り住み晩年を過ごした。
今回の俺の旅もカリフォルニアから始まる。
ロスから「TEXAS EAGLE」という列車でシカゴに向かう。
3日後の午後、シカゴ着。
その夜の「LAKE SHORE LIMITED」でシカゴを発ち翌日の夜にニューヨークに着く。
ニューヨークで41泊(実際は途中で1泊抜けるから40泊)して今度は別ルートでロスまでの列車の旅。
まずはワシントンまで移動して夕方発の「CAPITAL LIMITED」でシカゴに翌朝着。
午後発の「SOUTHWEST CHIEF」で2日後のロスへ戻る。
この列車、有名な“ROUT66”とほぼ同じルートを辿る。
これに乗るなら東から西だろう、と思って復路にこの列車を選んだ。
この往復ルート、機会があればネットなどで見てもらいたい。
俺の旅のルートが分かってもらえる。
Woodyのトリビュート・イベントはアメリカでは今年になってあちこちで大小問わず行われている。
その最後の大イベントが10月にワシントンD.Cで行われる。
この出演者がとんでもない!
ここにはとても書ききれないのでウェブを見てもらいたい。
日本では絶対に見れない顔ぶれが勢揃い。
http://www.woody100.com/concerts.htm
これ、行きます・・・。
ニューヨークではいつも行っていた店の“オープン・マイク”や、また新しく見つけた店にも行くつもりだ。
ともかく“オープン・マイク”には行けるだけ行って歌いまくる。
そこには“本物”がある。
そこには“本物”が集う。
そここそが“本物”の場所だから。
今回は“ストリート・ライブ”も積極的にやるつもりだ。
ワシントンに行った時もやろうと思ってる。
今回の旅、徹底的に“ミュージシャン”でいる。
ともかく歌う、弾く、吹く。
俺が俺になる為に。
俺が俺でいる為に。
“本物”になる為に。
その為に俺は「アメリカ」に行く。
関西ツアー“京都、奈良”終了
再会と、そして新しい出会いに感謝したい。
ありがとう!
京都の「シルバー・ウイングス」は実に3年半ぶり。
奈良の「ビバリーヒルズ」は初めて。
どちらも新鮮な気持ちでステージに上がれた事が良かった。
俺は旅先ではリハーサルを終えて本番までの間、出来るだけ近所を散策する事にしている。
今回は京都と奈良というどちらも古の時代からの街。
それぞれがそれぞれ別々の顔で俺を待っててくれた。
この街は俺を受け入れてくれたのだろうか・・・?
そんな不粋な事は考えず。
この街に通ってみたくなった。
京都は来週また行く事になっている。
奈良は少し先になりそうだけど必ず行くから、待っててほしい。
昨日の奈良公演で配った“手書き”に挑戦してみたフライヤ。
左は今ツアーから配っているプロモーション・カード。
さあ、ツアーも残すところあと3本。
駆け抜けるぜ!








