前回のゴルフエッセイ「タマゴを産む人」を読んで「自分の知らないところで、そんなインチキをしている人がいるのだなあ」と思った人が大半ではないか。
そう思う理由その①
ゴルフは紳士のスポーツであり、そんなインチキをする人は滅多にいない…基本、性善説。
そう思う理由その②
自分のことに精いっぱいで人のプレイなどいちいち見ていない。
ハルの場合、②が主な理由ですけどね。
さて、タマゴを産む人以外に有名(?)なインチキ行為をふたつ
●銭形平次
グリーンに乗ったら誰よりも早くグリーンに赴きマークを実際の距離よりもホール近くに放り投げる。あまりにもホールに近過ぎるのは禁物だ。バレる公算が大きい。
●バンカー名人
バンカーに入ったら誰よりも早くバンカーに向かう。そしてボールを拾って誰も来ないうちにショットをする。ここでショットと同時に手に隠し持ったボールを放り投げる。これは熟練の技が必要なので、一連の所作を練習しておいた方がよかろう。
インチキでスコアがよくなれば、知らない人からは「上手ですね」と褒められるかもしれないが、あとで事情を知る人から、本人の知らないところでインチキをばらされ、一生信用をなくすことになる。
それでもインチキする人は気付かない。ある意味、気の毒な人達かも。皆さんも気を付けて!
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