松山選手が新年早々に幸先の良い優勝を飾りました。

こいういムードは根拠はありませんが女子ゴルフにも良い影響を与えるものだと思います。あくまでも根拠は無いのですがゴルフのようなスポーツでは気持ちの面は重要です。

 

13人の日本人選手が参戦するアメリカツアーでは昨年を上回る優勝回数、そして日本人選手のメジャー優勝を2年連続で見たいですね。

 

国内女子ツアーは有力選手が抜けてしまった穴を誰が埋めるか・・・ということに興味があります。〇〇世代と言われてきた選手のトップクラスが不在ですから他の世代の選手にもチャンスがあります。若手選手の勢いにここ数シーズン押されてきた中堅ベテラン選手が反攻するのか、まだ実績を残していない2023年と2024年のプロテスト合格者から初優勝者が出るのか・・・。

 

 

 

 

レイアップさんからコメントをいただいています。

12月のブログ記事(優菜ちゃんと稲見さん)に対するコメントですので、この場でコメント返しとします。

 

優菜ちゃんは2022年全英女子オープン前にロストバゲージというトラブルがありました。昨年5月以降の不調につながっているのかどうかわかりませんが、1月末までのオフ期間にショットを立て直すことができるかどうかでしょうね。

自信を持ってスイングできるようにならないといけません。2024年はショートゲームの向上でシードを確保しましたが、ショートゲームだけではそれが精一杯です。ショットの精度を取り戻してベストの状態でどの程度の成績を残せるのか・・・。

 

稲見さんは国内ツアーメインということですが、5年シードを使用するのでしょうか。使用しない場合は前半戦を主催者推薦で出場してリランキングに賭けることになります。アメリカツアーも出場資格のある試合は限定されています。

何よりも乱れてしまったスイングを立て直さないとどうしようもありません。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

昨年1月の最初のブログでは小祝さんを女王候補と書きました。

小祝さんは毎シーズン途切れることなく活躍し続けていますが、本格参戦1年目となった2018年以降に通算11勝し、昨年まで続けて賞金ランクやメルセデスランクでトップテン入りをしてきました。しかし、女王には一歩届かないシーズンが続いてきました。

その間に古江さん、優菜ちゃん、勝さん、西郷さん、吉田さん、稲見さんがアメリカツアーに参戦し、今シーズンからは山下さん、竹田さん、岩井姉妹がアメリカツアー中心のスケジュールを組むでしょう。

彼女たちと互角に戦ってきた選手で国内ツアー中心のスケジュールを組む選手は小祝さん1人です。

小祝さんもいよいよ今シーズンは女王を獲得しなければなりません。しかし、勝ち味に遅いところがあるので女王候補の本命ではあるものの間違いなく女王になるだろうと言い切ることもできません。

 

実力を示す平均ストロークで2024年は小祝さん4位、佐久間さん6位、河本さん7位、桑木さん8位、髙橋さん9位、藤田さいきさん10位でした。

シーズン3勝した桑木さん以外は全員が勝ち味に遅いのが特徴です。11位の鈴木さんは年齢とともに故障が多くなっていることが気になります。

15位の川﨑さんは調子の波が大きすぎるのが気になります。

昨シーズンに期待を大きく裏切った櫻井さんにも期待したいところですが、彼女もまた成績の波が大きいです。

 

こうなると新人選手に期待が集まるのですが、2023年プロテスト合格組は初年度優勝を逃しただけでなく、シードも獲れませんでした。

優勝に近づいた政田さんは人気も申し分ないのですがシーズン通して活躍できるのかどうかの不安は残ります。

2024年プロテスト組に期待が集まりますが、シーズン序盤を上手く乗り切ることがシードへの第一歩となります。プロテスト、QT、新人戦の成績は鵜呑みにはできませんし、シーズンが始まってから10試合程度は様子を見ないとわかりません。

 

今シーズンの国内ツアーは本命が定まらない大混戦模様でスタートしますが、それは前年の成績をベースに予想すれば・・・の話です。

2024年に竹田さんがいきなり8勝することが予想できなかったように、勝ち味に遅かった選手の誰かが6勝以上する未来が見えるような気がします。誰かは知らんけど・・・(笑)。

2025年は日本人選手5人が新たにアメリカツアーに加わります。

竹田さん、山下さん、岩井姉妹、馬場さんの5人です。

2024年の9人に5人が加わりますが稲見さんが撤退という情報もありますので13人ということになります。稲見さんが完全撤退かどうかはわかりませんので14人になるかも知れません。

 

2024年にアメリカツアーを戦った選手についてはある程度の情報が蓄積されていますし、課題も見えています。

しかし、新たにアメリカツアーに参戦する選手については全くの白紙状態ですし、国内ツアーでの実績が参考になるのかどうかもわかりません。

しかも、ゴルフというのは少しの狂いによってスランプを招くこともありますので、前年の成績が参考にならないことも多いです。

 

国内ツアーから新規参戦する4人は最低でもシード、できれば上位で戦い、1年目で優勝に届けば大成功でしょう。

 

4人の国内ツアーでの主要スタッツです。

竹田さん 

平均ストローク 69.2378 

パーオン率 77.2515% 

平均パット数 1.7519

リカバリー率 69.1517%

 

山下さん 

平均ストローク 69.1478 

パーオン率 74.7475% 

平均パット数 1.7214

リカバリー率 75.7333%

 

岩井明愛さん 

平均ストローク 69.9040 

パーオン率 75.8581% 

平均パット数 1.7554

リカバリー率 63.1325%

 

岩井千怜さん 

平均ストローク 70.2580 

パーオン率 71.4744% 

平均パット数 1.7629

リカバリー率 68.5393%

 

このスタッツをそのままアメリカツアーに持っていけば4人全員が古江さんに匹敵する成績を残せることになりますが、アメリカツアーと国内ツアーの難易度の差を考慮しないといけません。

 

山下さんは古江さんに似たタイプの選手です。飛距離勝負ではなく正確なショットと定評のあるショートゲームでスコアを作っていく選手です。2024年シーズンはなかなか勝ち切れないところもありましたがパットの上手い選手なのでアメリカツアーでも上位で戦えるでしょう。

 

竹田さんと岩井姉妹は飛距離を武器にした大型選手です。飛距離が出る選手はショットの少しのブレが大きな曲がりとスランプに繋がりやすいというのは何人も見てきました。故障や極端なスランプが無いことを前提に見ていきたいと思います。

 

竹田さんの2024年は完璧でした。それだけに来シーズンどうなるか・・・という怖さはあります。2023年まではショートゲームが課題とされてきましたが、2024年はかなり克服したと思います。ショートゲームでは山下さんを下回りますが飛距離とパーオン率では上回っています。今シーズン良かったショートゲームが竹田さんのものになっているかどうかが鍵でしょう。

 

岩井姉妹は竹田さんと同じく飛距離を武器にする選手ですが、主要スタッツでは竹田さんを少し下回っています。特に千怜さんは少し差がありますね。

明愛さんはアプローチが上手いという評価がありますがリカバリー率はそれほど高くありません。アメリカツアーはパーオンできなかった時のリカバリーが国内ツアーよりも難しいのは間違いありませんので、グリーンを外した時に上手く対応できるかどうかが鍵になると思います。

千怜さんは調子の波が大きいように感じますが、調子の良い時の状態を長く続けることができるかどうかも鍵になると思います。

 

馬場さんは1年間エプソンツアーに参戦していましたのでチャレンジャーとしてアメリカツアーに挑みます。目標はシードということになるでしょうがQSに出場しなくても済む100位以内がマストということになるでしょう。

国内ツアーにも推薦出場していましたが、年齢的に若いだけでなくプレーにも「若さ」が見える時がありました。飛距離は魅力的ですし同世代選手の中では群を抜いていると思いますが、ホールマネジメントやショートゲームがまだまだという感じがします。でも一番楽しみの大きい選手です。

 

2024年のブログはこれが最終回になります。国内ツアーに関しては2025年1月以降に触れたいと思います。

1年間有難うごさいました。来年もよろしくお願いします。