平均バーディ数1位の変遷です。

2009 全さん 3.7143

2010 アンさん 3.6506

2011 有村さん 3.4868

2012 全さん 3.9337

2013 アンさん 3.7590

2014 大山さん 3.6047

2015 テレサさん 3.8137

2016 鈴木愛さん 3.7374

2017 申ジエさん 3.9241

2018 鈴木愛さん 4.0267

2019 渋野さん 4.0000

2020~21 稲見さん 3.7343

2022 勝さん 3.8056

2023 山下さん 4.3828

2024 山下さん 4.3394

 

山下さんが部門2連覇ですね。しかも2年連続4.3以上です。

バーディパットを入れないと上がらない数字ですので、当然のようにパット巧者が上位に入っています。特に4.0を超えたのは全員パット巧者です。

 

 

2024年の平均バーディ数トップテン選手です。2023年と比較しました。

     2024年  ← 2023年

山下さん 4.3394(1位)←4.3828(1位)

竹田さん 4.2842(2位)←3.5789(14位) 

岩井明さん 4.2827(3位)←4.2332(2位)

小祝さん 3.9815(4位)←3.6680(10位)

岩井千さん 3.9231(5位)←4.0853(3位)

桑木さん 3.7467(6位)←3.5411(16位)

河本さん 3.7453(7位)←3.0704(47位)

佐久間さん 3.7027(8位)←3.1169(38位)

鈴木愛さん 3.6810(9位)←3.9570(4位)

菅楓香さん 3.6230(10位)

 

平均バーディ数はチャンスでの強さを示すデータです。

山下さんは平均バーディ数においても2シーズン連続1位でした。1ラウンド平均のバーディ数が4.3個以上ありますので3ラウンドに1回は5バーディという計算です。2024年は前年よりも決め手不足のように感じましたが数字の上ではそんなことはありません。安定したゴルフを続けながらチャンスにも強い選手です。

 

岩井姉妹は攻めのゴルフを信条としていますので2シーズン連続して平均バーディ数で上位です。

竹田さんは前年よりも平均バーディ数が0.7増えています。3日間大会であれば2打、4日間大会であれば3打縮めたことになります。この差がシーズン8勝に繋がりました。

 

小祝さんは安定のトップ5ですが上位3人とは少し差を付けられました。それでも過去と比較すると数字は上がっています。バーディパットが入るシーンは増えましたが後一歩という感じです。

 

桑木さん、河本さん、佐久間さんが前年よりも大きく伸ばしており、これがメルセデスランクに反映しました。

 

今シーズンは山下さん不在ですが平均バーディ数で4.0を上回る選手がいるのかどうか・・・。年間女王やシーズン最多勝を狙うには3.9を超えることが必要でしょう。

またシード確保には3.0以上が目安になってくると思います。バーディ不足の選手がシードを確保するのは難しいと思います。

パーセーブ率1位の変遷です。

2009 横峯さくらさん 88.7783

2010 横峯さくらさん 86.9281

2011 アンさん 88.4804

2012 アンさん 89.9206

2013 イボミさん 89.4913

2014 アンさん 90.4953

2015 イボミさん 89.5268

2016 イボミさん 91.0112

2017 申ジエさん 88.1857

2018 アンさん 89.7386

2019 申ジエさん 90.3747

2020~21 稲見さん 90.3239

2022 山下さん 90.4835

2023 山下さん 90.0585

2024 山下さん 91.8519

 

山下さんが部門3連覇ですね。しかも3年連続90%以上です。

2011年から2019年までは9シーズン連続で外国人選手が1位でした。

横峯さくらさんは2009年と2010年に1位になっていますが、それ以前やそれ以降も安定して上位で、日本人選手としては2008年から2011年まで4シーズン連続トップでした。

 

 

2024年のパーセーブ率トップテン選手です。2023年と比較しました。

     2024年  ←   2023年

山下さん 91.8519(1位)←90.0585(1位)

竹田さん 90.7602(2位)←86.4035(25位)

髙橋さん 89.3606(3位)←87.5127(14位)

河本さん 89.2034(4位)←81.5336(78位)

佐久間さん 88.8889(5位)←85.6662(35位)

小祝さん 88.5802(6位)←88.4278(5位)

岩井明さん 88.3653(7位)←88.0917(8位)

岩井千さん 88.1410(8位)←87.3091(15位)

藤田さいきさん 88.0871(9位)←88.5150(3位)

吉本ひかるさん 87.7830(10位)←85.7621(32位)

 

パーセーブはゴルフの基本です。ボギーを叩かないことがスコアメイクの鍵です。1ラウンドにボギーを2個以内という選手が最終的に上位に入ります。

 

パーセーブ率トップテンは平均ストロークトップテンと連動しています。共にトップテンの選手は9人です。平均ストローク8位の桑木さんはパーセーブ率16位、パーセーブ率10位の吉本ひかるさんは平均ストローク17位です。吉本さんは優勝できませんでしたが地味に良いシーズンだったと思います。

 

2024年にパーセーブ率を大きく伸ばしたのは河本さん、竹田さん、佐久間さん、吉本ひかるさんでした。

 

昨年のパーセーブ率上位でアメリカツアーに参戦した吉田優利さんと西郷さんを除くと、パーセーブ率を落とした選手は櫻井さん(11位→22位)と菅沼さん(13位→71位)、蛭田さん(19位→34位)あたりです。特に菅沼さんの落ち込みは大きいですね。

 

今シーズンは山下さん不在ですが、パーセーブ率90%以上を残すことができる選手がいるのかどうか・・・。年間女王のためには最低でも88%台は必要だと思います。

またシード確保には85%以上が目安になってくると思います。

2024年の総パット数(平均)トップテン選手です。2023年と比較しました。

臼井さんは2023年に規定ラウンド数に達していなかったため2022年との比較です。

     2024年  ←   2023年

瀬令奈さん 28.3824(1位)←28.1935(1位)

山下さん 28.3879(2位)←28.7368(7位)

森田遥さん 28.3936(3位)←28.5783(4位)

鈴木愛さん 28.4785(4位)←28.4839(3位)

臼井さん 28.4878(5位)←29.7308(48位)

尾関さん 28.6574(6位)←28.7474(8位)

河本さん 28.6604(7位)←30.0423(65位)

神谷さん 28.8457(8位)←29.0202(8位)

仁井さん 28.8660(9位)←29.3106(29位)

内田さん 28.6925(10位)←29.1789(23位)

 

総パット数は平均パット数と違って勝負強さというよりは純粋にパットの上手さを示す指標です。ただ、パーオンできなかったホールはアプローチで寄せた後のパット数ですからパーオン率が高い選手は総パット数が増える傾向があります。

 

パーオン率が高くて総パット数も良い選手がショットとパットのバランスが取れています。

この中でパーオン率がトップテン入りしたのは山下さん1人だけです。国内ツアーで山下さんが飛び抜けた存在と言ってもよいでしょう。優勝回数は運にも左右されますが、パーオン率と総パット数が共に上位という選手は本当にゴルフが上手い選手だと思います。

 

この中で山下さんの次にパーオン率が高かったのは河本さんの31位で、その他の8人はパーオン率51位以下でしたので、山下さんの凄さがわかります。

 

今シーズンは山下さんがアメリカツアーに行ってしまいます。

年間女王になるためにはパーオン率が高いことが条件ですが、総パット数でもある程度上位に入ることが必要だと思います。

 

2024年のメルセデスランク上位選手のパーオン率と総パット数順位

アメリカツアー参戦選手

竹田さん パーオン率1位、総パット数23位

岩井明愛さん パーオン率2位、総パット数31位

山下さん パーオン率3位、総パット数2位

岩井千怜さん パーオン率22位、総パット数13位

 

国内ツアー選手

小祝さん パーオン率10位、総パット数18位

佐久間さん パーオン率5位、総パット数32位

川﨑さん パーオン率9位、総パット数59位

桑木さん パーオン率11位、総パット数35位

櫻井さん パーオン率52位、総パット数17位

 

小祝さんはバランスが取れています。パーオン率トップ3が抜けてしまうので女王争いの最有力となります。佐久間さん、桑木さん、川﨑さんはパーオン率では女王候補になりうる選手ですからパット次第です。佐久間さんは勝負強さ、川﨑さんは安定感が加わる必要があります。

櫻井さんはショットの立て直しができれば勝負強い選手ですから女王争いに食い込むことができると思います。