リカバリー率1位の選手の変遷です。

2009 横峯さくらさん 68.9453

2010 茂木さん 67.3435

2011 北田さん 67.1930

2012 姜スーヨンさん 70.2381

2013 北田さん 69.0363

2014 アンさん 74.8879

2015 アンさん 70.9821

2016 イボミさん 72.8606

2017 申ジエさん 69.1542

2018 アンさん 69.7248

2019 申ジエさん 72.5490

2020~21 山下さん 70.0127

2022 吉田優利さん 70.6790

2023 吉田優利さん 71.3793

2024 山下さん 75.7333

 

2022年、2023年と吉田優利さんが連続1位でしたが、2024年は山下さんが75%台の大台を超えて1位になりました。2014年のアンさんを超える数字ですから大したものです。

リカバリー率は道具の進化があまり影響することはなく、グリーンの速さに影響されるスタッツだと思いますので、今後も右肩上がりということはなく、上がったり下がったりを繰り返すのではないでしょうか。

 

2024年のリカバリー率トップテン選手です。()は総パット数の順位です。

1       山下さん 75.7333 (2位)

2       河本さん 70.8042 (7位)

3       髙橋さん 70.6667 (27位)

4       瀬令奈さん 70.4655 (1位)

5       尾関さん 69.7997 (6位)

6       鈴木愛さん 69.4165 (4位)

7       竹田さん 69.1517 (23位)

8       岩井千怜さん 68.5393 (13位)

9       安田佑香さん 68.2624 (14位)

10    吉本ひかるさん 67.8457 (11位)

 

リカバリー率の高い選手はアプローチとパットの両方が上手いと思います。

瀬令奈さんはリカバリー率上位の常連選手ですね。アプローチもパットも上手な選手です。鈴木愛さんや吉本ひかるさんもリカバリー率上位の常連です。

竹田さんは2023年61.2319(55位)から一気に8%も数字を上げました。オフの期間にショートゲームの練習を沢山してきたと言っていましたので、努力の成果が優勝回数や年間女王に結び付きました。

 

山下さん、竹田さん、岩井姉妹はアメリカツアーに行きますが、山下さんの総合力の高さが1年目で結果に繋げることができるかどうか・・・。

アメリカツアーはグリーン回りが難しいですし、グリーンを外した時に簡単にボギーやダボを叩いてしまうようなコース設定が多いですから、アメリカツアー参戦組の中では岩井明愛さんのリカバリー率が63.1325%(36位)と低いのが若干気になります。

 

その他の主力選手では小祝さん15位、佐久間さん19位、桑木さん28位、川﨑さん32位です。

 

リカバリー率はメルセデスランクに直結するわけではありませんが、70%前後の数字を残すことができればショートゲーム巧者と言えるでしょう。

年間女王を狙うには68%以上の数字を残しておきたいところです。

2024年ドライビングディスタンスのトップテンです。()は平均ストローク順位

1 竹田さん (2位)

2 葭葉さん (48位)

3 神谷そらさん (28位)

4 穴井さん (22位)

5 小林夢果さん (55位)

6 岩井明愛さん (3位)

7 川岸さん (41位)

8 小祝さん (4位)

9 櫻井さん (36位)

10 山路さん (79位)

 

主だった選手のドライビングディスタンスの順位です。()は平均ストローク順位

12 原英莉花さん (19位)

13 岩井千怜さん (5位)

14 佐久間さん (6位)

17 桑木さん (8位)

27 川﨑さん (15位)

31 横峯さくらさん (76位)

35 鈴木愛さん (11位)

47 高橋さん (9位)

53 山下さん (1位)

 

飛距離上位10人のうち3人が平均ストロークでトップテンです。飛距離の出る選手が有利というデータになっていますが、例外のトップが山下さんです。山下さんは飛距離を他の部門でカバーしています。飛距離の出ない選手にとって良いお手本となります。

 

 

 

フェアウェーキープ率のトップテンです。()は平均ストローク順位

1 吉本ここねさん (81位)

2 山下さん (1位)

3 上野さん (53位)

4 新海さん (75位)

5 堀琴音さん (39位)

6 鬼頭さん (78位)

7 浜崎さん (82位)

8 尾関さん (12位)

9 リハナさん (38位)

10 政田さん (21位)

 

主だった選手のフェアウェーキープ率の順位です。()は平均ストローク順位

19 桑木さん (8位)

21 川﨑さん (15位)

26 佐久間さん (6位)

28 高橋さん (9位)

39 岩井千怜さん (5位)

49 原英莉花さん (19位)

54 小祝さん (4位)

72 岩井明愛さん (3位)

74 竹田さん (2位)

75 横峯さくらさん (75位)

82 櫻井さん (36位)

 

フェアウェーキープ率上位10人のうち平均ストロークトップテン入りしているのは山下さん1人だけです。尾関さんと政田さんも飛距離の割に健闘しています。

 

飛距離が出る選手はフェアウェーキープ率が低いものですが、竹田さんと岩井明愛さんは典型的な選手です。少々ドライバーが曲がってもラフからのショットでパーオンできるパワーがあります。

 

フェアウェーキープよりも飛距離という傾向は最近になって顕著となっています。以前はもう少しフェアウェーキープが重要でした。コースセッティングにも影響されているのではないかと思います。

平均バーディ数1位の変遷です。

2009 全さん 3.7143

2010 アンさん 3.6506

2011 有村さん 3.4868

2012 全さん 3.9337

2013 アンさん 3.7590

2014 大山さん 3.6047

2015 テレサさん 3.8137

2016 鈴木愛さん 3.7374

2017 申ジエさん 3.9241

2018 鈴木愛さん 4.0267

2019 渋野さん 4.0000

2020~21 稲見さん 3.7343

2022 勝さん 3.8056

2023 山下さん 4.3828

2024 山下さん 4.3394

 

山下さんが部門2連覇ですね。しかも2年連続4.3以上です。

バーディパットを入れないと上がらない数字ですので、当然のようにパット巧者が上位に入っています。特に4.0を超えたのは全員パット巧者です。

 

 

2024年の平均バーディ数トップテン選手です。2023年と比較しました。

     2024年  ← 2023年

山下さん 4.3394(1位)←4.3828(1位)

竹田さん 4.2842(2位)←3.5789(14位) 

岩井明さん 4.2827(3位)←4.2332(2位)

小祝さん 3.9815(4位)←3.6680(10位)

岩井千さん 3.9231(5位)←4.0853(3位)

桑木さん 3.7467(6位)←3.5411(16位)

河本さん 3.7453(7位)←3.0704(47位)

佐久間さん 3.7027(8位)←3.1169(38位)

鈴木愛さん 3.6810(9位)←3.9570(4位)

菅楓香さん 3.6230(10位)

 

平均バーディ数はチャンスでの強さを示すデータです。

山下さんは平均バーディ数においても2シーズン連続1位でした。1ラウンド平均のバーディ数が4.3個以上ありますので3ラウンドに1回は5バーディという計算です。2024年は前年よりも決め手不足のように感じましたが数字の上ではそんなことはありません。安定したゴルフを続けながらチャンスにも強い選手です。

 

岩井姉妹は攻めのゴルフを信条としていますので2シーズン連続して平均バーディ数で上位です。

竹田さんは前年よりも平均バーディ数が0.7増えています。3日間大会であれば2打、4日間大会であれば3打縮めたことになります。この差がシーズン8勝に繋がりました。

 

小祝さんは安定のトップ5ですが上位3人とは少し差を付けられました。それでも過去と比較すると数字は上がっています。バーディパットが入るシーンは増えましたが後一歩という感じです。

 

桑木さん、河本さん、佐久間さんが前年よりも大きく伸ばしており、これがメルセデスランクに反映しました。

 

今シーズンは山下さん不在ですが平均バーディ数で4.0を上回る選手がいるのかどうか・・・。年間女王やシーズン最多勝を狙うには3.9を超えることが必要でしょう。

またシード確保には3.0以上が目安になってくると思います。バーディ不足の選手がシードを確保するのは難しいと思います。