国内メジャー第2戦、ソニー日本女子プロゴルフ選手権の初日が終了しました。

 

コースセッティング担当によると優勝スコアは10アンダー前後ということですが、上位選手はしっかりスコアを伸ばしています。下位選手とのスコア差が大きくなるでしょう。

 

もう少しスコアが伸び悩むのかと思っていましたが、トップは7アンダーのサイペイインさん、2位は6アンダーの永井さん、3位は5アンダーの勝さんとなっています。

60台が7人、アンダーパーが20人なので一般の試合よりは難易度が高いようですので、上位数人が出来過ぎだったとも言えます。

予選終了時のトップは7アンダー、カットラインは4オーバーと予想します。

 

アメリカツアー組では勝さんが5アンダー、畑岡さんが2アンダー、山下さんと吉田さんが1アンダーです。山下さんは日を追うごとに順位を上げて来る選手なので優勝争いに絡んで来そうです。古江さんは馬場さんと並んで1オーバーでしたが、ボギーが少ないのは好材料だと思います。

国内ツアーの主力では永井さんが6アンダー、全英で優勝した桑木さんが4アンダー、河本さんが2アンダーですが、菅さんが1オーバー、佐久間さんが3オーバーです。

 

横峯さくらさんは3バーディ7ボギーの4オーバーで初日を終えました。

バーディ3個はこのコースではまずまずだと思いますが、ボギーは3個以内に抑えないと上位では戦えません。横峯さくらさんの最近のプレーぶりからもボギーの多さを懸念していたのですが、予想通りボギーが多すぎるラウンドになりました。14オーバーも叩く選手と同組では勢いも出ませんし、良いプレーはできませんね。

今週は国内メジャー第2戦、ソニー日本女子プロゴルフ選手権が片山津ゴルフ倶楽部白山コースで開催されます。

 

このコースは2008年に日本女子プロ選手権、2015年に日本女子オープンが開催されました。

2008年の選手権では辛ヒョンジュさんが5アンダーで優勝、横峯さくらさんと申ジエさんが4アンダーで2位タイという試合でした。アンダーパーフィニッシュは3人だけで、カットラインは8オーバーでした。

2015年の日本女子オープンではチョンインジさん、イミヒャンさん、菊地絵理香さんが2アンダーで並び3人によるプレーオフの結果チョンインジさんが優勝しました。アンダーパーフィニッシュは3人、カットラインは7オーバーという難易度の高い試合でした。アメリカツアーに参戦していた横峯さくらさんは帰国して出場し、通算12オーバーで47位タイでした。

 

過去2大会からは難コースという印象が強いですが、今回はコースセッティング担当が10アンダーでの優勝争いを想定しているとのことです。

ラフが深く、しかも雨が降った影響もあるため、フェアウェーキープが鍵になりそうです。ただ、グリーンは柔らかく、止まりやすくなっていると思いますので、ピンを狙うショットの精度が勝負を分けるでしょう。

 

予選ラウンドのペアリングが発表されています。

アメリカツアー組の多くが出場していますので、久しぶりにペアリング表に重厚感があります。

メインは初日午前インスタートでは桑木さん、山下さん、ディフェンディングチャンピオンの金澤さん組でしょう。初日午後アウトスタートでは佐久間さん、畑岡さん、河本さんの組がメイン扱いです。

横峯さくらさんは初日午後インスタートで下川さんと高村さんという地味な組です。相乗効果でスコアの伸ばし合いになる可能性がかなり低い組に入れられました(汗)。

2026年度の国内ツアーは37試合のうち25試合を消化しました。約3分の2の消化率になります。

 

複数回優勝をした選手は達成順に髙橋さん、河本さん、桑木さん、吉田鈴さん、佐久間さんの5人です。それぞれメルセデスランクが9位、6位、1位、8位、2位です。

 

メルセデスランク上位選手では3位の菅さん、5位の永井さん、7位の阿部さんは1勝ずつしています。

 

ランク4位の荒木さんと10位の小林光希さんはまだ優勝していません。荒木さんはトップテン入り12回で13位の菅さんに続く2位ですのでそろそろ優勝しないといけません。優勝経験者なのでタイミング次第だと思いますが、早く優勝しないと焦りが出てしまうことがあります。

小林さんは初優勝が遠いですね。スタッツを見るとサードラウンドの平均スコアが39位という点が気になります。勝負所での勝負弱さのようなものを感じます。

 

小林さん以外の優勝未経験者ではトップテン入り7回の藤本愛菜さん、6回の政田さんが続きます。

特に、藤本さんは昨年のプロテスト合格者の中では断トツの安定感で平均ストロークは9位です。パーオン率は堂々の2位ですから新人選手の中で一番目に優勝すると思っていましたが、倉林紅さんに先を越されてしまい、ここ数試合は勢いのある鳥居さくらさんの陰に隠れて目立たない状況になっています。藤本さんの課題はパットなのでしょう。

 

倉林さん、福田さん、加藤さんは優勝することができましたが、スタッツを見るとまだまだの選手です。簡単に初優勝した後に苦労する選手もいれば、上位入りするもののなかなか初優勝できない選手もいるのがゴルフの世界です。

もう少し2位、3位で苦労した後に優勝するほうが良いのかな・・・とも思いますが、20歳前後の選手は予想を超えて成長する場合もあります(その逆もありますが・・・)。

 

吉田鈴さんは簡単に2勝目を挙げましたが、今シーズンの初優勝者の中で最も平均ストロークが良い選手は吉澤さんです。吉田鈴さんに続くシーズン2勝候補だと思います。

 

今シーズン初優勝した選手と初優勝待ちの若手日本人選手

 

メルセデスランク

平均ストローク

優勝回数

生まれ年(年度)

プロテスト合格

吉田鈴さん

8位

20位

2回

2004年度

2024年

小林光希さん

10位

11位

0回

2002年度

2022年

吉澤柚月さん

12位

7位

1回

2003年度

2023年

藤本愛菜さん

15位

9位

0回

2006年度

2025年

倉林紅さん

18位

30位

1回

2005年度

2025年

宮澤美咲さん

27位

26位

0回

2002年度

2021年

福田萌維さん

32位

25位

1回

2006年度

2024年

加藤麗奈さん

36位

48位

1回

2006年度

2024年

皆吉愛寿香さん

37位

31位

0回

2000年度

2022年

鳥居さくらさん

57位

15位

0回

2006年度

2025年