部員ブログ #33 松本 契悟 「頑張っている人」 | 同志社大学体育会フットサル部TREBOL

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今回の部員ブログを担当させていただきます、経済学部3回生の松本契悟です。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
 
 先輩方や同期の皆のブログを読んで、すごい上手に書いてるなと、どんなことを書こうかなと結構悩んだのですが、自分のDFCでの活動を振り返ってみるとやっぱり怪我のことを書こうと至りました。
 高校までサッカーをしていましたが、大学1年目は何もせず暇に過ごしました。そんな時に、やりがいを求めて2回生の春に入部しました。初めてのフットサルで、色々なことを吸収しながらモチベーション高く取り組めていたと思います。サテライトで試合にもそこそこ出してもらえて、もっと上達するぞと意欲に満ち溢れていたその頃でした。9月に右膝の靭帯を怪我しました。ほぼ断裂しかけていて、まあまあの重症でした。それからは見学の日々。正直プレーできないのはとても退屈でした。ずっと見てるだけで何もできない。それに、チームメイトたちがどんどん上手くなっていく。本当に置いていかれているような気分で、自分が復帰する頃にはもう居場所がないんじゃないかと、練習や試合を見学する度にネガティブになっていました。プレーできない、もう無理なんじゃないか、むしゃくしゃした気分で考え込んでしまうことが度々でした。モチベーションは最悪でした。



 そんな時、こんな言葉に出会いました。

 "答えがないようなことを延々と考えすぎて迷いが生まれたときにどう切り替えるか。そういうときに僕は身近にいる「頑張っている人」 を目にするようにしている。"

 これは長谷部誠さんの言葉です。怪我をしてプレーができないことをずっと考えていても、起こってしまったことはもう戻せない。悩んでいても仕方がない、頭を切り替えて次に向かっていかないといけない。そんな時に、身の回りにいる「頑張っている人」を見る。チームメイトには、怪我を乗り越えて活躍している人がいる。また、上手くなっていくチームメイトを見て、ネガティブになるのではなく、もっと自分も頑張らないと、今の自分にもできることはあると考えるようになりました。
 それからは見学にも熱が入り、プレーはせずともフットサルの知識は着実に身に付いていきました。そのおかげで、復帰したときには怪我をする前よりも意図をもってプレーできるようになったし、フットサルがより楽しく感じました。
 そうしてやっと充実してプレーできるようになった時、3月にまた膝を怪我しました。上手くいっていた時期だったのでショックはそれなりに大きかったです。今度は軽い半月板の怪我だったので、少しは安心しましたが、また見学です。こんな浮き沈みが激しいと文章が書きづらいんですが(笑)、2度目の怪我なのでメンタルはそんなにブレずにすんだかなと思います。逆に、怪我人でも「頑張っている人」になろうと思えました。怪我して不貞腐れてるなと思われるのではなく、プレーできなくても見て学んでチームに良い影響を与えれる選手になるべきだと思いました。

 ここまで書いてきたように、怪我をして学んだこともあります。どんなことも無駄ではないし、プラスでしかない、どんな時でも成長するチャンスなんだと気づかされました。
 また、怪我をした時に限らず、モチベーションが下がっている時、練習の空気が緩い時に、「頑張っている人」を見て"もっとやらないと"と刺激を受ける環境が大切だと思います。自分は「頑張っている人」でいたいと思うし、それぞれがそう思うべきで、そんな仲間を見て頑張れるのがチームだと思います。
 これからも、1日1日を大切に頑張っていきたいです。



 最後になりましたが、もうひとつ書きたいことがあります。

 僕は同期のみんなに本当に感謝しています。
1年遅れて入ったので仲良くなれるか不安もあったけど、みんな良い奴らで、ここまで楽しくフットサルを続けられているのはみんなのおかげです。DFCに入ってこのメンバーに出会えて本当に良かったと思ってます。こんな照れくさいこと書くか迷いましたが、普段は言えないことなので書こうと思いました。いつもありがとう。これからもよろしく。


 最後まで読んでいただきありがとうございます。膝に爆弾抱えながらですが、これからも頑張ります。