部員ブログ #29 床玲哉 「可能性に賭けろ」 | 同志社大学体育会フットサル部TREBOL

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今回部員ブログを担当させていただく商学部3回生の床玲哉です。最後まで読んでいただけると幸いです。よろしくお願いします。

まずDFCに入部するまでについて話します。小学校の頃から運動することが好きでサッカー観戦が好きだったのもあり、中学ではサッカー部に入ろうと思っていました。しかし半径2km圏内に駅はもちろんコンビニすらなく、田んぼと古民家しかないような岡山の田舎だったのでそもそも中学にサッカー部が存在せず、友達に誘われたのもありテニスを始めました。それから中3の頃に全国ベスト8まで行きましたが、そこで完全に燃え尽き、高校でのテニスは惰性で続けていました。高校卒業後は1年間の宅浪を経て何とか同志社大学に合格することができたのですが、1回生の頃は特にやりたいことも無く、ただ時間を浪費するだけの毎日でした。しかしこのまま4年間何もせず過ごすのだけは嫌だったし、何より1年浪人した挙句、受かった地元の国立大学を蹴ってまで京都で一人暮らしをしたいというわがままを受け入れてくれた母親と育ての親であるおばあちゃんに示す顔がないと思い、新たに本気で挑戦できることを探していたところDFCを見つけ、1回生の終わり頃に入部を決意しました。


DFCに入ってからは生活は一変、毎日が充実している感じがしました。最初は未経験の僕がチームに入ったところで迷惑を掛けてしまうのではないか、実力の無さが露呈して邪魔者扱いされてしまうのではないかと物凄く不安でした。しかし、そんな雰囲気は一切なく先輩や同期は快く受け入れてくれて、1から丁寧に教えてくれました。(最初はぜんぜん喋らなかったけど仲良くしてくれた同期にはほんとに感謝してます笑)


それから毎日少しずつ自分の成長を実感しながら、フットサルの楽しさや戦術を理解していきました。そして昨年、僕のフットボール人生で初めてのシーズンを迎えることとなりました。


正直昨シーズンは圧倒的に思う様にいかないことの方が多く、何度も挫折しました。初心者だから仕方ないって捉えることもできますがそれを言い訳にするぐらいなら最初からDFCに入るべきじゃないし、自分でもそれは関係ないと思うようにしていました。府リーグなどで出場機会がなかなか得られず、同期や後輩がとても楽しそうにプレーしてる様子を応援席やベンチから見ていて、ここだけの話ですが誰にも見られないように試合会場のトイレで悔しくて泣いてしまうことも何度かありました。今までの人生で特に運動やスポーツにおいて挫折するという経験がなかったので、ある種新鮮でもあり闘志に火が着いたような感覚でした。でも今となってはそのくらい悔しくなれることに大学生活の中で出会えてよかったと思っています。




だからこそやれる努力はしようと思いました。まずフィジカルでは誰にも負けないように2回生の夏頃から金色の某ジムに通い始めたり、周りに比べてとにかく基礎がないので鴨川の橋の下で壁当てなどをして少しでもボールタッチの技術を向上させようともしました。少しづつだけど結果は出てきて、周りからも前より上手くなったな、とか体強いと言われることも増えて嬉しかったです。


でも、まだまだ僕が通用するような甘い世界ではなく今シーズンからはサード所属となりました。正直今の自分の実力を考えれば妥当な振り分けだと思います。でもぶっちゃけめちゃくちゃ悔しかったし、この1年は何だったんだと途方に暮れ、辞めようかとも思いました。それでも普段は表に出さないですが同期のメンバーが好きだし、このチームでよかったとも思ってるので今のところ辞めるつもりは無いです。むしろここからが勝負だと思うのでより一層本気で練習に励んでいきたいと思っています。あとは這い上がるだけです。



最後に、タイトルにもある通り「可能性」について話します。皆さんはそれぞれあらゆる可能性を持っています。そうです、なんでもできるんです。そう信じて目標に向かって努力し、挫折しても立ち上がってもう1回やってみる。このプロセスこそが人生だと思っています。DFCでの活動はまさにその1つだと思います。僕も自分の可能性に賭けてDFCに入ることを決意しました。僕含め‎誰しも悔しさや挫折することはあると思います。それでも自分の可能性に賭けて挑戦し、努力し続ければ結果はどうであれ新たな世界が広がると思います。サードの奴が何言うてんねんって思うかもしれないけど僕が思ってることを書かせていただきました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。共にこれからも頑張っていきましょう。