デヴォンズゲート -29ページ目

デヴォンズゲート

映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

「不倫」というテーマでありながらこのピュアさ、まっすぐさはなんなんでしょうか。

不器用な男女の純愛ラブストーリーのごとき展開は、世間一般の不倫イメージとは全くもってかけ離れたものになっています。

普段、さまざまな場所で「不倫」という行為に対する批判や軽蔑の言葉を目にしますが、このドラマに関しては、この2人がうまくいって欲しいという気持ちにしかならない。

「不倫しました」と告白した人間に対する世間の風当たりの強さとはまさに正反対です。

こうなると、不倫って果たして裏切りなのかな?という疑問が出てきますね。

そもそも「結婚」自体が正解か不正解かわかんないのに、「不倫」を問答無用で不正解とするのはナンセンスなのかもしれません。

このドラマに登場する夫婦は、3組とも間違った結婚をしているようにしか見えない。

お互い信頼がないわけでもない、貧乏でもない、暴力やパワハラがあるわけでもない。

負の要素なんか表面的にはそれほど無いのに、この夫婦が幸せではないことは凄くよくわかる。

このドラマを見ていると、不倫に走る心理や動機なんかよりも、もっと根本的な「夫婦ってなに?」ということを考えさせられます。

劇中「不倫をすれば、夫に優しくなれる」という言葉が出てきますが、それは「優しく」なっているのではなく「どうでもよく」なっているわけで、結局は夫婦関係が「こなすべき仕事」と化してしまっているということなんですよね。

そこまでして「結婚生活」を維持させたい意味が俺にはわからなくて、それって女性特有の思考回路なのかもしれないけど。

今回は、上戸彩さんと斎藤工さんとの繋がりがぐっと強くなり、まさに恋の初期衝動的な感情の丁寧な表現が素晴らしかった。

デートの約束に一喜一憂する感じとか、本当に純粋な恋心だなあと微笑ましくなってしまう。

一方、吉瀬美智子さんのほうはというと、実は器用なようで上戸さんよりも不器用なのか、必要以上にフェロモンを放出しまくる北村一輝さんをコントロールできなくて悶々としております。

あげく、出会い系サイトで売春しまくるという、大胆なのかバカなのかわからないストレス発散法を実践しており、いろいろと危機的状況に陥っておりました。

この先、2組の不倫は、もう不倫を超えて大恋愛へと発展していきそうな勢いです。

気になる両者の修羅場はいつ訪れるのか?死人が出なきゃいいけどね。特に斎藤工さんちの奥さんキレたら怖いですねきっと。

また感想書きます。

連れ去られた蓮子さまは、実家に軟禁されながらも無事に出産。

この赤ちゃんがまたカワイイ。
マジで花子さんの赤ちゃんといい、このドラマの赤ちゃん要員は充実していますね。

前も書きましたが、赤ちゃんが可愛すぎて物語がどーでもよくなってしまうというね。

さて、今回は妹のカヨちゃんと村岡弟とのロマンスが中心になるのかなって思わせての急展開でした。

まさかの関東大震災が炸裂で、それまでのプロポーズをめぐるホンワカとした雰囲気からの圧倒的絶望が描かれていました。

「サプライズで結婚を申し込む」などと言っていた村岡弟の作戦は、【真昼間の混雑したカフェーに演奏隊を派遣し、仕事中のカヨちゃんに白昼堂々とプロポーズする】という神をも恐れぬミッション。

その傍若無人さが神の怒りを買ったらしく、プロポーズ直後に巨大な地震が東京を襲うのでした。

一瞬で廃墟と化す花子さんち周辺。

昨日までの幸せがあっという間に消えてしまうという、震災ならではの恐怖・喪失感でいっぱいでしたが、ほとんどの関係者は生き延びており、結局死んだのは村岡弟さんだけという、不幸なのかラッキーなのかわかんない状況になっておりました。

てなわけで、蓮子さま親子も、震災のドサクサ紛れに軟禁状態から開放されており、なんとなく不幸中の幸いみたいな雰囲気で幕を閉じた震災トラブル。

失意のカヨちゃんは、この先また新たな恋ができるのでしょうか?

そして、蓮子さまの半生を書くという、他人のフンドシで相撲を取ろうとたくらむ醍醐さんの野望は成功するのでしょうか?

あ、あと宇田川先生の安否も気になりますね(死んでたらちょっと嬉しい)

また次回も感想書きます。
精神病女キャラたちの暴走が凄まじくなってきました。

遠藤憲一さんの奥さんはもう完全に重症で、これはもう一生病院に入れておかないとマズイ状況ですね。

ただでさえタチの悪いヤクザに翻弄されているのに、奥さんの奇行が酷すぎて一瞬たりとも休まる時間がない遠藤さんが可哀想。

こんなに頑張っているのに、同僚にまで厄介者扱いされているし。

そんな中、松雪泰子さんと伊藤淳史くんは、荒れまくっていたひきこもり生徒をなんとかなだめて、かなりいい雰囲気になっておりました。

やっぱりこの2人がそろうと安心感ありますね。
お互いに足りない部分を補って、最高のコンビネーションを見せてくれるし、会話のやりとりも幸せそうな雰囲気で、カオスなこのドラマ世界の中での一服の清涼剤って感じ。

でも、結局この2人の関係には障害があって、もう1人の精神病女である山口紗弥加さんの存在がネックなんですね。

この女は、担任のクセしてひきこもり生徒の顔すら覚えていないという、圧倒的な救いの無さを見せてくれました。

完全に疫病神でしかねーなこいつは。

そんなこんなで、やっと通学させたひきこもり生徒は暴れだすし、遠藤さんの嫁は嫉妬に狂って凶行に走るしで、また次回もカオス展開必至のヤバさ。

沈黙している「家族狩り」さんの動向にも注目です。



↑このドラマ唯一の人格者である財前直見さんが妙に気になります



予想不可能な地獄ドラマもそろそろ折り返し地点で、ますます楽しみ。

また感想書きます。