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『モテキ』 映画版

監督:大根仁
出演:森山未来
    長澤まさみ
    麻生久美子
    真木よう子
    仲里依紗
    リリー・フランキー
    パフューム

かつてゲーテはこう言った
「20代の恋は幻想である。30代の恋は浮気である。」
じゃあ、嵐のように訪れてオレの心をズタボロにして跡形もなく過ぎ去っていった彼女たちは幻想で、
オレは恋愛ではなく浮気をしていたのだろうか?

三島由紀夫はこう言った。
「愛することに関しては、女はプロで男は素人である」
素人以下のオレが、プロ4人を同時に相手なんかできるわけねーよ!

ボブ・ディランなんかスゲーよ。
「恋やセックス以外にも重要なことがあるんだ」
俺、どっちもちゃんとしてねーんですけど。

「愛というのは、どんどん自分を磨いてゆくんだ」
by 尾崎 豊
悪かったなぁ、全然磨かれなかったよ!

とりあえず、ちゃんと働こう・・・

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そう決心してカルチャーニュースサイト“ナタリー”の編集部へ面接に行った藤本。

しかし、面接の場に現われたCEOは墨さん。
『ソーシャル・ネットワーク』を観て、マーク・ザッカーバーグになりたいと思ったらしい。
「オマエらみたいなサブカルクソ野郎から、金を巻き上げてやろうと思ってね。」

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そこに突然、包丁を持って女が乱入してきた。
どうやら熊本に戻ったはずの、墨さんの元彼女らしい。
それに続いて今の彼女が。
そして偶然浄水器の交換サービスに訪れていた出入り業者の女性。
先月編集部にバイトとして入った女の子。
4人の女性に追い込まれて、修羅場と化すナタリー編集部と墨さん。

「これって、“モテ期”じゃね?」
藤本の耳元でそう呟く墨さん。
「なんがぁモテキばぁーッ!!」
そう言って逆上した元カノから、墨さんがひらりと身をかわすと、後ろに立っていた藤本が身代わりに刺されてしまう。

血まみれになって床を転げまわる藤本。
「あれ、死んだ?オレ。まだ好きな人とセックスしたこともなく?」
「もっとセックスしたいよー!こんなんじゃ死んでも死に切れないよーッ!」
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「そうだ!もう一回来い!
オレのモテキよーッ!」


と言う訳でもう一度来ました、フジのモテ期。

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松尾みゆき(長澤まさみ)雑誌編集者。
ツイッターで”M・MATSUO”と名乗るフォロアーだったため男だと思い込んでいたら、殺人級の笑顔を持つ女子だった。
”TM NETWORK”から『進撃の巨人』まで興味の範囲が幅広く、フジとは趣味の相性が抜群!
エロいスタイルの持ち主なのに、ガードはユルユル。
これはイケるでしょ!って思ったら、どうやら彼氏がいるらしい・・・

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桝元るみ子(麻生久美子)玩具メーカーのOL。みゆきの友人。
ナタリーの飲み会をしているときに、みゆきと一緒に参加した。
洗練されたお嬢様系のルックスをしているが、趣味はひとりカラオケ。
すごく好意を示してくれてるし、二人で過ごすと楽しい!
んだけど、”B'z”の大ファンというところが少し合わないかも・・・

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唐木素子(真木よう子)先輩社員。
フジと机を並べて仕事の指導をするが、言葉もキツく、行動もキツいドSな性格。
愛情の裏返し・・・にしては、ハードすぎるその態度。
とてもじゃないけど恋愛対象には見れない。


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愛(仲里依紗)墨さん行きつけのガールズバー店員。
ケバい化粧は苦手だけど、思わず手が伸びそうな胸がチラチラと。
ベロベロに酔ったフジが翌朝目を覚ますと、ベッドの隣には彼女が寝ていた。
えーっ!昨日の夜どうしたの!?

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この二人の共演を見たら、やっぱりあの作品について思い出さねばなるまい。
『世界の中心で愛を叫ぶ』でいちばん魅力的だったのは、
森山未來が大人になったら、大沢たかおになる
というキャスティングだけには説得力があった。
残念ながら森山未來は大人になっても
森山未來のまま、なんも変わんねぇ!

そう見るとあの映画の主人公、朔太郎(だったっけ?)が悲劇のあと、妄想の世界に生きてるのか・・・なんて思ったりしたら、ちょっと意地悪だな。
イヤ、正当な続編として観たら、趣向が変わっておもしろいかも。

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あのとき抑えていた欲望が、暴走しちゃったのか?↑


ドラマ版ではせっかくモテ期に突入したのに、恋愛スキルのあまりの低さ&自分の立場をわきまえない行動で、散々な目にあったフジ。
無論自業自得なのだけれど、このキャラクターをこのまま埋もれさせるにはもったいない。
原作とは違うエンディングだったので気にはなっていたんだけど、みんなフジがこの先どうなるのか見たかった・・・はず!?

ドラマでは徹底的にネガティヴだったフジが、少しだけ前向きに成長した。
あくまで少しだけ。

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男子側に都合の良いことばかりだけど、ファン感謝デーみたいなもの。
しかし女優陣が豪華になると、こんなにも作品の雰囲気が変わるもんなんだな。

ドラマの等身大女子とは違って、華やかさでキラキラ☆

確かに長澤まさみはエロいし可愛い!
趣味も会うので付き合ったら楽しそう。

でもルックスだけだと麻生久美子に行っちゃうんだな。
カラオケで竹内まりやを歌われた時点で好きになる♡
そして価値観の違いにガマンして後悔したことが何回あるのか。

ぼくは全く成長してないや。

音楽の使い方も上手くなってる。
メジャーからマニアまでJ-POP好きなら大満足!
いちばんの見所はココだな、きっと。

映画版だけ見ると男子に都合良すぎな展開だけど、
ドラマと続けて観たら日本映画の新しい可能性を感じた!

ギューッと圧縮できて一本にできたらだけどね。





作品中で使われた楽曲
本人出演の曲もあり!


「夜明けのBEAT」フジファブリック
「格好悪いふられ方」大江千里
「SELF CONTROL」TM NETWORK
「Baby Crusing Love」Perfume
「走れ!」ももいろクローバー
「カムフラージュ」竹内まりや
「あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔するだろう」岡村靖幸
「悦びに咲く花」ACO
「失格」橘いずみ
「衝動」B'z
「LOVER SOUL」JUDY AND MARY
「ばらばら」星野源
「カルアミルク」岡村靖幸
「デスコ」女王蜂
「東京」くるり
「ヤード」TOKYO No.1 SOUL SET
「物語はちと?不安定」N'夙川BOYS
「今夜はブギー・バック (smooth rap)」スチャダラパー featuring 藤本幸世




女王蜂の「デスコ」が、頭から離れねぇ・・・