葛城の迷宮 -22ページ目

『モテキ』 ドラマ版

少し下品な表現がありますが、オリジナルの雰囲気を尊重しました・・・なんてね。
演出:大根仁
出演:森山未来
    新井浩文
    野波真帆
    満島ひかり
    松本莉緒
    菊池凛子
    リリー・フランキー

ウサギは草食動物の代表みたいに言われているけど、本当はものすごく性欲が強くて一年中発情しているらしい。

プレイボーイのマークがウサギなのは、バニーガール的なものではなく、創始者ヒュー・ヘフナーがオスウサギの精力絶倫ぶりをアピールしたかったからだという。

とは言えね、動物と人間の違いはオスとメス以外に相手を認識する情報がたくさんあることなわけでお互い発情期とか、そんなもん伝わるわけもなく、

でもあれなんだよ、女子の発情を敏感に察知してすかさず行動に移せる種類の男がこの世にはいてさ、

ヒエラルキーでいうと男子のピラミッドの頂点に立っている数パーセントのそんな奴らにほとんどの女子はヤられてしまうわけで、

でもそいつらが男から見ても納得のルックスの奴らかと言えばそうでもなく・・・

・・・とにかくモテない男は一生モテないようになってんだよ。

オレも童貞のまま成人したし、まともな就職もしてないし、夢のない20代を終えようとしている。

ふと携帯を見てみると、メールがたくさん入ってる・・・着信履歴もこんなに!?
あぁっ、着信が!!
「もしもし、フジく~ん!?」
固定電話も鳴りだした!
「幸世ク~ン、元気ィ?」
あぁっ、ゴメン。
また掛け直す!

あれ、何だこれ?もしや、
これは、人間誰しも訪れるという、これがウワサの・・・

葛城の迷宮-16

「モテキかぁーっ!!」


というわけで、『モテキ』ドラマ版です。
以下、人物紹介。


葛城の迷宮-01

藤本幸世(森山未來)派遣社員。通称:フジくん、幸世くん。別名:豚骨くん。
貯金も夢もなく彼女もいない漆黒の20代を終えようとしている。
一時期ネット依存状態で、太って引籠りになっていた。
草食系に見えるけど、頭の中は女子のことばかり考えている。
基本的にマイナス思考で、ラブラブのカップルを見ると、心の中で「死ね!」と呟く。
童貞であることにコンプレックスを感じていたが、不慮の事故(のようなもの)で童貞を失い、自称“セカンド童貞”状態。



$葛城の迷宮-05

島田雄一(新井浩史)会社員。中学時代からの親友。
人付き合いが上手い、交友範囲が広い等、正反対の性格。
趣味や好みの音楽なども全く合わないが、なぜか一番気の合うヤツ。
人並みのルックスだが、社会人になると突然モテるように。
・・・ムカツク!
しかし、悩みがあるといつも親身になって相談に乗ってくれる。
美人の彼女と結婚するが・・・



葛城の迷宮-02

土井亜紀(野波麻帆)元派遣先の同僚。
会社では眼鏡をかけて地味に見えるが、実は隠れ美人。
”TOKYO No.1 SOUL SET”の大ファン。
1年前に野外ロックフェスに誘われて、手を繋いだりなんかして良いムードになる。
しかしケンカ中だった亜紀の彼氏に遭遇し、ネガティヴな考えがモヤモヤしてきて怖気づき、その場から逃亡。
あまりに恥ずかしいフラれ方だったので、それから音信不通だったが、なぜか突然連絡してきた。



$葛城の迷宮-03

中柴いつか(満島ひかり)カメラアシスタント。
2年前に友人の島田主催の飲み会で知り合う。
どうやら男性と交際経験が全く無いらしい
・・・ということは、処・・・イヤイヤイヤ、ヤメておこう。
島田が付き合っちゃえばと言うが、生理的にムリと拒否された。
しかし、音楽やマンガなどのサブカルチャー好きという趣味が一致し、友人関係として付き合いが続いている。
島田が初恋の相手らしい。
彼女にとっての神ドラマ、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
のロケ地めぐりをしようと誘ってきた。



$葛城の迷宮-04

小宮山夏樹(松本莉緒)美人OL。人生で一番好きになった女性。
3年前の雪の日、かなり太っていた時にストレス解消のために自転車で坂道を走っていたところ、目の前に現れた彼女を避けようとして転倒。
怪我をした自分を自転車の後ろに乗せて、彼女は病院まで連れて行ってくれた。
自分の人生に美人女性が関わることなどないと思ってたので、<font color="#FF00FF">一目惚れの恋に落ちる。
その後、一緒に食事をするまでの仲になったが、告白してフラれる。
島田と夏樹の姉の基樹を含めた四人で飲んだことがある。
アルコールが入ると、全てがどうでもよくなるらしい。



$葛城の迷宮-06

林田尚子(菊池凛子)中学時代の同級生で元ヤン。バツイチで子持ち。
当時は大嫌いだったが、実家に帰省した際に後輩が経営する居酒屋で偶然出会う。
二人ともベロベロになるまで酔ったときに、亜紀、いつか、夏樹のことで相談する。
その後、タクシーの中で軽く手を繋いだら握り返してくれた。
言葉はキツイが、その後もなぜか気にかけていてくれる。



$葛城の迷宮-07

墨田(リリー・フランキー)通称「墨さん」。
藤本とは対照的に世慣れていてかなりのプレイボーイ。
下ネタ満載のセクハラトークで近づいて、女子という女子を食い散らかしている。
全てが適当なように思われるけど、友人や身の回りの相手に対しては面倒見が良く、偶然飲み会で会っただけなのに親切にしてくれる。
しかし、いつかちゃんは彼のことを妙に避けているよう。



$葛城の迷宮-08

15歳、25歳、29歳のフジが勢ぞろい!


大抵の男子が10代後半から20代前半に抱える悩みだけど、時間を無駄に過ごしてきたフジは、30歳目前にしてウジウジと悩んでいる。
その割にモテ期が訪れると、調子に乗って気が多くなったりする。
まぁ、気持ちが分からなくはないけどね。

男子の心情だけじゃなくて、女子の気持ちまで表現できているのは、原作者の久保ミツロウ氏が女性だから。


リアルなネガティヴ妄想も、大根監督はSF&ファンタジーを含むミュージカル調で演出 。
原作ではただの回想シーンも、ドラマでは段ボール製のタイムマシーンに乗って過去の自分を励ましたりしてるのだ。
フジが恋に落ちて気分が高揚したときに、街の人たちとパフュームの”Baby cruising Love”を踊るシーンは、
『500日のサマー』のパクリだけど。
しかし、このシーンは次の映画版ではパワーアップ!


こんなに暗くてメンドくさい性格のフジも、森山未來が少しだけ爽やかに演じることで共感できるキャラクターになった。
ダンスシーンの身体のキレもなかなかのモノ。
彼がフジを演じなかったら、このドラマのヒットは無かっただろう。


フジのモテ期を彩る、女優陣も素晴らしい。
その中でも満島ひかりと菊池凛子は、やっぱり上手い。
ぼくの好みは土井亜紀だけどね。


そしてやっぱり新井浩文
彼が出演する作品には、ほんとハズレ無し。
そして今回は、いいひとの雰囲気を纏った”セックスマシーン”
そんな役でさえ、彼が演じると説得力が増します。


そして、BGMとして流れる曲は、ドラマの中でそれぞれのシーンとリンクしていて、その使い方がまた上手い。
橘いずみから神聖かまってちゃんまで、
聴いたことのある曲が絶対一曲はあるはず!

ちなみにぼくは、大江千里をちゃんと聴いたことありませんでした。
下の曲は一部だけ。

「格好悪いふられ方」
「恋はいつも幻のように」
「はっきりもっと勇敢になって」
「リンダ リンダ」
「ロックンロールは鳴り止まないっ」
「スイミング」
「永遠のパズル」
「NUM-AMI-DABUTZ」
「悪い習慣」
「男子畢生危機一発」


1話30分ほどなので、ちょっとした時間でも楽しめます。
華はないし豪華キャストでは無いけど、キャスティングのハマりっぷりは凄すぎる。
最近テレビドラマなんて観ない、なんて人はこのドラマの演出(パクリを含めて)に驚くこと間違いなし!

次は映画版。

興味無い人はスミマセン!!






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