はちみつ | NPO法人グローバル推進機構 理事 中園のブログ

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教育業界に身を置いて思うこととまわりの景色に感じることをつれづれに書きます。

この前の内容を書いたあと、たくさんの人からの「いいね」と「コメント」がありました。それ以上に驚いたのが直接の電話でした。

「どうしたん」
「なんかあったん」

みなさん私のことを心配してくれていて本当に嬉しかったです。
電話を掛けてくれてきた人、直接会うことになった人、みなさんありがとうございました。

私はこのように元気でやっております(笑)。


さて、この前の続きではありますが「結婚相談女性編」を記したいと思います。

この前の相談は男性だったのですが、この度は女性からの相談というより、質問で始まった長い長い相談でした。

「いい人がいない」というのが彼女の話の切り出しでした。



その点については私も思うところがあり、この頃は女性の素敵な人は見かけることが多いのに、いい男だなと思う独身男性が全く少ないと思う。
いい男はいる。しかし、だいたいがすでに売れてしまっているのだ。それも極端に早くに結婚している。22歳で子供がすでに一人いるとか。25歳でバツイチになって二人目の奥さんが決まったとか。
うーん、早すぎるやんけ!と思いながらもまあこいつらは売れていくわな!と感じるのである。簡単に言うと女性がはなさないのだ。彼らはいい男というか、男からしても魅力的であったりする。包容力なのか、ユーモアなのか。決して経済力が強いからではないというのが私の意見である。もちろん無職ではないが超のつく金持ちでもない。それでも優しいのか楽しいのか。

これらを総合して言えることはその男を人として「尊敬できる」ということではないかと思うのである。「尊敬される」ということはキーワードであって、この頃いい男が少ないというのは同時に「尊敬できる」男が少ないのだと思う。

まあ、男はいいとして。


今回は女性についてである。

私が質問攻めにあった女性ははっきり言ってモテる女性である。
まず美しい。器量もあるし、料理もうまいらしい(これは本人の弁であり、確かめたわけではない)。仕事も自分でやっており行動的である。
なのに結婚相手がいないのである。
相手はきっといるのだと思うのだが、彼女がそれを良しとしないだけ、というのが正確なところだろう。

で、質問の本尊は「私の何がダメなのでしょうか」である。けなげである。

はっきりいって何もダメなところがない。あなたに見合う男がいないだけであって、あなたを望む男はいるはずだし、過去にもあなたがいいと思った男は一人や二人でないはずなのだ。しかし、決めなかっただけ。

決めなかったのはタイミングもあるし、条件かもしれないし、好き嫌いが合わなかったのかもしれない。
とにかく今はいい人がいないのね、ということであった。

 こんなデリケートなことを異性である私に質問するのも、おっさんである私に告白するのも勇気のいることかと思う。にもかかわらず質問をしてくるのは十分魅力的な部分があるから、自信も備わっているからできる技だとも思っていたのだ。

 しかしいろんな話を聞いていくと彼女の欠点というか、気になるところが出てきたのである。
 一言で言うと少し「冷たい」のではないかと思う。「冷たい」というより、「自分を評価して」というベクトルが大きいのか、「私を見て見て病」のところがあるのかと感じるのである。
 なんでそう感じるのだろう。彼女は立派に仕事もやっており、人前で話すこともでき、尊敬も集めている。いろんな実績もあるし周りからも十分評価されているはずである。にもかかわらず、私がそう感じるのは彼女の生来的なところからくるのかもしれない。



いろんな話をしてずいぶん飲んだあと、ようやく気付いたことがひとつでてきた。

彼女には「はちみつ」が足らんのである。

なんやねん「はちみつ」って?

人は愛されたり、期待されたり、必要とされることを望む生き物である。

小さいときは母親を筆頭に愛情をたっぷり受けるのである。
子どもになると学校の中や子供社会の中で大事にされたり、重要な役割を担うことで評価される。
大きくなると役職であったり、責任であったり、異性からの愛情であったり。

ひとことで言う「はちみつ」は「重要感を満たされること」である。

この人間独自の、人間にしかない欲求である「重要感を満たされること」の経験が少ないまま大きくなると「はちみつ」足らん病になるのである。

「はちみつ」足らん病は病(ヤマイ)ではなく、症候群なのかと思う。ないからといって死なないし、苦しまない。しかし、ないと変な癖になったり、なにかと生活にいびつな支障をきたしかねないものである。
これは女性に限ったことではなく、男性にも必要な「はちみつ」があるかと思う。
私自身も他人からの「はちみつ」を求めて生きているようなものなのだ。

というかすべての人間はこの「はちみつ」のために生きていると言えるかもしれない。

と、話はそれたが彼女の「はちみつ」足らん症候群からくるそれは、少しタイミングが悪かったこととか、ちょっと嫉妬や見栄があったこととか、はたまたカスな男しかいなかったのかで、悪い方に目が出たため婚期が少し遅れているのだと思う。

この「はちみつ」は他人にかけるためには自分にもかけてもらわないと釣り合わない。
みなさんはだれかから恒常的に「はちみつ」をかけてもらっているだろうか。
これは重要な問題だ。会社のスタッフからか、家族からか。このレベルで収まるのは一般的で安全である。仕事場もプライベートの中からも「はちみつ」をかけてもらえないことはとってもつらいと思う。

「お前、はちみつ足らんかったんやろ?」
「うん、そうやと思う。だって私も女やから甘えたいし、よしよししてほしいねん。」

そりゃそうである。男も甘えたいし、俺もだれかによしよししてほしい時もある。

「中園君、私のなにがあかんのやろか?」


「お前はなんも悪くはない」

少し運がなかっただけである。少し突っ張ってたのよね!

こんな魅力的な女性が多い昨今、いい男がいたならすぐさま紹介したいのに。
いい男がおらん!




彼女を居酒屋から送り出したあとはやはり最後は一人で焼酎を飲むはめに陥っているのだ。

誰か俺と飲んでくれ!
おれにも「はちみつ」かけてくれぇ!