SSS 「Eye イロとカタチの哲学者」
ここに赤いりんごがあります。つややかな赤色をしたおいしそうなりんごがあります。
それを見てある人はこう言いました。
「これはこれはおいしそうなあおいリンゴだ」
なぜその人は赤いリンゴのはずなのにあおいといったのでしょうか。また別の人も同じことを言います。さらにまた別の人も、そうやってたくさんの人に聞いたところこのリンゴは赤いのではなくあおいリンゴのようなのです。
私はそこで自分の目を疑います。みんながあおいと言うリンゴは私には赤く見えるのですから。
ですが私は彼らとは違う世界に住んでいたことを思い出します。
私の世界ではそのリンゴの色を赤といいます。ですがこの世界の人たちにとって私たちの赤はあおだということに気付きました。
なので私はいろいろなものを指差していろいろなモノの色を聞いてみることにしました。
晴れた日の空の色を聞いてみます。私からみた空は青でした。
「晴れた日の空の色は赤色ですよ」
次に夜空の色を聞いてみます。私からみた夜空は黒でした。
「夜空の色は白色ですよ」
また、星の色も聞いてみます。私から見た星の色は白色でした。
「星の色は黒色ですよ」
私のいた世界とこの世界では色が逆になっていることに気付きます。
とてもとても不思議な感じがしました。
このことを知って私は一つの考えにいたります。同じ色を見ていたとしても、その世界の人々の定義したモノによって世界の色は決まっているんだと。けれどここでまた、別の疑問が浮かんできました。例えば、同じ場所に立っていたとして私の見ている景色と他の人が見ている景色は同じなのだろうかということです。
私の持っている目と他の人が持っている目というのは同じものではありません。一人に一組与えられるモノです。だから、私が私の持っている目で見ているものを他の人が同じように見ているのでしょうか。
それはきっと同じようには見えているのでしょう。
たとえ目に入ってくる景色が全く違ったとしても、そこにある共通の定義は同じなのですから。
私の目に入っている丸いモノを私の目を通して他の人が見たとします。
そのときもしかしたら、その人は私の目から見た丸いものを四角いものというかもしれません。
ですがその人の目でそのまま、そのモノを見たときは、その人は丸いものというのでしょう。
その人にとっての四角いモノをその人の目を使って私が見たとき、もしかしたらそれは丸いモノと言うかもしれません。
それはそれでおかしな話と言われても仕方の無いことですが、他の人が見ているものを私も全く同じ形で見ているとは限らないのです。なぜならそれを確認する術は無いのですから。
ここで私が一体何を言っているのかと思う人もいるでしょう。それは仕方の無いことです。
例えば、一つの赤いリンゴがあります。
違う形で見ていたとしても、私たちはそれを見て丸いリンゴだといいます。目に入ってくる形が違ったとしてもそこに共通の定義があるのです。
そして、それは色も同じです。
私にとっての白は他の人にとっての黒で。
私にとっての黒は他の人にとっての白かもしれません。
もし、他の人の目を借りることが出来たのならば、新しい景色が見えるのかもしれないとそう思うわけです。
なんとなくドット絵描いみる
ということで小さいけどドット絵描いてみた
もうちょっと色の数とか増やせば見せられるくらいの絵になりそう
ペイントも結構使えるよね
後で大きくしてちゃんと色使って書き直そうと思います
もし何か書いて欲しいキャラクターとかあったら気軽にどうぞ
とこれだけだと何か物足りないので好きな曲でも上げてみる
歌詞です↓
どんなに遠くに離れても…
どんなにかくれても…
どんなに小さく静かでも…
キミを見つけだすよ… キミに会いに行くよ。
オレンジ夕日帰ってく 歌いながら
電信柱のかげ踏んで 帰るふりをしていた。
とくいの道草して、もぅ一遊びして
公園貸し切り「かくれんぼ」
帰らない 5時までは…
鬼決めジャンケン!! のびてく影
赤い鬼になって
つぶった目、背中じゅうから、
消えてく声 「もういいヨ!!」
一番近くにいるキミに…
一番かくしてた…
一番早く見つけたくて…
広いこの空の下、ちっちゃいムネの中で。
神様だけは知ってた テレくさかった
何より誰よりかくしてた
キミを好きな気持ち…
すべり台の下の方 影が一つ
バレバレなのに見えないふり
この気持ち恋心。
昔はあんなに爪かんだり 指をならしてたり
今はもうキミの癖さえ
過去形でも… 「大好き!!」
どんなに遠くに離れても…
どんなにかくれても…
どんなに小さく静かでも… 「かくれてる??」
「かくしてる!!」初恋の「かくれんぼ」
一番近くにいるキミに…
一番かくしてた…
一番早く見つけたくて… 遠い・おさない・想い
どんなに遠くに離れても…
どんなにかくれても…
どんなに小さく静かでも…
ずっと終わらないから。ずっと忘れないから。
初恋の「かくれんぼ」。
SSS 「クロックライフ」
チック、タック、チック、タック。
コッ、コッ、コッ、コッ。
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ。
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ。
時計の音というものは様々なものがある。一定のリズムを刻み、何があろうと、何をしていようと、時計に干渉しなければ、時計が壊れなければ、数字盤の上でひたすら針を回すだけ。静寂の中の時計は自己主張が激しくなる。
普段は大人しく何もしていなくとも静かにその針を回すだけだというのに。主張した時計の音は嫌でも時の流れを感じさせる。
チック、タック、チック、タック。
コッ、コッ、コッ、コッ。
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ。
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ。
部屋の中にはたくさんの時計がある。鳩時計に柱時計、電池で動く壁掛け時計。本当にたくさんの時計があって、同じテンポで皆、時を刻んでいる。薄暗い部屋の中で時計たちの音楽が聞こえる。
チック、タック、チック、タック。
コッ、コッ、コッ、コッ。
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ。
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ。
とっくに飽きてもいいのではないかというくらいの長い間、この音楽を聴いてきた。始めは一つの柱時計、次に来たのはちょっとおしゃれなカラクリ時計、その次に来たのは、鳩の出ない鳩時計。それからたくさんの時計たちがこの部屋に来た。まるで何かに引き寄せられるかのように集まってくる時計たち。そして同じときを刻んでゆく。
チック、タック、チック、タック。
コッ、コッ、コッ、コッ。
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ。
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ。
時計たちの薄暗い部屋に入り、真ん中にある木製のロッキングチェアに座る。時計たちの奏でる音楽に合わせて椅子を揺らし、時の流れに身を任せる。それはまるで時計たちの仲間入りをしたようなそんな気分にさせた。
時計たちの持つ針は軌道をそれることなく円を描く。柱時計の振り子のように椅子を揺らす。
チック、タック、チック、タック。
コッ、コッ、コッ、コッ。
カチッ、カチッ、カチッ、カチッ。
ツッ、ツッ、ツッ、ツッ。
どれくらいの時を過ごしてきたのであろうか。今思うとあっという間だったように感じる。生きるということはどういうことなのだろうか。
人間の中にも一つの時計がある。
カチッ。という音とともに柱時計の鳴らす音が部屋の中に響く。
ゴーンッ。
ゴーンッ。
ゴーンッ。
時計たちはその音が響くと、とたんに静かになった。
