ON AIR!!生徒会 ~第11話「キレるタクミ 普段怒らない奴が怒ると危険 その1」~
みなさん、こんにちわ。いえ、おはようの方もこんばんわの方もいるかしらね。
文体が違うって気づいた人がいると思うけど、それもそのはず。
今回はたっくんが病院に検査入院でいないから私こと生徒会会長神田春美がお送りするわ。
たっくんがいないから好き勝手書けるのだけれど、まあ可愛そうだからあれな感じのは無しということでいきます。
普段たっくんは温厚そのもの怒っても止められる程度で可愛らしいのだけど一度だけ本気で怒った事があったのよ。
そのときのことはあまり思い出したくないみたいで全然小説に書こうとしないのよね。
たっくんは別に悪くないのにね。
普段あまり怒らない子を怒らせると危険だって話なんだけどとりあえず書くわね。
私は小説を書くというのはあまりしないから下手かもしれないけれどよろしくね。
ON AIR!!生徒会 ~第11話「キレるタクミ 普段怒らない奴が怒ると危険」~
私は悩んでいた。
最近、やたらに増える学校の問題についての対処を考えなければならないからだ。
そのことで涼子さんも借り出されているわけだけれども一向に減ることは無い。
ニュースでも問題になっているように今、問題になっている問題とは『いじめ』である。
「今戻ったぞ」
がちゃ。と生徒会室の扉を開けて入ってきたのは涼子さんだ。
「おかえりなさい。巡回の方はどうだった?」
「どうも私に見つかるとまずいとは思っているらしい。現行犯や証拠がないと成敗できないから軽く注意するだけになってるよ」
涼子さんは溜息をついていた。その理由は明白で私も溜息をつくことしか出来ない。
「そうね、その場の事は防止できても蜘蛛の子を散らすようなものだもの、集まってまた問題を起こす。たまったものではないわね」
「風紀委員も全員で払って、大変そうだよ。全くいつまでこんなことが続くのか」
実際こんな話などしたくはない。だが生徒達の代表として、一人の生徒としてこの問題は見過ごすことは出来なかった。
「ちわ~す。遅れました~」
「タクミか。今日はどうしたんだ?いつもよりも来るのが遅かったな」
「こんにちわ。たっくんどうしたの?」
生徒会室に来たのはたっくんだった。いつもよりも来るのが遅いし、遅れたら何かしら言い訳か理由を言うはずだ。
「あれ?そんなに遅くなってたか。ごめんごめん、ちょっと調べたい事があってね」
「調べたいこと?」
たっくんが勉強や仕事をまじめにすることはほとんど無い。なら何を調べていたんだろうか。
「っとその前にお茶入れるね」
たっくんはお茶を入れてくれた。
「それで何を調べていたんだ?」
涼子さんはたっくんからお茶を受け取って聞く。
たっくんはお茶をずずーっと飲んで一息つく。
「ん?ああ調べてることね。会長達が今悩んでる原因だよ」
「原因ってどういうこと?」
「そのまんまの意味だよ」
「一つ一つの事件に関連性は無いと思っていたがまさか」
涼子さんは木刀を両腕で抱えるように持つ。
「いくらなんでも一気に問題が発生しすぎなんだよ」
「それはそうね」
今明らかになっている問題の資料を私は見てみる。
そこには確かにここ数週間のうちに起きたことだった。
「それで繋がりとは?」
「うん」
またお茶を飲んで一息つくたっくん。
「早く言えっ」涼子さんはたっくんに木刀を向ける。
「まあ落ち着けって。そんなに慌てても仕方のないことだよ」
たっくんはいつになく真剣で怖い目をしていた。
「それで?たっくん、調べた結果わかったのよね?」
「うん、わかったよ」
たっくんは少し沈黙した後、言葉を続けた。
「この一連の事件、とあるグループが起こしてるみたいだよ」
私と涼子さんは息を呑んだ。
たっくんは相変わらずとぼけた感じでお茶を飲んでいた。

