みなさんこんにちは。流離いの旅人です。
今回は現在開催中の闇の大魔王ゾーマ装備ガチャを引くかどうかについて考えてきました。
このブログではあくまで無課金・微課金勢がジェムを消費してまで引くかを評価しておりますので、そちらを予めご理解頂いたうえでご覧ください。
約2ヶ月に渡るドラクエⅢイベントもいよいよ最終更新を迎えましたが、みなさま進捗はいかがでしょうか。私もそうですが特に撤退ラインが今回難しいなと実感しています。
というのも第7章のイベントミッションにはおかわりミッション(敵を指定の数だけ討伐する)がありませんのでメタルキングコインは勇者のレベルMAX達成の1枚のみ配布されます。本来これは運営さんの配慮と言いますか、最終更新でまた3,000体討伐を1からカウントすると終えきれないプレイヤーがどうしても出るので、一歩前の時点で「ものすごく頑張ることで最大6枚」と看板を掲げ、6章時点で3,000体を超えてもなおカウントが進むようにしたものと思われます。
しかしながらやり込み勢は7章でも当然おかわりミッションがあるものと思い込み6章の時点でカンストさせたという強者もSNSではチラホラ拝見します。そんな方々にとっては7章をやり込むモチベーションに繋がるものがありません。
一方で私のような一般兵やライトユーザーからすると6章のおかわりミッションは引き続きやりますが、勇者のレベルMAXで配布されるメタルキングコイン1枚(300万経験値)に対してレベル48以降の必要経験値が約2.300万と絶大になっているため「だったら普通にレベル上げしている方が経験値を稼げる」となり、カンストする必要性を感じません。そこでSNSなどで話題になっているのが撤退ラインはどこなのかということなのです。
もちろんそれはみなさま自身が決めることだと思いますが、参考までに私がどうするかと言いますと、モンスターメダルを集めきったら周回からは撤退します。5周目パーティーのレベルが59まで来ています。時期的に次のイベントで特級職のレベル上限が開放されると思います(されないと夏の花火イベントでガチ勢がやることがないため)。従って残り期間で何とかレベル60を突破してできれば61まで持って行けるように頑張ります。
ただし週末に関してはこころ集めのために確定巡りをする他、日々のウォーカーズスキルについても「ぎんのたてごと」は積極的に使用して何とかマタンゴのこころを集めようと思いますので、期間終了までやり抜く意思は変わりません。みなさんも一緒に頑張っていきましょう。
前置きが長くなってしまいましたが本題に入ります。
ナンバリングイベント最後のガチャ更新はやはり魔王装備ということで大方の予想通り大魔王ゾーマのガチャが実装、メインスキルもヒャド系の第4呪文である「マヒャデドス」となりました。予想が多かったということはそれだけ期待値の高さにも比例するので運営さんはハンドリングの難しい武器ですが、果たしてどのような性能で来たのでしょうか。そしてドラクエⅢイベント期間中のガチャのラインナップが出揃ったことで最終的に何に投資するのか、或いは5周年を見据えて敢えてのスルーなのか、その辺についても考えていきます。
初めに結果だけ書いておきますので、結果だけ知りたい方はご覧ください。
詳細は後述いたします。
闇の大魔王ゾーマ装備ガチャ:「うごくせきぞう」の覚醒千里行をはじめとしたヒャド周回場所でレベル上げをしたい方、「ウロボロスのつえ」をお持ちでない方は引くことを検討する余地はあるが、現時点で必須級とは言い難いので以下のマイレージ優先度の上位武器をお持ちの方はマイレージで狙うのがお勧め。
マイレージ優先度:闇はらう光の大剣>ラーミアのムチ>やみのころもの黒炎>ゾンビキラー・まじんのオノ
※回復武器難民・妖精の円月輪をお持ちでない方はラーミアのムチの優先度アップ
それではさっそく評価していきます。
【やみのころもの黒炎】武器種:EX
(いてつくはどう)
敵全体の強化効果を一部を除き全て解除する(戦闘中1回のみ使用可能)
(サイコストーム)
敵全体に呪文特大ダメージを与え、ランダムな敵に呪文大ダメージを4回与え、たまに自身の呪文耐性を上げる
(マヒャデドス)
世界をも滅ぼす大魔王の力で、敵全体にヒャド属性の呪文絶大ダメージを与える
(死絶の冷気)
攻撃スキル使用時に相手を凍結Lv1〜2の状態にする効果を付与(凍結状態は被ダメージ上昇&すばやさ低下&被ダメージ時に確率で即死の効果)
(甘美なる闇)
戦闘開始時に自身の暴走率に応じて敵全体の呪文耐性を下げ、自身のMPを回復する(呪文耐性を下げる効果は3ターン)
ついに「いてつくはどう」のお出ましですか。ドラクエファンなら心躍るスキルですね。
まずいきなりスキルの「死絶の冷気」ですが、これは純粋に与ダメージ(敵の被ダメージ)を上げるのに加え、確率で敵を即死させるということでなかなかえげつない効果です。もちろん例のごとく一部モンスターには効かないと思いますが良く言われるのが「ランプのまじん」の覚醒千里行です。新規・復帰・ライト勢、無課金・微課金勢で武器やレベルが十分でないという方はザキ戦法を使われているケースがあります。ザキは単体呪文なので敵1体しか狙えませんが、この効果であれば敵全体を対象にし得るので魅力があるかもしれません。
もう1つのいきなりスキル「甘美なる闇」ですが、これは暴走率を盛れば盛るほど敵の呪文耐性が下がるため呪文スキルの通りが増し、ワンパン・ツーパン率を上げます。特に消滅判定のある呪文武器と併用すると相性がよく、周回効率の向上に繋がります。この武器自体も呪文スキルですからもちろん恩恵を受けられます。ヒャド弱点の周回場所では蹂躙することもできるでしょうし、宝の地図の周回場所として人気のあのスポットにおいては「カルベロビュート」のお供に据えれば能力を遺憾なく発揮してくれると思います。
戦闘開始時にMP回復効果も付いていますのでいきなりスキルのMP消費の補填にもなるでしょう。
サブスキル「いてつくはどう」ですが、これはもう解説不要かと思います。ドラクエプレイヤーならみなさんご存じの効果ですね。戦闘中1回しか使えない点だけ注意しましょう。特に新規・復帰・ライト勢、無課金・微課金勢など武器やレベルが十分でない方は攻略コンテンツでの活躍が期待され、攻略難易度にも影響を与えます。使いどころを間違えないよう攻略情報の事前確認をしっかり行ったうえで戦闘に臨むようにしてください。
もう1つのサブスキル「サイコストーム」ですが、これはサブスキルということもあって全体呪文ではあるものの「無属性特大ダメージ」となっています。追撃として無属性呪文大ダメージを4回ランダムな敵に与えます。「甘美なる闇」の効果で呪文ダメージ自体の通りが良くなっているため特大ダメージでもダメージ量は十分に期待できますが、私個人の見解ではこのスキルがちょっと勿体なかったと考えます。
なぜならメインスキルもそうですがこの武器にはメタル対策がありません。これが後ほどお話しするガチャ優先度にも影響します。「メタル系なら〇ダメージ」と付されていればサイコストームの評価はもっと変わったのかなと思います。しかしながら無属性呪文は敵の耐性を問わずどこにでも装備していける点はメリットと言えます。いきなりスキルでその威力も高まっていますので無属性呪文武器である「ウロボロスのつえ」をお持ちでないという方には魅力のある武器ではないでしょうか。
ウロボロスのつえとの比較。これこそが上述したメタル対策という観点に繋がるのです。ご納得頂ける方がいらっしゃれば幸いです。
そしてメインスキルは待望の4段階呪文「マヒャデドス」です。とうとう全体呪文で絶大ダメージが出せる日がやってきたのですね。驚きです。ドラクエウォークのリリース時、最も猛威を振るったのが「ゴシックパラソル」のメインスキル「マヒャド」でした。これを持っているか持っていないかで周回効率が雲泥の差ということで当時はこの武器目当てにリセマラをされた方も多いことでしょう。そんなわけですから敵全体絶大呪文のバーを突破するのもやはりヒャド呪文となりました。その代償として追加効果は付与されませんでしたが、さすがにそれは仕方ないでしょう。あったら優先度も変わるでしょう。(笑)
とはいえ、繰り返しにはなりますが敵全体絶大呪文ですからその威力は十分です。ヒャド弱点の周回場所では猛威を振るうでしょう。特にストーリー13章の接待属性がヒャドですから本ガチャの抱き合わせに選出されている「KM2式破壊機爪」などもゲットすることができれば周回効率が上がります。新規・復帰・ライト勢、無課金・微課金勢であっても「キラーマシン2」のこころ集めに挑める可能性が出てきますのでゲットできたら純粋に喜んでいい武器だということは補足しておきます。
ではなぜ冒頭のような微妙な評価になってしまったでしょうか。それは純粋に他の武器が強すぎるのでどうしても優先度を出そう(順位付けしよう)とするとこうなってしまいます。実はSNS上で「今回の4種類どれか1個しか引けないとしたら何を引きますか?」というアンケートを取った攻略エンジンがあるのですが、そこで「ゾンビキラー・まじんのオノ」と回答した方は1%にも満たないという波乱が起きました。ゾンビキラーもまじんのオノも決して弱い武器ではありません。むしろ普通に強いです。そんな武器が1%未満の人気に留まるわけですから今回のラインナップはそれだけ強烈なものが並んだと言えます。
そんな中で私がこの武器の優先度を下げる理由になったのは以下の3点です。
①メタル対策がない
②ギガモンスター「闇の大魔王ゾーマ」が出現中である
③ラーミアのムチの特異性が極めて高い
メタル対策についてはみなさんもご承知だと思うので解説は割愛します。もちろん対策がないわけではありません。パーティーは4人いるわけですからメタル対策の取れる武器を持ってさえいればこの武器と併用すれば話は済みます。従って最重要ポイントではありませんが、このブログでは「この武器を個として捉えたときに引く価値がどれだけあるか」という点を考えているが故の結果であるとご理解頂けるとありがたいです。
2つ目のギガモンバトルについても解説は不要かと思います。両手剣を適正武器とする特級職は魔剣士、守り人、ドラゴンです。パーティー編成は個人で違うと思いますが、往々にしてアタッカーに魔剣士を添えている方が多いと思いますので「闇はらう光の大剣」を持っているかどうかで攻略難易度が変わります。従ってこの武器の優先度が一番になるのは堅いと思います。もちろんイベントストーリー受注中はパーティーがアリアハンパーティーに固定され、アリアハン勇者が装備できるのが両手剣オンリーになるためイベント期間中はこの武器が欠かせない点もプラスに働いています。
3つ目のラーミアのムチとの比較ですが、やはり特異性が圧倒的に違います。いきなりスキルは「いきなりピオリム」と「まばゆき翼(衰弱効果)」で置物武器の良いとこ取り、サブスキルは回復補助で回復武器難民を救済、メインスキルはメラとイオ、2属性の打ち分け、どこをピックアップしても強いです。やみのころもの黒炎も十分強い武器であると言って問題ない性能ではありますが、ちょっと相手が悪すぎたとしか言い様がないのです。
【まとめ】
イベント期間中に登場する4種類の武器が全て出揃いました。改めて並べてみるととんでもないラインナップで、昨年同時期に開催されたドラクエⅥイベント同様にハズレ武器が何一つないと断言できます。順位付けするのが本当にシンドイですし、夏のボーナスも出たわけですから無責任に「全部引いちゃえ!」と匙を投げたいです。(苦笑)しかしそうもいきませんから自分なりの妥当解は出したつもりです。ほんの少しでもみなさんの参考になれば嬉しい限りです。
みなさんはここまでマイレージ等々で地道にガチャを回されてきたと思いますが、現状はどんな感じでしょうか。4種類のうち何ら当たっていない。何だったら抱き合わせ武器すら当たっていないという方もいらっしゃるでしょう。しかも2ヶ月後には5周年も迎えますのでジェムの投資先選定に困窮を極めているのではないでしょうか。
万が一、今回引きが悪かったとしてもそれは周年へ運気を蓄えたとポジティブに捉え、前を向いて歩きましょう。それがソシャゲだと踏ん切りをつけないと精神衛生上持ちませんので、ゲームがストレスにならないように自身をコントロールしましょう。
7月に入って梅雨らしい空模様になっています。日差しは少ないものの湿度が高いので熱中症リスクも高いです。曇りだからと油断することなく、こまめな水分補給と休憩、そして汗を拭けるものをもってドラクエウォークに励んでください。私もフェイスタオル常備で頑張っていますので、ドラクエⅢイベントを最後まで一緒に楽しみ尽くしましょう。
今回は以上です。それではまた次回。