フィルムカメラが面白い! | デザインオフィスではたらくスタッフ日記

デザインオフィスではたらくスタッフ日記

デザインするって凄く面白いと思っているデザインATOZのスタッフが『創る』をテーマに綴っています。

こんにちは。
WEBデザイナーの吉内です。
前回からかなり長く更新をさぼっていたのは私です…
すみません…m(_ _)m

さて気を取り直して…


ここ数年デジタルカメラにはまりまくっている私ですが、最近はフィルム一眼にはまってます。
ここ2ヶ月の間に3台買いました。もちろんすべてお得意のヤフオクです(^^)

まず、最初に手にしたのは、Olympus OM-1。

Olympus OM-1


最初の一台は、これと決めていました。
メインカメラのOM-Dのご先祖様にあたるOMシリーズ最初のモデルです。
測光のみカメラがしますが、シャッタースピード、絞り、露出はすべて撮る人任せのフルマニュアル機。軽快なシャッター音が心地よいお気に入りのカメラです。

デジカメではいつも絞り優先の自動設定なので、最初は四苦八苦。今ではだいぶ慣れました。
しかし、一枚撮るのに一体どれだけ時間かけるの?ってくらい時間がかかります。
その分、思った通りの写真が出来上がると感動もひとしおです。
もっとも、実際に写真を拝めるのは、現像してからになるので、かなり後になりますけど。

次に手にしたのは、絞り優先AEのOM-2。OM-1の次に発売された兄弟機になります。

Olympus OM-2


こちらは、社外品のズームレンズが付いたジャンク扱いで、たったの1,500円でした。
しかし、届いてみると外観もそこそこ、露出計もシャッターもきちんと動きました。OMシリーズの弱点であるプリズム腐食でファインダーが少しみづらかったですが、1,500円なので全然OK。
ところが調子に乗ってプリズム腐食を手当しようと分解してみたところ、なぜか露出計が動かなくなり、そのまま露出計不良のジャンク品としてオークションへ放出してしまいました。
絞り優先AEが便利だったのでとても残念…

その次に購入したのは、世界唯一のハーフサイズの一眼レフPEN-Fの派生モデルPEN-FT。生産開始は1966年。なんと50年も前のモデルです!

Olympus PEN-FT


ハーフサイズとは、通常のフィルム1コマに2枚の写真を写す方式のこと。36枚撮りのフィルムなら、なんと72枚も撮れちゃうお得なカメラです。
1コマ分のサイズが小さい分、当然画像は荒くなりますが、かえってそれが味になるちょっと変わったフィルムカメラ。
カメラのデザインも一眼レフらしからぬ天板がフラットなタイプ。まるでレンジファインダーカメラのようです。
現在のPENシリーズにもつながるおしゃれさを感じます。

最後に、それぞれのカメラで撮った写真をどうぞ。

まずは、OM-1。

OM-1の写真


次に、OM-2。

OM-2の写真


OM-2の写真 その2


最後はPEN-FT。

PEN-FTの写真


PEN-FTの写真 その2


どの写真も、今どきのデジタル一眼に比べると、粒子が荒く画質の良さではまったく勝てませんが、色彩を含む全体の雰囲気のよさは、デジタルではなかなか出せないと思います。

これからも、どんどん撮っていこうと思います。
フィルムって楽しい!