佐友里です。
※前回の記事の続きとなります。
(前回分からご覧いただきますと、
今回の内容がスムーズです✿)
なかなか、ご自身の
“悪い”クセを手放すことができず、
苦しまれている方がいました。
『そのクセを、
打ち明けられた人はいますか?』
と問われ、
すると、その方は、
「いません。
話したところで、どうにもなりませんし、
最悪、人が離れていってしまいます。」
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さて、この回答には、
『事実』と『現実』が混在しています。
(この色分けも、ヒントだったりします^^)
さて、何が『事実』で
何が『現実』なのでしょうか。
*
『事実』:いません。
『現実』:
話したところで、どうにもなりません
最悪、人が離れていってしまいます
と、なります。
こうして文字にしていると、
お分かりになった方も、
多かったのではないでしょうか。
しかし、私たちは、
自分の頭の中だけで考えていると、
『事実』と『現実』、どちらも【真実】
だと、捉えてしまいがちです。
『事実』とは、
「だれから見ても、
客観的に、明らかに、そうだと分かる」
共通認識があるものを言います。
『現実』とは、
あなただけのもの、
あなただけの世界・イメージです。
敢えて、抵抗感が
強く出てくるだろう言葉を使うと、
『思い込みである』、とも言えます。
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今回、悩んでいる方の
いません。 は、
そのクセを知っている人が
いるか/いないか、
答えはハッキリしていますよね。
しかし、
話したところで、どうにもなりません
最悪、人が離れていってしまいます
どうして、
「どうにもならない」と分かるのでしょうか。
どうして、
「人が離れていく」と、分かるのでしょうか。
未来は、いつだって50%50%。
良いことも、悪いことも、
起こる確率は、いつも等しいです。
なのに、
どうして未来が分かるのでしょうか。
まるで未来が確定しているかのような、
そういう類の想像を、『現実』と言います。
*
私たちが悩んでいるとき、
煮詰まっているとき、
“もう、どうしようもない”という
壁にぶち当たっているとき、
『事実』と『現実』の区別をする、
何が『事実』で、
何が『現実』なのか、見極める。
それができるようになると、
あらゆる問題に対して、
突破口が見出せるようになります。
今回の例え話に沿って
補足しますと、
そのクセを知っている人がいない、
ということは『事実』なので、
それを逆手に取り、
たったひとりにでも
打ち明けることができたら、
その方の未来は、ひらいていきます。
“それができない”と、
強く思い込んでいるのです。
その思い込みを証明するために、
悪い未来を、たくさん創り出しているのです。
だから、いっその事、
思い切って、打ち明けてしまうのです。
*
この種の壁を
乗り越えたことがある人なら、知っています。
打ち明けてみたら、
案外、何も起こらなかった。笑
『なんだ、意外と大丈夫なんだ』と。
実感されたことがあるはずです。
勇氣は、要ります。
ドキドキも、します。
これまでの世界が壊れるような、
そんな怖れも出てきます。
だけど、それは
あなたが生まれ変わるサイン。
あなたの人生が変わる、
カウントダウンの始まり。
大丈夫です。
飛び込んでみたら、
案外そこは、穏やかですから(*^^*)
ご愛読、
いつも心から感謝しております


