彼女の耳 | みみのきもち 50才からできること

みみのきもち 50才からできること

耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才、56才から放送大学で学び直しをしています。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、耳つぼのお話、ちょっと不思議のお話。

当院の耳つぼ耳の患者さん、Sさんの職場でのお話。
 
Sさんの同僚が、その日、とても調子が悪そうだった。
吐き気がすると言い、何度もトイレに行くほどだった。
 
それを見ていたSさん、
その同僚の耳が気になり耳を見てみた。
すると、耳の色が白かった。
耳って、こんなに白くなるんだ!?と、Sさん、驚いたそうだ。
 
そこで、Sさん、
その同僚さんに「耳をマッサージしてあげるウシシ」と言い、
耳つぼの『胃』を中心に、その周りをもみもみしてあげたんだと。
 
耳をもまれた同僚さんは、「痛い!痛い!」と大騒ぎしたが、
耳は、だんだん血色が良くなり、胃の調子も楽になってきたって。
 
「それにしても、なんで、Sさん、そういうこと知ってるの?」と聞かれ、
「だって、ずっと、耳つぼやってるもんgood」と答えたSさん、
「もう一回、耳のマッサージ、したげようかウシシ?」と言うと、
「いやあせる痛いから、もういいあせる」って言われたんだと、
前回、ご来院の時に教えてくれました。
 
おー、Sさん、すばらしいです拍手
 
そうなんですよね~、人の耳が気になっちゃうんですよね~あせる
 
耳つぼを、そうやって、普段から活用できているSさん、
本当に素晴らしいです拍手拍手
 
 
そして、私が、最近、気になっていた耳は、
あの彼女」の耳でした。
 
あれから数カ月、時も、事も流れ、変化がありました。
彼女はいろんなことを前に進め、
彼女自身も、ちゃんと覚悟して、前に進んでいます。
 
だけど、なぜだぁ(-゛-)????
 
ここにきて、彼女の耳が気になってしかたない。
 
私のWワークのことを彼女は知っているけれど、
今まで、彼女の耳を見せてもらったことはないし、
見せてほしいとお願いしたこともない。
 
いつかは、見せてもらうだろうと思ってたけど、
なにせ、あやしい私なのでね、
こちらからは、そんな話題を出すつもりもなかったし。
 
それが、ここにきて、彼女の耳が気になってしかたなくなった。
 
んー、しかたない、
私があやしいのは彼女も承知のことだし、
で、
耳を見せてくれませんか?とお願いし、
その場で、ササっと、彼女の耳を見せてもらった。
 
あらら~(-゛-)あせる
 
耳のここがこうですねと、さっくり説明させていただき、
時間もないのでと、また今度あらためてと、
その日は、それだけで終わった。
 
が、その後、彼女の耳が、やはり気になり、
思わず、彼女にlineした。
そう言っていただけると、こちらも助かりますお願い
 
数日後、
彼女は耳つぼをしに来院してくれました。
 
あらためて、彼女の耳をよく見せてもらい、

弁証させていただく。

 

とにかく、耳全体の色が悪い。

アレルギーもあるし、腰も悪い、、、今の段階では、腰は「弱い」と表現しましょう。

『腰椎』の反射区に血管が見えます。

今現在、腰痛等がなかったとしても、これから、それに悩まされることになるはずです。

 

 

・・・私の耳も同じで、

でも、自分自身は、「腰痛」とは一生無縁だろうと思っていた。

それが40才過ぎて、初めて「ぎっくり腰」になり、

それから何度も、それで悩まされることとなる 泣き汗

 

 

最初に、彼女の耳を見た時に気になった『胃』は、

やはり、広い範囲で良くないです。

 

胃痛もあるでしょうし、『胃』はストレスと直結しているので、

何かあると、すぐに胃に出てきてるはずです。

 

『頚椎』の色も悪い。頚も気をつけてください。

 

『三角窩』全体の色が悪い。

それについては、追々、詳しく説明していきますが、

ストレスやひどいアレルギー等が考えられます。

 

・・・それまで知りませんでしたが、

実際、彼女は、金属アレルギーでした。

我慢しながらのピアスはやめましょうね指

 

『顎』の色も悪いので、きっと、「噛みしめ」がクセになっているはずです。

 

「頭痛」は、頚や顎から来ているかもしれません。

 

彼女の耳への取穴は、

まず、睡眠の質を高めることから始め、

頭痛、消化器系を中心にします。

今後、様子を見ながら、取穴は変えていきます。

 

『垂前』『側頭』『後頭』『脾』『胃』をメインとし、それ+αと、

今回は、優れものの『小腸』も+します。

施術直後、彼女の耳は、こんな色に変わりました。
 
耳は、まだ反応が弱いです。
全体の耳色から見て、たぶん、
「粒鍼」は、すぐに取れちゃうでしょうね・・・
 
施術中の彼女の反応は、
痛いですか?と聞くと、「痛いです」と答えました。
どの耳つぼを刺激しても、絶対に、かなり痛いはずなのに、
「痛い!」とは言いません。
 
こういうタイプの方は、
「我慢強い」「痛みに強い」、そんなふうに表現されます。
 
それは良し悪しで、
たとえ「痛み」があっても、
自分のことは後回しにしてしまう、
我慢してしまう、
気づかぬふりで過ごしてしまう、
そんな傾向にあります。
 
怖いのは、自分でも耐えられないほどの症状が出て、受診すると、
「なんで、もっと早く来なかったの!?」と言われるケースです。
 
 
さあ、ここで、改めて、
『中医学』についてお話させていただきます。
 
『中医学は従来予防を重視し、
「治未病」の予防思想を強調している。』
(「簡明中医学基礎:陳志強」より)
 
ここが、私が『中医学』に関して、いちばん感銘を受けている点です。
 
バレーボールをする時、まず、ウォームアップします。
練習の時には、膝にサポーターをつけます。
ケガをしないために、そして、ケガをしても大事にならないようにするための予防です。
 
今、この時期、大事なのは、その「予防」でしょう。
うがい、手洗い、マスク、それは基本ですよね。
 
・・・ただし、
今、どこのお店でもマスクは品薄ですあせる
この前、いつものドラッグストアに行ったら、
マスクは品切れ状態でした びっくりゲ!
 
病気になったら、病院に行きます。
さすがに、私だってそうします。
 
でも、病院に行くより、予防するほうが簡単です。
そして、お金もかかりません。
 
この耳つぼのお仕事を始めて、この2月で丸7年になります。
それと同時に、自分自身でも耳つぼを試し、症状に合わせて耳つぼをし続けてきました。
 
私は、この7年間、一度も風邪をひいていません。
それは、本当。
それ以外では、病院に行きましたが。
 
それ以前は、毎年、必ず、風邪をひいていました。
毎年、ちょうど、この時期、1月~3月の間に風邪をひき、
咳だけがずっと残り、1カ月も長引いたこともありました。
 
風邪をひくと、「いつものこと」と、病院に行き、
薬も、ずっと飲んでいました。
 
この7年間は、それがない。
その間の治療費を考えたら・・・
ニンマリしてしまいます 照れ。。。
 
毎年、3月が終わると、
あ、今年(今年度って感じ指)も風邪ひかなかったわ(-゛-)と思うので、
もし、この後で風邪をひいたら、正直にお話しますね (-゛-)指
 
つまりつまり、私が常に思うことは、
「健康でいること」、それが、いちばんの「節約」になるってことです。
ほんと。
 
 
ご本人の反応とは裏腹に、彼女の耳は、
正直に、ご本人の身体の状態を教えてくれます。
「ちょっと聞いてくださいよ~耳汗」という感じ。
 
私は、これから、彼女の耳が訴えることを、
よ~く聞いていこうと思っています。
 
 
こうして、彼女のカウンセリングシートは、
私の耳ファイルに加わりました。