頑張る、戦う、受けとめる、そして、これも中医学 | みみのきもち 50才からできること

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耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才、56才から放送大学で学び直しをしています。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、耳つぼのお話、ちょっと不思議のお話。

先日、世代は関係なく知られているだろう、
ジャニー喜多川さんが亡くなった。
長年、音楽プロデューサーをされていた方だ。
 
ご冥福をお祈りいたします。
 
そんな偉大な方なので、
TV番組でも、たくさんの特集が組まれていた。
 
各局、ジャニーさんについて、何人ものコメンテーターが語り、
エピソードを披露していた。
 
その中で、デーブ・スペクターさんが、
ジャニーさんについて語ったことが耳に残った。
 
ある日、ジャニーズJr.の子が、
「ボクは頑張っています」と言った。
 
それを聞いたジャニーさんは、
「『頑張る』なんて、わざわざ言葉にすることじゃない」と、
珍しく怒ったのだと。
 
そのエピソードを語り、デーブさんが言ったのは、
「『頑張る』っていうのはあたり前のことだから、
英語には、『頑張る』っていう単語は無いんですよ」
 
そうか、そうなんだよね、
 
例えば、「がんばってね」って軽く声をかけたいときでも、
英語にすると、その状況によって、かける言葉が違う。
 
言葉って難しいんだなと思ってたけど、
そうか、『頑張る』ってことはあたり前だから、
わざわざ、言葉にする必要がないんだ。
 
なんか、
デーブさんが言ったことで感動したって初めてかもっがんばるっ!!ほお
 
泣けるほど、深いっ号泣
 
 
葉っぱ 葉っぱ 葉っぱ
 
 

害がなけれは、良しとしようと言ってたけど、

じゃあ、害がある場合はどうすんのよはてなマーク
 
そりゃそうだ、そう思いますよね。
 
「害がある」相手だったから、
妹は、訴訟を起こし、原告となり、被告と戦うことにした。
 
簡単に、「戦う」と書いたけど、
「何かと戦う」には、多大な労力を要する。
 
体にも心にも、
大きな負担がかかることになる。
 
もし、何かと「戦う」ことを決めたなら、それを、
「覚悟」してから始めないと、
自分自身がつぶれてしまいます。
 
妹は、その覚悟をして戦いに臨んだけど、
裁判というものは、やはり、とても大変なものです。
 
相手だけじゃなく、第三者がたくさん関わってきますからね。
 
戦うって、本当に面倒なことだと思います。
 
なので、なるべく、
何かと誰かと戦うのは避けたいものです。
 
それでも戦わなければいけない時、
そんなときは、まず、「覚悟」です。
しっかり、覚悟して臨むことです。
あとは、流れにまかせることしかできません。
 
では、戦わないときははてなマーク
害があると思っても、戦いたくないときはどうすんのはてなマーク
 
この世の中、自分一人だけでは生きられません。
 
必ず、誰かと関わることになります。
 
それは、たぶん、仕方のないことだし、
当然のことでしょう。
 
だって、人間は、母親から生まれてくるんだから、
その時点で、すでに、母親と関わっています。
 
自分の生活の中で、関わっている誰かがいて、
その人のことを、なんかな~と思い始めたら?
 
そんなことは、たぶん、人間関係においては、
よくあることなんじゃないかしら。
 
なんかな~と感じる、そういう人のことは、
たぶん、理解できません。
理解する必要もないと思います。
だって、人のことを理解するなんて無理ですから。
 
たぶん、自分自身のことを理解することだって、
きっと、難しいことじゃないかなと、私は、常々思っています。
 
なので、「理解」ではなく、「受けとめる」
まずは、それかな、とも、常々思っています。
 
この人(自分自身も含めて)は、こういう人なんだろう、
ただ、そう受けとめる。
 
そこからは、きっと、「流れる」と思います。
 
 
先日のことです。
 
 
・・・私の話ですからあせる
また怪しい・・・そう思われるでしょうあせる
信じてもらおうとも思っていませんが、
引き続き、お読みいただけたら嬉しいです(#^.^#)
 
 
彼女とは数年前に知り合いました。
私よりもずっと年下の、子育て中のママさんです。
 
会えば、普通にお話するし、
彼女の子育てに関してのお悩みがあれば、
先輩としてのアドバイスをさせてもらうこともあります。
 
このBlogのことも話したら、
彼女は、このBlogを読んでくれるようにもなりました。
 
でも、特別に時間を作って話をするとか、
食事に行くとか、そんなことは、今までにありませんでした。
お互いに忙しいですし、
わざわざ、そういう時間を作る必要はなかったので。
 
彼女とはそういう関係で、これまでずっと、
お互いに、そういう距離感で接していました。
 
彼女は、感情を顔に出すタイプの人ではありません。
「出さない」というよりも、単に、「出ない」だけなんだけど、
 
だけど、いつも笑顔だから、
他の人には、彼女の感情は分かりづらいかもなぁ、
それと、彼女の「顔色の悪さ」が気になるけど、
お若いのに、子育てもしながら、お仕事もして、大変だからかなぁ、
そんなふうに思いながら、彼女のことを見ていました。
 
そして、つい先日のことです。
 
いつもと変わらない笑顔の彼女がいて、
たまたま、その横に私がいた時、
ふと見た、彼女の背中から、
湯気のような、蜃気楼のような、
もや~っとしたものが、立ち上っているのが見えた。
 
え、なに、これ?
さすがに、私は驚いた。
 
そして、その背中から伝わってきたのが、
「苦しい」という想い。
 
その時、彼女は私のほうを見てもいなかったし、
変わらず、笑顔のままだったし、
今思えば、あの「もや~」も、私の思い込みかもしれません。
 
でも、彼女の背中から伝わってきたものは、
間違いなく感じ取れました。
 
苦しい、苦しい、苦しい
 
これは、ただ事ではないぞ、
そう思い、彼女のうしろ姿を追いかけて、
ちょっと、話をしない?って声をかけようかと思ったほど。
 
でもなぁ、さすがに怪しすぎるでしょ。。。
 
そう思って、その日は声をかけなかったけど、
その数日後、彼女に会った時に、思い切って、
あのね・・・と声をかけ、
あの日、私が見た(感じた)ことと、伝わってきたことを話し、
一度、時間を作って話をさせてもらうことにした。
 
その「苦しい」が、何を意味していて、
私が彼女の話を聞いたところで、
何が変わるのか分からなかったけど、
このまま、放っておくことはできないと思った。
 
彼女と初めて、ゆっくりと話をした。
 
「佐藤さんには、バレてるんじゃないかと思ってました」
彼女は、笑顔でそう言った。
 
このBlogを読んでいてくれた彼女は、
少なからず、私の「怪しさ」を受けとめてくれていて、
だから、話をしようという誘いにも、素直に応じてくれたらしい。
 
そんなふうに、彼女が受けとめてくれていたことが、
私にとっては嬉しかった。
 
彼女は、この数年間、とても大事なことを悩み続けていて、
ここにきて、大きな決断をしたのだと。
 
そう話してくれた時の彼女の顔色はスッキリしていた。
 
そして、「頑張ります」という彼女に、
あの、デーブさんが言っていたことを話した。
そして、「覚悟」だけは必要だとも話した。
 
 
あの、ネネちゃんの時も驚いたけど、
ネネちゃんには、私が、直接、触れたから、
手に、「想い」が伝わってきた。
 
彼女の、あの「もや~」は、あれは、
中医学で学んだ、「気」なのだろうと理解した。
 
中医学を学んでいなかったら、
「スピリチュアル的なもの」と理解し、
不思議~!で終わらせていたかもしれない。
 
彼女が私の想いを受けとめてくれてよかった。
 
だって、彼女は、今でも、十分すぎるほどに、
頑張ってるんだもの。