お元気ですか? | みみのきもち 50才からできること

みみのきもち 50才からできること

耳つぼジュエリーをお仕事として始めたのは50才、Wワークを始めたのは54才、56才から放送大学で学び直しをしています。
まだまだ続く、双子の息子たちのお話、耳つぼのお話、ちょっと不思議のお話。

「中医学基礎」について、はじめは、『気』についてのお話ですパー

「気の学説」について・・・というと、ものすごく難しく聞こえますが、「気」って、普段、当たり前に使っている言葉ですよねはてなマーク

気が合う、気になる、気のせい、気が付く、気にする、気にいる、気をもむ、気に病む、気持ち、気配、病は気から・・・今、考えただけでも、これだけ出てきますドキドキドキドキ

 

精気は宇宙万物を産生し構成する本源である。

天地・自然界の万物と人は全て統一の物質元素の元気で構成されている。

「元気」とは、元の気。普段、普通に使っている『お元気ですか?』のあいさつは、「あなたの元の気はどうですか?」ということなんですってビックリマークへぇ~~ひらめき電球ひらめき電球ですよね。

 

「気」は、たえず運動し、変化しているもので、昇、降、出、入四つの運動にまとめられます。は下から上へ、は上から下へ、は内から外へ、は外から内へ。

の間に相対的なバランスを保っているのが「正常」な状態。人間においては「健康」な状態にあるということです。

このバランスが、様々な原因で崩れると、体調を崩したり、病気になる、という考え方です。

なるほどビックリマークです。奥が深いですよね~本本本

そして、中医学の中の、様々な療法を使い、この、気のバランスを保っていくのですが、その中の一つが「耳穴診療法」です耳

患者さん(整骨院に来院されるので、「患者さん」と呼ばせていただきます)お一人お一人の耳をよく観察し、お話を聞き、その方の不調の原因を探ります。耳の反射区には、様々なサインが出ます。それは、驚くほど正確です耳耳

 

CASE 2 : Tさん 女性 episode 1

 2015.7月

上の写真、耳の真ん中に、赤い点がありますね。

そこは、「胃」の反射区です。

キズではなく、悪い所に、このように「点」が出たりします。

色にも意味があり、赤色は急性のものです。

毎回、お話を聞く前に、必ず耳を観察し、色の悪さや、点、線が入っている場所チェックします。しっかり点があったので、「胃の調子が悪いですね」とTさんに尋ねると、(夏だったので)吐き気がするまで、水をがぶ飲みしてしまったそうです。耳は、本当に正直なんですよ~。