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総統閣下におかせられましては先日の無礼な言動、平に平に御寛恕賜りますよう伏してお願い申し上げます。
正直すまんかった。
もうねえ、おじさんあっさり前言撤回しちゃいます。
前言って「正直欲を言えば(いわゆる)本店さんのチームのステージが見たかった」ってヤツね。なーんて罰当たりなこと言っちゃったんだろう。
今となってみれば、水曜日にTeam Eのみなさんにお会いできることを心から楽しみにしております。
なんでそんな心境の変化があったかっていうと。
E2の初日、オンデマでやっと見たんです。来週「見逃し2」でしょ。予習予習と思って見たのね。
SKEのオンデマの絵って、すっごいアレだったでしょ、今まで。それが大改善。正面のカメラが引いたり寄ったり振ったりだけだったのが、両脇に追加のカメラが入っただけですっかりよくなった。
見知った人なんて金子くらいだったし。あ、木本は何度か見たことあったかな。
最初に小芝居が始まって、オイオイどうなるのこれ、と思って、どういうわけか中原中也の朗読が始まって。こちとら高校の頃は演劇少年兼文芸少年だったから(朔太郎派だけどね)、こそばゆいやらなつかしいやら、見てて赤面ですよ。
そして本編。
正直そんなに期待してなかったの。
どういうわけかカンジンの「逆上がり」と「否定のレクイエム」はカットされてたし。
でも楽しかった。
間違いなく楽しかった。
出だしは全く顔の区別がつかなくて、自己紹介のMCを聞いても憶えられなかったんだけど、見終わった時には何人か識別できるようになりました。
金子木本はともかく、磯原、上野、小林(亜)、竹内、都築。そして誰よりも柴田。
踊りの上手い下手を論じる目はないんだけど、一生懸命やっている、というのはわかるよ。
僕の見た限り、フリを「流している」ような子は誰もいない。それどころか後列端の方で姿は隠れているのに、髪だけが激しく振り乱れているのだけが見える。ほとんど何も見えないそこで、誰かが一心不乱に踊り続けていた。
表情もアクションもオーバーと言ってしまえばそれまでだし、海千山千で目から怪光線とか弾丸を発射してる子はいなさそうだったけど、とにかく何かを伝えたい気持ちがあふれていることがわかる。
MCだってそうだった。軽やかにすべりつつも、何とかお客と繋がろうとしていた。
しばらく忘れていた、Akimoto-senseiの言葉を思い出しました。
AKBじゃ要領なんかいらないんだ。一生懸命やるだけ。それだけなんだ、って。In AKB, You don't work smart...
You work hard.
「エンドロール」。梅島夏代に比べちゃ勝負にならないけど、ハッとするような鮮やかなターンがいくつもあった。グラスの中はソーダ水だけど、こういう「エンドロール」があってもいいよね。
正直に言う。「わがままな流れ星」は、オリジナルよりよかった。
コバヤシカナ大王陛下と小野には誠に申し訳ないことなのだが。
木本と目の大きな柴田。キュートでパキパキ音が聞こえてきそうなステップ。
「ファンレター」。もともといい歌だと思ってたけど、K5で見た時にはこんなに心が動かされることはなかった。ファンとメンバーの交流をテーマにした、ちょっといい話的な歌だね、という程度の認識だった。だって歌ってるのが大島(優)をはじめ、もう「華奢な自信」なんていう段階は過ぎてそうなメンメンだったから。
でもTeam Eの子たちは違った。
この子たちは、くじけそうな毎日を本当にファンレターに支えられていて、それ思い出しながら歌っているんだ。僕にはそう見えた。
手を伸ばし、会場の、そしてカメラの向こうの僕らにその手を届かせようとしていた。僕にはそう感じられた。
そしてちょっと泣いた。
初日ということもあって、アンコールは出演メンバーひとりひとりの名前をコールするところから始まった。嫉ましいぞ、このステージと客席の幸福で親密な関係。
そうだよなあ、「私の名前 絶対に憶えて/指切りね」ってのがいっとう最初のお約束だったんだもんなあ。
あと「やっぱチームEだなー」って声な(それに対するレスが「だなー」でなく「それな」ってのが今風なのな)。
初日のステージ、やれなかったこと、やり残したことがいっぱいあったに違いない。
それらを噛みしめながらも彼女たちは、次のステージを待つのだろう。
晴れやかな笑顔で。明日/やりたいことをひとつ
心に決めて
ステージは始まったばかり、まだまだ続きはたっぷりある。
僕のやりたいこと?
僕は水曜までに彼女たちの名前を憶えることにしましたよ。



